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ボーン・スプレマシー [Blu-ray]
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UPJ/ジェネオン エンタテインメント

原題: The Bourne Supremacy (2004)
上映時間: 1:48:25
2005年2月11日 日本初公開
公式サイト(英文): http://www.thebournesupremacy.com/

ゴウ先生総合評価: A
  画質(2.35:1): A/A-
  音質(DTS-HD Master 5.1ch): A
  英語学習用教材度: A+
マット・デイモン主演によるジェイソン・ボーン3部作の2作目。共演は、フランカ・ポテンテ、ジョーン・アレン、ブライアン・コックス、ジュリア・スタイルズ、カール・アーバン。監督は、1作目のダグ・リーマンに代わったポール・グリーングラス。

3作目の『ボーン・アルティメイタム』(レビューは、こちら!)は、劇場・HD DVD・Blu-ray Discで見てそれぞれレビューを書いてきたというのに、本作はDVDで見ていただけで、レビューもなし。これではいかんだろうと、BDで見直してレビューを書いているという次第です。

いまだ記憶喪失中のジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は逃走を続け、インドのゴアに恋人のマリー(フランカ・ポテンテ)と隠れて住んでいます。しかし、そこにも追っ手が現れ、マリーは殺されます。復讐に執念を燃やすボーンは、真相を知るために、ナポリに向かいます。

一方、CIAのヨーロッパ支局も不穏な動き。CIAの資金2000万ドルが7年前モスクワ経由で送金されるときに紛失した事件において、証言をしようとしたロシアの政治家が殺され捜査が行き詰まったことがありました。

それが1ヶ月前その情報を握るという人間から連絡があり、関連書類を300万ドルで買い取ることをパメラ・ランディ(ジョーン・アレン)に求めてきたのです。ところが、そのファイルは盗まれ、関係者も殺されます。そして、そこに残されていたのが、ボーンの指紋でした。

そこで、ランディは犯人をボーンと特定し、ボーンの情報を求めます。そうすると、それがCIAの極秘計画である「トレッドストーン」に絡んだものだと分かり、ランディは内情を知るウォード・アボット(ブライアン・コックス)と組んでベルリンに向かいます。

ナポリに着いて、自分に殺人の嫌疑が懸かっていて、CIAが追っているということを知ったボーンは、真相を求めて、ベルリンへと向かうのでした……。

トニー・ギルロイとブライアン・ヘルゲランドの脚本は、よくできています。開始早々に、恋人を殺し、ボーンが陰謀に巻き込まれていることを明らかにし、その上で主要人物であるランディとアボットを「トレッドストーン」を介して明らかにする。ここまで30分。その中でもアクション・シーンやカーチェイスを絡ませて、観客をぐいぐい引きつけます。

平均1.9秒というカット割りは、実にめまぐるしいものでありますが、『ボーン・アルティメイタム』を見た人間には、これでもゆっくりとしたものに思えるから不思議です。

さらに、本作のボーンは十分に強いけれども、隙が残されていて、まだ成長途上にあるというように描かれているのが、興味深い限り。

たとえば、元トレッドストーンの同僚の家に忍び込んで同僚と対峙したときに、かかってきた電話のベルに気を許した瞬間、相手から攻撃を受けてしまいます。そして、負傷。そのあとも左胸に銃弾を受けたり、脚を骨折したりしますから、呆れんばかりの強さを見せる『アルティメイタム』のボーンの前段階であることがよく分かります。

とはいえ、その緻密な計画立案能力とクレバーな立ち回り、さらに強力な身体能力は、3作に共通したもの。面白さを引き立てます。

特に、最後のタクシーを使ったカーチェイスは、予定調和のないリアルそのものな展開。あのくらい衝突があるのが当たり前だと見ていてうれしくなります。それにしても、ボーンはよくも生き残れたものだと感嘆しますが、生き残っても不思議に思わない演出は見事。すごい着想です。

ただし、映画の終わりで自分の殺人の罪を謝るところは、ややセンチメンタルすぎるように映ります。人間らしさを取り戻したボーンを描いたのでしょうが、『アルティメイタム』で鬼神のように暴れまわるボーンを知っているだけに、この部分が必要だったかどうか疑問です。

内容: A-

++++++++++

画質(2.35:1): A/A-

Gump TheatreにてPS3からHDMIケーブルによって1080/24p信号をTA-DA3200ES経由でDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50 GB。コーデックは、VC-1。伝送レートは、1 Mbpsから49 Mbps。

アリフレックスの35mmフィルム・カメラで撮影された本作、ほとんどが手持ちカメラによる撮影。監督は、3作とも担当しているオリヴァー・ウッド。

VC-1だとは思えないほど、フィルム・グレインをほどよく残した、彫りの深いフィルムルックな絵。ツルツルしすぎた印象は、まったくありません。

解像度は極めて高く、劇場やDVDではいらつくかもしれないカット割りの速さもBDだと見通しがよい分、それほど気になりません。ただし、やや遠めでスクリーン全体を視野に入れるようにしたほうが楽ではあります。

色温度は、やや低め。オレンジが支配的な色調。肌に温もりがある質感。暗部情報は多く、階調も滑らか。黒もよく沈み、夜のシーンでも、見にくさはありません。大画面の近接視聴も問題なしですが、4メートルは離れた方がよいでしょう。

『アルティメイタム』よりも画質は上かもと思わせます。A評価とするかどうか、悩みました。

音質(DTS-HD Master 5.1ch): A  

TA-DA3200ESからサラウンド・バック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル再生。伝送レートは、3.4 Mbpsから5.8 Mbps。

『アルティメイタム』と互角。ノイズフロアは低く、透明度は抜群。チャンネル・セパレーションがよいので、左右前後上下に散乱する音が団子状にならずにつながり、抜群のサラウンド感を演出しています。ジョン・パウエルのリズムを刻む弦楽がすっきり聴こえるのは凄いのひと言。

超低音成分は、タイミングよく機能し、ブーミーになることもありません。それでいて打撃音・銃声、ともに重みを感じさせます。恐怖感が募ります。

音が重なり合うのに、セリフの抜けも厚みも文句なし。A+評価でもおかしくありません。

英語学習用教材度: A+

日本語・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。セリフ量は、平均。ボーンは一度も笑わないし、発言もかなり少なめ。俗語・卑語も少なめですが、テクストとしてはややもの足りないかもしれません。ただし、特典は豊富なうえ、音声解説を含めすべてに英語字幕がつくのはユニバーサルBDの利点。さらに、英語字幕がシネスコ画面の中に収まります。全体的に見ると、これほどの教材は、そうそうありません。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題も、The Bourne Supremacy。訳せば、「ボーンの優越性」もしくは「ボーンの主権」。1作目は、自分のアイデンティティに戸惑いながら戦い続けたボーンが、本作では確信をもってCIAに戦いを挑みますから、このタイトルは妥当。ですが、何人の日本人が“supremacy”の意味を知っていることでしょう。そろそろカタカナ・タイトルにカッコよさを感じるのはやめたほうがよいと思うのですが。

本シリーズのキャスティングは、個人的にみると、実に不思議なもの。マット・デイモンを始め、だれもがその役でなければならない必然性が薄い気がするのに、それでは代わりがだれがよいかがすぐに思いつけません。本作で言えば、ジョーン・アレンがまさにそれ。この微妙なミスマッチ感が映画に緊迫感を与えているような気がします。

ブライアン・コックスが30分近く映画を残して、自殺してしまうのは、賛成できない発想。もう少し最後まで生きて引っ掻き回してほしいものでした。

ミシェル・モナハンがCIA職員としてちょっとだけ出ていたのに気づき、驚かされました。本作のあと、彼女の花が咲き出します。

☆7500万ドルの製作費で、アメリカで1億7624万ドル、海外で1億1226万ドル、計2億8850万ドルの売り上げ。これは、2004年度全米8位、世界で14位の興行成績に当たります。ちなみに、全米でも世界でも1位は『シュレック2』です。

BDの特典は、以下の通りです。まずは、次の音声特典。

  ポール・グリーングラス監督による本編音声解説

音声は、ドルビーデジタル・ステレオ(192 kbps)。英語字幕がしっかりつきます。

   〔じ開シーン (11:50)
  ◆.▲ぅ妊鵐謄ティーの一致:キャスティング (5:23)
   撮影手法:リアルさの追求 (4:58)
  ぁ’破シーンの舞台裏 (4:00)
  ァ.献Дぅ愁鵝Ε棔璽 逃亡の軌跡 (4:46)
  Αヽ米シーンの舞台裏 (4:21)
  А.ラッシュシーン:モスクワでのカーチェイス (5:58)
  ─.ーチェイスシーンの舞台裏 (6:49)
   橋からの逃走シーン (4:41)
   ジョン・パウエルによる音楽 (4:46)
   ボーンの生みの親パート2 (4:42)
   ボーンの症状パート2 (5:39)
U-CONTROL ピクチャー・イン・ピクチャー

映像に関して言えば、次の通り。

 Д譽拭璽椒奪スのシネスコ・サイズ(2.39:1?)のSD画質(MPEG-2/480p)。
◆銑ΑΝ・・:スタンダード・サイズ(1.33:1)のSD画質(MPEG-2/480p)。
АΝ─Ν:レターボックスのビスタ・サイズ(1.78:1?)のSD画質(MPEG-2/480p)。

音声は、すべてドルビーデジタル・ステレオ(192 kbps)。

嬉しいことに、すべてに英語字幕がつきます。

☆アクション映画好きな英語学習者なら、この3部作をすべてBDでそろえて繰り返し見て勉強するというのは、相当に有効。実際、当英語塾INDECの会員も何人かそろえてもっています。ただし、オススメはUK盤。日本語字幕・吹替えつきで、いまならたった17.99ポンド。英語は楽しく勉強しないと。



++++++++++

見て損はない痛快娯楽作。見るなら、BD。強くオススメします!
| 外国映画(ハ行) | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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