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(500)日のサマー


原題: (500) Days of Summer (2009)
上映時間: 96分
2010年1月9日 国内劇場初公開
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/

東宝シネマズ・シャンテ スクリーン1 D-9
2010年1月19日(火)11時25分の回

ゴウ先生総合評価: C+
  画質(2.35:1): A-/B+
  音質(SRD): A-/B+
  英語学習用教材度: A-/B+
わが愛するズーイー・デシャネルがヒロインを務める低予算インデペンデント系ロマンティック・コメディ。主役は、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。監督は、本作が長編映画デビューとなるマーク・ウェブ。

大好きなデシャネルが出ますし、アメリカではゴールデン・グローブ作品賞にノミネートされたりして評判がよいので、ぜひ見たいと思っていた作品。公開10日を過ぎたら、空いているだろうと思い、1300円で見られるサービス・デーの昨日行ってきました。

同じ場所で見た『ジュリー&ジュリア』(レビューは、こちら!)がもの凄い混雑ぶりでしたので、今回もかなり混んでいるのではと恐れていたのですが、ガラガラ。200人入るところに30人いたかどうか。

個人的には、嬉しい限りですが、クリティックス・チョイスの映画であって、見てみると実は大して面白くないのではないかと危惧しながら幕が開くのを待ったのでした。

その思惑は、的中。48歳のオジサンには、ほとんど面白さを嗅ぎ取れない96分となりました。

建築を勉強しながらもその道には進まず、グリーティング・カード会社でクリエイターの仕事をしているトム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、運命の愛を求める女性経験の少ない(あるいは、まったくない)男。

そんなトムがひと目ぼれをしてしまったのが、社長秘書として入社したサマー・フィン(ズーイー・デシャネル)。しかし、サマーはトムと付き合い、肉体関係まで持つにもかかわらず、恋人関係になることを拒絶します。そして、付き合って300日ほど経つとふられてしまうのでした・・・。

おそらく若いひとたちはトムの魅力に気づかないサマーをバッシングするのでしょう。しかし、個人的には当たり前だろうという感じ。ゴードン=レヴィットが演じるトムがサマーの恋人もしくは夫にふさわしいとはとても感じられません。

妙に青臭くて、世間知らずで、そのくせ自分の建築家になる夢はどこかに置き忘れている。サマーに求めるのは、あるがままの自分を受け入れてくれる母親のような包容力。いまどきこんなものを求めてくる男に、女性が惹かれるのでしょうか。

その証拠に、最後のシーンでのトムの変貌が挙げられます。ある意味デシャネルよりもゴージャスに見えるミンカ・ケリー演じる女性を面接会場でナンパすることに成功するのですが、そのときのトムはサマーにふられてカード会社を辞め、建築の道に進むためにスーツを着て“男らしい”存在になっていたおかげ。

これが本作の答だとしたら、何て古臭いテーマで作られているのでしょう。そのアナクロニズムは、『卒業』のエンディングに憧れるトムの姿に表れます。そして、そうしたアナクロニズムをよしと受け入れる観客にも衝撃を覚えます。この手の男の成長物語なら、過去に腐るほど作られているだろうに、と。

ともあれ、最後までサマーの肩を持ちたい気持ちのまま。デシャネルの魅力も、個人的には不発のまま終了。まあ、どんな形であれ彼女の笑顔を見られただけでもよしとするか、と劇場をあとにしたのでした。

++++++++++

画質(2.35:1): A-/B+  

パナヴィジョンのパナフレックス35mmフィルム・カメラで撮影されたという本作、始まってからしばらくは焦点があっていないのかと思うほどぼんやりとした画質。

字幕は手書き風のものでしたが、すっきりとしているのに絵が大甘。輪郭がだぶり、画面の中で映された文字がにじみます。色あいも茶系が強い感じ。

1時間ほど経つと徐々に慣れてきましたが、この絵のせいで本作の印象が悪くなったことは否めません。アメリカで発売されているBlu-ray Discで確認したいところです。

音質(SRD): A-/B+  

基本的にフロント重視のおとなしめの音響設計。リアに回るのは、音楽が主で時に環境音という感じ。

違和感があったのは、音楽の音像が大きすぎること。

シャンテのせいかもしれませんが、サイモン&ガーファンクルの「旧友」がかかるシーンでギターは一台なのに、それがスクリーン全体から響いてくるように聞こえて、10メートル以上の大きさをもったギターのように感じられます。

同じく、歌も中央定位しないので、これまた巨人のポール・サイモンとアート・ガーファンクルが唄っている様子。すごく疲れました。もう少しどうにかならんものでしょうか。ミュージックビデオ製作出身の監督によるものとは思えない無造作な音響設計。もう少しセンシティブになってくれないと、繊細なあの頃のサイモン&ガーファンクルの雰囲気は伝わりません。

英語学習用教材度: A-/B+

字幕翻訳は、古田由紀子。セリフがドバーッと迫ってくるタイプの映画かと思ったら、意外とそんなことがなく、平均の量。俗語・卑語も使われますが、かなり品のよい方。TOEIC900点以上のひとなら、字幕なしでも7割程度は分かりそうです。(劇場での評価は、潜在的教材度を表しています。)

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題も、(500) Days of Summer。何で括弧つきの表記なのかも、理解したいようなどうでもいいような、そんな感じです。

時系列が行ったり来たりするやり方も、途中から何ともわずらわしくなってきます。トムは、ただメソメソしているだけですし。

☆サマーと一夜を過ごしたあと、いきなりダンス・シーンになるのにもそのありきたりな演出に辟易しました。あれはないでしょう、あれは。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットは、『G.I.ジョー』(レビューは、こちら!)や『セントアンナの奇跡』(レビューは、こちら!)に出ていたんですね。申し訳ないけれど、まったく記憶にありません。

☆デシャネルが自分の持ち歌“Sugar Town”をカラオケで唄ってくれたのは、嬉しい限り。でも、出来とすれば、『イエスマン』(レビューは、こちら!)の中で唄う歌の方が上です。

☆750万ドルの製作費で、アメリカで3240万ドル、海外で2620万ドル、計5860万ドルの売り上げ。そんなに入ってはいけないような映画のように思えるのですが。

☆アメリカではすでにBlu-ray Discが発売されています。



仕様は、次の通りです。

1080P 2.40:1 Widescreen
English 5.1 DTS-HD Master Audio
French, Spanish and Portuguese DD5.1
English and Spanish subtitles

次のような特典がつきます。

Feature commentary with Director Marc Webb, Writer Michael Weber, Co-Writer Scott Neustadter and Actor Joseph Gordon-Levitt
Lost Days of Summer: 9 Deleted and Extended Scenes With Optional Commentary by Director Marc Webb, Writer Michael Weber, Co-Writer Scott Neustadter and Actor Joseph Gordon-Levitt
Not A Love Story – Making (500) Days of Summer
Summer At Sundance
Two Audition Tapes With Optional Commentary By Director Marc Webb
Geoffrey Arend (“McKenzie”)
Matthew Gray Gubler (“Paul”)
Summer Storyboards
Bank Dance Directed By Marc Webb
Mean’s Cinemash: “Sid and Nancy/(500) Days of Summer”
Music Video: “Sweet Disposition” By Temper Trap
Six Conversations With Zooey and Joseph
Filmmaking Specials
Disc 2: Digital Copy

いまのところ、購入予定はまったくありません。

++++++++++

久しぶりに途中で映画館を出ようかと思ったほど、退屈でした。それでも、サマーがトムをふってくれたので、多少ホッとした次第。デシャネルにこんな男で満足する女性を演じさせてはいけませんから。個人的には、レンタルDVDを待ってもよいかと思います。オヤジ世代のたわ言と取ってもらって構いませんが。
| 外国映画(カ行) | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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