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おくりびと (レンタルDVD)
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アミューズソフトエンタテインメント

2008年製作
上映時間 2:10:23
2008年9月13日 劇場初公開
公式サイト: http://www.okuribito.jp/

ゴウ先生総合評価: B+
  画質(1.78:1): A-/B+
  音質(DTS 5.1ch): A-/B+
アカデミー賞外国語映画賞を始め、賞という賞を総なめした感のある本作、劇場公開はまだ続いていますが、DVDが発売されるという異例が発生。アカデミー賞直後の混雑はなくなったようですが、いまさら劇場へ行くのもためらわれて、DVDにて鑑賞。

オーケストラのチェリストだった小林大悟(本木雅弘)は、オケの解散に伴い自動的に失業。生まれ故郷の山形県酒田市に妻の美香(広末涼子)と帰郷。そこで勤めだしたのが、佐々木生栄(山崎努)が経営するNKエージェントという納棺業の有限会社。妻や世間の偏見と戦いながら、大悟は納棺師としての人生を歩み始めるのでした・・・。

題材はトリッキーながら、新人がベテランの指導のもと、さまざまなトラブルを乗り越えて成長して行くという基本プロットは、昔からある不変のもの。逆に言えば、納棺師を人間の成長物語の中で描くと決めたところが、一般受けを成し遂げた一因だと判断しました。どんな仕事にでも、修練は必要なのですから。

とはいえ、その点が本作の限界にもなっているのではないでしょうか。試合や競争に出るわけではない主人公に頼る本作の場合、主人公の内面の変化だけを描くことになる以上、見始めた瞬間から結末は見えてしまいます。そのため、あとは途中のプロセスをどれだけ楽しめるかどうかにかかってくるわけです。

そのためでしょう、サブストーリーとして大悟の父の失踪と思わぬ再会や妻や友人の偏見とその融解が用意されているのですが、それもこれもすべて納棺師という題材の特異さゆえに意義をもつものであり、それを超えた普遍性があるかと問われれば、やや疑問。

さらに、数多く盛り込まれた食べ物にまつわるエピソードなどの小ネタに頼らざるをえない構成が、興味深いものの整合性が取れているかと言われれば、それもまたやや疑問。

その弊害は、本木雅弘、山崎努、余貴美子、笹野高史という芸達者の中に広末涼子が入ると、ものすごい不協和音を感じてしまうことに現れている気がします。なるほどこれが広末批判の一因かと考えた次第です。広末の持ち味を活かす脚本でなかったと判断せざるを得ません。その意味で、本作の脚本の完成度には問題を感じます。

とはいえ、古くからのファンとして山崎の練達ぶりには感動。映画としては、伊丹十三監督の『お葬式』 (1984)を超えているとは思わないものの、山崎の熟成はさすが。彼をキャスティングしたところで、本作の成功のベースはできあがったといってよいでしょう。

本木がもしも山崎のキャスティングに噛んでいたとしたならば、納棺師を映画にしようと提案したこととあわせて、本木のプロデューサーとしての資質の高さに舌を巻かざるをえません。

内容: B+

++++++++++

画質(1.78 : 1): A-/B+  

Gump Theatreにて、480pのDVD信号をPS3において1080p信号にアップスケールしてDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。伝送レートは、2.9 Mbpsから8.9 Mbps。

日本映画にしては、かなりの高画質。輪郭は太り、細部の解像度は甘めになりますが、発色は素直で暗部階調もかなり粘るので、大画面で見ても、それほど違和感を感じません。HD1の色温度を高めに設定してやると、かなり見通しのよい絵に感じられます。4メートルも離れれば、十分に鑑賞に耐えられます。

音質(DTS 5.1ch): A-/B+  

TA-DA3200ESからサラウンド・バック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル再生。伝送レートは、755 kbps。

伝送レート448 kbpsのドルビーデジタルとの差はわずかながら、やはりDTSの方が音の抜けや純度は上。こちらを基準に聴きました。

基本的にフロント重視。リア・サラウンドが活躍するのは、音楽がメイン。弦楽器の響きがかなり芳醇に響きます。特に、狙いのチェロの音は見事。超低音は、映画の性格上、控えめ。ただし、ナチュラル。セリフの抜けも問題なく、十分に楽しめます。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆大悟の実家の元スナック「和」。そこに置かれているのが、JBLのスピーカー。とはいえ、それはここ5、6年で発売されたと思しきもの。だとすると、あのスピーカーは、大悟の亡き母がそろえたのでしょうか。やや考えにくい設定。パラゴンとは言いませんが、古いJBLのスピーカーを置いておけばよかったのに。

☆レンタルDVDには、何も特典はつきません。セルDVDには次のような特典がつくようです。

メイキング「おくりびとの、おくりびと。」
未公開映像「納棺の儀」
予告編集

++++++++++

悪い映画だとは思いませんが、期待したほどの感動がなかったのは事実。まずは、レンタルDVDでお試しください。
| 日本映画(あ行) | 09:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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