CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< January 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan (JUGEMレビュー »)
別冊宝島編集部
英語で憲法を読んでみれば、戦勝国アメリカから押し付けられたことが手に取るように分かります。50年以上、修正されていない憲法。時代にそぐわない内容。それでも、憲法改正、不要ですか?
★★★★★
RECOMMEND
駅 STATION [DVD]
駅 STATION [DVD] (JUGEMレビュー »)

高倉健を知りたければ、まずこの一本。「渋さ」の意味が分かります。★★★★★
<< クリント・イーストウッドは、いまでも熱い! | main | 気になる英語表現(08-44): 重罪犯にも選挙権を >>
最高の人生の見つけ方 (Blu-ray Disc)
最高の人生の見つけ方 (Blu-ray Disc)
最高の人生の見つけ方 (Blu-ray Disc)
ワーナー・ホーム・ビデオ

原題: The Bucket List (2007)
上映時間: 97分
2008年5月10日 日本初公開
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/

ゴウ先生総合評価: B+
  画質(ビスタ): A/A-
  音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+
  英語学習用教材度: A-
大ファンのジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演。しかも、監督がロブ・ライナー。見たくてたまらなかったのですが、劇場へ行くことはかないませんでした。

そこへBDが発売されたというニュース。勇んで見たら、何とも小粋な人生ドラマ。97分という短かさも快適。一気に見通しました。

ストーリーは、だからハリウッド映画は嫌いなのとサラ・ポーリーが目くじらを立てて怒りそうな、ハリウッド版『死ぬまでにしたい10のこと』(レビューは、こちら!)。

ロス・アンジェルスにおいてよき夫、よき父、よき祖父として自動車整備工をしながら家庭を支えてきたカーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマン)は、末期がん。入院した病院で、一代で10億ドル企業を作ったやり手のエドワード・コール(ジャック・ニコルソン)と同室になります。エドワードも末期がんだったのです。

そこで作ったのが「死ぬまでにしたいリスト」。そして、そのリストを手に生まれも育ちも人種も違うふたりが一緒に世界中へ旅に出かけるのでした・・・。

まずもって、戸惑うのはジャック・ニコルソンが老けて好々爺を演じること。黒人のカーターと同室になった状態で、もっと極度にその状況を嫌うかと思ったら、意外とすんなりカーターと仲良しになります。

この辺のもって行き方に、ライナーの演出らしく大きな違和感はありません。ですが、もう少し衝突があってもよかったかもしれません。大金持ちのエドワードは、本来は相当嫌みな男。それがカーターと出会ったことで変わって行くという過程をもっと見たいものでした。

とはいえ、さり気なく年寄りふたりの内面の葛藤を描くジャスティン・ザッカムの脚本は、テンポもよく味のあるもの。金持ちのたわ言と文句をたれずに、名優ふたりの高度な演技合戦を楽しむのが、大人の態度というものでしょう。

こうして死ねるのならと、エドワードとカーターがうらやましくてたまらなくなる映画でありました。

**********

画質(ビスタ): A/A-  

Gump TheatreにてPS3からHDMIケーブルによって1080/24p信号をTA-DA3200ES経由でDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。1層25 GB。コーデックは、VC-1。伝送レートは15 Mbpsから38 Mbps。

グレインがたっぷりと残されているのに、Hi-Defらしい高い解像度を武器に爽やかな発色と滑らかな暗部階調を誇る画質。輪郭もエッジを立てすぎることなくスッキリと伸びています。1層25ギガバイトという容量の少なさは、画質には深刻な影響を与えていません。

音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+  

TA-DA3200ESからサラウンド・バック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル再生。伝送レートは、640 kbps。

寂しいのは、音声仕様。このご時世にロスレス音声すらも収録していないのは、半分詐欺行為。ワーナーのBD戦略が批判される所以でもあります。こういう登場人物たちの内面をえぐるタイプの映画こそ、細部を表現できる音声フォーマットで勝負すべきです。

実際、全体にノイズが絡むような印象。セリフの抜けは悪くないものの、音の薄さは否めません。サラウンドするのは、基本的に音楽だけ。効果音がリアに回るのはわずか。もう少し音にもこだわってほしいものでした。

英語学習用教材度: A-

英語字幕・日本語吹替えつき。俗語・卑語は、ジャック・ニコルソンの映画ですから、多少は飛び出しますが、許せる範囲。セリフ量も多く、勉強にはなります。許せないのは、特典の少なさ。メイキングもコメンタリーもついていないとは・・・。評価も下げざるを得ません。A-/B+も考えたほどです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題は、The Bucket List。本作では「棺桶リスト」と訳してありますが、これには説明が必要でしょう。“bucket”は、あの「バケツ」。それを使った“kick the bucket”という熟語があります。首吊りをする時に踏み台にしたバケツを蹴飛ばして目的を遂げることから、「死ぬ、くたばる」という意味です。ゆえに、命令形で使って「死ね」とか「くたばれ」という罵り語として使われます。その“bucket”がここで使われて、「くたばる前にしたいことリスト」の意味になっているという次第です。

☆そのリストの中でいちばん好きなのが、「泣くまで笑う」というもの。英語では、“Laguh until I cry”。笑って死にたいですよね。

ロブ・ライナーといえば、『スタンド・バイ・ミー』 (1986)というひとが多いことでしょう(先週末、中学2年の娘が喜んで見ていました)。ですが、個人的には、『恋人たちの予感』 (1989)や『めぐり逢えたら』 (1993)、そして『迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-』(レビューは、こちら!)の軽妙なラブコメを作りながら、『ミザリー』 (1990)や『ア・フュー・グッドメン』 (1992)のようなサスペンスも作れる才人。本作も末期がん患者という難しい題材を陰鬱にならず、とはいえ軽すぎもせず描けるのは立派。まだまだがんばれます。

ジャック・ニコルソンの開頭手術の痕はすごい迫力。当たり前といえば当たり前ですが、髪の毛を剃り上げていて、リアリティ十分です。

ニコルソンの演技力の凄さは半端ではありません。このひとの顔を見ているだけで、本BDの貧弱な仕様を許す気になれます。

☆それにしても、モーガン・フリーマンの受けの演技の卓越さには舌を巻きます。共演相手を最高に引き立てます。早く交通事故から回復してもらわないと。

☆たびたび出てくるクイズ番組Jeopardy。アメリカではもの凄い人気です。それにしても、カーターはものすごい博学。大学に行くお金さえあったら、歴史学の教授になれたことでしょう。

☆この映画で知りました。ウォルト・ディズニーの死体が冷凍保存されていることを。いずれ蘇生してもらうつもりでしょうか。

☆4500万ドルの製作費で、アメリカで9300万ドル、海外で8100万ドル、計1億7400万ドルを売り上げています。ライナー=ニコルソン=フリーンマンの黄金トリオのパワーは強大です。

BDの特典は、なんと“Say”(by John Mayer)のミュージック・クリップだけ。まったくいただけません!

++++++++++

本作は、ロブ・ライナー流の『神曲』(The Devine Comedy)。リストがエドワードとカーターの共同作業で完遂されるというオチにも納得。

ゆえに、内容にはA-を付けたいのですが、BDの出来はCランク。安易に購入をオススメできません。まずは、レンタルBDでお試しください。 

| 外国映画(タ行) | 10:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.indec.jp/trackback/779747
トラックバック