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ファウンテン 永遠につづく愛 (DVD)
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ヒュー・ジャックマン,レイチェル・ワイズ,エレン・バースティン,ダーレン・アロノフスキー

原題: The Fountain (2006)
上映時間: 97分
2007年7月14日 日本初公開
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/fountain/index.html

ゴウ先生総合評価: B-
  画質(ビスタ): A-/B+
  音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-
  英語学習用教材度: A
ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズの共演というだけで、興味をそそります。しかも、チラシが印象的でした。チャンスがあれば劇場までと思っていたほどです。

そんなわけで、期待を高めてDVD鑑賞。でも、ちょっと違う・・・。

まずもって、現代の普通のラブ・ロマンスだと思ったら、冒頭から違います。スペイン兵とマヤ族の戦いからスタートするのです。

何じゃ、これは?

そして徐々に映画の構成が分かってきます。主人公トム・クレオ(ヒュー・ジャックマン)は、脳腫瘍の特効薬を研究している医者。そんな彼の妻イジー(レイチェル・ワイズ)は、皮肉なことに、脳腫瘍に罹患しいつ死んでもおかしくない状態になっています。

そのために、トムはイジーをひとりっきりにしてイジーを救うためにと研究に没頭します。一方、ひとりの時間をイジーは、スペインの中南米制圧をヒントにした小説“The Fountain”を書いています。

本作は、現実の世界とイジーの小説の世界、そして未完に終わった小説をトムが書き綴った第16章の未来の世界がオーバーラップしながら展開します。

その意味では、一見複雑そうなストーリー展開ですが、夫が妻の命を救うために必死になり、放置された妻はそれを寂しがるという状況をファンタジックかつスピリチュアルに描いた内容とまとめることができる話。はまった人にはたまらない魅力にはなるでしょうが。

個人的に目を引いたのは、ヒュー・ジャックマンのフォトジェニックさ。3人の男を演じるのですが、どれも見事。特に16章のハゲ男のトム役はその身のこなしといい、ジャックマンでなければできない役であることを思い知らされます。

とはいえ、ペダンチックに流れるところに嫌みを感じ、もっとさり気ない夫婦愛を描けないものかと思わせます。設定は普通、内容は深遠というタイプの映画をこのダーレン・アロノフスキー監督には期待したくなるのでした。

++++++++++

画質(ビスタ): A-/B+  

Gump Theatreにて、480pのDVD信号をPS3において1080pにアップスケールし、その信号をHDMIケーブルによってTA-DA3200ES経由でDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。伝送レートは、3 Mbpsから8 Mbps。

輪郭はやや太りがちですが、解像度も透明感もなかなかのもの。発色も素直。問題は、暗部階調の不自然さ。どれだけ調整しても、暗闇の向こうの気配をうまく再生できません。BD発売の場合は、どこまで変わるでしょうか。

音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-   

TA-DA3200ESからサラウンド・バック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル再生。伝送レートは、448 kbps。

見事な音響設計。前後左右上下、音が豪華絢爛に散乱します。思いもよらぬ方向から音が響いてくることに驚かされます。ノイズフロアもドルビーデジタルにしては低く、セリフの抜けも良好。DVD最高レベルの音でしょう。

英語学習用教材度: A

英語字幕・日本語吹き替えつき。俗語・卑語はほとんどなく、かなり難しい単語が飛び出すハイレベルなセリフ回し。英語字幕と日本語吹替えを使って、細かいニュアンスまで理解できるように努めると相当な勉強になります。惜しむらくは、特典映像に英語字幕がついていないこと。A+を逃しました。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題は、The Fountain。イジーが書いている小説のタイトルです。「源泉、起源」という意味で使われています。アダムとイブの物語がモチーフになっているので、把握しやすいことでしょう。

☆本作、もともとは2002年にブラッド・ピットとケイト・ブランシェットで製作費7500万ドルの大作として作られる予定だったのが、一度はポシャッてしまったのだとか。でも、本作を見ると、トムの役はヒュー・ジャックマン以外考えられなくなります。

The Fountainはイジーが手書きで書いた草稿状態。その筆記体が美しく惹かれました。もちろん、レイチェル・ワイズではなく、スタッフが書いたのでしょうが。

☆『ナイロビの蜂』(レビューは、こちら!)の時にはそれほど感心しなかったレイチェル・ワイズ、本作は「素敵」のひとこと。特にスペイン女王イザベラ役の時は、気品に満ち溢れています。

☆『スパイダーマン2』(レビューは、こちら!)でオクタビアス博士の妻ロザリーを演じたドナ・マーフィがトムの研究スタッフのひとりとして参加しています。ちょっと太った印象ですが、魅力的な女優です。 

☆最近よく出会うエレン・バースティン。本作でもトムの上司の医者役で出てきます。上品なおばさんです。

☆撮影監督のマシュー・リバティークは、大好きな『僕の大事なコレクション』(レビューは、こちら!)を撮った人物。正面からの顔のアップを多用するダーレン・アロノフスキーの演出をきちんと支えています。

特典は、次のもの。

  宇宙船の中の自然

  「ファウンテン」の舞台裏:死と復活(7種)

後者の最後に収められた「インタビュー」という名のレイチェル・ワイズとヒュー・ジャックマンの対談は聞きものです。

☆製作費は、第一次プロジェクトから大幅に引き下げられた3500万ドル。それでも、アメリカでは1000万ドルちょっとしか売り上げきれませんでした。配給会社からすれば、ブラピならという思いでしょう。

++++++++++

好みが別れる映画。まずはレンタルDVDでお試しください。
| 外国映画(ハ行) | 12:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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