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LIMIT OF LOVE 海猿 (DVD)
LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション
LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション
2005年製作
2006年5月6日 劇場初公開
公式サイト: http://www.umizaru.jp/

ゴウ先生総合評価: C
  画質(スコープ): B-
  音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+
昨年70億円も売り上げたモンスター・ムービー。鼻白んでしまい、ゴウ先生、劇場には行きませんでした。ところが今回GEOが旧作レンタル半額キャンペーンをやっていたので、暇つぶしにはよかろうとDVDをレンタルして、小学3年の息子と見たのでした。

実は『海猿』シリーズ、映画もテレビドラマもまったく見ていません。原作のマンガも読んだことはなく、映画が始まってしばらく続く伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太のグダグダした絡みもまったく理解できません。多少、3人の基本的人間関係が分かっただけ。

そこへふって湧いたかのようにおきる突然の鹿児島湾内での大型フェリーの座礁事故。もう少し事故前のプロローグがあってよいのではと思うのですが、それは映画・テレビを見ている人には無駄なものという判断なのでしょう。門外漢のオジサンはついていけません。

そして、最も違和感を感じたのが、鹿児島湾“内”の座礁事故という設定。ポスターやDVDのカバーでは、沈没するフェリーはタイタニック号のように垂直状態で沈没しているのですが、水深がどう考えても15メートルもない湾内ではそのような沈没は絶対にありえないこと。

これから先どうやって話を進めるのだろう?開始10分前後で抱いた率直な疑問です。

それから始まる何とも滑稽なシーンの数々。それでも感動してしまうのに、涙を流させてくれないヘンテコ設定。本作、ぶっ飛んでいます。

色々と皆さん文句をお持ちのようです。仙崎海上保安官(伊藤)の最大の愚行である、避難の最中に「携帯電話」を使って延々と恋人(加藤)にプロポーズするシーンなどありえるものではありません。「早く逃げろ」とスクリーンに叫びたくなります。

しかし、そういうヘンテコシーンは許せるのです。なぜなら、本作は『逆境ナイン』(2005) の羽住英一郎の監督作品なのですから。

つまりは、海上保安庁に舞台を移した不屈闘志(玉山鉄二)と月田明子(堀北真希)の青春グラフィティを描こうとしているのでしょうから。

逆境ナイン かけがえのない通常版
逆境ナイン かけがえのない通常版

それでも許せないのは、リアリティを無視した設定の数々。

まず解せないのは時任三郎演じる本庁警備救難部救難課専門館下川が、あっという間に東京からやってくること。たとえ専用機を使ったとしても、事故発生から到着までに3時間はかかるはず。つまりは、事故の陣頭指揮を取れる時間はほとんどなかったはずです。

第二に、海上保安官の活躍に焦点を当てたいせいなのか、フェリーの乗組員の姿が見えないのも理解できません。

第三に、傾いたフェリーの船内が水平なのも理解できません。

こうしたリアリティの欠如が、熱気にあおられた劇場で見るのならいざ知らず、冷静に細部をチェクできるDVD鑑賞においては足を引っ張ってしまいます。劇場に行かなくてよかった。ただそれだけです。

++++++++++

画質(スコープ): B-  

Gump Theatreにて、480pのDVD信号をPS3において1080p信号にアップスケールしてDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。伝送レートは、6 Mbps前後。

一見、粗い画質。CG多用のための配慮でしょう。CG多用の映画といえば、『日本沈没』(レビューは、こちら!)。こちらはかなり美しい画像を作れていました。もう少しがんばってほしいところです。

特に暗部階調がイマイチ。冒頭の飛行機事故で仙崎が要救難者の手を離すシーンは何が起きているのかよく分かりません。大画面でも一応楽しめることはできるというレベルです。

音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+

伝送レートは、448 kbps。絵に対して音は迫力十分。特に音響設計には感心しました。飛行機やヘリコプターの後から前へ移動するシーンなどには相当なこだわりを感じました。ただし、台詞の抜けが悪いのには閉口。俳優の滑舌の悪さも手伝って、時々収録されている日本語字幕に頼りたくなりました。セル盤収録のDTSの音を聴きたくなります。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆題名にある“Limit of Love”。どう考えても「愛の限界」という訳しか出ません。つまりは、愛があっても救えないものは救えないという内容になっているのだと思ってしました。ところが、話はまったくの逆。愛には限界がないという話。何という英語力のないタイトルのつけ方なのでしょう。唖然です。

☆俳優で気に入ったのは、光石研。何かやってくれそうな気がして、彼が画面に入るとじっと見てしまいました。何もやってくれませんでしたが。

☆作戦室で美木良介の隣で台詞もなく座っているだけの初老の男、何者でしょう?

☆役者を使い切っていません。吹越満は一応今回の事故で人生をやり直そうとする男の役ですからまだよいのですが、同じ要救難者役の大塚寧々は可哀想。高校時代「恋愛研究会」に入っていたというだけの役。もったいなさすぎます。

☆仙崎の隊長の石黒賢も何だか出番なし。浅見れいな演じるレポーターも役目が分からないし、ディテールがグズグズの本作でした。

☆本作を見ようと思った本当のキッカケは『守護神』(レビューは、こちら!)を見て、どのくらい似ているか気になったからです。そしたら、オープニングがまんまそれ。羽住英一郎、よくやったと思ったのですが、後はダメ。

☆個人的に加藤あいという女優に魅力を感じないこともあって、途中からはしらけてしまいました。それでもウルウルきそうになったのは、海の男への憧れからでしょう。

☆今年の夏はお台場の船の科学館へ毎週行っていたゴウ先生一家、この映画を見せたらまた行きたくなりました。海上保安庁の巡視艇がすぐそこに停泊していますから。

☆海上保安庁による『逆境ナイン』だと思って、主要人物を数えていたら、加藤を入れると本当にちょうど9人になりました。俳優名で挙げておきます。

  伊藤英明・佐藤隆太・時任三郎・美木良介・石黒賢・
  津田寛治・光石研・市川しんぺー・加藤あい

+++++++++++

細部に目をつぶられるかどうかが、本作の評価の決め手。いったんズレに気づくとどうにもなりません。まずはレンタルDVDでお試しください。とはいえ、レンタル盤にはDTS 5.1chが収録されていませんが・・・。
| 日本映画(ら行) | 14:22 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
恋愛研究会で プログで 検索しています。
海猿 おもしろいですね。2は 感動です。
カップルで この映画見えたらいいなぁ。
恋愛研究会(名前検討中)映画好き会(名前検討中)
| カン&村石太マン | 2010/10/15 8:31 PM |
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