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タラデガ・ナイト -オーバルの狼- (DVD)
タラデガ・ナイト -オーバルの狼-
タラデガ・ナイト -オーバルの狼-
原題: Talladega Nights: the Ballad of Ricky Bobby (2006)
劇場未公開
公式サイト(英文): http://www.sonypictures.com/homevideo/talladeganights/

ゴウ先生総合評価: B-
  画質(スコープ): B+
  音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+
  英語学習用教材度: B+
ウィル・フェレルが大好きなゴウ先生、劇場未公開の本作がDVDリリースされるのを心待ちしていました。

しかし、ソニー・ピクチャーズ製作の本作、調べてみたら本国ではブルーレイ・ディスク(BD)も発売されているとか。これならBDを買った方がよかったかもという思いが脳裏をよぎります。

ともあれ、レンタルしてきたDVDをPS3に入れて見ると、1080pにアップスケールしても、やっぱりイマイチの画質。最近のソニー・ピクチャーズが出すDVDは、BDの画質のよさを強調したいのか、それほどよく仕上げてありません。本作も例外ではありませんでした。

しかし、音は別もの。サーキット場にいるかのようにグルグル回ります。これがBDだったらもっとすごい迫力だろうにと思った次第です。

さて、おバカさん映画であることは間違いありませんが、ウィル・フェレル作品らしく芯はまじめ。

「いちばん以外は、全部ビリ」という父リース・ボビー(ゲイリー・コール)の教えを守り、花形NASCARレーサーになったリッキー・ボビー(フェレル)。手に入れるものを全部手に入れ、絶頂を極めます。

ところが、そんな時に大クラッシュ。それまでの自信はどこかへ飛んで行ってしまい、NASCARレースのチャンピオンの座をフランス人のゲイのドライバー、ジャン・ジラール(サシャ・バロン・コーエン)に奪われ、妻も親友キャル・ノートン・ジュニア(ジョン・C・ライリー)に横取りされ、すべてを失い、母ルーシー(ジェーン・リンチ)の元へ帰ることになるのでした。

ピザ屋のバイトをしながら生活していたリッキーは、家を飛び出していた父リースが帰ってきてアドバイスを得たことでめざめ、もう一度NASCARレースに復帰するのでした・・・。

ストーリーだけ追うと、このように実にまじめ。しかし、それをふざけきった小ネタでつなぎだすと、日本人にはなかなか受け入れられないトンデモ・コメディが生まれるのでした。

それもこれも、まともな人間がひとりも出てこないあちらの世界(?)のコメディのなせる業かもしれません。だれかまともな人間がいて、それをからかいのめすところに笑いが生まれるのが普通の感覚ですが、本作は違います。全員、ヘン!

それゆえ、笑いが同質なものが同質なものを引き出すという形で展開する分、こうしたコメディに馴れない人はついていけないのでしょう。日本での劇場未公開措置、分からないではありません。

さらに、テンポもイマイチ。弾むように映画が進みません。それもこれも、フェレルとサシャ・バロン・コーエンのギャグが長すぎるからです。全体のバランスを崩し、時に見る者をしらけさせてしまいます。

とはいえ、ディープなファンにとっては、なかなか嬉しい作品。何せフェレル一家の勢揃いですから。

『奥さまは魔女』(レビューは、こちら!)の脚本を担当したアダム・マッケイが、フェレルとともに書いた脚本を監督し、『40歳の童貞男』(レビューは、こちら!)の監督、『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(レビューは、こちら!)の脚本、『ペナルティ・パパ』(レビューは、こちら!)の製作総指揮を務めたジャド・アパトーが製作しています。

さらに、共演陣が豪華。『シカゴ』(2002)や最近では『今宵、フィッツジェラルド劇場で』(レビューは、こちら!)で活躍しているジョン・C・ライリーがフェレルと異常な友情を見せてくれますし、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(レビューは、こちら!)のサシャ・バロン・コーエンがフランス人レーサーを怪演してくれてもいます。ファンには堪えられません。

ともあれ、いま旬のコメディアンを見たければ、本作です。

+++++++++

画質(スコープ): B+  

Gump Theatreにて、480pのDVD信号をPS3において1080p信号にアップスケールしてDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。

荒れた画質とはいえませんし、輪郭が太くオーバーシュートすることもないのですが、どこか雑味のある画調。BDが見たくなります。

音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+  

音はかなりの迫力。特にレーシング・シーンは最高。『カーズ』(レビューは、こちら!)に肉薄しています。

英語学習用教材度: B+

英語字幕・日本語吹替えつき。しかも、特典映像はタップリ。これなら普通A評価となるのですが、足を引っ張ったのが、使われる英語。俗語・卑語のオン・パレード。これではとてもAランクは与えられません。テクストとして使う場合には、注意してください。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題は、Talladega Nights: the Ballad of Ricky Bobby。訳せば、「タラデガの夜/リッキー・ボビーの物語」ぐらいでしょうか。NASCARレースは大概昼にやるわけですから、レースそのものよりもそれ以外の部分がポイントになることが分かります。邦題の副題は池沢さとしの1970年代のレース漫画『サーキットの狼』に影響を受けたものでしょうが、ちょっと内容とずれているような気がします。

☆「いちばん以外は、全部ビリ」の英語は、次の通り。なかなか味わい深いアメリカ哲学です。

  If you ain't first, you're last!

☆面白いのが、もみ上げの長さ。途中登場してくる大金持ちの投資家たちのそれは短く刈ってあるのに、ウィル・フェレル、ジョン・C・ライリー、サシャ・バロン・コーエンのそれは長大なもの。この辺に、住む世界の違いを如実に表しています。

サシャ・バロン・コーエンは、まさに『ボラット』そのままのイメージ。特に最後のフェレルと交わす長いディープ・キスには注目です。どぎつさに恐れ入ります。

☆個人的に嬉しかったのは、『アルマゲドン』(1998)・『グリーンマイル』(1999) のマイケル・クラーク・ダンカンの登場。少し細身になったようですが、マッチョな巨体は健在。こういうコミカルな演技も素晴らしい。もっと出てきてくれないと。

☆それにしても、本作、フェレルを始め長身の俳優ばかり。ダンカンのデカさがそれほど目立ちません。

☆こういう映画のお約束として、多数のカメオ出演があります。エルヴィス・コステロ、モス・デフをはじめ、レーサー、マスコミ関係者など実名で登場してきます。ゴウ先生、知らない人間ばかりで閉口してしまいましたが。

ものすごい興行収益。2006年8月6日に3803スクリーンで全米公開された本作、2週連続で全米一、最終的には1億4800万ドルの売り上げを叩き出しています。

++++++++++

個人的には、フェレルの映画としては少々満足行きません。ですが、カーレースの迫力は『デイズ・オブ・サンダー』クラスですし、関心ある方には面白い素材です。BDで見直してみたいと思っているゴウ先生です。評価が大幅に変わる可能性を秘めています。

ともあれ、まずはレンタルDVDでお試しください。Shake and bake!
| 外国映画(タ行) | 14:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
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