CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan (JUGEMレビュー »)
別冊宝島編集部
英語で憲法を読んでみれば、戦勝国アメリカから押し付けられたことが手に取るように分かります。50年以上、修正されていない憲法。時代にそぐわない内容。それでも、憲法改正、不要ですか?
★★★★★
RECOMMEND
駅 STATION [DVD]
駅 STATION [DVD] (JUGEMレビュー »)

高倉健を知りたければ、まずこの一本。「渋さ」の意味が分かります。★★★★★
<< 青春☆金属バット | main | 気になる英語表現: Yahoo!は蘇るか >>
舞妓Haaaan!!!

舞妓Haaaan!!! (出演 阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ)
2007年6月16日 劇場初公開
公式サイト: http://www.maikohaaaan.com/index.html

新宿バルト9 スクリーン8 H-21
2007年6月19日(火)10時50分の回

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(ビスタ): A-
  音質(SRD?): A
★『300』は見られなかったけれど・・・

もともとは『300』を見るつもり。ところが、新宿行きのバスに乗ったら、予期せぬ渋滞。開始時刻はとっくに過ぎて、それならいいやと、本作に変更。見たい映画はゴマンとあります。

バルト9近くの金券ショップをのぞいたら、東宝の株主招待券を1200円でどうぞのひと言。現金なもので、大いに気分を持ち直してバルト9に向かいます。『300』よ、いましばらくお待ちあれ。

平日朝のチケット・カウンターは、予想以上にガラガラ。何度も来ていますが、こんなことは初めて。待ち時間ゼロでチケットを手に入れられたのでした。

高所恐怖症のゴウ先生、下が見えるバルト9のエスカレーターが大嫌い!何とか11階まではエスカレーターに乗れたものの、そこから先は階段。トボトボと13階まで上がります。こんなことをしている人は誰もおらず、まったく因果な宿痾であるものよと嘆く次第です。

スクリーン8も、ガラガラ。250人のキャパシティに30人もいたのでしょうか。ちょっと意外。人気は高いと思っていたのに。でも、少ないのは、こちらにはラッキー。周囲に邪魔されず、スクリーンに没入できます。

★クドカンの最高傑作!

そして始まった本作、弾けてます!飛んでます!冒頭からエンジン全開。クドカン・マジックにしびれまくりました。

主人公・鬼塚公彦(阿部サダヲ)が熱いパッションをもって夢と希望を叶えていく物語。毒とパンチに彩られていますが、芯は実に古典的ガンバリズム。

ゴウ先生、毎週火曜の夜に行っているオープン・セミナーという集まりで、INDECの会員諸君に「サラリーマンは絶対に見る映画!」とさっそく推薦してしまいました。

『プラダを着た悪魔』(レビューは、こちら!)や『幸せのちから』(レビューは、こちら!)と並んで、ビジネス・パーソンに生きる希望を与えてくれます。夢への執念なら、『世界最速のインディアン』(レビューは、こちら!)と対抗できるとまでいったら、ほめすぎでしょうか。相当バカバカしい話ではありますが。

★あらすじ

鈴屋食品というカップめんが主製品の東京本社に勤める鬼塚公彦。高校3年の修学旅行で訪れた京都で舞妓さんにひと目ぼれ。それから12年、舞妓さん紹介のホームページまで作って、舞妓さんに憧れる日々。

そんな公彦に訪れた京都支社への転勤。交際中の同僚大沢富士子(柴咲コウ)を冷たくふって、夢の京都へ飛んでいきます。

しかし、そこに待っていたのは「一見さんお断り」に代表される京都の格式。お茶屋遊びが似合う男にならねば来てはいかんという鈴屋食品社長鈴木大海(伊東四朗)の諫言を受け入れ、公彦は寝る間を惜しんで新製品開発に命を懸けます。

そして、できた「あんさんのラーメン」。かやく別売りのシステムが受けて、大ヒット。晴れてお茶屋遊びのデビューとなるのでした。

そこで出会ったプロ野球のスター内藤貴一郎(堤真一)。舞妓にもてまくる内藤に競争心を燃やし、公彦も信じられない活躍をしていきます。

その間、富士子は公彦のことが忘れられず、公彦が愛する舞妓になれば、自分を振り返ってくれるかと思って、京都にきて舞妓になるのでした。

しかし、公彦は自分をふり返ってはくれません。そして、ふたりは・・・。

本作、現代版「無責任男」です。途中本家の故植木等を出演させるところにも、その意図が徹底されています。

そして、自分の夢の実現のために、あらゆる犠牲を厭わず邁進するハチャメチャ公彦。ゴウ先生、始終エールを送りたくなりました。

★公彦に学ぶ成功の秘訣

まとめると、次の6点を挙げることができると思います。

続け切ること!

高校3年から12年間、飽きもせず、舞妓に憧れ続ける。素晴らしい執念です。こうでなくては、大きなことはできません。

夢のためなら犠牲を厭わない!

新商品開発のために、不眠不休で働いた結果、胃潰瘍。手術を受けなければならない羽目になります。このなりふり構わぬ態度には頭が下がります。

固定観念に縛られない!

このご時世に舞妓オタクになる公彦。あげくは京都にプロ野球チームを作り、しかもそれに自分が選手として出てしまいます。通常考えないことを平気でやる。公彦の強さです。

素晴らしい支援者がいる!

鈴屋社長を始め、京都支社の先崎部長(生瀬勝久)やパート社員の良江さん(キムラ緑子)など、公彦の魅力に気づき一心不乱に支えてくれるのです。幸せ者です、公彦は。

素晴らしい好敵手がいる!

内藤貴一郎がいなければ、公彦はありえません。遠い目標を一歩一歩詰めていく。そのためには、ライバルが必要なのです。

素晴らしい恋人がいる!

京都出身ではなく、三重出身だからとふるような公彦なのに、それを慕い続ける富士子。こんな恋人がいたら、必死でがんばれるとしたものです。うらやましい!

人と夢に支えられて駆け抜ける公彦の青春。ゴウ先生、正直うらやましいと思いました。あのパッション、見習わないといけません。

++++++++++

画質(ビスタ): A-  

絵は、邦画のレベルを越えています。デジタル(DLP)上映のくっきりさはないものの、邦画のフィルム上映としてはかなりの出来。どの日本映画もこのレベルを維持してくれないと困ります。

音質(SRD?): A

音が素晴らしい!前後左右、回ります。特に音楽が秀逸。途中の「一見さん」など聞きほれました。セリフの抜けも申し分なく、さすが音にうるさいクドカン映画でありました。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆見ながら思ったのは、本作が『SAYURI』(2005) に対する批判として作られたのではないかということ。『シカゴ』のロブ・マーシャルが作り出した、日本とはまったく違う異空間に対して、「京都」という実在の町を徹底的に分析して提示する。だれかがやってくれないといけない作業をクドカンがやってくれました。英語字幕をつけて、海外へと出してほしい作品です。

クドカンこと宮藤官九郎・ファンであるゴウ先生、いろいろと見てきていますが、本作がベスト作品のような気がします。以下、レビューを書いているクドカン作品を列挙しておきます。

  木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
  真夜中の弥次さん喜多さん
  69 sixty nine
  木更津キャッツアイ 日本シリーズ
  ドラッグストア・ガール

☆クドカンばかりが目立ちますが、監督の水田伸生も難しいシーンをしっかりと映像化して立派な作品に仕立て上げています。評価すべきでしょう。

☆途中で入る「一見さん」のミュージカル・シーン。あれで全編通してほしかったと思うほど素敵でした。真矢みき、輝いています。

☆公彦が通っていた高校の名前が埼玉県立熊谷農林。実在するのでしょうか。ちなみに、公彦は3年5組です。

☆内藤が主演して70億円の大ヒットを飛ばしたという映画が『山猿』なのには大笑い。しかも、それに対抗して公彦が監督・主演で作ろうとしたのが『THE有頂天時代劇』!この辺のパロディ、『パッチギ!Love & Peace』の下品な嘲笑よりもこなれていて、素直に笑えました。

阿部サダヲ、最高でした。本作が彼の代表作になったことは間違いありません。今年の映画賞で彼に何も賞をあげないとしたら、審査員の目は節穴です。

堤真一の下品な関西弁、彼のおかしさを増長して、これまた堤のベスト演技でしょう。

☆実に可愛かった柴咲コウ。『どろろ』(レビューは、こちら!)と『県庁の星』(レビューは、こちら!)の鬱憤を晴らしてくれました。

☆忘れてならないキムラ緑子さん。セリフの数は極めて少ないのですが、存在感は最高。『パッチギ!Love & Peace』(レビューは、こちら!)のフラストレーションを解消してくれました。

☆少し控えめながら、しっかりと味を出してくれた生瀬勝久。この人の笑いを封印するとは、何と贅沢な使い方なのだろうと感心したほどです。

☆大御所、伊東四朗もイラチの社長役がピッタリ。最初に公彦を突き放す冷酷さは伊東にしか出せません。

舞妓・芸妓役の小出早織(駒子)、京野ことみ(小梅)、酒井若菜(豆福)の存在感も艶やか。

++++++++++

最後、少しテンポがだれるところがあってA-としました。しかし、元気を出してくれる映画であることは間違いありません。阿部サダヲの過剰演技が鼻につく人にはまずいかもしれませんが、そうでない方は十分に楽しめるはずです。

ぜひ、ご覧ください!オススメします!
| 日本映画(ま行) | 13:36 | comments(0) | trackbacks(15) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
舞妓Haaaan!!!
節度と品を保って遊びましょう。
| Akira's VOICE | 2007/06/21 3:21 PM |
舞妓Haaaan!!
舞台挨拶の回を外したにもかかわらず大混雑でした。予告編観てただけでかなり笑えたんで期待できるんではないあと思ってましたが、いやはやこんなに笑えるとは!!
| B級パラダイス | 2007/06/22 7:39 PM |
舞妓 Haaaan!!!
待望のフリーパスゲット。タダ観1本目は、楽しみにしていた「舞妓 Haaaan!!!」 やりすぎの感がする、ドタバタ・おバカ・エンタメムービーです。素直に笑い、楽しみました。面白かったです。
| 八ちゃんの日常空間 | 2007/06/22 11:47 PM |
舞妓Haaaan!!!
【2007/06/16】06/17鑑賞製作国:日本監督:水田伸生脚本:宮藤官九郎出演:阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、京野ことみ鬼塚公彦は東京の食品会社で働く平凡なサラリーマン。ただひとつ普通じゃないのは、修学旅行で京都を訪れて以来、熱狂的な舞妓ファンだと
| 映画鑑賞★日記・・・ | 2007/06/23 12:27 PM |
舞妓Haaaan!!!
カップ麺製造会社に勤める鬼塚公彦は学生時代の修学旅行で舞妓さんに一目惚れして以来、舞妓と野球拳をする事を夢見ていた。ある時、京都支社に異動が決まった鬼塚は、恋人の富士子と別れ一人京都へ引っ越すが、お座敷遊びの前には大きな壁が立ち塞がっていた。一方
| 5125年映画の旅 | 2007/06/23 6:54 PM |
『舞妓Haaan!!!』
監督:水田伸生 脚本:宮藤官九郎  CAST:阿部サダヲ、柴崎コウ、堤真一 他 STORY:京都でお茶屋遊びをする事が夢の舞妓オタクの鬼塚公彦(阿部サダヲ)は、念願叶って勤め先の京都支社へ転勤となる。しかし、「一見さんお
| Sweet* Days** | 2007/06/23 7:18 PM |
映画 「舞妓Haaaan!!!」 観てきました。
舞妓はーん!!! “はーん”の部分はどのくらい伸ばして発音したらいいのでしょう。 ■映画「舞妓Haaaan!!!」 公式サイト ■舞妓Haaaan!!! (シネマトゥデイ) ■DVD:舞妓Haaaan!!! (出演 阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ) 脚本はクドカンこと宮藤官九郎の
| THE有頂天ブログ | 2007/06/23 8:05 PM |
映画『舞妓Haaaan!!!』を試写会にて鑑賞。
 8日、有楽町のよみうりホールにて『舞妓Haaaan!!!』を鑑賞した。 主権は東京ニュース通信社のテレビブロス。試写状にはスペシャルゲストありとの記載があるせいか試写会場は開場前から大混雑、開場15分前に到着したのだが7階のホールへの列は1階に届く
| masalaの辛口映画館 | 2007/06/23 10:20 PM |
舞妓Haaaan!!!
☆舞妓Haaaan!!!☆(2007)水田伸生監督宮藤官九郎脚本阿部サダヲ・・・・・・・・・・・・・・・・鬼塚公彦堤真一・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内藤貴一郎柴咲コウ・・・・・・・・・・・・・・・・・大沢富士子(駒富士)小出早織・・・・・・・・・・・・
| ぷち てんてん | 2007/06/23 11:14 PM |
舞妓 Haaaan!!!
製作年度 2007年 製作国 日本 上映時間 120分 監督 水田伸生 製作総指揮 三浦姫 脚本 宮藤官九郎 音楽 岩代太郎 出演 阿部サダヲ 、堤真一 、柴咲コウ 、小出早織 、京野ことみ 、 酒井若菜 、キムラ緑子 、大倉孝二 、生瀬勝久 、山田孝之 、須賀健
| タクシードライバー耕作の映画鑑賞日誌 | 2007/06/24 8:47 AM |
舞妓Haaaan!!!
バカバカしさ全開のコメディは、クドカンの脚本だけあり情報量過多で、コロコロと展開が変わるドタバタ騒動劇。無責任な情熱で勝負する熱狂的な舞妓ファンの青年に阿部サダヲ。美人の柴咲コウが、舞妓姿がまったく似合わないので驚いた。ノリはあくまで軽いが、図らずも
| 映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評 | 2007/06/24 10:44 AM |
舞妓Haaaan!!!
      「金払たら、なにしてもかまへんねん」(悦)   ひゃ、くぅ、え〜、ちょ、も、どんだけ、あかんって。。。 おもろすぎるやんかいさぁぁぁぁーーーーっ!!! ま、騙された思て、一回観てみて〜な。 いきなりから「つかみOK」ですから。 これ
| UkiUkiれいんぼーデイ | 2007/06/24 5:24 PM |
舞妓Haaaan!!!
面白かった!ひたすら笑ってました。 とにかくテンポ良くてバカと楽しさと笑い!そういう映画なんで 細かい事考えずに楽しんでしまいましょう。 すごくふっきれた娯楽映画。 宮藤官九郎作品の中で、阿部サダヲの役は常に ハイテンションな場合が多くて、 いつ
| It's a Wonderful Life | 2007/06/24 5:34 PM |
舞妓 Haaaan!!!
面白すぎ!!! 阿部サダヲが本当は気持ち悪くて(すみません)あんまり~ 気はすすまなかったんだけど。。。 いやあ~ 面白かったです!!! 絶対オススメ!!! 大笑いしちゃいます。 まじ &#90049;いつもありがとうございます。。。          
| ちわわぱらだいす | 2007/06/24 6:27 PM |
舞妓 Haaaan!!!
クドカンについてはあまりよく知らず・・・クドカン作品はテレビ・舞台・映画どれもちゃんと観たことがないのです。 阿部サダヲさんは結構好きです。。 この映画、映画館ではかなり前から予告編やっていて、あまりのしつこさに?どうしても映画を観たくなってしまっ
| future world | 2007/06/25 12:17 AM |