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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (DVD)
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
原題: THE ROYAL TENENBAUMS (2001)
2002年9月7日 日本初公開
公式サイト: http://www.movies.co.jp/royal/index.html

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(スコープ): A-
  音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+
  英語学習用教材度: A
『ライフ・アクアティック』(レビューは、こちら!)のウェス・アンダーソンの初監督作品。見る人を選ぶ映画ではありますが、ゴウ先生には素晴らしいものに映りました。立て続けに2度見たほどです。

まずは超豪華な出演陣に目を奪われます。主要登場人物を役名と併記するとこうなります。

  ジーン・ハックマン    ロイヤル・テネンバウム
  アンジェリカ・ヒューストン    エセル・テネンバウム(妻)
  ベン・スティラー    チャス・テネンバウム(長男)
  グウィネス・パルトロー   マーゴ・テネンバウム(長女)
  ルーク・ウィルソン   リッチー・テネンバウム(次男)
  オーウェン・ウィルソン   イーライ・キャッシュ
  ダニー・グローヴァー   ヘンリー・シャーマン
  ビル・マーレイ   ラーレイ・シンクレア
  シーモア・カッセル   ダスティ
  クマール・パラーナ   パゴダ

本作の真価は各俳優の競演というだけにとどまりません。脚本が素晴らしい。ウェス・アンダーソンとオーウェン・ウィルソンが共同で書いた脚本は、一見取りとめもない小ネタの羅列に思えます。

しかし、細部の無数のくすぐりが家族の離合集散と重なりあって、何ともいえない可笑しみと哀しみを驚きの中に織りなしているのです。

あらすじは、こうです。高名な法律家であったロイヤル・テネンバウム。22年間家族をほったらかしにしてホテル住まいをしています。しかし、法律家の資格を剥奪された彼は無一文。3人の天才の子供たちと一緒に暮らすことを夢見て本作は始まります・・・。

まず、テンポよくテネンバウム家の過去と現状を説明する第1章。そして、17年ぶりに家族が一同に会すことになる第2章。ここまで26分。登場人物が多いにもかかわらず、しっかりと状況がつかめるようになっているのには、舌を巻かざるを得ません。

そして主題は、原題に表されています。The Royal Tenenbaums。つまり、一家の主は22年前から主としての義務を放棄しているのに、離婚していないために、エセル以下の家族はすべて「ロイヤル・テネンバウム一家」と法律・習慣上呼ばれるのです。

本音と建前が分離したこの構造。本作が進むに連れて次第にその二重構造がひとつにまとめ上げられるようになります。そして、その過程にも様々なくすぐりがひと山もふた山も存在するのでした。

++++++++++

画質(スコープ): A-  

Gump Theatreの120インチ・スクリーンに映された絵は立派なもの。色合い・鮮明感はほぼ申し分なく、輪郭がもう少し細く、透明感が出れば満点です。

音質(ドルビーデジタル5.1ch): A-/B+  

リア・サラウンドは控えめの音響設計。しかし、寂しさはありません。セリフの抜けは申し分なく、アクション映画ではない本作だと十分です。

英語学習用教材度: A

英語字幕・日本語吹替えつき。アレック・ボールドウィンのナレーションを始め大量のセリフ。俗語は混じるものの、目くじらを立てるほどもなく、良質なテクストとして使えます。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆細部と全体が複雑に入り混じる本作、DVDで繰り返し見て、細部のこだわりに注目するのが、楽しむコツでしょう。

☆登場人物の性格分けを着ている服で分けるというのもウェス・アンダーソンのこだわりのようです。今回は、チャスに赤(と喪服用の黒)のアディダスのジャージー、マーゴにはラコステのワンピース、そしてリッチーにはフィラを着せ続けます。

☆ジーン・ハックマンの存在感は別格として、その他の俳優で光っている順に記しておくと、次のようになります。

  .襦璽・ウィルソン (彼の存在が本作でもキモ)
  ▲哀Εネス・パルトロー (アイラインが最高)
  オーウェン・ウィルソン (衣装ダンスから登場する姿に注目)
  ぅ咼襦Ε沺璽譽 (ヒゲが『ライフ・アクアティック』と同じ)
  ゥ瀬法次Ε哀蹇璽凜  (怪しい会計士)
  Εマール・パラーナ (ひと言、怪しい!)
  Д掘璽皀◆Εッセル  (怪しい医者)
  ┘▲鵐献Д螢・ヒューストン (意外にも、実にまともな役)
  ベン・スティラー (彼を目当てに見ると、失望するかも)

☆ジーン・ハックマンがつけたロイヤルの若き日の髪型が何とも・・・。でも、あんな髪型をハックマンは若い頃していました。

テネンバウム邸の隣は、日本の大使館邸であるはずなのに、旗が違います。

☆ハックマンとパルトロウはタバコの吸いすぎ

☆途中ポール・サイモンの「僕とフリオと校庭で」が途中でかかって、ポールの大ファンであるゴウ先生、嬉しくなりました。

☆この街には、ジプシー・タクシーしか走っていないのでしょうか?

興行収入。Amazon.comによれば、2001年12月14日に全米公開された本作、2100万ドルの製作費で、5200万ドルの売り上げをアメリカで挙げています。なかなかのヒットと言えるでしょう。

++++++++++

ニューヨーク・タイムズが2001年度ナンバーワン映画に選んだというのも肯ける快作。見て損はない作品です。

オススメします!
| 外国映画(サ行) | 15:39 | comments(0) | trackbacks(2) |
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
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