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ゴー宣・暫 1
ゴー宣・暫 1
ゴー宣・暫 1
小林 よしのり

ゴウ先生総合評価: A
『新ゴーマニズム宣言』だけは単行本化されると買っていましたが、『SAPIO』はほとんど読みません。なので、『新ゴー宣』が15巻で終結していたとは知りませんでした。『いわゆるA級戦犯』も『新ゴー宣SPECIAL』という形で続いているのだと誤解していたのです。

いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
小林 よしのり

ところが、小林よしのりともあろう天才は、やはりひとところにとどまっていません。「日本」をこよなく愛する氏は、歌舞伎十八番の掛け声からタイトルを取った『ゴー宣・暫(しばらく)』というアリーナに戦場を変えたのです。

それでも、筆の鋭さは、冴えることこそあれ、鈍ることはありません。それは、序章「悪人見参!」の第一場「言論の覚悟」にはっきりと示されています。インターネットの匿名性の中に隠れたり、社会的権力を利用して使われる「言論テロ」と一線を画した議論を展開すると断言します。

小林氏のファンならば、こうした「覚悟」はすでに承知のうえでしょう。しかし、改めてそうした決意を聞くと、日本の置かれた状況の厳しさを鑑み、身の引き締まる思いがします。たとえこうした無名ブログに書く身としても、あだやおろそかに文章を綴るまいと思わされた次第です。

そして、本作の白眉である「まだまだ誰も『歴史』をわかっちゃいない」と名づけられた第二幕は、相変わらず教わるところ多く刺激的です。

内容とすれば、『いわゆるA級戦犯』を補佐したものですが、相当勉強している人でも知らない内容が多いことでしょう。

特に第二幕・第五場「天皇を救ったA級偉人」で述べられた内容には、勉強不足のゴウ先生は、新鮮な驚きを禁じえませんでした。東条英機・松岡洋右・板垣征四郎がナチスと対立してまでユダヤ人を救ったというのですから。杉原千畝だけがユダヤ人を助けたわけではないのです。

これだから、謙虚に史実を追うことが大切なのです。

第二幕は、東京裁判史観の誤りを徹底的に正すところから、安倍晋三総理の変節を徹底的に批判します。それが第六場「安倍総理は闘う政治家か?」です。

当ブログでも何度か「気になる英語表現」で英米の社説を分析しながら、就任以来安倍総理の政治的変化を指摘してきました。そして、そういう総理の手法には個人的にも釈然としていませんでした。

その思いをズバリと代弁してくれる小林氏の小気味よさ。溜飲の下がる思いです。ただし、氏が予想しているようには、安倍総理が春の例大祭に靖国参拝をするとは思えないのですが・・・。

個人的に一番面白いと思ったのが、第三幕第二場「ブックオフは文化破壊だ!」でした。ブックオフの登場により、新刊書が売れなくなり、小さな新刊書店が潰れている実態を糾弾しています。その結果、日本全体の「文化度」が低下すると喝破するのです。

日頃、ブックオフの巧みなビジネス・モデルと経営手腕に目を奪われがちでしたから、この指摘には冷や汗をかきました。個人的にはほとんどブックオフを利用しないのですが、そのせいで特に漫画家の収入が激減しているという事実には恐ろしさを感じます。この状態が続けば、出版業界では売れる作家の寡占状態が促進し、一部の売れないけれども味のある作家は消えていかざるを得なくなる可能性があるからです。

ともあれ、現代日本のあらゆるものに警鐘を鳴らし続ける『ゴー宣・暫』。読み応えのある一冊です。

オススメします!
| 推薦図書 | 18:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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