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ライアー ライアー (DVD)
ライアー ライアー デラックス・エディション
ライアー ライアー デラックス・エディション
原題: Liar Liar (1997)
1997年6月 日本初公開

ゴウ先生総合ランキング: B+
  画質(ビスタ): A-
  音質(DTS 5.1ch): A-
  英語学習用教材度: A
21世紀に入ってからのジム・キャリー主演作品は全部見ているのですが、それ以前のものには未見のものがまだあります。

そこで予習なしに手に取った本作。まずもって相手役に『ER』のアビー・ロックハート役のモーラ・ティアニーが出ているのに感激。そして、弁護士ネタであることにまた感激。

アビーが出ているからこそ『ER』は見続けますし(シリーズ10の3話目にしてジョン・カーターと破局してしまいましたが)、アメリカの法廷ものはシリアス・ドラマであれ、コメディであれ大好きですから。

そうして見始めた本作、面白いしおかしいのですが、ゴウ先生にはうっとおしい。86分しかない映画なのに、120分の映画のように長く感じられます。

良くも悪くも、本作がジム・キャリーのための映画であるからでしょう。ストーリー展開の面白さというよりも、キャリーのアドリブで突っ走る姿にゴウ先生はついていけなくなりがちなのでした。

調べてみると、脚本はポール・グアイとスティーヴン・メイザー。こう言っては何ですが、他にヒット作を持たない三流の脚本家。敏腕プロデューサー、ブライアン・グレイザーと監督トム・シャドヤックが、キャリーを光らせるために知恵を絞った映画という感じがします。

ゆえに、大量のなぞがストーリー展開に生じます。

まずもって息子マックスの5歳の誕生日のお祈りのせいで、フレッチャー(キャリー)が嘘をつけなくなるかがよく分かりません。

そんなことを気にするよりは、嘘をつけなくなってのた打ち回る弁護士という設定を過激に演じるキャリーに注目せよというのでしょうが、気になるものは仕方ありません。

さらに、フレッチャーはオードリー(ティアニー)と離婚しているのですが、この二人、険悪な感じがまったくしません。ならば、どうして離婚してしまったのでしょう?

上昇志向の強い弁護士であるフレッチャーが、家庭を顧みなくなったからでしょうか。何らかの説明があるべきです。

その点、同じ弁護士でも息子との仲が悪くなる家庭をきちんと描いたスティーブン・スピルバーグの『フック』(1991年)の丁寧さとは比べようもない雑さです。

フック コレクターズ・エディション
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しかも、息子の祈りが消えてもフレッチャーは嘘をつかなくなりました。これはどうしたことでしょう?

という具合に、脚本には穴だらけ。こういう脚本を書いてジム・キャリーの人気におぶさってしまった脚本家がその後まともな仕事にありつけないのもうなずけます。

ジム・キャリー、ブライアン・グレイザー、トム・シャドヤック。罪な3人です。

ゆえに、本作を心から楽しみたかったら、ストーリーの整合性を考えないこと。それが条件です。ゴウ先生には、できませんでしたが。

++++++++++

画質(ビスタ): A-  

Gump Theatreの120インチ・スクリーンにおいても、時代のギャップを感じさせない映像。立派なものです。もともとのフィルムの質感もいい感じ。調べてみたら、昨日レビューをアップした『ティン・カップ』(レビューは、こちら!)のラッセル・ボイドが本作も撮影監督をしています。縁ですねえ。

音質(DTS 5.1ch): A-  

DTS導入初期の作品になるのでしょうか。サラウンド感などは実にナチュラルですが、透明感にやや難点がありそうです。ただし、ボリュームを相当上げてもうるさくないのは、立派。実はこの映画の後、ドルビーデジタルEX6.1ch処理された『SHINOBI』を同じ環境で見たのですが、うるさくなってボリュームを下ろしてしまいました。本作の場合、S/N比に優れた装置をお持ちならば、安心してドンドン音量を上げてください。もちろん、ご近所に配慮して。

英語学習用教材度: A

英語字幕・日本語吹替えつき。しかも、特典映像にまで英語字幕がついていますので、勉強になるのは間違いありません。アメリカ人でもよく分からないキャリーの早口。何と言っているのか英語字幕で確認してください。下品な卑語が大量に出てくるので、そこは十分に気をつけることです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆脚本にケチをつけましたが、タイトルがどうしてLiar Liar(うそつき、うそつき)なのかが分かる本作の冒頭シーンは最高だと認めます(2人が考え出したのなら)。発音がまだハッキリしない4歳のマックスが「父親の職業は?」と訊かれて、“Liar”と応えたところ、それは“Lawyer”の間違いだと訂正されてもそうではないと言い張るシーンです。この調子で最後まで知恵を絞って欲しいものでした、2人の脚本家には。

☆弁護士は、うそつきでなければならない。アメリカ社会に対する痛烈な批判が含まれているのですから、もう少しその辺をどうにかできなかったものでしょうか。でも、数字を調べてみてビックリ。4500万ドルで作って、アメリカでの興行収益が1億8100万ドル、世界全体では3億600万ドルも売り上げているのです。脚本のキズなど、どうでもいいですよね、この結果だと。

ジム・キャリーの顔芸(!)は、まるでCGを使っているみたい。本人がマスクもかぶらずに素でやれた初めての作品だというようなことを特典映像で言っていましたが、そう思えないほどです。素直に尊敬します。

☆この間見た最新作の『ディック&ジェーン』(レビューは、こちら!)と比べて、キャリーが若いのに驚きました。身体のキレもいまとは比べようもありません。ちょっと、さびしい現実ですが・・・。

☆期待のモーラ・ティアニー。登場シーンが意外と少なくて、ガッカリ。もっとキャリーに絡んでもらいたかったのに。

☆フレッチャーの依頼人サマンサ・コール役で登場するジェニファー・ティリー。ゴウ先生、ずっとレネ・ゼルウィッガーが変名で登場しているのだと思っていました。ところが調べてみたら、まったくの別人。顔の雰囲気も声も似ているのでそう思ったのですが、勇み足でした。

☆最後、飛行機を止めてしまったフレッチャー。どのくらいの損害賠償を請求されたのでしょう。弁護士ですから、闘ったでしょうが・・・。

☆思うに、映画館の回転をよくするために(?)、多少説明不足であれ86分にしたのでしょう。あと5分くらい伸ばしても問題なかったと思うのですが。

++++++++++

コメディ映画だからこそ、丁寧に作る。ゴウ先生はそれが本道だと思います。そうしないと、ジム・キャリーという希代のコメディアンも身体が動かなくなったら、だれからも注目を浴びなくなってしまいます。『マン・オン・ザ・ムーン』のアンディ・カウフマンのように(レビューは、こちら!)。

とはいえ、これだけ面白い映画が1000円未満で手に入るのは事実。見て楽しみ、英語を勉強する。損はないDVDです。
| 外国映画(ラ行) | 09:34 | comments(0) | trackbacks(3) |
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