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寝ずの番
寝ずの番
寝ずの番
2006年4月8日 劇場初公開
公式サイト: http://nezunoban.cocolog-nifty.com/main/

池袋・新文芸座
2006年9月25日(月)10時20分の回

ゴウ先生総合ランキング: B-
  画質(ビスタ): A-
  音質(DTSステレオ?): B+
『かもめ食堂』と併映ですが、本来はこちらが目当て。ドーンと笑わせてくれるものと期待して出かけたのですが、意外とこじんまり。面白くないとはいいませんが、期待は裏切られました。

ともかく、110分の映画なのに、長く感じます。東映の黄金時代を作ったマキノ雅弘監督の名前を継承するならば、テンポの良さを売り物にしてくれなければ、「マキノ」姓が泣いてしまいます。

3人の通夜が取り上げられていますが、2人で十分だったはず。そうして90分に縮めるべきでした。そうすれば、もっと笑いがとんがっていたのではないでしょうか。

映画は芸術ではなく、大衆娯楽であるとどこかでおっしゃっていた雅彦監督。ならば、見る者の生理を考えた尺で作ってほしかった。

それでは誰を切るかですが、やはり笑満亭橋鶴(長門裕之)とその後妻・志津子(富司純子)は外せないところ。泣く泣くでも、笑満亭橋次(笹野高史)の通夜を外すべきでした。高岡早紀の豊満な身体とセクシーな絡みは別のところで活かしてもらうことにして。

さらに、笑いが弾けないのもいただけません。通夜の席のあれこれを落語のノリで笑いのめそうという発想ですが、少なくともゴウ先生にはそれがうまく伝わりませんでした。

艶やかで、エロティックで、猥褻なエピソードや歌を唄われても、どこかゴウ先生の心の中を滑っていくだけだったのです。

なぜそうなるのか考えてみると、やはり内向きのネタばかりだったために、こちらに伝わらない感じがします。特に最後の中井喜一と堺正章が行うスケベな歌の応酬など、ゴウ先生には途中からはうんざりしてきました。

あれはその場にいて一緒に歌を唄ったりして伝わるおかしさだと思います。少し自己満足に近い笑いを監督は提示してしまったキライがあるのでした。

テンポと笑いのプレゼン方法。次回作ではその辺をしっかり考えてもらえることを願います。それより本人が出ていた方が・・・。

++++++++++

画質(ビスタ): A-  

名画座に落ろされてきたフィルムだとは思えないほど、傷もなく鮮明な画像です。これくらいの絵がいつでも見られると、嬉しい限りです。

音質(DTSステレオ?): B+

左右の広がりはそれほどでもないのですが、セリフの押し出しには迫力があります。音も澄んでいて、悪くありません。特にエンディングの『Don't Worry, Be Happy』は感動的な響きで迫ります。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆落語家の桂米二師匠の手になる日経ネットのコラム「京の噺家桂米二でございます」を読むと、本作のモデルがよく分かります。何でも笑満亭橋鶴は六代目笑福亭松鶴がモデルだとか。いわれると似ています、顔が。

中井喜一。もっと笑わせてくれるかと思ったら、イマイチでした。コメディアンとしての資質には富んでいる俳優だと思うのですが。

木村佳乃も活躍したのは最初だけ。もう少し俳優の使い方を考えないと、雅彦監督は。

☆好きだったのは、岸部一徳。『フラガール』のレビューでは何もコメントしませんでしたが、彼はうますぎて文句のつけようがなく、ついつい書きそびれてしまいます。しかし、いま彼は間違いなく黄金期です。彼がいなかったら本作は死んでいました。

☆期待の富司純子さん。『フラガール』を見たいまとなっては、本作の純子さんを語る気になれません。着物姿が艶やかではあるのですが、老けた姿が逆に哀愁を誘ってしまいました。

☆「笑満亭橋鶴」という役名にはニヤリとさせられました。「笑満亭」は、「ショーマン」から来ているのでしょうし、「橋鶴」は「侠客」が語源でしょう。長門も津川も育てられたのは、東映任侠映画でしたから。

笹野高史。うまいんだけれども、『パッチギ!』のあの「お前は、帰れ!頼むから帰ってくれ!」の朝鮮人役のインパクトがありません。

木下ほうか。彼も『パッチギ!』の方が上。冷たい顔立ちでキツイことを言わせると、救いがありません。

☆エンディングだけでなく、音楽が素晴らしい。途中流れるヴィヴァルディの『四季』などゾクッときます。

☆本作、てっきり京都で撮影されていたのかと思ったら、最後のクレジットを見るとほとんど東京で撮影されていた様子。騙されました。これが一番、本作で受けたインパクトでした・・・。

++++++++++

こう言っては何ですが、マキノ雅彦はやっぱり津川雅彦の方がよいと思います。彼が俳優として観客に与えてくれる喜びは、監督では出せないのではないでしょうか。

役者に戻ってきてください。

それでも、DVDで気楽に見るには悪くない作品であることは十分に認めます。
| 日本映画(な行) | 14:53 | comments(0) | trackbacks(16) |
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