2006.08.21 Monday
くたばれ!ハリウッド (DVD)

くたばれ!ハリウッド
原題: The Kid Stays in the Picture (2002)
2003年9月20日 日本初公開
ゴウ先生総合ランキング: A-
画質(ビスタ): B+
音質(ドルビーデジタル5.1ch): B+
英語学習用教材度: A+
ここ最近の当ブログのレビューをご覧いただければお分かりの通り、ドキュメンタリー映画や伝記映画を中心に見ているゴウ先生、今回ハリウッドの名物プロデューサー、ロバート・エヴァンスの半生を描いた本作を見てみました。
結論から言えば、実に面白い!アメリカの映画ビジネスに関心のある人は必見の映画です。
エヴァンスは、俳優としてキャリアをスタートさせ、後にプロデューサーに転進し、業界最下位の映画会社パラマウントを『ゴッドファーザー』や『チャイナタウン』などの大ヒットによって、一躍業界一にした希代の映画制作者です。
ゴウ先生、予習なしで見たもので、エヴァンスを誰かが演じる伝記映画だと思っておりました。たとえば、後述するようにダスティン・ホフマンなどよく雰囲気が似ていますし、仲もよいと聞いていますので、彼が演じるのかと思ったら、さにあらず。
ブレット・モーゲンとナネット・バースタインが、エヴァンスのスティール写真や過去の映画をうまくつなげて作ったドキュメンタリー映画だというのです。
しかも、ナレーションをエヴァンス本人がやっているのですが、それも本作用に録音したものではなく、彼の自伝のオーディオ・ブックからの転載だとか。すごく安上がりで賢い製作法です。
名作のあれこれがコラージュ状で使われていて、楽しい限りです。そして、その使われ方のセンスのよさに舌を巻きました。
こういう特別演出を加えていない手法なのに、本作からはエヴァンスの破天荒な人生がくっきりと浮き出てきます。男として生まれてきたからには、こんな生き方ができたら最高だろうなと嫉妬に狂う(?)のでした。
惜しむらくは、彼の女性遍歴や殺人容疑から始まる80年代の低迷期の描き方が食い足りないこと。この辺だけでも実写にして、どぎつく描くという手もあったのではないかと思います。
ともあれ、こういう生き方をする人間がいることを知って上昇志向に火をつける最高のアメリカン・ドリーム教科書でありました。
++++++++++
画質(ビスタ): B+
Gump Theatreの120インチ・スクリーンに映写した評価ですが、実に透明感が高いおしゃれな絵です。ドキュメンタリーとは思えないほど。A-といっても構わないかもしれません。
音質(ドルビーデジタル5.1ch): B+
音楽を中心に、控えめながらしっかりとサラウンドさせます。ドキュメンタリー映画にはもったいない(?)配慮です。しかも、セリフは聞き取りやすく、リスニング強化にもってこいです。
英語学習用教材度: A+
全編エヴァンスのナレーションがかぶさり続けます。大量の英文が流れ、リスニング学習にはもってこいです。しかも、英語字幕・日本語吹替えつき。これほどの教材は、ざらにはありません。映画ファンには最高の教材のひとつでしょう。
++++++++++
気になるところを、アト・ランダムに。
☆ロバート・エヴァンス、とにかくハンサムです。決して背は高くありませんが、金も才能もあって、あの顔だともてたことでしょう。本当に詳しい女性遍歴を知りたくなりました。(手前の女性は、3番目の妻の女優アリ・マッグロウ――後に、スティーブ・マックイーンに寝盗られます。)

☆なぜ邦題は『くたばれ!ハリウッド』なのでしょう。原題は「その子は映画の中に居つづける」という意味の英語です。どう見ても、ハリウッドをののしっているようにも思えない作品でもあります。まあ、エヴァンスの反骨精神はよく分かりますが。
☆エンディング・クレジットの部分が見ものです。悪友ダスティン・ホフマンが、エヴァンスの物まねをしながら滅茶苦茶なことを言い続けます。ひどく下品な英語ですが、おかしいです。
☆エヴァンスのみならず、本作に登場するジャック・ニコルソンやスティーブ・マックイーンやフランシス・フォード・コッポラなど、成功する人間のアクの強さには関心を通り越してあきれ果てるほどです。あのくらい自己主張が強くないとハリウッドで成功はできないのでしょう。
++++++++++
英語と映画の勉強になるDVDです。アメリカ留学を考えている人は、見ておくべきです。本作の英語がスラスラ理解できたら、大概のビジネス・スクールで闘えます。
INDECは、夢と希望にあふれた若者を応援しています!
公式サイト: http://indec.jp
結論から言えば、実に面白い!アメリカの映画ビジネスに関心のある人は必見の映画です。
エヴァンスは、俳優としてキャリアをスタートさせ、後にプロデューサーに転進し、業界最下位の映画会社パラマウントを『ゴッドファーザー』や『チャイナタウン』などの大ヒットによって、一躍業界一にした希代の映画制作者です。
ゴウ先生、予習なしで見たもので、エヴァンスを誰かが演じる伝記映画だと思っておりました。たとえば、後述するようにダスティン・ホフマンなどよく雰囲気が似ていますし、仲もよいと聞いていますので、彼が演じるのかと思ったら、さにあらず。
ブレット・モーゲンとナネット・バースタインが、エヴァンスのスティール写真や過去の映画をうまくつなげて作ったドキュメンタリー映画だというのです。
しかも、ナレーションをエヴァンス本人がやっているのですが、それも本作用に録音したものではなく、彼の自伝のオーディオ・ブックからの転載だとか。すごく安上がりで賢い製作法です。
名作のあれこれがコラージュ状で使われていて、楽しい限りです。そして、その使われ方のセンスのよさに舌を巻きました。
こういう特別演出を加えていない手法なのに、本作からはエヴァンスの破天荒な人生がくっきりと浮き出てきます。男として生まれてきたからには、こんな生き方ができたら最高だろうなと嫉妬に狂う(?)のでした。
惜しむらくは、彼の女性遍歴や殺人容疑から始まる80年代の低迷期の描き方が食い足りないこと。この辺だけでも実写にして、どぎつく描くという手もあったのではないかと思います。
ともあれ、こういう生き方をする人間がいることを知って上昇志向に火をつける最高のアメリカン・ドリーム教科書でありました。
++++++++++
画質(ビスタ): B+
Gump Theatreの120インチ・スクリーンに映写した評価ですが、実に透明感が高いおしゃれな絵です。ドキュメンタリーとは思えないほど。A-といっても構わないかもしれません。
音質(ドルビーデジタル5.1ch): B+
音楽を中心に、控えめながらしっかりとサラウンドさせます。ドキュメンタリー映画にはもったいない(?)配慮です。しかも、セリフは聞き取りやすく、リスニング強化にもってこいです。
英語学習用教材度: A+
全編エヴァンスのナレーションがかぶさり続けます。大量の英文が流れ、リスニング学習にはもってこいです。しかも、英語字幕・日本語吹替えつき。これほどの教材は、ざらにはありません。映画ファンには最高の教材のひとつでしょう。
++++++++++
気になるところを、アト・ランダムに。
☆ロバート・エヴァンス、とにかくハンサムです。決して背は高くありませんが、金も才能もあって、あの顔だともてたことでしょう。本当に詳しい女性遍歴を知りたくなりました。(手前の女性は、3番目の妻の女優アリ・マッグロウ――後に、スティーブ・マックイーンに寝盗られます。)

☆なぜ邦題は『くたばれ!ハリウッド』なのでしょう。原題は「その子は映画の中に居つづける」という意味の英語です。どう見ても、ハリウッドをののしっているようにも思えない作品でもあります。まあ、エヴァンスの反骨精神はよく分かりますが。
☆エンディング・クレジットの部分が見ものです。悪友ダスティン・ホフマンが、エヴァンスの物まねをしながら滅茶苦茶なことを言い続けます。ひどく下品な英語ですが、おかしいです。
☆エヴァンスのみならず、本作に登場するジャック・ニコルソンやスティーブ・マックイーンやフランシス・フォード・コッポラなど、成功する人間のアクの強さには関心を通り越してあきれ果てるほどです。あのくらい自己主張が強くないとハリウッドで成功はできないのでしょう。
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英語と映画の勉強になるDVDです。アメリカ留学を考えている人は、見ておくべきです。本作の英語がスラスラ理解できたら、大概のビジネス・スクールで闘えます。
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公式サイト: http://indec.jp
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