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リンダリンダリンダ (DVD)
リンダリンダリンダ
リンダリンダリンダ
2005年7月23日 劇場初公開
公式サイト: http://www.linda3.com/

ゴウ先生ランキング: B+
たまらんなあ、下手くそだなあ、嫌だなあ・・・。

冒頭、高校生の男の子2人が不細工な女子高生に「2004年芝高ひいらぎ祭」の宣伝をさせるシーン。見る気を失わさせてくれます。バックに映る「世界の舞台で自分を叫べ!」という『セカチュー』をもじった立て看板もオジサンには懐かしさよりも恥ずかしさを感じさせます。

ところが、そこから一転、響子(前田亜季)が高校の教室を回って本作で重要な役割を果たす軽音楽部のメンバーを紹介しだすと映画が動き出します。

響子の動きと同時に、彼女たちを包む状況がテンポよく説明され、ユルーイ雰囲気の中に緊張感が走り、「映画」となってくるのです。

アップがほとんど使われない「引き」の画面が特徴の本作。特定の主人公に偏らずに、登場する高校生たちのあるがままの姿が、リアルにありえない夢の世界のように、描かれていきます。

ゴウ先生、高校時代陸上部で砲丸ばっかり投げていました。ですから、本作で描かれている文化祭をめぐるドタバタの楽しさ・苦しさをほとんど知りません。だからなのか、本作で描かれる世界が実に新鮮です。

ところで、女子高生が音楽をやるといえば、一昨年の『スウィングガールズ』が思い浮かびます。しかし、テイストはまったく違います。

楽しそうにハツラツとドジふみながらもメリハリたててジャズにぶつかっていったのが、スウィングガールズ。

それに対して、楽しいのか楽しくないのか自分たちでもよく分からないまま進めるのが、本作の急造ブルーハーツ・コピー・バンド。

しかし、その「優柔不断さ」こそ、高校生だと納得してしまえます。目的へ向かって一直線と進めた高校生がどのくらいいるのでしょう。少なくとも、ゴウ先生も、砲丸を投げながらも、なぜ砲丸投げなんかやっているのだろうとどこかでいつも悩んでいました。それが高校生というものでしょう。

でも「仕方ない」という気持ちであっても、走り出したらダーッと行くしかない。ここで集まった4人の女の子はまさしくそんな普通の女の子です。

そんな女の子に引き寄せられて、ゴウ先生、途中から、年甲斐もなく自分が芝高ひいらぎ祭に参加している気になったのでした。「感動」というのではない不思議な気持ちに包まれながら。

ブルーハーツなんかまったく知らなかったし、「リンダリンダリンダ」も本作で初めて聞いたのに、疎外感なく、オジサンを包み込んでくれます。だって、高校の文化祭で初めて知った曲がいっぱいあったじゃないですか・・・。

++++++++++

画質 (ビスタ): B-/C+

120インチ・スクリーンで投射して見るのにはちょっと苦しい画質です。粒子が粗く、モアレ・ノイズが目立ちます。まあ、そのチープな感じが途中からピタっとはまってはくるのですが・・・。

もちろん、28インチのテレビでは問題ありません。

音質 (ドルビーデジタル2ch): B-/C+

音楽映画の割りには寂しすぎるサウンド・デザイン。お金をもっとかけてあげさせたかったと思います。5.1chのサラウンドがあればもっと盛り上がったのにと思った場面がいくつもありました。特に後半の雨のシーン。切なさがもっと盛り上がって、クライマックスになだれ込めただろうにと思ったのでした。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆まず、惹かれたのが、どこだか分からないロケ地。クレジットを見ると、高崎市と前橋工業高校が使われた様子。地方ロケを行った映画に外れがない昨今の邦画でした。

☆最初によい!と思ったのが、山田響子役の前田亜季。どこかで見たような顔。調べたら方々ののドラマやCMで使われているので、記憶にあったのでしょう。もうこれでゴウ先生の注目女優リストに刻まれました。それにしても、ドラムをやる女性は魅力的です。

☆次に心を奪われたのが、白河望役の関根史織。小学生の弟が3人いる団地の部屋でベースを練習する姿にグーッと入れ込み度が高まりました。

☆そして、途中からよいよよいよとニコニコしてはまらせてくれた恩人(?)が、韓国留学生ソン役の長身のペ・ドゥナ。『復讐者に憐れみを』以来となりますが、最高です。始まってから30分ちょっと経ったカラオケ・ボックスで「Can You Celebrate?」のハングル・バージョンを唄う所から、本作は彼女のものになっていきます。素晴らしい女優さんです。

☆微妙な存在だったのが、立花恵役の香椎由宇。『ローレライ』の不思議な女の子のまま。きれいなのは分かるのですが、こちらの思いを引き受けてくれる部分がなくて残念です。脚本の問題ではなくて、きっと彼女の問題ではないかと思うのですが・・・。

☆ギターでブルースを弾きこなす謎の女子高生中島田花子(山崎優子)。彼女が、「みんなでやんないと楽しくないじゃん」と屋上で恵に言うシーン。ぐっときます。

☆『パッチギ!』の小出恵介も出ています。TBSの『白夜行』で見せてくれたように貴重なバイプレーヤーに成長してくれればと思います。

☆それにしても、徹夜で公演準備をするという熱気に無性に羨ましさを感じました。夜の学校ってどこか神秘的で。

++++++++++

本当に面白いのかなあと思っていたのですが、見てみたらハマッてしまいました。今回はレンタル盤だったので、特典映像を見られませんでした。買うかと思っているくらいです。

もう少し余計な部分(たとえば冒頭など)を切って100分の映画にまとめ、絵と音をパワフルにすれば、青春映画の傑作になったのではないかと思います。

まずは、レンタルで一度ご覧あれ!

++++++++++

これで、先週『運命じゃない人』も見たので、昨年度の『キネ旬』日本映画ベスト10作品を8本制したことになります(太字が見たもの)。

(1)パッチギ!
(2)ALWAYS 三丁目の夕日
(3)いつか読書する日
(4)メゾン・ド・ヒミコ
(5)運命じゃない人
(6)リンダ リンダ リンダ
(7)カナリア
(8)男たちの大和/YAMATO
(9)空中庭園
(10)ゲルマニウムの夜

邦画は、本当にがんばっています。面白い映画ばっかりです。ゴウ先生、応援します!そして、あと2本。見なければ。
| 日本映画(ら行) | 11:04 | comments(0) | trackbacks(2) |
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本当の日韓交流と、懐かしい高校生活◆『リンダ リンダ リンダ』
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