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トリプル・フロンティア(Netflix)

 

原題:Triple Frontier (2019)
上映時間:2:05:55
2019年3月13日Netflix配信開始:国内劇場未公開・国内BD/DVD未発売
公式サイト:https://www.netflix.com/title/80192187

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(2.11:1): A
  音質(Dolby Digital Plus 5.1): A/A-
  英語学習用教材度: A/A-

 

マージン・コール』(2011)でアカデミー脚本賞にノミネートされた、『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』(2013)『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(2014)のJ・C・チャンダー監督・脚本による米国製サスペンス・アクション。

 

原案・脚本・製作総指揮は、『ハート・ロッカー』(2009)でアカデミー脚本賞を受賞し、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)で同賞にノミネートされた、『デトロイト』(2017)のマーク・ボール

 

監督が予定されていたキャスリン・ビグローも、製作総指揮として参加。

 

主演は、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(2014)でJ・C・チャンダーと組んでいるオスカー・アイザック

 

準主演は、ベン・アフレック(クレジットは、トップビル)、チャーリー・ハナムギャレット・ヘドランドペドロ・パスカル

 

その他、アドリア・アルホナレイ・ガジェゴスシェイラ・ヴァンドが共演。

 

☆Netflixで観る

 

これだけ豪華なキャスト・スタッフです。これを観たくないというようでは、映画ファンの名が廃れます。貧乏英語塾長、早速、Netflixをつないで、大画面視聴を始めたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のコロンビアを中心とした南米。

 

サンティアゴ・“ポープ”・ガルシア(オスカー・アイザック)は、米陸軍特殊部隊員です。いまはコロンビアの警察にアドバイザーとして雇われ、同国の麻薬犯罪摘発に協力しています。

 

その過程で、イヴァンナ(アドリア・アルホナ)という若い女性の情報提供者を得て、麻薬王ガブリエル・マーティン・ロレア(レイ・ガジェゴス)の逮捕が現実的になります。

 

イヴァンナによると、ロレアはジャングルの中の屋敷に家族と部下とともに閉じこもっており、その家自体が莫大な収益の金庫になっているというのです。

 

そのことを知ったポープは、アメリカに戻り、ロレア逮捕とその金の強奪を、かつての特殊部隊の仲間たち4人に持ち掛けます。

 

その4人とは、部隊の元隊長で、いまはしがない不動産屋をしているトム・“レッドフライ”・デイヴィス(ベン・アフレック)、後輩の兵士たちにやる気を起こす講演を行っているウィリアム・“アイアンヘッド”・ミラー(チャーリー・ハナム)、その弟で総合格闘家であるベン・ミラー(ギャレット・ヘドランド)、元パイロットであるフランシスコ・“キャットフィッシュ”・モラレス(ペドロ・パスカル)です。

 

最初はしぶっていた4人でしたが、妻と別居し、金に困り、いまの仕事にもうんざりしているレッドフライがポープに説得されると、残りのメンバーも同意し、5人はコロンビアに向かうことにするのでした……。

 

☆脚本はイマイチだが、役者が健闘


結論からいえば、マーク・ボールJ・C・チャンダーという名手が書いた割りには山場の少ない脚本で、もの足りなさを覚えます。ですが、それを俳優たちがかなり補っているため、それなりに見ごたえある作品に仕上がっているのも事実です。

 

まず、世間に恐れられている麻薬王の自宅への侵入が、いくら元特殊部隊の強者5人によるとはいえ、あまりに簡単すぎるのには拍子抜けです。ここらあたり、もっと5人に苦労させないと、手に汗を握れません。

 

チーム結成にしても、ポープはほとんど苦労せずに4人の参加を取り付けてしまうのですが、ここらあたりにも、もっとドラマが欲しい所でした。

 

このように前半部をあっさりとまとめたのは、後半の5人の計算ミスから起きるトラブルを描くためのものでしょうが、そのトラブルにしても、欲の皮を突っ張らせたがゆえのトラブルです。何とも締まりません。もう少しうまいトラブル設定がほしいものでした。

 

こうした短所を抱えた脚本に対して、役者たちはがんばっています。個人的には、オスカー・アイザックの怪しいポープが最大の功労者だといってよいでしょう。アイザックだと、いつ裏切るかとおもわせるところがあって、チーム空中分解のシナリオを頭の中で考えてしまうのです。その結果、最後まで緊迫感が薄れずにすむというわけです。アイザック効果といえましょう。

 

チャーリー・ヘナムにしても、その頼もしさはキャリアベストといいたくなるもの。ギャレット・ヘドランド、ペドロ・パスカルも行儀よく脇を固めていて好感がもてます。

 

ある意味、期待を裏切るレッドフライのベン・アフレックも、その格好悪さが逆に面白く、オリジナル・キャストのトム・ハンクスでは出なかったであろう妙な「味」があります。

 

チャンダーの演出は、堅実。ディザスターピースの音楽はビートが効いて、本作にふさわしく、ロン・パテインの切れ味鋭い編集のおかげもあって、観客を飽きさせません。

 

問題はありますが、大人が楽しめる映画であることは間違いありません。

 

内容: B∔

 

++++++++++

 

画質(2.11:1): A

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から2K契約の1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、不明。伝送レートも、不明。

 

撮影は、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)『フューリー』(2014)『スーサイド・スクワッド』(2016)『ブライト』(2017)でデヴィッド・エアーと組んだ、『ランナウェイ・ブルース』(2012)『ザ・イースト』(2013)『ザ・ウォール』(2017)『アメリカン・ソルジャー』(2017)のローマン・ヴァシャノフ

 

機材は、アリ・アレクサ・65 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(4K)。オリジナル・アスペクト比も、2.11:1。

 

Netflixの典型画質をはっきりと上回る高画質です。現代最新BD基準に追いついています。全編アリ・アレクサ・65による6.5K撮影されて、4KのDIファイルで配信されている成果でしょう。2K配信を2Kプロジェクターで観てこれですから、4K配信契約して4Kプロジェクターで視聴したら、もっとすばらしいものと推察できます。

 

解像度は高く、細部もほとんどスポイルされていません。接続直後には、輪郭が多少太りましたが、それも5分もすると落ち着いてきます。このあたり、安定したインターネット配信体制があれば、より高画質を楽しめるはずです。彫りは深く、奥行き感もかなり出ています。

 

発色は、ほぼニュートラル。ただし、ときに、オレンジ系が強くなる場面もあります。色パレットは多いですし、それなりの色乗りですが、どぎつくなく、くすみもありません。肌の質感にもほとんど違和感を覚えずにすみます。

 

暗部情報量も、かなりのもの。コントラストはそれほど高くないのですが、黒がかなり沈んでくれるので、夜間シーンでも、見づらさはほとんどありません。

 

120インチの大画面も、4メートルも離れれば、十分に楽しめます。

 

それにしても、2.11:1というアスペクト比とは、面白いものです。

 

音質(Dolby Digital Plus 5.1): A/A-

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

音も、なかなかのものです。最新BD水準には及びませんが、DVDのドルビーデジタル5.1をはっきりと上回っています。

 

左右前後に音を定位させる音響設計で、後方に回る音数も相当。しかも、左右の広がりが十分で、スクリーンの外から効果音・環境音が聞こえてきます。密度感も高く、立体音場をみっちりと音で埋め尽くすまでもう一歩です。ただし、音の出所とスクリーンとのマッチ度もかなりのものですが、移動感はそれほど鮮やかではありません。

 

ノイズフロアは低く、マイナス30デシベルという大音量でも、うるさくはありません。音の角が丸まることなく、くっきりしているのが長所です。音楽の分解能も高く、多用されるヘビメタがクリアに響きます。

 

セリフの抜けも、まったく問題なし。発音も明瞭ですし、レンジも広く、高音も伸びます。

 

超低音成分は、かなりのものです。

 

英語学習用教材度: A/A- 

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、かなりの量です。ただし、F-word、S-wordが多用されるなど、俗語・卑語が頻繁に登場しますので注意が必要です(R指定)。大人限定で、テクストに使えます。

 

英語字幕も、確認した限り、ほぼ完璧にセリフをフォローしており、勉強しやすい素材です。しかも、Netflixの常で、挿入歌の歌詞がすべて出ます(日本語字幕は出ません)。

 

とはいえ、特典が予告編しかないNetflixですから、これ以上の評価は無理です。

 

++++++++++

 

☆原題も、Triple Frontier。直訳すれば、「三重の辺境地」となります。コロンビアを含む南米3か国を突破して米国に帰ろうとする5人の立場をさします。

 

☆製作費・売り上げは、不明です。

 

Blu-ray Disc/DVDの発売は、米国でも未定です。もし発売されたら、4K UHD BDの画質・音質は、相当によいものになりそうです。

 

++++++++++

 

Netflixの画質・音質は、かなりのもの。英語学習用教材としても、問題はありますが、十分に使えます。内容的にはもの足りなさも残りますが、なかなかの満足度です。オススメします!

 

| 外国映画(タ行) | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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