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パシフィック・リム:アップライジング(BD)
パシフィック・リム:アップライジング ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

原題:Pacific Rim: Uprising (2018)
上映時間:1:50:42
2018年4月13日 国内劇場初公開
公式サイト:http://pacificrim.jp/

ゴウ先生総合評価: B
  画質(2.40:1): A+/A
  音質(Dolby Atmos/Dolby TrueHD 7.1): A
  英語学習用教材度: A+

 

パンズ・ラビリンス』(2006)『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でアカデミー脚本賞にノミネートされ、後者で同監督賞を受賞した、『ミミック』(1997)『ヘルボーイ』(2004)『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(2008)『クリムゾン・ピーク』(2015)のギレルモ・デル・トロ監督・製作・脚本によるSFアクション『パシフィック・リム』(2013)の続編。デル・トロは、製作者として参加。

 

監督・脚本は、TV『スパルタカス』シリーズ(2010〜2013)TV『Marvel デアデビル (シーズン1)』(2015)のスティーヴン・S・デナイト。本作が、長編劇映画デビュー作。

 

脚本は、本作が長編劇映画デビューとなるエミリー・カーマイケル、TV『ALPHAS/アルファズ』(2012)TV『The 100/ハンドレッド』シリーズ(2014〜2015)のキラ・スナイダー、『メイズ・ランナー』(2014)『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』(2015)『メイズ・ランナー:最期の迷宮』(2018)のT・S・ノーリン

 

主演は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)『デトロイト』(2017)のジョン・ボイエガ(製作も兼務)。

 

準主演は、スコット・イーストウッドケイリー・スピーニーチャーリー・デイ

 

その他、菊地凛子ジン・ティエンバーン・ゴーマンアドリア・アルホナマックス・チャンカラン・ブラルイヴァンナ・ザクノ新田真剣佑シャーリー・ロドリゲスリーヴァイ・ミーデンウェスリー・ウォンリリー・ジーが共演。

 

☆英語字幕つきBDで観る

 

前作『パシフィック・リム』(2013)は、傑作でした。貧乏英語塾長は英盤3D Blu-ray Discで観て、「A」評価を与えています(レビューは、こちら!)。日本愛を前面に出してくれたギレルモ・デル・トロには、心から感謝です。

 

他方、本作は中国資本の大量投下により、中国映画化したとか。それだけでも残念なのに、デル・トロが、製作者として名を連ねているものの、監督を引き受けず、脚本も書いていませんし、評価も高くないので、劇場に行く気はありませんでした。

 

とはいえ、今月11日にBDが出るとなると、話は変わります。ユニバーサル製BDですから、本編に英語字幕がつくのはもちろん、特典にも英語字幕がつくはずです。好奇心が募り、取り寄せることにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、前作の戦いから10年後の2035年のロサンゼルス(LA)、上海、シドニー、シベリア、東京、富士山。

 

太平洋の海底の裂け目から異世界より襲来した異種族「プリカーサー」が操る怪獣(Kaiju)と人類が作り上げた人型巨大兵器「イェーガー」との激戦が終結して10年が経過しました。とはいえ、怪獣の再来襲への不安を抱える環太平洋防衛軍(PPDC:Pan-Pacific Defense Corps)は新世代のイェーガーを開発し、若いパイロットたちを訓練しています。

 

ジェイク・ペントコスト(ジョン・ボイエガ)は、10年前の怪獣との闘いで戦死し、英雄と崇められているスタッカー・ペントコスト司令官(イドリス・エルバ)の息子で、PPDCの優秀なイェーガー・パイロットでした。しかし、父との差を痛感し、PPDCを辞め、いまはLAで違法転売行為をしています。

 

ある日のこと、ジェイクは、サンタモニカで体長12メートルの小型イェーガーを自力で作った孤児の少女アマーラ・ナマーニ(ケイリー・スピーニー)と出会います。しかし、イェーガーを作るのは違法行為です。見つかったふたりは、警察イェーガーに捕まり、ジェイクも逮捕されます。

 

そこへ、ジェイクの義理の姉である、PPDCの事務総長森マコ(菊地凛子)が助け舟を出します。PPDCのパイロット教官になれば、無罪放免にするというのです。ジェイクは嫌々ながらもPPDCに戻り、チュアン司令官(マックス・チャン)の下で教官になり、アマーラも訓練生として入隊を許されます。

 

そこには、かつての同期であるネイト・ランバート(スコット・イーストウッド)がすでに教官として働いており、ジェイクは、アマーラはもちろん、スレシュ・クーラン(カラン・ブラル)、ヴィク・マリコヴァ(イヴァンナ・ザクノ)、リョウイチ(新田真剣佑)、レナータ(シャーリー・ロドリゲス)、イリヤ(リーヴァイ・ミーデン)、ウーヤン・ジナイ(ウェスリー・ウォン)、メイリン・ガオ(リリー・ジー)という訓練生を指導することになりました。

 

同じ時期、リーウェン・シャオ(ジン・ティエン)が率いる中国の巨大企業シャオ産業は、ハーマン・ゴットリー博士(バーン・ゴーマン)とともにかつてPPCD研究員として働いていたニュート・ガイズラー博士(チャーリー・デイ)の指導の下無人のドローン・イェーガーを開発していたのです。

 

PPCDは、それを採用するかどうかをシドニーで話し合う予定でいました。ところが、そこに正体不明のイェーガーが突然襲いかかってきたのでした……。

 

☆駄作に堕落

 

ハリウッドが中国資本に負けてしまい、中国人俳優を目立たせようとして、脚本がムチャクチャになり、ジョン・ボイエガやスコット・イーストウッドには華がなく、イェーガーと怪獣が戦う単なるCGアクション映画に成り下がっています。前作の感動には遠く及びません。

 

PPDC司令官が中国人であるばかりか、PPDCを助けるのが中国のシャオ産業であるだけでも、引き気味になります。しかも、中国人女性CEOリーウェン・シャオではなく、プリカーサーと10年にわたりドリフト(交信)している米国白人男性科学者が真犯人であるために、どこまで中国におもねっているのだと問いたくなってしまうのです。

 

配役にも、首を傾げます。昨今のハリウッド事情を鑑みて、主人公を黒人にしておけば問題はないだろうという配役なのでしょうが、人種の多様性を重視したといいつつ、PPDC司令官が中国人であるように、明らかに中国人の占有率が高く、決して多様な人種構成とはいえません。ギレルモ・デル・トロは、これで満足だったのでしょうか。

 

そのうえ、中国人女性CEOを善人に仕立てたいという意図からでしょう、最後にはそれまで傲慢不遜だったリーウェンが急に自分の生命を賭けてジェイクとアマーラを救うのです。あまりの中国人重視に唖然としてしまいます。

 

その煽りを食ったのが、森マコ役の菊地凛子です。前作の日本人ヒロインが、なすすべもなく、開始36分過ぎに死んでしまい、その座をリーウェンに奪われるのですから、中国人俳優を目立たせるためには森マコを殺すのかと文句をいいたくなります。

 

最後の東京にしても、はっきりと渋谷か新宿を出せばよいものを、中途半端な東京ではない大都会を作り、しかも看板の日本語にも変なものが多く、違和感だらけで不愉快になります。さらには、怪獣だけでなく、イェーガーによっても、無駄にビルが破壊され続け、途中から見ていて腹正しくなりました。もう少し、環境への配慮があって然るべきです。ウルトラマンの時代ではないのですから。

 

肝心のジョン・ボイエガとスコット・イーストウッドの顔合わせにもケミストリーを感じません。ファンの方には申し訳ありませんが、ふたりが二流の俳優だからです。しかも、反発しても最後は仲直りするというありきたりの脚本も、ふたりを応援していません。

 

チャーリー・デイ、バーン・ゴーマンという数少ない前作からの続投者も、前作ほどの面白みが不足しています。しかし、それもこれも、芸達者であるふたりの責任というよりも、脚本のせいです。プリカーサーの恐ろしさを熟知しているはずのデイ演じるニュートが、プリカーサーに恋してしまう理由をもっときちんと描くべきです。

 

救いは、アマーラ役のケイリー・スピーニーが魅力的なことです。1997年7月24日生まれですから、撮影時19歳ですが、非常に可愛らしく、印象に残ります。とはいえ、映画を救うほどではないのですが。

 

ともあれ、前作と比べたら、駄作というしかありません。

 

内容: C


++++++++++


画質(2.40:1): A+/A
 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、9 Mbpsから48 Mbps。

 

撮影は、『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)『スパイ・ゲーム』(2001)『ふたりにクギづけ』(2003)『ドミノ』(2005)『M:i:III』(2006)『スター・トレック』(2009)『ジョン・カーター』(2012)『野蛮なやつら/SAVAGES』(2012)『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)『ズーランダー NO.2』『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)のダニエル・ミンデル(ダン・ミンデル)

 

機材は、アリ・アレクサ・ミニ、アリ・アレクサ・XT・プラスHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

 

かなりの高画質です。現代最高レベルまで、もう一歩と評価します。

 

解像度は高く、細部がスポイルされている印象はまったくありません。彫りは深く、奥行き感も十分に出ています。4K UHD BDの画質は壮絶極上らしいのですが、2Kでもそれほど不満は覚えません。

 

色調は、ニュートラル。色数も、豊富です。色乗りもパワフルで、鮮明。原色も中間色も見事です。肌の質感も、ナチュラル。違和感はまったくありません。

 

暗部情報量も、かなりのもの。黒がよく沈み、コントラストも高いので、見づらいシーンもありません。

 

大画面の近接視聴も、問題なしです。

 

音質(Dolby Atmos/Dolby TrueHD 7.1​): A

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

一部の劇場ではドルビーアトモス、DTS:X、Auro 11.1、SDDS上映。

 

ドルビーアトモス非対応のGump Theatreでは、ドルビーTrueHD 7.1で視聴。

 

絵と比べると、ややインパクトに欠けます。現代最高のBDシネソニックにははっきり差があります。

 

左右前後に音を定位させるのですが、サラウンドバック・スピーカーが鳴りを潜める場面が多いのです。明らかなサラウンドのときには働くものの、普通の場面では音楽以外使われません。ですが、室内であれば、アンビエント成分が、屋外であれば、どんなに静かな場面でも環境音が入って然るべきであり、サラウンドバック・スピーカーを使うべきです。それでも、立体音場の密度感は、かなり高くなっています。

 

高さ表現も、トップスピーカーこそありませんが、サラウンド・スピーカーとサラウンドバック・スピーカーを1.8mの高さに置いているために、かなりのものです。ただし、移動感がいまひとつ曖昧です。音とスクリーンのマッチ度が甘くなっているからでしょう。

 

ノイズフロアは、最低レベル。マイナス30デシベルでもうるさく感じず、不快なメタリック成分も乗りません。それを活かして、細かい環境音・効果音をもっと入れてくれていれば、リアリティは高まりました。それでも、爆発・打撃・ビルの倒壊音など、迫力十分です。音楽も、団子状にならず、なかなかの分解能を誇ります。

 

セリフの抜けも、文句なし。サ行がきつくなることもなく、こもることもなく、発音も明瞭です。レンジも広く、高音が押さえられたりすることもありません。

 

超低音成分は、出るとドーンと出ます。それでも、飽和することはなく、部屋が揺れることもありません。立ち上がり・立下りが速く硬質なLFEです。

 

英語学習用教材度: A+
 

日本・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。

 

セリフは、多め。俗語・卑語の登場は、F-wordが一度も登場しないように、ほとんど使われません(PG-13指定)。安心してテクストに使えます。

 

英語字幕は、確認した限り、完璧にセリフをフォローしており、非常に勉強しやすい素材です。

 

特典は十分な量ですし、音声解説にまで英語字幕がつきます。すばらしいテクストです。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題も、Pacific Rim: Uprising。直訳すれば、「環太平洋地域:暴動」となります。カタカナ邦題では、いかにも芸がありません。

 

東京の路上シーンは、音声解説によると、オーストラリア(シドニー?)で撮影したとか。どうりで、違和感を覚えるはずです。

 

富士山が高尾山よりも東京都心に近い設定には、あきれ果てます。本作の映画製作者たちは、地図をもたなかったのでしょうか。

 

☆1億5000万ドルの製作費で、アメリカで5959万ドル、海外で2億3088万ドル、世界で2億9046万ドルのメガヒット。これなら、ぎりぎり黒字でしょうか。とはいえ、前作(全米1億180万ドル、世界4億1100万ドル)には遠く及びません。

 

特典は、かなりの量です。まずは、音声特典。

 

 スティーヴン・S・デナイト監督による本編音声解説

 

音声は、ドルビーデジタル ステレオ。うれしいことに、英語字幕がつきます。技術的解説がメインで、情報量はかなりのものです。

 

映像特典です。

 

 〔じ開シーン(8種/6:56:監督による音声解説つき)
 ▲辧璽蹇爾燭繊3:25)
 A虻遒らの架け橋(4:39)
 す喃僂靴神こΔら生まれた英雄たち(3:47)
 シ盈生(5:58)
 Π娚阿憤役(5:48)
 Э契ぢ絅ぅА璽ー(5:08)
 ┘好ラッパー(2:42)
 メガ怪獣(3:21)
 シャオの秘密(3:14)
 帰ってきたマコ(2:08)

 

映像: 
  A
 ◆Bを基本に、適宜Aが挿入

 A:シネスコ・サイズ(2.40:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B:ビスタ・サイズ(2.40:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声: ドルビーデジタル ステレオ 2.0

うれしいことに、すべてに英語字幕がつきます。 

 

☆通常盤に加えて、3D BD、4K UHD BDを含め、次の8種類のBDが入手可能です。

 

パシフィック・リム:アップライジング (4K ULTRA HD + Blu-rayセット)[4K ULTRA HD + Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

パシフィック・リム:アップライジング 3Dブルーレイ+ブルーレイセット [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

パシフィック・リム:アップライジング アルティメット・コレクターズ・エディション -シベリア対決セット- [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

【Amazon.co.jp限定】パシフィック・リム:アップライジング ブルーレイ+DVDセット(特典映像ディスク付き) [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

【Amazon.co.jp限定】パシフィック・リム:アップライジング [4K ULTRA HD + Blu-rayセット](特典映像ディスク付き)
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

【Amazon.co.jp限定】パシフィック・リム:アップライジング 3Dブルーレイ+ブルーレイセット(特典映像ディスク付き) [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

【Amazon.co.jp限定】パシフィック・リム:アップライジング スチール・ブック仕様 ブルーレイ+DVDセット(特典映像ディスク付き) [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

【Amazon.co.jp限定】パシフィック・リム:アップライジング アルティメット・コレクターズ・エディション -シベリア対決セット-(特典映像ディスク付き) [Blu-ray]
2018
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

++++++++++

 

前作ファンの方は、期待してはいけません。あくまで怪獣とイェーガーを観るための映画と割り切りましょう。画質は、優秀。音質は、そこそこ。英語学習用テクストとしては、極上です。ゆえに、BDの出来は、高評価できます。問題は、内容です。関心をもたれた方は、まずはレンタルBDでお試しください。

 

| 外国映画(ハ行) | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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