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チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?(Netflix)

 

原題:Chips (2017)
上映時間:1:40:48
Netflix配信:国内劇場未公開・国内BD/DVD未発売
公式サイト:https://www.netflix.com/title/80163158​

ゴウ先生総合評価: B
  画質(1.78:1): B+
  音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-
  英語学習用教材度: A‐/B+

 

HIT&RUN』(2012)に次いで2作目の監督・脚本・主演作となる、『ザスーラ』(2005)『26世紀青年』(2006)『ベイビーママ』(2008)のダックス・シェパード監督・製作総指揮・脚本・主演により、TV『白バイ野郎ジョン&パンチ』シリーズ(1977〜1983)をリブートした米ワーナー・ブラザーズ製アクション・コメディ。

 

準主演は、マイケル・ペーニャ(製作総指揮も兼務)、ヴィンセント・ドノフリオ

 

その他、クリステン・ベルローサ・サラザールジャシカ・マクナミーアダム・ブロディイザイア・ウィットロック・Jrジェーン・カツマレクジャスティン・チャットウィンデヴィッド・ケックナーが共演。

 

カメオ出演に、ジョシュ・デュアメルマーヤ・ルドルフアダム・ロドリゲスエリック・エストラーダ

 

☆酷評されても、観たくなる

 

Rotten Tomatoesで、支持率17%で、10点満点中3.6点。Metacriticで、100点満点中28点と酷評された作品です。CinemaScoreの観客投票でも、「B-」に終わり、散々な評価といってよいでしょう。

 

しかし、この酷評は、原作のTVシリーズから本作が下品に乖離したことが原因とおもわれ、お下劣コメディ大好きな貧乏英語塾長には、むしろ勲章におもえます。Netflixで気軽に観られるのですから、まずは自分の目で確かめることにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のフロリダ州マイアミとカリフォルニア州。

 

ジョン・ベイカー(ダックス・シェパード)は、有名なフリースタイル・モトクロスのプロ選手でした。しかし、度重なる試合中の転倒により身体は傷だらけでボロボロとなり、引退せざるを得なくなったのです。

 

このことにより失業の身の上となったジョンは、妻カレン・ベイカー(クリステン・ベル)が愛想を尽かし、リック(ジョシュ・デュアメル)という恋人をカリフォルニアの家に連れ込み、離れにジョンを追いやってしまいます。

 

失意のジョンは、バイク・ライディングの上手さを活かすためにカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)に入ることにします。ライディング以外はすべて合格水準を下回るジョンでしたが、合格判定間のゲイル・ヘルナンデス(マーヤ・ルドルフ)により、トップ10%の成績を収めたらCHPにいられるという条件付きで入隊を許可されます。

 

そこへ、マイアミで潜入捜査をしていたFBI特別捜査官カスティーヨ(マイケル・ペーニャ)が、相棒のクレイ・アレン(アダム・ブロディ)を銃で撃つというミスをしたために、上司のペーターソン特別捜査官(イザイア・ウィットロック・Jr)からカリフォルニアで連発する強盗事件の解決に協力するようにと、ロサンゼルスに飛ばされます。仕方なく、カスティーヨは、CHPにフランク・"パンチ"・パンチョレロの名前で潜入します。

 

CHPでパンチはジョンと組むことになりますが、新米ジョンの軽薄な態度に苛立ちを隠せません。しかし、次第にふたりの仲はよくなり、捜査を始めると、この強盗事件が警察組織内の汚職と関係していることがわかり、ジョンとパンチは危機に陥るのでした……。

 

☆このくだらなさが、たまらない

 

原作も観ていましたが、憶えているのは、これほどお下劣でなかったということだけです。それゆえ、何の偏見もなく、ダックス・シェパードがどれだけ下品でとんでもないコメディを作ってくれているのかを愉しもうとおもっていました。すると、ほぼ期待通りの正真正銘のB級映画を作ってくれていて、うれしくなってしまったのでした。

 

まずもって、ジョンがフリースタイル・モトクロスのプロ選手で、活躍はしたものの、点灯するたびに身体中がいかれてしまったという設定が笑えます。CHPに入るには歳をとりすぎているうえに、身体はボロボロ。ある意味、身体障害者です。バイクから降りたら、何もできません。そのジョンが、バイクに乗ると、とんでもなくカッコよくなるのです。

 

さらに、ジョンがその身体障害者力(?)を使ったギャグが、全編に散りばめられており、笑うしかありません。最後の上腕部の骨折のために埋められたチタンが果たす役割に至っては、そのバカバカしさに膝を叩きたくなるほどです。

 

この対比の鮮やかさが、本作の魅力です。それは、パンチにもいえて、もっさりとして垢ぬけないマイケル・ペーニャが次々と美女をものにするプレーボーイであるという設定であるのに、ペーニャ・ファンとしては拍手を送りたくなります。既成イメージを裏切る設定に、それだけで笑えるのです。

 

既成イメージを裏切ることとして、ダックス・シェパードの実の妻であるクリステン・ベルがジョンを見捨ててしまうあたりにも、よくあるパターンではありますが、ニヤリとしてしまいます。ベルがこのところ、主役級のおいしい仕事をしていることもあって、この悪女の脇役が凄いご馳走におもえるのです。

 

真の悪役として登場するレイ・カーツ警部補役のヴィンセント・ドノフリオも、192僂竜霏里魍茲した憎たらしさと残酷さを見せてくれ、巧い配役だと感心したのでありました。

 

脇を支えるCHPの同僚警官エヴァ・ペレス役のローサ・サラザール、カーツについていたCHP警官リンゼイ・テイラー役のジャシカ・マクナミー、CHP隊長ジェーン・リンデル役のジェーン・カツマレクという魅力的な女優も活躍し、女優好きの貧乏英語塾長としては喜んだのでした。

 

カメオ出演者たちが節目節目で重要な働きをするのも、単なる顔見せではなく、その俳優の持つ存在感をしっかりと活かしており、「ダックス・シェパード、なかなかやりおる」といいたくなります。特に、TVシリーズでパンチ役を務めたエリック・エストラーダが負傷したマイケル・ペーニャを世話する救急隊員で登場したときには、うれしくなったのでした。

 

フィル・アイズラーの音楽も、TVシリーズを意識したもので、懐かしさを覚えます。

 

ともあれ、これだけ楽しめれば、B級映画として上等です。

 

内容: B

 

++++++++++

 

画質(1.85:1): B+

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、不明。伝送レートも、不明。

 

撮影は、『トランスポーター2』(2005)『トランスフォーマー』(2007)『ウォンテッド』(2008)『G.I.ジョー』(2009)、『レッド・ドーン』(2012)、『プレミアム・ラッシュ』(2012)『グランド・イリュージョン』(2013)『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』(2013)『ブラザー・ミッション -ライド・アロング2-』(2016)『バッド・ママのクリスマス』(2017)のミッチェル・アムンドセン

 

機材は、レッド・ウェポンHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(バイト数は不明)。オリジナル・アスペクト比は、1.85:1。

 

Netflixの水準画質を下回る印象です。最新Blu-ray Discのにはるかに及ばず、DVDにかろうじて勝っています。米盤BDの画質には、遠く及ばないのだろうと推察します。

 

インターネットの状態がよくないのか、解像度は高くなく、細部がスポイルされています。彫りもそれほど深くないのですが、奥行き感は出ています。

 

発色は、ニュートラル。くすみが少なく、色乗りにパワーがあるのは利点です。鮮明さに不満は残りますが。肌の質感は、まあまあナチュラル。違和感は最少です。

 

暗部情報量は、まずまず。コントラストは高く、黒もかなり沈まないので、暗い場面でも見づらさは最小ですんでいます。

 

120インチの大画面の視聴には、5メートル以上離れるべきでしょう。

 

音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

世界の一部の劇場では、ドルビーサラウンド7.1で上映。

 

左右前後に音を定位させる音響設計。後方からの音数もそれなりにあり、音楽が鳴り出すと、立体音場の密度感が高まります。左右の広がりも十分。包囲感はかなりのもので、音の出所とスクリーンとのマッチ度もかなり正確なので、移動感も感じられます。

 

ノイズフロアは低く、マイナス30デシベルでも、まったくうるさくありません。音の角が丸まることはなく、くっきりすっきりしています。銃声・爆発音・打撃音にも迫力があります。、細かい環境音もよく聴こえてきます。音楽は、やや団子気味ですが、不快に感じるほどではありません。

 

セリフの抜けは、十分。発音は明瞭で、レンジは広く、高音も伸び、詰まりません。サ行も滑らかです。

 

超低音成分は、ほとんどなし。もう少し入っていてほしいものでした。

 

英語学習用教材度: A-/B+

 

日本語・英語字幕つき。日本語吹き替えは、つきません。

 

セリフ量は、多め。ただし、俗語・卑語が、F-wordを含め、かなり登場します(R指定)。テクストに使うには十分な注意が必要です。

 

英語字幕は、確認した限り、完璧にセリフをフォローしています。

 

とはいえ、特典が予告編しかないNetflixですから、これ以上の評価は無理です。

 

++++++++++

 

☆原題は、Chips。これは、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(California Highway Patrol)を正式に略した“CHP”を現地では”CHiPs”というところから、採られたタイトルです。TVシリーズも同じタイトルでした。

 

☆2500万ドルの製作費で、全米1860万ドル、海外820万ドル、世界で2680万ドルの売り上げ。実質的には赤字になった模様です。

 

アメリカでは、BDが発売されています。

 

 

2017年6月27日に発売された米盤BDの仕様です。残念ながら、日本語字幕・日本語吹替えはつきません。。

 

 Region A,B
 容量:2層50GB
 映像:1080p/1.78:1/MPEG-4 AVC (34.04 Mbps)
 音声:DTS-HD Master Audio 5.1 (48kHz, 24bit)(英語)
    Dolby Digital 5.1(英・仏・西・ポル語)
 字幕:英・仏・西・ポル語

 

特典です。

 

 This Is Not Your Dad's CHiPs (1080p; 1.78:1; 9:04).
 Practical Pursuit (1080p; 1.78:1; 9:15): Stunt work.
 Ducati: The Perfect Bike (1080p; 1.78:1; 4:38).
 Deleted Scenes w/ Optional Introductions by Dax Shepard 
  (1080p; 1.78:1; 10種/10:19)

 

Amazon.comで、17.99ドルとなっています。

 

+++++++++++

 

原作ドラマのファンの方は敬遠したほうがよいでしょう。画質はよろしくありませんが、音質は、かなりのもの。お下劣コメディ・ファンの方限定で、オススメします!

 

| 外国映画(タ行) | 08:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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