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ブライト(Netflix)

 

原題:Bright (2017)
上映時間:1:57:46
2017年12月22日Netflix配信開始:国内劇場未公開・国内BD/DVD未発売
公式サイト:https://www.netflix.com/title/80119234

ゴウ先生総合評価: B-
  画質(2.39:1): A-/B+
  音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-/B+
  英語学習用教材度: B+

 

U-571』(2000)『トレーニング デイ』(2001)『ワイルド・スピード』(2001)『S.W.A.T.』(2003)の脚本を書き、『バッドタイム』(2005)で監督デビューを果たし、『フェイク シティ ある男のルール』(2008)『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)『サボタージュ』(2014)『フューリー』(2014)『スーサイド・スクワッド』(2016)と話題作を監督してきたデヴィッド・エアー監督・製作によるクライム・ファンタジー・アクション。

 

脚本・製作総指揮は、『クロニクル』(2012)『エージェント・ウルトラ』(2015)『ヴィクター・フランケンシュタイン』(2015)『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』(2016)のマックス・ランディス

 

主演は、ウィル・スミス

 

準主演は、ジョエル・エドガートン

 

その他、ノオミ・ラパスルーシー・フライドーン・オリヴィエリマーガレット・チョーエドガー・ラミレスが共演。

 

☆この豪華さには我慢できない

 

ウィル・スミスが主演するだけでもすごいことなのに、ジョエル・エドガートン、ノオミ・ラパス、エドガー・ラミレスが共演し、デヴィッド・エアーが監督しているのですから、たまりません。しかも、製作費に9000万ドルもかけたというのです。絶対に観たくなります。

 

ところが、評価が非常に低いのです。Rotten Tomatoesでは、支持率26%で、10点満点中3.8点。Metacriticでは、100点満点中29点という惨状です。

 

しかし、実際に観てみたら面白いこともよくあること。とりあえず、観てみることにしたのでした。

 

☆映画の前提

 

2000年前、9種族が団結して邪悪で強力な「ダーク・ロード」を封じ込めました。ですが、「インファーニ」と呼ばれる勢力がその復活を謀ります。一方で「光の盾」と呼ばれる勢力が、その復活を妨害しています。その中でも、魔法を使う稀な存在は「ブライト」と呼ばれ、インファーニを圧倒的る強力な魔法のワンド(杖)を操れたのはブライトだけだったのでした。

 

この社会では、多数派は人間ですが、人間よりも裕福で社会的な地位も高いエルフという種族がいます。さらに、人間よりも下級存在としてオークがいて、差別対象となっており、その下には翼をもつ小動物のフェアリーもいるという人口(?)構成です。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代の(現実とはまったく異なる)ロサンゼルス(LA)。

 

ダリル・ウォード(ウィル・スミス)は、LA市警の警官です。妻シェリ・ウォード(ドーン・オリヴィエリ)と娘ソフィア(スカーレット・スペンサー)と暮らしていますが、決して暮らし向きはよくありません。

 

ダリルの相棒は、LA市警初のオーク警官であるニコラス・“ニック”・ジャコビー(ジョエル・エドガートン)。しかし、パトロール中に、ニックがブリトーを買っている最中にダリルは銃撃されて大怪我を負い、ダリルは長期にわたって休職を余儀なくされます。

 

怪我をしたせいで、シェリやソフィアは復職に反対します。ですが、ダリルはあと5年働かないと年金がもらえないと復職してしまいます。しかし、ただでさえオークは偏見の対象であり、しかも自分を守ってくれなかったということで、ダリルはニックから別の警官に相棒を変えてくれと上司のチン巡査部長(マーガレット・チョー)に頼みますが、一蹴されます。

 

仕方なく、ダリルはニックとパトロールに出ます。すると、ブライトのひとりであるエルフのレイラ(ノオミ・ラパス)によって魔法が使われ、多くが死んだ現場でエルフの少女ティッカ(ルーシー・フライ)と魔法のワンドを見つけてしまいます。それを報告すると、チンと同僚の警官3人が、ダリルとニックを殺してワンドを奪おうとします。仕方なく、ダリルは4人を殺してしまうのでした。

 

この結果、ワンドを手に入れたダリル、ニック、ティッカは、インファーニ、人間のギャング、エルフのFBI魔法捜査官カンドメア(エドガー・ラミレス)に追われることになるのでした……。

 

☆いまひとつ

 

バディ・ムービー(ならびにチーム・ムービー)が大好きなデヴィッド・エアーらしく、バディ・ムービーです。設定は複雑ですが、氏素性の違う仲の悪いバディが、窮地に陥いることで協力しあうというのも、常道であり、それなりに楽しめます。

 

しかし、それを描くのにファンタジーの皮を被る必要があったのかどうか。オークだけを出して、人間犯罪を取り締まれば、もっとわかりやすく、素直に面白い映画ができたようにおもいます。凝りすぎた設定が、ダリルの苦悩を散漫にしています。

 

実際のところ、オークは有色人種のメタフォアなのでしょうが、ウィル・スミスが黒人ですから、そのメタフォア効果も薄れています。『フェイク シティ ある男のルール』(2008)のキアヌ・リーヴス、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)のジェイク・ギレンホール、『フューリー』(2014)のブラッド・ピットのように、白人男優を使ったほうが効果的だった気がします。

 

実際、主役はダリルですが、印象に残るのは差別されるニックです。ジョエル・エドガートンが特殊メイクをして演じているのですが、ファンとしてはまさにエドガートンだとおもえるほど、感情表現が巧みなのです。犯罪者からはもちろん、ダリルを含めたLA市警の全員から嫌われるニックの寂莫感と哀惜感の表現が見事なのです。

 

割りを食ったウィル・スミスですが、それでも、スミスらしさは充満しています。ただ、脚本・演出で損をしているだけです。ファンとしては、近作でまったく違うタイプの役に次々と取り組むスミスの貪欲さに感心するしかありません。

 

ノオミ・ラパスとエドガー・ラミレスは、残念ながら、強いインパクトを与える機会をもらえませんでした。ある意味、贅沢な配役ですが、観客としては不満が募ります。

 

エンド・オブ・ウォッチ』(2012)『サボタージュ』(2014)でデヴィッド・エアーと組んだデヴィッド・サーディの哀切な音楽は、映画にピッタリです。

 

マイケル・トロニックの編集は、残念ながら、わかりにくいストーリー展開を整理できるほどのパワーがありませんでした。

 

内容: B-

 

++++++++++

 

画質(2.39:1): A-/B+

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から2K契約の1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、不明。伝送レートも、不明。

 

撮影は、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)『フューリー』(2014)『スーサイド・スクワッド』(2016)でデヴィッド・エアーと組んだ、『ランナウェイ・ブルース』(2012)『ザ・イースト』(2013)『ザ・ウォール』(2017)『アメリカン・ソルジャー』(2017)のローマン・ヴァシャノフ

 

機材は、アリ・アレクサ・65、アリ・アレクサ・ミニ、アリ・アレクサ・XT、ブラックマジック・URSA・ミニ、レッド・ウェポン・ヘリウム、ソニー・アクション・カム・4K HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(4K)。ドルビービジョン対応。

 

Netflixの通常画質です。最新BDにははるかに及ばず、DVDよりやや上の画質となっています。本作の真価を味わうには、4K契約をするしかないのでしょうか。本当は、4K UHD BDを4Kディスプレイ/プロジェクターで見るのがいちばんであるに違いありません。

 

解像度は、甘め。最新HDカメラを使って、4KのDIファイルから配信される作品ですから、解像度の高さを期待していたのですが、かないませんでした。ただし、それなりの彫りの深さと奥行き感はあります。

 

色温度は、やや高め。色パレットは多いのですが、全体的にくすんでいます。肌の質感にも、やや違和感を覚えます。

 

暗部情報量は、少なめ。黒があるところから沈まないために、コントラストはそれほど低くないものの、暗い場面が多いので、見づらいシーンがかなり生まれています。

 

120インチの大画面の視聴では、5m以上離れるべきでしょう。

 

音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-/B+

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

ドルビーアトモス対応。

 

ますますもって、ドルビーアトモスを活かすBD/4K UHD BDで観てみたくなります。現行フォーマットでは、オリジナル・フォーマットのよさはまったく感じられません。

 

左右前後に音を定位させる音響設計ですが、後方に回る音数はそれほど多くありません。それでも、左右の広がりは十分です。立体音場の密度感はまずまずで、包囲感も移動感もなかなかのものになっています。音の出所とスクリーンとのマッチ度もかなりのものです。

 

ノイズフロアは低く、マイナス30デシベルという大音量でも、うるさくはありません。音の角が丸まることはなく、くっきりしています。音楽もそれほど団子になりません。

 

セリフの抜けも、問題なし。発音も明瞭ですし、レンジも広く、高音も伸びます。

 

超低音成分は、出ます。ただし、限定的です。もっとズッシリとしたLFEを味わいたいものでした。

 

英語学習用教材度: B+ 

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、多め。ですが、俗語・卑語が、F-wordがのべつ幕なしで登場するなど、多用されますので、テクストに使うには細心の注意が必要です。

 

ただし、英語字幕は、確認した限り、ほぼ完璧にセリフをフォローしており、勉強しやすい素材ではあります。

 

とはいえ、特典が予告編しかないNetflixですから、これ以上の評価は無理です。

 

++++++++++

 

☆原題も、Bright。もちろん、「明るい」という形容詞です。

 

☆アメリカでも、BD・DVDはリリースされていません。

 

+++++++++++

 

観て損はないとおもいますが、過度の期待は禁物です。画質・音質は、そこそこ。ジョエル・エドガートンとウィル・スミスのファンの方限定で、オススメします!

 

| 外国映画(ハ行) | 11:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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