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パパと娘のハネムーン(Netflix)

 

原題:Like Father (2018)
上映時間:1:43:36
2018年8月3日Netflix配信開始:国内劇場未公開・国内BD/DVD未発売
公式サイト:https://www.netflix.com/title/80174897​

ゴウ先生総合評価: B+
  画質(2.39:1): A-
  音質(Dolby Digital Plus 5.1): B+
  英語学習用教材度: A‐/B+

 

アナと雪の女王』(2013)でアナの声を当てた、『寝取られ男のラブ♂バカンス』(2008)『ヴェロニカ・マーズ [ザ・ムービー]』(2014)『バッド・ママ』(2016)『バッド・ママのクリスマス』(2017)のクリステン・ベル主演によるコメディ・ドラマ。

 

準主演は、TV『BOSS/ボス 〜権力の代償〜』シリーズ(2011〜2012)『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション (2014)TV『ラスト・タイクーン』(2016〜2017)のケルシー・グラマー

 

その他、セス・ローゲンジョン・フォスターポール・W・ダウンズザック・アペルマンレナード・ウーツブレア・ブルックスアンソニー・ラチューラメアリー・ルーラムブレット・ゲルマンが共演。

 

監督・製作・原案・脚本は、俳優としても活躍し、『ダイヤルはン〜フ〜』(2012)の脚本を書いた、セス・ローゲン夫人ローレン・ミラー・ローゲン。本作が、長編劇映画監督デビュー作。

 

共同原案・製作は、アンダース・バード

 

☆クリステン・ベルとセス・ローゲンに誘われて

 

8月3日からNetflix配信が始まったというので、出演者をチェックしてみたら、クリステン・ベルとセス・ローゲンが出ているではないですか。監督がローゲンの奥さんだからでしょうが、楽しみなメンツであることは間違いありません。しかも、大好きなコメディです。喜んで観ることにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

2018年9月のニューヨーク・シティ(NYC)、カリブ海クルーズ船ロイヤル・カリビアン・ハーモニー・オブ・ザ・シーズ、ロサンゼルス(LA)。

 

レイチェル・ハミルトン(クリステン・ベル)は、31歳。NYCにある大手広告代理店の若き重役です。朝から晩まで働き、休みの日でも常にスマホを手放さず、母親が死んだときも仕事をしていました。

 

そんなレイチェルが、結婚することになります。ところが、9月9日のNYCセントラルパーク内で開かれる結婚式の直前までスマホで仕事をしていて、式中に場内でスマホを落としてしまいます。それを見た新郎のオーウェン(ジョン・フォスター)は、レイチェルの仕事中毒ぶりにあきれはて、結婚の誓いをする前にレイチェルに別れを切り出します。

 

レイチェルはショックを受けます。それを和らげるために、ワーカホリックは翌日から仕事を始め、重要顧客へのプレゼンさえ行います。しかし、心の傷は癒えません。

 

そんなとき、結婚式にも密かに参列していた、レイチェルが5歳のときに家を出てから会っていない、LA在住の父親ハリー・ハミルトン(ケルシー・グラマー)が、レイチェルのアパートを訪ねてきたのです。そして、ふたりはひと晩飲み明かします。

 

酔い潰れたレイチェルが目を覚ますと、オーウェンとハネムーンを過ごすために予約していたカリブ海豪華クルーズ船のハネムーン・スイートのベッドの上でした。酔った勢いで、予約していた2週間のカリブ海の旅を無駄にしないために、ハリーとともに乗船していたのです。

 

ふたりは、2日後にジャマイカに着いたら、そこで下船して、帰ろうと話し合います。しかし、食事のときに同じテーブルに座った乗客たちとの交流やレイチェルがカナダのエドモントンから来たバツイチ教師のジェフ・フリードマン(セス・ローゲン)と会ったことから、ふたりはそのままクルージングを続けることにするのでした……。

 

☆後味のよさが美点

 

娘は新郎に逃げられ、父親は親友と死別し、天涯孤独の身の上になったふたりが26年ぶりに再会して旅を続ける物語です。重たくなるかとおもいます。しかし、そうはなりません。もちろん、父娘の間に波風は立ちます。しかし、それをひとつひとつふたりで乗り越えていく。このコメディの皮をかぶった人間ドラマは、父娘の仲直りという後味のよい終わり方をするので、しっかりと楽しめます。多少陳腐な展開とはいえ、なかなかの作品です。

 

この父娘が、とどのつまり、同じDNAでつながっているとおもわせるところが洒落ています。レイチェルが5歳のときにハリーが家を出たのも、仕事中毒であったから。レイチェルが新郎に逃げられてしまうのも、仕事のことばかり考えているから。似た者同士の父娘は、似ているがゆえに反発し、似ているがゆえに仲良くなるわけで、リアリティがあります。

 

とてもよいのは、カリブ海クルーズ船を舞台にしたことです。あんな豪華客船に乗ったら、多少の父娘の悩みや疎遠さも吹っ飛んでしまうだろうとおもえるからです。ある意味、ハーモニー・オブ・ザ・シーズ号のCMみたいな作品なのですが、父娘にとっては最高の仲直りの場所でしょうし、観ているこちらとしても、とても乗れない豪華客船なので、そのきらびやかな内部を垣間見られただけでハッピーになるのでありました。

 

クリステン・ベルは、変幻自在。『バッド・ママ』シリーズ(2016・2017)では、生活に浸かれた母親を演じていましたが、本作では見事なキャリアウーマンです。このあたり、観るたびに違う役をやってくれるので、ファンとしてはうれしくなります。

 

ケルシー・グラマーは、いつもの強面を抑えて、戸惑う父親役がしっくりしており、期待以上でした。この人には、このようなハートウォーミング系の役が似合うのかもしれません。

 

期待していたセス・ローゲンは、いつの間にか出てこなくなるという中途半端さ。ベルと本格的な恋に落ちるかとおもっていましたので、もの足りない限りです。父娘関係に焦点を当てたいということでしょうが、それにしても、いきなり出てこなくなるのは、ストーリー的に無理があります。

 

カラオケ大会がクライマックスになることもあって、人気ポップスが大量に使われるのも、聴いているほうとしては、頬を緩ませます。歌は世につれ、世は歌につれ。常套手段ではありますが、かなりの効果が出ています。

 

内容: B+

 

++++++++++

 

画質(2.39:1): A-

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、不明。伝送レートも、不明。

 

撮影は、『恋する宇宙』(2009)『ベロニカは死ぬことにした』(2009)『恋するふたりの文学講座』(2012)『私にだってなれる! 夢のナレーター単願希望』(2013)『クリミナル・ミッション』(2015)『タンブルダウン 彼の遺した恋の歌』(2015)『ウェディング・ゲスト』(2017)『ホームメイト!』(2017)のシェイマス・ティアニー

 

機材は、不明。マスター・フォーマットは、DI(バイト数は不明)。IMDbの当該サイトには、アスペクト比が1.85:1と記してありますが、間違いです。

 

Netflixの通常画質よりはややましな画質です。最新BDには及ばないよりも、DVDよりもはっきりと上です。

 

解像度の高さはまずまず。ただし、細部がややつぶれがちになっています。それでも、彫りはそれなりに深く、奥行きも出ています。

 

発色は、ニュートラル。色パレットは多く、色乗りもまずまず。くすみが少ないのが悪くありません。肌の質感も、かなりナチュラルです。

 

暗部情報量は、若干問題。コントラストがそれほど高くなく、NYCの夜の場面では、やや見づらいシーンが生まれています。

 

120インチの大画面の視聴では、5m離れればよいでしょう。

 

音質(Dolby Digital Plus 5.1): B+

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

フロント重視の音響設計。後方にも音は回りますが、その音数は多くありません。音楽が回るくらいです。立体音場の密度感は低く、包囲感も移動感も、満足できるレベルではありません。音の出所とスクリーンとのマッチ度もイマイチ曖昧です。

 

それでも、ノイズフロアは低く、マイナス30デシベルという大音量でも、うるささはありません。ただし、音の角が丸まらず、くっきりとしているのは、利点です。音楽もそれほど団子になりません。雑踏や船内のざわめきなど細かい環境音も聞こえてきます。

 

セリフの抜けは、問題なし。発音も明瞭ですし、レンジも広く、高音も伸びます。

 

超低音成分は、控えめ。というか、ほとんど入っていません。

 

英語学習用教材度: A-/B+ 

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、大量。ですが、俗語・卑語が、かなりのF-wordとともに、頻繁に登場しますので、テクストとして使うには注意が必要です。

 

それでも、英語字幕は、確認した限り、完璧にセリフをフォローしており、勉強しやすい素材です。しかも、Netflixの常で、挿入される歌の歌詞が英語字幕で出ます(ただし、日本語字幕はなし)。

 

とはいえ、特典が予告編しかないNetflixですから、これ以上の評価は無理です。

 

++++++++++

 

☆原題は、Like Father。これは、「父親が好き」というレイチェルの気持ちと「父親のように」というハリーの気持ちのふたつを表すタイトルです。なかなか洒落ています。邦題は、仕方ないですか。

 

☆ハリーのLAの家のシーンは、実際にはフロリダ州マイアミで撮影されたとか。ハーモニー・オブ・ザ・シーズ号は、NYC発ではなくて、フロリダ発だといいますから、リーズナブルな製作陣の決断です。

 

☆ジャマイカにおいてみんなでハイキングに出るときに、マリファナを回し吸いするのですが、セス・ローゲンが「いままで吸ったことがないから」と断るシーンがあって、大笑いです。ローゲン作品では、マリファナはつきものですから。

 

☆セス・ローゲンがクルーズの最終夜に行われたカラオケ大会で唄ったのが、カナダが生んだ世界の歌姫セリーヌ・ディオンの”It's All Coming Back to Me Now”でした。カナダ愛にあふれたローゲン夫婦であります。

 

☆レイチェルとハリーがカラオケ大会で唄うのは、スティクスの“Come Sail Away”です。船上で唄うには、最適な曲のひとつでしょう。

 

+++++++++++

 

クリステン・ベル、ケルシー・グラマー・ファン、必見。画質は、なかなか。音質はまあまあ。愉しめる映画ではあります。コメディ・ドラマ・ファンの方なら、観て損はないでしょう。オススメします!

 

| 外国映画(ハ行) | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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