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ワンダフル!ウエディング 〜結婚できる人できない人〜(DVD)
ワンダフル!ウエディング〜結婚できる人できない人〜 [DVD]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

原題:The Wilde Wedding(2017)
上映時間:1:35:46
国内劇場未公開
公式サイト:N/A

ゴウ先生総合評価: B-
  画質(2.35:1?): A-/B+
  音質(Dolby Digital 5.1): B+
  英語学習用教材度: A-

 

ガープの世界』(1982)『再会の時』(1983)『ナチュラル』(1984)でアカデミー助演女優賞、『危険な情事』(1987)『危険な関係』(1988)『アルバート・ノッブス』(2011)で同主演女優賞にノミネートされた、TV『ダメージ』シリーズ(2007〜2012)のグレン・クローズ主演による米国製ロマンティック・コメディ。

 

準主演は、ジョン・マルコヴィッチパトリック・スチュワート

 

その他、ジャック・ダヴェンポートミニー・ドライヴァーノア・エメリッヒグレイス・ヴァン・パタンピーター・ファシネリ

 

監督・脚本は、『レイチェル・ペーパー』(1989)『幸せの向う側』(1991)『バッド・カンパニー/欲望の危険な罠』(1994)『解放区』(2000)のダミアン・ハリス

 

☆この出演者ならば、観てみたい

 

グレン・クローズ、ジョン・マルコヴィッチの大ファンです。そのふたりが出演していると知ると、観たくなります。日本では劇場未公開で、アメリカですら限定公開に終わり、売り上げも限りなくゼロに近く、評論家たちから酷評され、アメリカでもBlu-ray Disc化されていないと知ってはいても、です。

 

しかも、今年の3月7日にリリースされたユニバーサル製の国内DVDには、ユニバーサルらしく、英語字幕がついています。取り寄せることにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のアメリカ郊外のリゾート地(撮影は、ニューヨーク州アーズリー=オン=ハドソン)。

 

かつての有名女優イヴ・ワイルド(グレン・クローズ)が、4度目の結婚をするため、親族が結婚式会場である郊外の邸宅に集まっていました。

 

その中には、ジミー・ダーリング(ノア・エメリッヒ)、ローリー・ダーリング(ジャック・ダヴェンポート)、イーサン・ダーリング(ピーター・ファシネリ)という3人の息子たちとその子供たちがいます。加えて、ローリーの元妻である歌手のプリシラ・ジョーンズ(ミニー・ドライヴァー)もいたのでした。

 

さらに、3人の息子の父親であるイヴが最初に結婚した有名俳優ローレンス・ダーリング(ジョン・マルコヴィッチ)も、現れます。その風景は、ジミーの娘であるマッケンジー・ダーリング(グレイス・ヴァン・パタン)がビデオに収めていたのでした。

 

そこへ、花婿のイギリス人作家ハロルド・アリソン(パトリック・スチュワート)が、ふたりの娘を連れ到着します。


こうして、それぞれの家族同士が一同に会したとき、おもわぬハプニングが次から次へと勃発し、結婚前夜は大混乱に陥るのでした……。

 

☆全体ではなく部分を愉しむ映画

 

元夫(恋人)が、元妻(恋人)の結婚式に現れ、結婚相手と対峙するというのは、過去の映画にはいくらでもあること。その意味で新鮮さはありません。しかも、グレン・クローズとパトリック・スチュワート(しかも、髪を生やした)というカップルがピンと来ず、物語の展開が読めてしまうのが、残念なところです。

 

しかし、部分的に見ていくと、これが結構愉しめてしまうのです。まずもって、すばらしいのはジョン・マルコヴィッチのセリフ回しです。シェークスピアを引用するとともに、あのベルベットのようなしびれる声で、イリノイ州出身らしく中西部の米標準語のそれもとびっきり美しい発音でセリフをいうのですから、聴いているだけで陶酔してしまいます。このマルコヴィッチのセリフのよさがわからないようでは、英語勉強家ではないと断言したいほどです。

 

そのマルコヴィッチが未練をもっている元妻グレン・クローズは、この人にしては凡庸な出来。悪女役や癖のある役が板についた人ですから、こういう恋愛一筋の素直な役は、かえって難しかったのかもしれません。パトリック・スチュワートも、女たらしの純文学作家というのには、そのもじゃもじゃ頭とあわせて似合わず、主役と準主役のふたりがこのありさまでは評価も低かろうとおもうのでした。

 

それでも、脇役が盛り立ててくれるのが救いです。まずは、ジャズ・シンガーとしても活躍する大好きなミニー・ドライヴァーが、自慢ののどを聴かせてくれるのにはうれしくなります。その元夫役のジャック・ダヴェンポートも、アップビートのピアノを弾きこなし、ぐっときます。ふたりの娘役のグレイス・ヴァン・パタンも、なかなかのものでした。

 

映像も、音楽も、編集も、取り立ててコメントするほどのことはないのですが、マルコヴィッチと脇の人たちによって、それなりの楽しさを味わえる映画に仕上がっていると評価します。

 

内容: B-

 

++++++++++

 

画質(2.35:1?): B+

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203で480/60i信号をから1080/60p信号にアップコンバートして、HDMIケーブルによって直接ソニーVPL-HW30ESに送り込 み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、MPEG-2。伝送レートは、0.6 Mbpsから8.6 Mbps。

 

撮影は、『ラスト・ウィークエンド』(2014)『タルーラ 〜彼女たちの事情〜』(2016)『オー・ルーシー!』(2017)のパウラ・ウイドブロ

 

機材は、アリ・アレクサHDカメラを使用。マスター・フォーマットはDI(バイト数は不明)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

 

典型的なDVD画質です。解像度は大したことががなく、細部は潰れがちで、輪郭も太ります。電源状況がよくなる深夜でも、そうでした。それでも、彫りはそれなりに深く、フラットには見えないのが救いです。

 

発色は、ニュートラル。色数は多いのですが、DVDらしく、くすんでいます。肌の質感にも不満が残ります。

 

暗部情報量は、まあまあ。黒の沈み込みには限界がありますが、見づらいシーンはほとんどありません。

 

120インチの大画面視聴には、最低5メートル以上離れるべきです。

 

音質(Dolby Digital 5.1): A-/B+

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

絵と比べると、音声はまずまずというところでしょうか。DVDの基準はクリアしています。

 

左右前後に音を呈させる音響設計です。後方に回る音数も、かなりのものです。立体音場の密度はかなり高く、音の出所もスクリーンとほぼマッチしており、包囲感も悪くありません。移動感は大したことがありませんが。

 

ノイズフロアは低く、マイナス30デシベルまで上げても、うるささはありません。ただし、音の角が丸まっている印象は拭えず、シャープでクリスピーとはいきません。

 

セリフの抜けは、一応問題なし。発音も明瞭で、サ行もスムーズです。

 

超低音成分は、一部に入っていますが、印象に残りません。

 

英語学習用教材度: A-

 

英語・日本語字幕ならびに日本語吹替えつき。

 

セリフは、大量。ただし、F-wordを含め、かなりの俗語・卑語が登場します(R指定)。テクストとして使うには、注意が必要です。

 

しかし、よいところは、本作には気の利いたお洒落な表現が多用されていることです。ことに、ジョン・マルコヴィッチのあの美しい発音で発せられるセリフにはうっとりしてしまいます。本作でマルコヴィッチが使っている英語を口にできるようになれば、相当な実力です。

 

しかも、確認した限り、英語字幕は完璧にセリフをフォローしていますので、勉強しやすい素材ではあります。

 

ただし、特典が入っていないのは、ペケ。この評価で止まってしまいました。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題は、The Wilde Wedding。直訳すれば、「ワイルド家の結婚式」となります。邦題の「ワンダフル!」は「ワイルド」にかけたのでしょうが、いかがなものだったのか。

 

製作費・売り上げ、ともに不明です。赤字になったことは、間違いないでしょう。

 

特典は、上述通り、つきません。

 

☆アメリカでも、BDは出ていません。

 

アマゾン・ビデオで、観ることも可能です。

 

ワンダフル!ウエディング〜結婚できる人できない人〜 (字幕版)

 

プライム会員ならば、見放題です。ただし、英語字幕がつきません。

 

+++++++++++

 

特典なしのDVDです。画質・音質・内容にも、問題があります。ゆえに、推奨するわけにはいきませんが、ジョン・マルコヴィッチ・ファンならば、観て損はないはずです。

 

| 外国映画(ワ行) | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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