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現地(にいない)特派員(Netflix)

 

原題:Special Correspondents (2016)
上映時間:1:41:06
Netflix配信:国内劇場未公開・国内BD/DVD未発売
公式サイト:https://www.netflix.com/title/80048940

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(1.85:1): A-/B+
  音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-
  英語学習用教材度: A-/B+

 

オー!マイ・ゴースト』(2008)『ウソから始まる恋と仕事の成功術』(2009)『ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー』(2014)『デイビッド・ブレント:ライフ・オン・ザ・ロード』(2016)や多くのTV番組で活躍する才人リッキー・ジャーヴェイス監督・脚本・主演による英加米製作Netflix配信コメディ。

 

共同主演は、『ハルク』(2003)『ミュンヘン』(2005)『ラッキー・ユー』(2007)『きみがぼくを見つけた日』(2009)『ハンナ』(2011)『NY心霊捜査官』(2014)のエリック・バナ

 

準主演は、ヴェラ・ファーミガケリー・マクドナルド

 

その他、アメリカ・フェレーラベンジャミン・ブラットケヴィン・ポラックラウル・カスティーヨが共演。

 

☆リッキー・ジャイヴェイス監督作品は観たくなる

 

イギリスを代表するコメディアン、リッキー・ジャーヴェイス。TVでも活躍していますが、映画でも大活躍。特に、『オー!マイ・ゴースト』(2008)『ウソから始まる恋と仕事の成功術』(2009)が非常に面白かったために、本作も観たいとおもっていました。

 

何せ、出演者が豪華ではありませんか。エリック・バナはもちろん、ヴェラ・ファーミガケリー・マクドナルドという魅力的女優が出てくれているのが、たまりません。

 

にもかかわらず、本作の評価が非常に低いのです。Rotten Tomatoesでは、支持率13%で、10点満点中3.9点。Metacriticでは、100点満点中36点という具合で、失敗作とけなされまくっています。

 

しかし、アダム・サンドラー作品もそうですが、コメディにはこういう酷評はつきもの。実際にこの目で確かめてみないと、真価はわかりません。Netflixに加入しましたから、絶対に観らねばと意気込んでいたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のニューヨーク・シティ(NYC)、エクアドル。

 

フランク・ボネヴィル(エリック・バナ)は、独身。NYCのラジオ局Q365のレポーターです。その強引で図々しい手法はしばしば問題を引き起こしますが、切れのよいレポートぶりで、上司のジェフリー・マラード(ケヴィン・ポラック)もその実力を認めざるを得ない状態です。

 

そのフランクにエクアドルで起きた紛争を取材する仕事が振られます。マラードは、同行者として記者のクレア・マドックス(ケリー・マクドナルド)を提案しますが、フランクは過去のトラブルから音響技術担当者がよいとして、イアン・フィンチ(リッキー・ジャーヴェイス)を指名します。

 

しかし、イアンは妻のエレノア・フィンチ(ヴェラ・ファーミガ)から別居を申し渡され、ショックに打ちひしがれ、エレノアへの長い手紙を書いている最中で、エクアドルには行きたくないといいます。

 

仕方なく、ひとりで行くことにしたフランクですが、イアンが気が変わったといって同行すると言い出します。こうして空港に到着し、イアンが持っていたチケットを確認しようとすると、チケットがありません。同じラジオ局の封筒に入れていたために、出発前にエレノアへの手紙を捨てるつもりで、チケットとパスポートが入った封筒を間違えてゴミ収集車に捨てていたのです。

 

仕方なく、ふたりはラジオ局と通りの向かいにある、ドミンゴ(ラウル・カスティーヨ)・ブリジッダ(アメリカ・フェレーラ)夫妻が経営するカフェの屋根裏部屋に隠れ、エクアドルに行っていないのに、行ったかのように装いながら、ラジオ中継することにします。

 

ところが、その中継を真に受けた米国政府が、フランクとイアンの安否を案じて、エクアドルの米国大使館に駆け込むように呼びかけます。もし大使館に行かないと、ふたりがエクアドルに行っていないことがばれてしまうわけです。そこで、ふたりは過激派に拉致されたことにするのでした……。

 

☆期待以上の面白さ

 

原作(2009年に公開されたフランス映画『Envoyés très spéciaux』)は知りませんが、実に面白い映画です。展開自体はある程度先を読めるものの、キャラクターと俳優のニンがぴったり合っていて、素直に楽しめます。まったくもって、批評家たちの狭量さには呆れるしかありません。

 

内容的には、マスコミ報道のいい加減さを皮肉っているのが、痛快なところです。ラジオ局の上司はまだしも、米国政府も騙されるというのは、ありえるのかどうか疑問ですが、でも騙される可能性もないことはないだろうとおもいもます。何せフェイク・ニュースの時代ですから。

 

本作の核は、何といっても、ヴェラ・ファーミガ演じるイアンの妻エレノアです。エレノアがスーパーヒーローおたくのイアンに不満をもち、同僚のフランクと不倫関係になり、イアンを捨てなければ、本作は始まらないのですから。この重要な役回りをファーミガが巧みに演じます。本当に嫌らしい悪妻役に徹してくれることで、イアンが未練心を断ち切ることにリアリティが出ているのです。拍手を送りたくなります。

 

ファーミガの好演に助けられ、リッキー・ジャーヴェイスのみすぼらしさが花咲く(?!)とともに、ジャーヴェイスがアクを強くせず、エリック・バナを立てるように行儀よく演じているのも、立派なところです。おかげで、他の役者の演技で大笑いできます。

 

自分ではカッコいいとおもっているフランク役のエリック・バナが実は大してカッコよくないというのも、ファーミガとジャーヴェイスに振り回される形で明らかになり、映画が多層的に面白みを増すのも、悪くありません。

 

個人的には、ケリー・マクドナルドの控えめにイアンに恋心を寄せるクレアが好ましく、マクドナルドは強気の女性が持ち味かとおもったら、こういう役もできることを知り、しびれてしまいました。やはり、映画は女優で決まります。

 

ディコン・ハインクリフェの音楽も軽快で、映画を重たくしないのがよろしいところです。

 

再見に堪える面白さ。大いに気に入った次第です。

 

内容: A-

 

++++++++++

 

画質(1.85:1): A-/B+

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、不明。伝送レートも、不明。

 

撮影は、『アメリカン・スプレンダー』(2003)『ドア・イン・ザ・フロア』(2004)『イン・ハー・シューズ』(2005)『私がクマにキレた理由(わけ)』(2007)『P.S. アイラヴユー』(2007)『アドベンチャーランドへようこそ』(2009)『親愛なるきみへ』(2010)『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)『砂漠でサーモン・フィッシング』(2011)『21オーバー 最初の二日酔い』(2012)『セイフ ヘイヴン』(2013)『あなたを見送る7日間』(2014)『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』(2014)『僕のワンダフル・ライフ』(2016)『エルヴィスとニクソン 〜写真に隠された真実〜』(2016)のテリー・ステイシー

 

機材は、レッド・エピック・ドラゴンHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(4K)。オリジナル・アスペクト比も、1.85:1。

 

典型的なNetflix画質です。BDには遠く及ばず、DVDのアップコンバートよりましという感じです。4Kプロジェクターで見れば、変わるのでしょうが、2Kにダウンコンバートするとこの印象です。

 

解像度はかなり高く、細部がそれほどスポイルされてはいないのですが、くっきりすっきりとはいきません。彫りはそれほど深くなく、奥行き感はそれなりに出ていますが、不十分です。

 

発色は、ニュートラル。色数は多いのですが、全面的にくすんでおり、鮮明さに欠けます。白茶けている個所も散見されます。肌の質感にも、不自然です。

 

暗部情報量も、不足気味。コントラストも高くなく、見づらいシーンが生まれています。

 

120インチの大画面の視聴には、5mは離れるべきです。

 

音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

かなりの好印象です。

 

左右前後に音を定位させる音響設計。しかし、後方からの音数はそれほど多くなく、音楽が回るくらい。ですが、その音楽が部屋全体を包み、立体音場の密度感がぐっと高まります。そのため、包囲感はそれなりに味わえますが、移動感は大したことはありません。それでも、なかなかのサラウンド感です。

 

ノイズフロアは低く、マイナス30デシベルという大音量でも、うるささはありません。音の角もしっかりとしていて、好印象です。風音や鳥の鳴き声など細かい音も、よく聴こえてきます。音楽も団子状にならず、メタリックな響きも乗りません。

 

セリフの抜けも、問題なし。サ行にきつさはなく、発音も明瞭です。レンジも広く、高音が抑えられることはありません。

 

超低音成分は、控えめ。ほとんど入っていないといってよいでしょう。

 

英語学習用教材度: A-/B+

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、膨大。ただし、俗語・卑語が、大量のF-wordを含め、頻繁に登場するので、テクストに使うには、十分な注意が必要です。

 

英語字幕は、確認した限り、完璧にセリフをフォローしており、大人限定ではありますが、勉強しやすい素材ではあります。

 

しかし、特典が予告編しかないNetflixですから、これ以上の評価は無理です。

 

++++++++++

 

☆原題は、Special Correspondents。直訳すれば、「特派員たち」。邦題は、がんばっています。

 

++++++++++

 

コメディ・ファン、出演俳優ファン、必見。高速インターネット接続した4Kテレビ・プロジェクターで観たら、画質は絶対によくなるはずです。オススメします!

 

| 外国映画(カ行) | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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