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夜が明けるまで(Netflix配信)

 

原題:Our Souls at Night (2017)
上映時間:1:43:10
Netflix配信:国内劇場未公開・国内BD/DVD未発売
公式サイト:https://www.netflix.com/search?q=%E5%A4%9C%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7&jbv=80104068&jbp=0&jbr=0​

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(1.78:1): A-/B+
  音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-
  英語学習用教材度: A-

 

めぐり逢わせのお弁当』(2013)『ベロニカとの記憶』(2017)のインド出身リテーシュ・バトラによる、ケント・ハルフが2015年に発表した『Our Souls at Night』(未邦訳)を映画化した熟年世代の恋愛を描いた米国製人間ドラマ。

 

Our Souls at Night
Picador

 

主演のひとりは、『スティング』(1973)でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、『普通の人々』(1980)で同監督賞を受賞し、『クイズ・ショウ』(1994)で同賞にノミネートされた、『明日に向って撃て!』(1970)『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)『モンタナの風に抱かれて』(1998)『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』(2013)のロバート・レッドフォード(製作も兼務)。

 

もうひとりは、『コールガール』(1969)『帰郷』(1978)でアカデミー主演女優賞を受賞し、『ひとりぼっちの青春』(1969)『ジュリア』(1977)『チャイナ・シンドローム』(1979)『モーニングアフター』(1986)で同賞に、『黄昏』(1981)で同助演女優賞にノミネートされた、最近ではNetflixのTVシリーズ『グレイス&フランキー』(2015〜2018)で主演を務めるジェーン・フォンダ

 

その他、マティアス・スーナールツジュディ・グリアイアン・アーミテージブルース・ダーンが共演。

 

☆Netflixでやっと観る

 

ロバート・レッドフォードとジェーン・ファンダといえば、ニューヨーク・シティで暮らす新婚夫婦を描いたニール・サイモン脚本の『裸足で散歩』(1967)です。それから50年経って、お互いに妻と夫を亡くしたふたりが恋仲になる。これは絶対に観たい映画とおもっていました。

 

とはいえ、アメリカでも劇場公開されず、昨2017年9月29日にNetflixからインターネット配信されただけです。そのため、国内劇場公開もされず、日本ではNetflixで観るしかありません。幸い、Netflixに加入しましたので、AmazonのFire TVを買って、大画面視聴です。うれしくなってしまったのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代の米コロラド州の小さな町ホルト。

 

高校教師を引退した70歳を超えたルイス・ウォーターズ(ロバート・レッドフォード)は、妻ダイアンを亡くし、成長した娘ホリー(ジュディ・グリア)はいるものの、ひとりでホルトに暮らしています。同年齢のドーラン・ベッカー(ブルース・ダーン)たちがたむろするカフェで愚痴をこぼす毎日です。

 

ある夜、近所に住む、同じく夫を亡くしてひとり暮らしをする同年代のアディ・ムーア(ジェーン・フォンダ)の来訪を受けます。何かとおもえば、一緒に眠ってほしいというのです。セックスは絡まず、眠れない夜をふたりで同じベッドで語って過ごそうというのでした。

 

1日考えたルイスは、その申し出を受けます。徐々にお互いの人生を知りあって、好意以上のものをもつようになります。

 

そんなときに、ふたりは、アディの息子であるジーン・ムーア(マティアス・スーナールツ)が妻に逃げられ、そのひとり息子ジェイミー(イアン・アーミテージ)を預かり、犬を飼い、ルイスとアディはさらに深い中になっていくのでした……。

 

☆ジェーン・フォンダの普通のおばあちゃんに拍手

 

ジェーン・フォンダは、1937年12月21日生まれ。映画の撮影時には、78歳でした。対するロバート・レッドフォードは、1936年8月18日生まれで、撮影時には80歳。この卓越した俳優りふたりが、凡百の若い俳優よりも、艶っぽい恋人役を演じるのです。たまりません。ことに、フォンダのおばあちゃんぶりが可愛らしくて、この人がこういう普通の役をできることに驚き、魅了されてしまったのでした。

 

原作は読んでいません。ですが、年老いて、夜が怖くなるというアディの気持ちはわかります。年寄りが早寝早起きをするのは、夜の鬱陶しさを追い払うものだと、最近痛感してしまいます。

 

その中で、徐々に距離を詰めていくふたりが可愛らしくてならないのです。老けた姿が痛々しいとおもっていた二枚目ロバート・レッドフォードも、『ロング・トレイル!』(2015)『ピートと秘密の友達』(2016)そして本作と、ジジイ役に違和感がなくなり、長年のファンとしてはうれしくなります。

 

しかし、圧巻は、ジェーン・フォンダです。白髪も染めずに出たとおもわれる本作で、その美しさは若いとき以上。ロバート・レッドフォード、ジュディ・グリアとボウリングを3人でする場面がありますが、フォンダの美しさは、グリアと肩を並べるほど。本作のフォンダに恋に落ちない人はいないとおもうほどです。しかも、声が昔のまま。ピッチは下がっているかもしれませんが、その声だけで魅了されてしまうのです。

 

マティアス・スーナールツの母親をおもうがゆえに、ルイスを厭う息子役も十分。この人は、こういうちょっとした憎まれ役がぴったりなのです。

 

フリーダ』(2002)でアカデミー作曲賞を受賞したエリオット・ゴールデンサールのアコースティックギターを主体にした音楽も、本作には最高。心が和みます。

 

演出も編集(ジョン・F・ライオンズ)もさりげなく、観る者の気をそらしません。十分に満足できる人間ドラマです。

 

内容: A-

 

++++++++++

 

画質(1.78:1): A-/B+

 

Gump TheatreにてAmazon Fire TV経由でOppo UDP-203から1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、不明。伝送レートは、不明

 

撮影は、『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』(1991)『バットマン・フォーエヴァー』(1995)でアカデミー撮影賞にノミネートされた、『リーサル・ウェポン (1987)『リーサル・ウェポン2/炎の約束 (1989)『フォー・ザ・ボーイズ (1991)『ペリカン文書 (1993)TV『エンジェルス・イン・アメリカ (2003)『クローサー (2004)『ジュリー&ジュリア (2009)『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 (2011)『ジェームス・ブラウン 〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜』(2014)『マイ・インターン』(2015)のスティーヴン・ゴールドブラット

 

機材は、キャノンEOS C300 Mark II、ソニー・シネアルタ・PMW-F55 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(4K)。オリジナル・アスペクト比も、1.78:1。

 

DVDよりはましですが、BDよりははるかに落ちる画質です。DIファイルが4Kですから、もし4K UHD BDが発売されたら、相当に高画質だとおもうのですが、現状では望むべきもありません。

 

解像度はそれなりにあります。ですが、十分とはいえません。細部がスポイルされているのです。彫りの深さも大したことないし、奥行き感もイマイチです。

 

発色は、ニュートラル。ですが、心持ち、色温度は低く感じます。茶色がかなり強く出ています。色パレットは多いのですが、くすんでいるのです。

 

暗部情報量も、限定的。黒が沈み切らないので、見づらい場面が出ています。

 

大画面の近接視聴も、やや問題あり。Netflixにはがんばってもらわないといけません。

 

音質(Dolby Digital Plus 5.1): A-

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

映像よりは、音声のほうがましです。

 

左右前後に音を定位させており、サラウンド・スピーカーもかなり活躍します。音の出所とスクリーンの位置関係のマッチ度はやや甘いものの、後方からの音数が多く、立体音場の密度感は高く、移動感もかなり出ています。

 

ノイズフロアは、最低レベル。それでも、デフォルト音量が低いので、マイナス30デシベルだと物足りなく感じます。音の角もやや丸まっていて、すっきり感が足りません。音楽も、やや団子状になります。それでも、虫の鳴き声などの駒かい環境音がよく聴こえてきて、うれしくなります。

 

セリフの抜けは、十分。サ行にきつさもなく、発音も明瞭です。

 

超低音成分は、控えめ。ほとんど入っていないような印象です。

 

英語学習用教材度: A-

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、多め。俗語・卑語は、多少使われますが、気にするほどではありません。テクストとして、安心して使えます。

 

英語字幕も、確認した限り、完璧にセリフをフォローしており、勉強しやすい素材ではあります。

 

とはいえ、Netflixには特典もつきませんし、この評価でとどまります。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題は、Our Souls at Night。直訳すれば、「夜にたたずむ私たちの魂」となります。邦題は、かなりがんばっていますが、やや曖昧ではあります。どう考えても、夜が明けたあとのルイスとアディが描かれているのが本作ですから。

 

アメリカでも、BD/DVDは発売されていません。

 

++++++++++

 

映画ファン、ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダのファン、必見。本作だけのためにNetflixに入っても後悔はないはずです。オススメします!

 

| 外国映画(ヤ行) | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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