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ホース・ソルジャー(US BD/Region A)

 

原題:12 Strong (2017)
上映時間:2:09:51
2018年5月4日 国内劇場初公開
公式サイト:http://gaga.ne.jp/horsesoldiers/

ゴウ先生総合評価: B/B-
  画質(2.40:1): A+
  音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A+/A
  英語学習用教材度: A-/B+

 

マイティ・ソー』シリーズ(2011・2013・2017)『アベンジャーズ』シリーズ(2012・2015・2018)『ドクター・ストレンジ』(2016)のソー役で有名な、『スノーホワイト』(2012)『レッド・ドーン』(2012)『ラッシュ/プライドと友情』(2013)『白鯨との闘い』(2015)『スノーホワイト/氷の王国』(2016)『ゴーストバスターズ』(2016)のクリス・ヘムズワース主演により、ダグ・スタントン(本作では製作総指揮も兼務)のベストセラー・ノンフィクション『ホース・ソルジャー 米特殊騎馬隊、アフガンの死闘』を映画化した、実話に基づく米国製戦争アクション。

 

ホース・ソルジャー―米特殊騎馬隊、アフガンの死闘
早川書房

 

12 Strong: The Declassified True Story of the Horse Soldiers
Simon & Schuster Ltd

 

準主演は、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)『ノクターナル・アニマルズ』(2016)でアカデミー助演男優賞にノミネートされた、『テイク・シェルター』(2011)『MUD マッド』(2012)『マン・オブ・スティール』(2013)『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』(2015)『ミッドナイト・スペシャル』(2016)『ポッターズビルの奇跡』(2017)のマイケル・シャノン、『ワールド・トレード・センター』(2006)『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)『フューリー』(2014)『オデッセイ』(2015)『バッドガイズ!!』(2015)『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』(2017)のマイケル・ペーニャ

 

その他、ナヴィド・ネガーバントレヴァンテ・ローズジェフ・スタルツサッド・ラッキンビルロブ・リグルウィリアム・フィクトナー、ヘムズワースの妻エルサ・パタキが妻役で共演しています。

 

監督は、デンマーク出身でCMディレクターやフォトジャーナリストとして活躍するニコライ・フルシー。本作が、本格的長編劇映画監督デビュー。

 

脚本は、『羊たちの沈黙』(1990)でアカデミー脚色賞を受賞した、『ぼくの美しい人だから』(1990)『判決前夜/ビフォア・アンド・アフター』(1995)『陪審員』(1996)『すべての美しい馬』(2000)『レッド・ドラゴン』(2002)のテッド・タリー、『ザ・タウン』(2010)『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』(2014)『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(2015)『ブラッド・ファーザー』(2016)のピーター・クレイグ

 

☆米盤BDで観る

 

戦争映画が大好きで、そのうえクリス・ヘムズワースマイケル・シャノンといういまが旬の俳優が主演・準主演を務めると聞けば、絶対に観たくなります。

 

にもかかわらず、劇場へ行けませんでした。どうしようかとおもっていたら、2018年5月1日発売の米盤Blu-ray Discが、米アマゾンで10.00ドルの当時の最安値をつけてくれたので(最安値は、9.99ドル)、他のBDと合わせて注文すると、送料込みで1565.83円で購入できることがわかり、発注したのでした。(いまは19.61ドル。ラッキーでした。)

 

なお、本作はアメリカでも、4K UHD BDの発売予定はありません。

 

☆あらすじ

 

舞台は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの直後の北部アフガニスタン。

 

ミッチ・ネルソン(クリス・ヘムズワース)は、「グリーンベレー」として知られる米陸軍特殊部隊グループ(SFG)に属する大尉です。

 

9/11のあと、妻のジーン(エルサ・パタキ)と息子を家におき、アルファ作戦分遣隊(ODA: Operational Detachment Alpha)595を率いてアフガニスタンへ乗り込むことを、直属の上官パワーズ中佐(ロブ・リグル)に志願します。その志願が第5SFG司令官マルホランド大佐(ウィリアム・フィクトナー)に認められ、ウズベキスタンの前線基地に2001年10月7日に乗り込みます。

 

編成は、特殊部隊の常通り、12名の小部隊です。その内訳は、指揮官のネルソンの下、副官のハル・スペンサー准尉(マイケル・シャノン)、作戦下士官のサム・ディラー曹長(マイケル・ペーニャ)、情報・作戦補佐下士官(1等軍曹)、兵器専門家2名(1等軍曹・2等軍曹)、工兵専門家2名(1等軍曹・2等軍曹)、通信専門家2名(1等軍曹・2等軍曹)、医療衛生専門家2名(1等軍曹・2等軍曹)となっています。

 

部隊に課された任務は、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍(ナヴィド・ネガーバン)と手を結び、空軍による空爆の支援を受けながらタリバンの拠点を制圧することでした。

 

しかし、険しい山岳地帯を機動的に移動するためには慣れない馬を使わなければなりません。しかも、部隊に与えられた時間は、雪が降り出すまでのたった3週間です。それでも、ネルソン部隊は5万の敵を相手に突入していくのでした……。

 

☆盛り上がりに欠ける

 

プロデューサーが、愛国心に富んだ(あざといまでの)感動作の名手ジェリー・ブラッカイマーであるために、期待していたのですが、期待外れでした。脚本・演出・編集(リサ・ラセック)、すべてに不満が残り、淡々と映画が進み、面白くないとはいいませんが、強い感動に包まれないのです。残念な限りです。

 

まずもって、クリス・ヘムズワース以下の登場させ方が、下手です。世界貿易センターに2機のジェット機が突っ込むシーンをTVで観て、志願するのですが、このあたりもいくらでも盛り上げようがあったにでしょうに、素っ気なさすぎます。マイケル・シャノンにいたっては、志願したことを妻と息子から軽蔑されるような場面で登場し、アレレという感じです。

 

さらに、たった12名の部隊なのに、紹介がまったくなされません。ヘムズワースとシャノン以外は、マイケル・ペーニャの素性がわかるくらい。あとの9名はほぼ無視状態です。せめてテロップで名前と職位を示すべきでしょう。しかも、戦闘においては、常に活躍するのです。だれがどんな役割を担っているのかよくわからず、混乱してしまいます。きちんと紹介すべきです。

 

戦闘シーンにしても、説明不足の上に、編集がよくないので、かなりカッコいい場面であるはずなのに、息を呑むスリリングさがありません。ブラッカイマーともあろう敏腕製作者が、新鋭監督と編集者をコントロールできなかったことを残念におもいます。

 

おかげで、ヘムズワースのカッコよさはそれなりに発揮されますが、シャノン、ペーニャ以下11名は、単なる「駒」になってしまいました。

 

残念な出来です。

 

内容: B-/C+

 

++++++++++

 

画質(2.40:1): A+

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、10 Mbpsから50 Mbps。平均、34.16 Mbps。

 

撮影は、『氷の国のノイ』(2003)『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)『好きにならずにいられない』(2015)『DEMON デーモン』(2015)『アンダー・ザ・ウォーター』(2017)『ダークタワー』(2017)のデンマーク出身のラスムス・ヴィデベック

 

機材は、アリ・アレクサ・ミニ、アリ・アレクサ・XT HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

 

現代最高のBD画質といえましょう。

 

解像度は、最高レベル。細部までくっきりはっきり描きます。彫りは深く、奥行き感も十分に出ています。テクスチュアにも違和感はありません。

 

色温度は、やや高め。ほんのりとブルー系が強調され、荒涼たる雰囲気が出ています。色数もやや間引いているようですが、発色自体は鮮明です。日焼けした兵士たちの肌色がリアルです。

 

暗部情報量も、かなりのもの。暗いシーンが多いのですが、見づらくはありません。

 

大画面の近接視聴も、一切問題なしです。

 

音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A+/A

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

一部の劇場では、ドルビーサラウンド7.1上映。

 

左右前後に音を定位させ、音の出所もスクリーンとぴったり合っています。特に左右の広がりは相当です。包囲感もかなりのもので、移動感も鮮やかなものです。ヘリコプター飛行シーンやB52飛来シーンでは、あざといほどにサラウンド効果が高まり、スクリーンの外から音が出てきて、サラウンド・ジャンキーを喜ばせてくれます。

 

ノイズ感も、なし。純度が高く、澄み切っています。銃声・爆破音に痛みと重みがあります。音楽も団子にならず、すっきりとした響きです。

 

セリフの抜けも十分。サ行もきつくならず、ヒステリックにならず、明瞭です。

 

超低音成分は、かなり出ます。おかげで、迫力が高まります。部屋が揺れるほどではありませんが、調整は必要かもしれません。

 

英語学習用教材度: A-/B+

 

英・仏・西語字幕ならびに仏語吹き替えつき。残念ながら、日本語字幕・日本語吹替えはつきません。

 

セリフ量は、平均。そのうえ、俗語・卑語が、F-wordを含め、大量に登場します(R指定)。テクストとして使うには、十分な注意が必要です。しかも、現地語が多用されているので(その場合は、英語字幕が出ます)、勉強しにくい素材です。

 

英語字幕も、セリフを完璧にフォローしていません。とはいえ、些細な違いではあるのですが、気になるといえば、気になります。

 

特典は、量は多くないのですが、英語字幕がつくのは悪くありません。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題は、12 Strong。直訳すれば、「12名の強者(つわもの)たち」となります。

 

☆3500万ドルの製作費で、全米4550万ドル、海外2413万ドル、世界6963万ドルの売り上げです。黒字になったかどうかは微妙なところです。

 

特典は、多くありません。

 

 12 Strong: The Making of an Impossible Mission 
   (22:05)
 Monumental Effort: Building America's Response Monument 
   (10:13)

 

映像:Aを基本に、Bが適宜挿入
 A:ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B:シネスコ・サイズ(2.40:1)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声:ドルビーデジタル ステレオ 2.0
 

うれしいことに、すべてに英語字幕がつきます。

 

☆“12 Strong: The Making of an Impossible Mission”は、いわゆるメイキング。製作意図が熱く語られます。ミッチ・ネルソンとハル・スペンサー本人も、しばしば登場します。

 

☆撮影場所は、この手の映画では必ず使われるニューメキシコ州です。

 

☆“Monumental Effort: Building America's Response Monument”は、12名の騎馬隊を讃えて世界貿易センターのツインビルの跡地に建てられた馬に乗って移動する特殊作戦部隊の銅像の製作過程と2011年11月10日の披露パレードを描いたドキュメンタリーです。ちなみに、この銅像はグリーンベレーの記章についている言葉“De Oppresso Liber”(抑圧からの解放)と呼ばれています。

 

++++++++++

 

充実した作品への出演が続いていたクリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャでしたが、残念ながら、ちょっと本作で躓いてしまいました。ニコライ・フルシーにはもっと精進してもらいましょう。

 

米盤BDの画質・音質は見事です。10ドルならば、損したとおもいません。興味ある方は、レンタルBDの登場を待つのも一計です。

 

| 外国映画(ハ行) | 10:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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