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ジオストーム(BD)
ジオストーム ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
2017
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

 

原題:Geostorm (2017)
上映時間:1:49:07
2018年1月19日 国内劇場初公開
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/geostorm/

ゴウ先生総合評価: B/B-
  画質(2.40:1): A+/A
  音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A
  英語学習用教材度: A/A-

 

オペラ座の怪人』(2004)『300 <スリーハンドレッド>』(2007)『完全なる報復』(2009)『マシンガン・プリーチャー』(2011)『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』(2012)『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013)『エンド・オブ・キングダム』(2016)『キング・オブ・エジプト』(2016)のジェラルド・バトラー主演による米国製SF・ディザスター・アクション。

 

準主演は、『アクロス・ザ・ユニバース』(2007)『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008)『ウェイバック -脱出6500km-』(2010)『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(2011)『クラウド アトラス』(2012)『アップサイドダウン 重力の恋人』(2012)『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』(2014)のジム・スタージェス

 

その他、アビー・コーニッシュアレクサンドラ・マリア・ララエド・ハリスアンディ・ガルシアが共演。

 

監督・製作・脚本は、『ユニバーサル・ソルジャー』(1992)『スターゲイト』(1994)『インデペンデンス・デイ』(1996)『GODZILLA』(1998)『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016)の脚本を書き、TV『レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀』シリーズ(2008〜2002012)の監督・製作総指揮を務めたディーン・デヴリン。本作が、長編劇映画監督デビュー。

 

共同脚本は、『レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀』シリーズ(2008〜2002012)など、TVで活躍する、本作が長編劇映画デビューとなるポール・ギヨ

 

☆英語字幕つきBDで観る

 

アメリカで、酷評されました。Rotten Tomatoesでは、支持率10%で、10点満点中3.4点。Metacriticでは、100点満点中21点という酷さです。そのため、アメリカでは興行的にも大失敗に終わりました。

 

こんな状態ですから、劇場まで観に行く気はありませんでした。ですが、Blu-ray Discが出るとなれば、観たくなります。何せ、これだけのビッグネームが出ているのです。脚本・演出がひどくても、それなりに楽しめるのではと考えてしまいます。

 

5月23日にリリースされた国内盤BDには、英語字幕もついています。早速、取り寄せることにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、2022年のアメリカと宇宙。

 

2019年、度重なる自然災害に苦しめられてきた人類は、ついに世界18か国が協力し、ジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)を総責任者として、国際気象宇宙ステーション(ICSS)を中心にして全世界の天気を管理できる気象コントロール衛星「ダッチボーイ」を完成させます。

 

しかし、ジェイクは、その勝手な言動が米国上院査問委員会の顰蹙を買い、責任者の地位を下ろされてしまいます。その後任には弟のマックス・ローソン(ジム・スタージェス)が就くことになり、兄弟関係も悪化します。その後、職をなくしたジェイクは離婚もし、フロリダで怠惰な生活を送っていました。

 

そんな2022年、ダッチボーイが謎の暴走を始め、世界各地に未曾有の大災害をもたらし始めたのでした。アンドリュー・パルマ米大統領(アンディ・ガルシア)は、この調査をマックスに命じます。そして、レナード・デッコム国務長官(エド・ハリス)が、ダッチボーイのすべてを知っているジェイクにその任務を任せるように命じます。

 

兄弟の確執があることから、マックスもジェイクも気乗りしない任務ですが、地球史上最大の危機です。ジェイクは、人類滅亡を引き起こす地球規模の自然災害「ジオストーム」を食い止めるべく、スペースシャトルに乗ってICSSに向かうのでした……。

 

☆暇つぶしには、悪くない

 

アルマゲドン』(1998)と『ディープ・インパクト』(1998)を足して2で割って、いま話題の気候変動を扱った映画ですが、その発想の陳腐さと出来の悪い家族ドラマ・政治ドラマ・恋愛ドラマとが混在し、脚本も甘く、演出も雑な映画です。なるほど、アメリカでの評価が非常に低いのも納得できます。はっきりいって、テンコ盛り過ぎて、すべてが中途半端になっているのです。

 

とはいえ、完全に否定できるかといえば、そうもいかないところが、映画の面白さです。ジェラルド・バトラーが出ると、B級の香りが漂うというマイナス点はありますが、バトラーを助けるICSS司令官ウーテ・ファスベンダー役のアレクサンドラ・マリア・ララやマックスの恋人であるサラ・ウィルソン役のアビー・コーニッシュといった女優が魅力的であるために、存在感の薄い男優たちを補ってくれるのです。

 

他方、もっともひどいのは、エド・ハリス演じる国務長官です。どうしてこんな雑な発想と戦略しかもたない人間がアメリカの国務長官を務められるのだろうとあきれはてます。そういえば、ヒラリー・クリントンでも務められたのだから、こういう国務長官がいてもよしとするかと考えるべきなのかとおもったほどです。とにもかくにも、あの名優エド・ハリスが、まったく冴えません。どうせなら『ザ・ロック』(1996)のときぐらいカッコよい役を与えるべきだったのです。ディーン・デヴリンの罪です。

 

マックス役のジム・スタージェスにしても、大統領役のアンディ・ガルシアにしても、右往左往するばかりで、これといって見せ場がなく、ジェラルド・バトラーにしても、緻密さが欠ける脚本であるために、賢そうな科学者に見えません。男優が全滅状態なのには、参ってしまいました。これで、アレクサンドラ・マリア・ララとアビー・コーニッシュがいなかったら、本作は観る価値なしと断罪したことでしょう。

 

CGは、見事。陳腐な脚本と演出をかなり助けています。画質も優秀で、CGと実写の見分けはほとんどつかず、安っぽい映像になっていないのが救いです。

 

ただし、タリタ・ベイトマン演じるジェイクの娘ハナや離婚した妻との関係がよくわからないなど、編集には問題があります。

 

まあ、本作を観ると決めたら、目くじら立てないで大らかな気持ちで対応するのが、損のない態度です。

 

内容: B-/C+

 

++++++++++

 

画質(2.40:1): A+/A

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、19 Mbpsから37 Mbps。

 

撮影は、『チョコレート』(2001)『ネバーランド』(2004)『ステイ』(2005)『主人公は僕だった (2006)『君のためなら千回でも』(2007)『007/慰めの報酬』 (2008)『マシンガン・プリーチャー』(2011)『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)『ザ・ホスト 美しき侵略者』(2013)『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(2015)『デッド・オア・ラン』(2016)のロベルト・シェイファー

 

機材は、レッド・エピック・ドラゴンHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。

 

かなりの高画質です。現代最高BD画質までもう一歩と評価します。

 

解像度は、最高レベル。細部までくっきりと描きます。彫りは深く、奥行き感も十分。これなら、3D版の必要性は感じません。気に入らないのは、ぬめるようなテクスチュア。これがなければ、「A+」にしていました。

 

色温度は、やや高め。ほんのりとブルー系が強調されています。色数もやや間引いているようですが、鮮明な発色です。肌の質感も、ほとんど違和感はありません。

 

暗部情報量も、かなりのもの。暗いシーンが多いのですが、それほど見づらくはありません。

 

大画面の近接視聴も、問題なしです。

 

音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

左右前後に音を定位させ、音の出所もスクリーンとぴったり合っています。特に左右の広がりは相当です。包囲感もかなりのもので、移動感もなかなかです。スクリーンの外から音が出てきて、サラウンド・ジャンキーを喜ばせてくれます。ただし、現代最高BD音質から比べると、その差は否めません。

 

ノイズ感も、なし。純度が高く、澄み切っています。音楽も団子にならず、すっきりとしています。

 

セリフの抜けも十分で、サ行もきつくならず、ヒステリックにならず、明瞭です。

 

超低音成分は、出るときに出るというタイプです。出るときにも、部屋が揺れるほどではありません。

 

英語学習用教材度: A/A-

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、かなりの量。ただし、俗語・卑語が、F-wordこそ使われないものの、S-wordを含め登場します(PG-13指定)。テクストとして使うには、注意が必要です。

 

英語字幕は、確認した限り、完璧にセリフをフォローしており、勉強しやすい素材です。英語字幕の字体が、好みではありませんが。

 

特典は、量が少ないのですが、すべてに英語字幕がつくのは悪くありません。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題も、Geostorm。「地球」を表す“geo”と「嵐」を表す“storm”からなる造語。直訳すれば、「地球嵐」。地球全体で同時に起きる大規模天候災害を意味します。

 

☆1億2000万ドルの製作費で、最終的に、アメリカで3370万ドル、海外で1億8790万ドル、世界で2億2160万ドルのメガヒット。ですが、これだけの製作費ですから、黒字にならなかった可能性が高そうです。

 

特典は、多くありません。

 

 ‖膾匈欧鬚弔りだす(6:30)
 答えを求めて(4:13)
 撮影の舞台裏(5:40)

 

映像:Aを基本に、Bが適宜挿入
 A:ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B:シネスコ・サイズ(2.40:1)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声:ドルビーデジタル ステレオ 2.0
 

うれしいことに、すべてに英語字幕がつきます。

 

☆特典は、3つとも、ごく普通のメイキングです。

 

☆通常盤のほかに、次の2種類のBDが入手可能です。

 

ジオストーム 3D&2Dブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray]
2017
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

 

【Amazon.co.jp限定】ジオストーム ブルーレイ&DVDセット(2枚組)(オリジナルステッカー付) [Blu-ray]
2017
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

 

☆アメリカでも、4K UHD BDは発売されていません

 

++++++++++

 

BDの画質は、優秀。音質・特典内容も、そこそこ。英語学習用に使うのは、それほど悪くありません。出演俳優のファン以外の方なら、購入を検討するのもありでしょう。関心を持たれた方は、まずはレンタルBDでお試しください。

 

| 外国映画(サ行) | 05:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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