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2017
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

原題:Gifted (2017)
上映時間:1:41:10
2017年11月23日 国内劇場初公開
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/gifted/

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(2.40:1): A
  音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A+/A
  英語学習用教材度: A-

 

ファンタスティック・フォー』シリーズ(2005・2007)『PUSH 光と闇の能力者 (2009)『キャプテン・アメリカ』シリーズ(2011・2014・2016)『アベンジャーズ』シリーズ(2012・2015・2018)のクリス・エヴァンス主演の米国製ヒューマン・ドラマ。

 

準主演は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017)でトーニャ・ハーディングの少女時代を演じた子役のマッケナ・グレイス

 

その他、リンゼイ・ダンカンジェニー・スレイトエリザベス・マーヴェルオクタヴィア・スペンサーが共演。

 

監督は、『(500)日のサマー』(2009)『アメイジング・スパイダーマン』(2012)『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)のマーク・ウェブ

 

脚本は、TV『ミラクル・タッチダウン』(2002)のトム・フリン

 

☆英語字幕つきBDで観る

 

天才少女をめぐるドラマをマーク・ウェブがクリス・エヴァンス主演で監督するというニュースを聞いてから、ずっと観たかった作品です。都合がつかずに劇場公開時に見逃したので、Blu-ray Discで観たいとおもっていました。

 

その国内盤BDは、20世紀フォックス製らしく、英語字幕がついています。ゆえに、6月2日にリリースされると、すぐに取り寄せることにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代の米フロリダ州タンパの近くにある小さな町。

 

フランク・アドラー(クリス・エヴァンス)は、元ボストン大学で哲学を教えていた助教授です。自殺した姉ダイアンの遺志に従い、その娘メアリー・アドラー(マッケナ・グレイス)をフロリダで育てています。住んでいる家の隣に住むロバータ・テイラー(オクタヴィア・スペンサー)が、メアリーを自分の娘のようにかわいがります。

 

メアリーは、母親と同じく、数学の天才で、自宅学習をしていました。しかし、普通に育てたいフランクは、メアリーが7歳になったときに地元の小学校に入学させます。しかし、その天才ぶりに気づいた担任のボニー・スティーヴンソン(ジェニー・スレイト)と校長のグロリア・デイヴィス(エリザベス・マーヴェル)が、フランクにメアリーが天才用の学校への転校を勧めます。

 

そんなときに、孫の天才を伸ばしたい、ダイアンとフランクの母であるイヴリン・アドラー(リンゼイ・ダンカン)が、フランクの前に現れます。しかし、フランクはイヴリンと縁を切っており、ふたりは対立するばかりなのでした……。

 

☆設定の面白さを天才子役が盛り立てる

 

設定のユニークさと子役のすばらしさが功を奏した作品だと高く評価します。

 

まずもって、英才教育はよいことばかりではないという設定が見事です。フランクの姉ダイアンは数学の天才で、それを見抜いた母親イヴリンがダイアンに期待したために、その重荷に耐えきれず、メアリーを産んだ後、自殺してしまいます。その遺言としてフランクに、メアリーを普通の子供として育ててほしいと伝え、フランクもそれを実行しようとします。

 

このあたり、凡人の貧乏英語塾長には、逆転の発想そのもの。やられたと感じながら、見入ってしまいました。そのフランクにしても、姉ほどではないにしろ、名門ボストン大学の教授職に就いていたわけですから、賢いことは間違いないのです。そして、その偏屈ぶりと理屈っぽさが、いかにも哲学の教授っぽく、米アイオワ大学大学院の哲学科に6年在籍していた貧乏英語塾長としては、「いるいる」とうなずきながら、クリス・エヴァンス演じるフランクを観てしまったのでした。

 

天才=幸福ではないという発想から、天才であるメアリーをどう幸福にしていくかという難題をフランクはどう解決していくのか。本作は、そのことをフランクの母親との対立をもとに描き、ウェルメイドなサスペンスになっているところに感心してしまいます。

 

エヴァンスの演技は、キャプテン・アメリカほどのインパクトはなく、ただダサい中年男となっているところが、やや不満を覚えますが、それを救って余りあるのが、メアリーを演じたマッケナ・グレイスの「天才」子役ぶりです。

 

短気で癇癪もちで、それでいて数学の難問をすらすらと解いていく小気味よさ。その大人びた口の悪さと合わせて、一服の清涼剤ともいうべき爽やかさを観る者に与えます。こまっしゃくれた子役を好きではない貧乏英語塾長なのですが、ここまで傲慢に自我を通すマッケナ・グレイスを見ると、拍手を送りたくなるのです。この人がシアーシャ・ローナンクロエ・グレース・モレッツエル・ファニングのように順調に伸びてくれたらと願わずにはいられません。その美貌には、すばらしいものがありますし。

 

個人的に拍手を送りたいのは、メアリーの担任教師を演じたコメディアンとしてTV『サタデーナイト・ライブ』などで活躍するジェニー・スレイトです。その独特の鉤鼻と可愛らしい声のミスマッチが面白く、クリス・エヴァンスとのツーショットも絵になります。

 

惜しむらくは、オスカー女優オクタヴィア・スペンサーがいまひとつ活躍の機会を与えられないこと。おもい切ってクリス・エヴァンスと恋仲にさせたりしていたら、面白かっただろうにとおもうほどです。いいコンビだとおもうのですが。

 

ともあれ、説明過剰にならない小気味よいビル・パンコウの編集もなかなかだし、シルエットを多用したスチュアート・ドライバーグの撮影も立派。マーク・ウェブの演出も奇を衒わず、正攻法。最後まで飽かせることなく、楽しませてくれます。

 

キャプテン・アメリカ』(2011)と並ぶ、クリス・エヴァンスの代表作となりました。

 

内容: A-

 

++++++++++

 

画質(2.40:1): A

 

Gump TheatreにてOppo UDP-203から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、14 Mbpsから42 Mbps。

 

撮影は、『ピアノ・レッスン』(1993)でアカデミー撮影賞にノミネートされた、『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)『ニューヨークの恋人』(2001)『リクルート 』(2003)『イーオン・フラックス』(2005)『幸せのレシピ』(2007)『幸せの1ページ (2008)『アメリア 永遠の翼』(2009)『ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)』(2011)『終戦のエンペラー』(2012)『LIFE!/ライフ』(2013)『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016)『グレートウォール』(2016)『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)のスチュアート・ドライバーグ

 

機材は、アリカムLT、アリカムST、アリフレックス235 35mmフィルム・カメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(バイト数は不明)。

 

35mmで撮影されたというので期待していたら、フィルム・グレインがほとんど除去され、まるでHDカメラで撮影されたような絵になっています。しかも、輪郭が強調されていて、やや期待外れです。

 

とはいえ、解像度は高く、細部がスポイルされている印象はありません。彫りの深さはまずまずですが、ややフラットに見える場面があります。


発色は、ニュートラル。色数は多く、鮮明です。肌の質感も、ナチュラル。違和感はありません。

 

暗部情報量も、まずまず。暗いシーンでも、見づらいシーンはほとんどありません。

 

大画面の近接視聴も、一応問題なしです。

 

音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A+/A

 

Oppo UDP-203からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

音は、絵と比べると、好印象です。

 

左右前後に音を定位させ、音の出所もスクリーンとぴったり合っています。特に左右の広がりが相当なものです。包囲感はかなりのもので、移動感もなかなかです。スクリーンの外から音が出てきて、サラウンド・ジャンキーを喜ばせてくれます。

 

ノイズフロアは、最低レベル。純度の高い透明度をもっており、波音、風音、虫の鳴き声などの環境音がよく聞こえてきます。音楽も、かなりの分離感。爽やかに響きます。

 

セリフの抜けも十分。サ行もきつくならず、ヒステリックにならず、明瞭です。ただし、クリス・エヴァンスの声がややこもるのが惜しいところです。

 

超低音成分は、控えめ。もう少し出てくれてもとおもうほどです。

 

英語学習用教材度: A-

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、かなりの量。俗語・卑語は、F-word、S-wordを含め、使われます。とはいえ、目くじらを立てるほどの量ではありません(PG-13指定)。大人限定ではありますが、注意させすれば、十分にテクストととして使えます。

 

英語字幕は、確認した限り、完璧にセリフをフォローしています。

 

特典にも、20世紀フォックス製ですから、英語字幕がつくものだとおもっていたら、残念ながら、つきませんでした。BDプレーヤーの言語設定を英語にすれば、米盤仕様になるのですが、それでも英語字幕は出てきませんでした。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題も、Gifted。「神から与えられた」という意味から「優れた天賦の才能のある」という形容詞です。

 

☆700万ドルの製作費で、アメリカで2480万ドル、海外で1825万ドル、世界で4305万ドルの売り上げ。立派なスマッシュヒットです。

 

特典は、次の映像特典です。

 

 〔じ開シーン集(8:13):
   あなたのせい
   未解決の問題
   クッキー
   ラジウムより希少
   空気を読む
 ▲好撻轡礇覬覗集:
   キャストとスタッフの思い(13:32)
   ストーリー(2:08)
   最高のキャスト(2:06)
   方程式の内側(1:37)
   マーク・ウェブ監督の流儀(1:27)
 ロケ地(1:57)
 ぅ好謄ル・ギャラリー(2:05/25枚)
 ゥリジナル劇場予告編(2:29)

 

映像:
  ΝァA
 ◆Ν Bを基本に、Aが適宜挿入
 ぁB
 A:シネスコ・サイズ(2.40:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B:ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声: 
  銑ぅ疋襯咫璽妊献織 ステレオ 2.0
 ァ.疋襯咫璽妊献織 5.1

 

残念ながら、英語字幕はつきません。BDプレーヤーの言語設定を英語に変えると、米盤仕様になりますが、それでも英語字幕はついていなかったのでした。

 

☆△マッケナ・グレイスがクリス・エヴァンスと一緒に出てくるインタビューがあるのですが、撮影がすんでずいぶん経ってからのインタビューだったのでしょう。映画とはまったく違うほど成長して美人になっています。

 

++++++++++

 

映画ファン、マッケナ・グレイスとジェニー・スレイトのファン、必見。BDの特典に英語字幕がつかないのはよろしくありませんが、画質・音質ともに十分。強くオススメします!

 

| 外国映画(カ行) | 07:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
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