国内劇場未公開・国内Blu-ray Disc/DVD未発売・インターネット国内未配信『Goodbye Christopher Robin』(2017)の英盤BDに、100%信頼できるわけではありませんが、日本語字幕・日本語吹替えがついているという情報を入手しました。観たかった映画ですし、英アマゾンで9.99ポンドの最安値をつけたこともあり、注文してしまいました。
本作は、児童文学『クマのプーさん』シリーズの原作者であるA.A.ミルン(1882年1月18日 - 1956年1月31日)の半生を描いた英国製伝記ドラマです。
主演のミルンを演じるのは、『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』(2013)『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)『エクス・マキナ』(2015)『ブルックリン』(2015)『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2017)『ピーターラビット』(2018)のドーナル・グリーソン。
準主演は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)でアカデミー主演女優賞にノミネートされた、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)『フォーカス』(2015)『死の谷間』(2015)『ターザン:REBORN』(2016)『スーサイド・スクワッド』(2016)のマーゴット・ロビーです。
その他、ケリー・マクドナルド、ウィル・ティルストン、アレックス・ロウザーが共演しています。
監督は、『マリリン 7日間の恋』(2011)『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015)のサイモン・カーティスです。
本作は、ミルンが『クマのプーさん』を完成させるまでの過程とそのことがミルン家に及ぼした影響を、ミルン(ドーナル・グリーソン)と妻ダフネ(マーゴット・ロビー)、そして息子のクリストファー・ロビン(8歳時ウィル・ティルストン、18歳時アレックス・ロウザー)とその子守りオリーヴ(ケリー・マクドナルド)の行動から描くものです。
批評は、まずまずのものでした。Rotten Tomatoesでは、支持率64%で、10点満点中6.3点。Metacriticでは、100点満点中54点となっています。とはいえ、世界で720万ドルしか売り上げられず、製作費は不明ですが、興行的には成功していません。
それでも、いまをときめく、ドーナル・グリーソンとマーゴット・ロビーの主演映画です。しかも、A.A.ミルンの勉強にもなります。それゆえ、観たいとおもっていましたが、この興行成績では国内劇場公開の見込みはありません。そこで、海外盤を探していたら、9.99ポンドに値下がりした英盤BDに日本語字幕・日本語吹替えがつくかもしれないというのですから、購入に踏み切ってしまったという次第です。
もちろん、米盤BDは存在し、国内アマゾンでも取り扱いがあります。
Goodbye Christopher Robin/ [Blu-ray] [Import] | |
しかし、米アマゾンで19.96ドル、プライム商品として3509円もしますから、とても手が出ません。なお、マーケットプレイスでは送料込みで2529円となっていますが、それでも英盤を取り寄せたほうがはるかに安くなります。
2018年2月26日に発売された20世紀フォックス製英盤BDの仕様です。Blu-ray.comの当該サイトによるものです。
Region Free
容量:2層50GB
映像:1080p/1.85:1/MPEG-4 AVC
音声:DTS-HD Master Audio 5.1(英語)
DTS 5.1(日本・仏・独・伊・露・西語)
Dolby Digital 5.1(西・ウクライナ語)
字幕:日本・英・仏・独・伊・露・西・ウクライナ語など
ただし、Blu-ray-Disc.Deのの当該サイトでは、音声も字幕も英語のみとなっています。どちらが正しいかは不安が残るところですが、それならそれで構わないと考えています。
特典は、米盤BDから“Theatrical Trailer” (1080p; 2:31)が省かれたもののようです。
Commentary by Simon Curtis and Frank Cottrell-Boyce
Promotional Featurettes:
A Walk in the Woods (1080p; 2:34)
Healing a Nation (1080p; 2:11)
A.A. Milne (1080p; 2:01)
Hello Billy Moon (1080p; 2:32)
Daphne Milne (1080p; 2:17)
The Story (1080p; 2:24)
Christopher Robin & His Nanny Olive (1080p; 3:18)
The Cast (1080p; 2:32)
Stills Gallery (1080p; 2:08)
昨日紹介した『ワンダー 君は太陽』(2017)ともう2本の日本未公開作品のBDとあわせて注文し、送料(スタンダード便)込みで34.96ポンド、5642円でした。本BDを1612.23円で購入したことになります。これで、もし日本語字幕・日本語吹替えがついていたら、安いものです。
到着予定は、6月13日。それまでにミルンの自伝を読んでおくことにします。