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マイティ・ソー バトルロイヤル(BD)
マイティ・ソー バトルロイヤル MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
2017

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

 

原題:Thor: Ragnarok (2017)
上映時間:2:10:30
2016年11月3日 国内劇場初公開
公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/thor-br.html

劇場レビュー:2017.11.16 Thursday マイティ・ソー バトルロイヤル(2D字幕)

ゴウ先生総合評価: A
  画質(2.39:1): A+
  音質(DTS-HD Master Audio 7.1): A
  英語学習用教材度: A

 

クリス・ヘムズワース主演によるディズニー製アクション・アドベンチャー・シリーズ第3弾。

 

準主演は、トム・ヒドルストンケイト・ブランシェット

 

その他、イドリス・エルバジェフ・ゴールドブラムテッサ・トンプソンカール・アーバン浅野忠信ベネディクト・カンバーバッチマーク・ラファロレイチェル・ハウスアンソニー・ホプキンスが共演。

 

マット・デイモンルーク・ヘムズワースサム・ニールが、カメオ出演。

 

監督・出演は、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2014)『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2016)のタイカ・ワイティティ

 

原案・脚本は、TV『エージェント・カーター』シリーズ(2015〜2016)のエリック・ピアソン

 

共同原案は、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)の製作総指揮のクレイグ・カイル、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)『マックス・スティール』(2016)の脚本を書いたクリストファー・ヨスト

 

☆英語字幕つき国内盤BDで観直す

 

昨年11月に、TOHOシネマズ日本橋で観た作品です。評判通り、非常に面白く、満足しました。その国内盤Blu-ray Discが3月7日にリリースされましたので、観直すことにしたのでした。英語字幕もついていますし。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代の宇宙。

 

アスガルドの王子でありながらアベンジャーズの一員となり、地球を守る戦いに身を投じてきたソー(クリス・ヘムズワース)は、炎の悪魔の国・ムスペルヘイムにて炎の巨人スルトがアスガルドを滅ぼさんとし、ラグナロク(世界の滅亡)の預言を語るのを聞きます。

 

スルトを撃退してアスガルドに戻ってみると、空間移動の番人がヘイムダル(イドリス・エルバ)からスカージ(カール・アーバン)に変わり、弟ロキ(トム・ヒドルストン)が死んではおらず、逆に実権を握っていて、父の王であるオーディン(アンソニー・ホプキンス)がいません。そこで、ソーは、ロキを連れて、オーディンがいるはずのニューヨーク・シティの老人ホームに行きますが、そこは壊されていました。

 

そのとき、突然、ロキがワームホールによってどこかへ行ってしまいます。残されたのは、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の名刺でした。そこで、ソーがドクター・ストレンジの館へ行くと、オーディンはノルウェーにいることがわかり、ソーとロキはワームホールを使って、移動します。

 

オーディンと対面したふたりは、オーディンにアスガルドへ戻ることを促しますが、死期が近いことを悟っているオーディンは拒否します。そして、オーディンが、ソーには年の離れた「死の女神」と呼ばれるヘラという姉(ケイト・ブランシェット)がいて、その粗暴さゆえに幽閉していると告白します。しかし、自分が死ねばヘラは解き放たれ、アスガルドは滅茶苦茶になると話し、それを止めるようにソーに求めます。それだけをいい置くと、オーディンは死んでしまうのでした。

 

すると、たちまちヘラが現れ、ソーのハンマーすらも破壊し、ソーとロキを圧倒します。仕方なく、ふたりはアスガルドへ逃げようとするのですが、空間移動は失敗し、ソーは辺境の惑星サカールへ落とされ、ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)というもの凄く強い女性に捕まえられ、サカールの統治者グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)に闘士として売られてしまいます。そこで、戦わされたのが、かつての戦友である超人ハルク(マーク・ラファロ)だったのでした……。

 

☆何度観ても、面白い

 

何回観ても、面白いし、笑えます。シリーズ3作の最高作品であるという劇場での感想は、いささかも変わりません。

 

そのうえで、今回観直して印象深かったのは、女性によって成長させてもらうソーの姿でした。

 

映画では、姉ヘラにぶちのめされて大切なハンマーを壊され、たどり着いたサカールではヴァルキリーに翻弄されます。この結果、ソーが学ぶのは、ハンマーに頼り切っていたために、雷神(God of Thunder)としての自分の潜在能力をフルに使っていなかったという事実でした。それをヘラとヴァルキリーのおかげで気づいて、ひと皮むけた強い男になれたのです。

 

もちろん、物理的にヘラに勝つほどの力はありません(ヘラはどこまで強いのじゃあ!)。しかし、亡き父オーディンから「アスガルドは場所ではない。人びとである」と教えられたことを活かし、スルトにアスガルドを崩壊させることを許すことで、ヘラを倒させ、住民の移住を成し遂げます。ソーが、ヘラとヴァルキリーのおかげで、自分の殻を破れたからこそできた偉業です。

 

この結果、ソーは右目がつぶれ、オーディンのように眼帯をつけ、まだまだ軽薄ではあるものの、晩年のオーディンのような賢君になっていく予感を観客に与えます。いわば、本作は、女性のおかげでソーが青年から成熟した大人に変わっていく映画なのです。

 

この成長を軽妙な演技で見せてくれたクリス・ヘムズワースには、惜しみない称賛を贈ります。同時に、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、ジェフ・ゴールドブラム、テッサ・トンプソンの演技にも喝采を送ります。

 

テーマ性・アクション・笑いが高次元で融合した本作、これ以上の感動を与えられる次回作があるのかと心配になってしまうのでした。

 

詳しい内容については、上掲の劇場レビューを参照していただくとして、今日は主にBDの仕様と特典についてコメントさせてもらいます。

 

内容: A

 

++++++++++

 

画質(2.39:1): A+

 

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、5 Mbpsから43 Mbps。

 

撮影は、『トーク・トゥ・ハー』(2002)『海を飛ぶ夢』(2004)『それでも恋するバルセロナ』(2008)『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009)『ザ・ロード』(2009)『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010)『ブルージャスミン』(2013)『泥棒は幸せのはじまり』(2013)『ザ・ブリザード』(2016)のハビエル・アギーレサロベ

 

機材は、アリ・アレクサ・65 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。

 

世界の一部の劇場では、ドルビービジョン上映。

 

TOHOシネマズ日本橋で2Kプロジェクターによる上映で観て、大いに失望した画質でした。それから比べれば、はるかにすばらしい高画質です。現代最高のBD画質といってよいでしょう。

 

解像度は極めて高く、彫りが深く、奥行き感も出ていて、くっきりしています。それでいて、輪郭が強調されすぎることもなく、ナチュラルで、デジタル臭さはどこにもありません。

 

発色は、ニュートラル。色数も多く、色がにじむこともなく、鮮明です。肌の質感もナチュラル。違和感はまったくありあmせん。

暗部情報も、かなりの量。黒がよく沈み、コントラストも高く階調も滑らかなので、暗いシーンでも見づらいシーンはありません。

 

大画面の近接視聴も、一切問題なしです。

 

音質(DTS-HD Master Audio 7.1​): A

 

Oppo BDP-93からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

世界の一部の劇場では、IMAX 12 track、ドルビーアトモス、DTS:X、ドルビーサラウンド7.1で上映。

 

ディズニーBDですから、ドルビーアトモスは搭載されません。ただし、4K UHD BDには搭載されるようになりました。早くBDにも載せてもらいたいものです。

 

結論から申し上げると、かなりのサラウンド効果があるのですが、サラウンドバック・スピーカーがそれほど活躍させない音響設計のために、まるで5.1チャンネルのようで、包囲感もやや乏しく、前後の移動感もやや曖昧になっています。それでも、左右前後に音が定位し、音の出所がスクリーンとマッチするために、違和感は最少ですんでいるのが救いです。


ノイズは、ほぼゼロ。そのため、音の純度は高いのですが、音楽を含め、効果音も団子状に聞こえるのが、よろしくありません。

 

セリフの抜けは、文句なし。背景の音の角がはっきりしなくても、セリフはセンタースピーカーから明瞭に聞こえてきます。サ行も滑らかです。

 

超低音成分は、かなりの量。部屋が揺れるほどではありませんが、鼓膜が押しつけられます。調整が必要な場合もあるでしょう。


英語学習用教材度: A

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

セリフは、かなりの量。それでも、穏当な俗語・卑語は使われるものの、F-wordは一度も登場しません(PG-13指定)。ちょっとした注意で、テクストに安心して用いられます。

 

使われる英語にはかなりの品格がありますし、英語字幕は、確認した限り、セリフを99%以上フォローしており、勉強しやすい素材です。

 

特典も多いのですが、英語字幕がつかないのが、残念です。しかも、監督による音声解説が、映画を学ぶのにはあまり役立たないために、これ以上の評価はできません。

 

++++++++++
  
気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆1億8000万ドルの製作費で、最終的に、アメリカで3億1506万ドル、海外で5億3891万ドル、計8億5397万ドルのメガヒット。全米でも世界でも、3作の中でトップの売り上げです。

 

特典は、かなりの量です。まずは、音声特典。

 

 音声解説:タイカ・ワイティティ監督

 

音声は、ドルビーデジタル ステレオ。残念ながら、英語字幕はつきません。

 

次に、映像特典。

 

 ヾ篤弔離ぅ鵐肇蹈瀬ション(1:44)
 ∪什遒良饌耄◆34:24):
   クリス・ヘムズワースの魅力
   ヘラとヴァルキリー
   監督そしてコーグ
   “惑星サカール”って?
   コミックと映画の世界
 NGシーン集(2:18)
 “チーム・ソー”のその後…(6:08)
 ァ悒▲戰鵐献磧璽此織ぅ鵐侫ニティ・ウォー』へ継ぐストーリー(5:23)
 μじ開シーン(5:43):
   ご対面(2:12)
   怒りと悲しみ(2:06)   
   グランドマスターとトパーズ(1:23)
   見つかるヘイムダル(0:43)
   クインジェットに向かって(0:54)
 В献咼奪箸寮こΑ
   サカールからの脱出(0:58)
   橋の上でのバトル(2:17)

 

映像:
  Ν◆ΝァAを基本に、適宜Bが挿入
 ・ぁA 
 ΑA
 АC

 A ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B シネスコ・サイズ(2.39:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)
 C シネスコ・サイズ(2.00:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声: 
  銑ァΝА.疋襯咫璽妊献織 5.1
 Α.疋襯咫璽妊献織 ステレオ 2.0

残念ながら、ディズニーBDの常で、英語字幕はつきません。

 

音声解説は、冒頭10分くらいタイカ・ワイティティのジョークが10割で、どうなるものかとおもっていたら、それから次第に撮影裏話が増えてきます。とはいえ、映画製作の技術論などは少ないうえに、2歳のタイカの娘マトゥアが55分過ぎから間欠的に表れ、その場を乱します。悪ふざけが多くて大して面白くない問題のある音声解説です。映画はよいのに、どうしてこんな解説しかできなかったのでしょう。ムッと来ました。

 

☆ 峇篤弔離ぅ鵐肇蹈瀬ション」は、本編の前に置かれています。

 

☆◆崟什遒良饌耄◆廚魯瓮ぅングなのですが、その中でもっとも面白いのは、「監督そしてコーグ」です。タイカ・ワイティティの強烈な個性が炸裂します。

 

☆ぁ“チーム・ソー”のその後…」は、グランドマスターが地球に来て、ダリルと同居することになるという短編コメディです。

 

++++++++++

 

シリーズ・ファンはもちろん、アクション映画ファン、コメディ映画ファン、必見。BDの画質は最高だし、音質も許せる範囲。監督の音声解説以外は、なかなかの出来です。強くオススメします!

 

| 外国映画(マ行) | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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