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マイティ・ソー バトルロイヤル(2D字幕)

 

原題:Thor: Ragnarok (2017)
上映時間:131分
2016年11月3日 国内劇場初公開
公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/thor-br.html

TOHOシネマズ日本橋 スクリーン4 B-8
2017年11月15日(水)13時00分の回

ゴウ先生総合評価: A
  画質(2.39:1/デジタル): A
  音質(Linea PCM): A+
  英語学習用教材度: C+

 

クリス・ヘムズワース主演によるディズニー製アクション・アドベンチャー・シリーズ第3弾。

 

準主演は、トム・ヒドルストンケイト・ブランシェット

 

その他、イドリス・エルバジェフ・ゴールドブラムテッサ・トンプソンカール・アーバン浅野忠信ベネディクト・カンバーバッチマーク・ラファロアンソニー・ホプキンスが共演。

 

マット・デイモンが、カメオ出演。

 

監督・出演は、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2014)『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2016)のタイカ・ワイティティ

 

原案・脚本は、TV『エージェント・カーター』シリーズ(2015〜2016)のエリック・ピアソン

 

共同原案は、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)の製作総指揮のクレイグ・カイル、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)『マックス・スティール』(2016)の脚本を書いたクリストファー・ヨスト

 

☆大絶賛の本作、BDが出るのが待てなかった

 

本作は、全米公開が日本と同じ11月3日であったにもかかわらず、すでに世界で6億5000万ドル以上を売り上げたうえ、評論家からの評価もものすごく高い作品です。Rotten Tomatoesでは、支持率93%で、10点満点中7.5点。Metacriticでは、100点満点中73点を獲得しています。

 

これだけ評価の高い作品をいま劇場で観ずにBlu-ray Discが出るのを半年も待つのは、とても耐えられないことです。しばらく、広場恐怖症のために混んでいる繁華街の映画館へ行けなかった貧乏英語塾長ですが、勇気を振り絞って劇場へ出かけることにしました。

 

狙いは、4K上映館。となると、最近場の新宿は全滅。そこで、TOHOシネマズ日本橋に狙いを絞ります。上映されているスクリーン4は未体験。ゆえに、4Kプロジェクターが設置してあるかどうかはわかりませんが、定員119人で、スクリーンのサイズが横9.6m×縦4.0mですから、4K上映可能な小屋です。行ってみることにしました。

 

他人の干渉があると耐えきれない貧乏英語塾長です。他の観客の動向を観るために、上映直前にチケットを買うことにします。実際に劇場に到着したのは、予告編が開始された午後1時2分でした。そこで最終確認をすると、入りは、7割。それでも、2列目にはだれも座っておらず、これ幸いと中央下手側の席を確保したのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代の宇宙。

 

アスガルドの王子でありながらアベンジャーズの一員となり、地球を守る戦いに身を投じてきたソー(クリス・ヘムズワース)は、炎の悪魔の国・ムスペルヘイムにて炎の巨人スルトがアスガルドを滅ぼさんとし、ラグナロクの預言を語るのを聞きます。

 

スルトを撃退してアスガルドに戻ってみると、空間移動の番人がヘイムダル(イドリス・エルバ)からスカージ(カール・アーバン)に変わり、弟ロキ(トム・ヒドルストン)が死んでおらず、実権を握っていて、父の王であるオーディン(アンソニー・ホプキンス)がいません。そこで、ソーは、ロキを連れて、オーディンがいるはずのニューヨーク・シティの老人ホームに行きますが、そこは壊されていました。

 

そのとき、突然、ロキがワームホールによってどこかへ行ってしまいます。残されたのは、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の名刺でした。そこで、ソーがドクター・ストレンジの館へ行くと、オーディンはノルウェーにいることがわかり、ソーとロキはワームホールを使って、移動します。

 

オーディンと対面したふたりは、オーディンにアスガルドへ戻ることを促しますが、死期が近いことを悟っているオーディンは拒否します。そして、ソーには年の離れた「死の女神」と呼ばれるヘラという姉(ケイト・ブランシェット)がいて、その粗暴さゆえに幽閉していたが、自分が死ねばヘラが解き放たれ、アスガルドは滅茶苦茶になると話し、それを止めるようにソーに求めます。それだけをいい置くと、オーディンは死んでしまいます。

 

すると、たちまちヘラが現れ、ソーのハンマーすらも破壊し、ソーとロキを圧倒したのでした。アスガルドへ逃げようとするふたりでしたが、空間移動は失敗し、ソーは辺境の惑星サカールへ落とされ、ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)というもの凄く強い女性に捕まえられ、サカールの統治者グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)に闘士として売られてしまいます。そこで、戦わされたのが、かつての戦友である超人ハルク(マーク・ラファロ)だったのでした……。

 

☆ケッサク!

 

面白い!おかしい!!シリーズ3作の中で、断トツの出来といえましょう。

 

とにもかくにも、ソーとロキのズッコケぶりがたまりません。ベタなドタバタ・コントを真面目に演じる二枚目俳優クリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストンに拍手です。前者にコメディの素質があるのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)『お!バカんす家族』(2015)『ゴーストバスターズ』(2016)でわかっているのですが、後者にこれだけ笑いのセンスがあったことが驚きで、うれしくなりました。監督タイカ・ワイティティの手柄です。

 

このふたりを圧倒する最強の悪役ケイト・ブランシェットには、ゾクゾクさせられっぱなしでした。まずもって、身体の線をはっきりと出すヘラのコスチューム姿が、見事な曲線を描いていて、セクシーでたまらないのです。この人、1969年5月14日生まれですから、2016年夏の撮影当時、47歳。しかも、4人の子持ちなのですが、とてもそう見えない妖艶さです。しかも、ハイヒールを履いているとはいえ、173僂凌板垢190僂離悒爛坤錙璽垢188僂離劵疋襯好肇鵑茲蠅眤腓く見えるのですから、たいしたものです。そして、メチャクチャ強い!オスカーを2度受賞した名女優が、怒りの女神になったら、これほどまでの迫力になるのかと圧倒されました。本当にすごいです。

 

ジェフ・ゴールドブラムのおかしさも、秀逸。レイチェル・ハウス演じる側近のトパーズの掛け合いは、大笑いでした(「ブサイク」!)。ちなみに、このハウスは、ニュージーランドの女優で、ワイティティの前作『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2016)でも重要な役回りで登場し、本作がメジャー・デビューとなります(大好き!)。

 

ヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンの男前の強さも悪くありませんが、笑いのセンスもなかなかです。最初の登場時、酒を飲みすぎて、宇宙船から降りるときに搭乗口から右側に思い切って落ちる場面、貧乏英語塾長、手を叩いて(実際は叩いていませんが)大笑いしたのでした。トンプソンは『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)で主役のマイケル・B・ジョーダンの恋人を演じた可愛らしい女優ですが、あまりにイメージが違うのでタマゲタ次第です。

 

タイカ・ワイティティがその声を演じた石の怪物コーグも、すばらしいコミック・リリーフ。テンションが高くなった場面での脱力系の行動と発言で、ひと呼吸置かせてくれるのにしびれます。

 

イドリス・エルバ、ベネディクト・カンバーバッチ、アンソニー・ホプキンスは、ひと通り。浅野忠信があっという間に殺されるのは、残念でした(あれだけの出演ですが、ギャラは日本映画で主役を張るよりもきっと高いのでしょう)。

 

ジョエル・ネグロンゼン・ベイカーの編集も、見事。テンポがよくて、2時間10分以上ある作品でも、だれることがありません。

 

観終わったあとに、すぐにも観直したくなる楽しい映画です。大人の鑑賞に十分に堪えます。高評価は、当然のことです。

 

++++++++++

 

画質(2.39:1/デジタル): A

 

撮影は、『トーク・トゥ・ハー』(2002)『海を飛ぶ夢』(2004)『それでも恋するバルセロナ』(2008)『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009)『ザ・ロード』(2009)『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010)『ブルージャスミン』(2013)『泥棒は幸せのはじまり』(2013)『ザ・ブリザード』(2016)のハビエル・アギーレサロベ

 

機材は、アリ・アレクサ・65 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。

 

世界の一部の劇場では、ドルビービジョン上映。

 

4Kプロジェクターかとおもったら、どうやらスクリーン4には搭載されていないようです。映画開始直後に、大きく失望してしまいました。

 

全体的に、軟調というよりボケていて、色はぬめります。白茶けた場面が目立ち、字幕には赤と青がにじみます。2KのDLPプロジェクターなのでしょうか。残念でした。

 

解像度もそこそこ。細部がスポイルされている場面も目立ちます。それなりに、彫りは深く、奥行き感もあるのですが、満足するほどでもありません。アリ・アレクサ・65というとてつもない高画質カメラを使っているのに、残念な限りです。

 

発色は、ニュートラル。色数も多いのですが、上述通り、色がにじむ場面が多く、鮮明とはいえません。それでも、肌の質感はナチュラルで、違和感はほとんどなしです。

暗部情報は、まずまず。暗いシーンが少ない映画ではありますが、見づらいシーンはありませんでした。

 

A/A-に落とすかどうか、最後まで悩んだ画質でありました。

 

なお、前から2列目からシネスコ・サイズのスクリーンを観たわけですが、問題なし。貧乏英語塾長がかぶりつき派であるかもしれませんが。

 

音質(Linea PCM): A+

 

世界の一部の劇場では、IMAX 12 track、ドルビーアトモス、DTS:X、ドルビーサラウンド7.1で上映。

 

音は、優秀。5.1チャンネルですが、左右前後に音が定位し、音の出所がスクリーンとマッチする音響設計です。この結果、濃密な立体音場ができあがり、包囲感はかなりのもので、移動感も十分です。

 

高さ表現も、トップスピーカーはないものの、かなりのもの。左右のつながりもしっかりと取れています。ドルビーアトモスだったら、さぞすごい音声なのでしょう。


ノイズは、ほぼゼロ。音の角が丸まることもなく、シャープでクリア。メタリックな響きも乗らず、迫力十分です。音楽は、ほとんど印象に残らないものの、劇場全体を包み込みます。分離感はそこそこですが。

 

セリフの抜けは、問題なし。サ行も滑らかで、音像も肥大しすぎることなく、口元に寄り添います。

 

超低音成分は、かなりの量。腹に応えます。それでも、固く引き締まっていて、不快ではありません。

英語学習用教材度: C+

 

翻訳は、林完治。

セリフは、かなりの量。それでも、穏当な俗語・卑語は使われるものの、F-wordは一度も登場しません(PG-13指定)。ちょっとした注意で、テクストに安心して用いられます。

 

使われる英語もそれほど難しくなく、TOEIC860点の実力があれば、英語字幕を頼りに原文セリフの7割程度は再生できるはずです。

 

林の訳は、堅実。ほとんど違和感を覚えませんでした。

 

++++++++++
  
気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題は、Thor: Ragnarok。直訳すれば、「ソー:ラグナロク」。「ラグナロク」とは、北欧神話における「世界の終末」を意味します。

 

☆ソーとハルクがサカール星から逃げだす経路が「悪魔の肛門(Devil's Anus)」というのには、ひっくり返るほど大笑いしたのでありました。

 

マット・デイモンが登場するのは、ソーがアスガルドに帰った時に、オーディンに化けたロキが喜んで観ているロキを称える劇でのロキ役としてです。笑えます。

 

☆その劇で、ソーを演じていたのが、クリス・ヘムズワースの実兄ルーク・ヘムズワース。オーディンを演じていたのは、タイカ・ワイティティの『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2016)で主役を務めたサム・ニールでありました。

 

☆1億8000万ドルの製作費で、これまでのところ、アメリカで2億1577万ドル、海外で4億28万ドル、計6億5580万ドルのメガヒット。全米でも世界でも、3作の中でトップの売り上げです。

 

++++++++++

 

シリーズ・ファンはもちろん、アクション映画ファン、コメディ映画ファン、必見。画質・音質のよい劇場で、どうぞ。強くオススメします!

 

| 外国映画(マ行) | 09:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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