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原題:Going in Style (2016)
上映時間:1:36:25
2017年6月24日 国内劇場初公開
公式サイト:https://warnerbros.co.jp/movie/g3z/

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(2.40:1): A
  音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A
  英語学習用教材度: A

 

モーガン・フリーマンマイケル・ケインアラン・アーキンという大御所3人の主演による、『お達者コメディ/シルバー・ギャング』(1979)をリメイクしたクライム・コメディ。

 

準主演は、アン=マーグレットマット・ディロンジョン・オーティス

 

その他、クリストファー・ロイドジョーイ・キングピーター・セラフィノウィッツシオバン・ファロン・ホーガンが共演。

 

監督は、俳優としても活躍している『終わりで始まりの4日間』(2004)『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』(2014)のザック・ブラフ

 

脚本は、『ドリーム』(2016)でアカデミー脚色賞にノミネートされた、『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014)のセオドア・メルフィ

 

☆英語字幕つきBDで観る

 

主役3人の大ファンです。その出演作のほとんどを観ています。そのうえに、往年の美人女優アン=マーグレットまで顔をそろえているではないですか。貧乏英語塾長としては無視できません。

 

評論家からは、きつい評価を受けましたが(Rotten Tomatoesで支持率46%で10点満点中5.3点、Metacriticで100点満点中50点)、関係なし。劇場公開が見送られたので、11月3日リリースのBlu-ray Discを楽しみにしていました。しかも、このワーナー製BD、英語字幕がついています。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代の米ニューヨーク・シティ。

 

ウィリー・デイビス(モーガン・フリーマン)、ジョー・ハーディング(マイケル・ケイン)、アルバート・“アル”・ガーナー(アラン・アーキン)は、親友です。ウィリーとアルバートは同じ家に住み、ジョーはその向かいに住んでいます。

 

同じ会社ウェクスラー製鉄(Wechsler Steel Co.)で40年以上も真面目に働いてきて、定年後は慎ましくも不安のない年金生活が送れるはずでした。

 

ところが、会社が買収された途端、年金の支払いが一方的に打ち切られてしまいます。おまけにジョーは、ウィリアムズバーグ貯蓄銀行(WSB: Williamzburg Savings Bank)の住宅ローンの理不尽な仕組みのせいで、自宅差し押さえの危機にも直面しまいました。

 

そんな時、偶然にもWSBにおいて銀行強盗の現場に居合わせたジョーは、その手際のよさに感心し、自分たちも奪われた年金を取り戻すべく、銀行強盗を決行しようとウィリーとアルに持ちかけます。そしてまずは腕試しにと、行きつけの食料品店バリュー・タウン(Value Town)で万引きを試みます。

 

しかし、無残に失敗。そこで、3人は銀行強盗であるヘスース(ジョン・オーティス)に強盗のイロハを習い、WSB襲撃の準備を始めるのでした……。

 

☆ゆるい展開に味がある

 

はっきりいって、設定に無理があります。いくら何でもこの3人が現役の工員として雇用されているとは考えにくいからです。2015年8月の撮影時の年齢を列挙すると、次のようになります。

 

 モーガン・フリーマン(1937年6月1日生まれ) 78歳

 マイケル・ケイン(1933年3月14日生まれ)   82歳

 アラン・アーキン(1934年3月26日生まれ)   81歳

 

しかし、それに目をつぶれば、楽しい映画です。特に、この名優3人が3人を犯人と睨んでいるFBI捜査官役のマット・ディロンの鼻を明かす下りは、愉快そのものです。

 

さらに、ジョン・オーティスの指導の下、身体を鍛えて、強盗に備えるのも、まるでクリント・イーストウッド監督・主演『スペース カウボーイ』(2000)の再現のようで、うれしくなります。

 

会社の合併によって年金がパーになるというのも、怪しい設定ですが、そこに深刻な社会批判がないだけに、気分よく見られます。要するに、老人たちの不満を痛快に解消する映画が本作なのです。

 

他のジジイ役として、クリストファー・ロイドがケッタイな演技を見せてくれるのも、古い映画ファンにはありがたいこと。

 

撮影時74歳のアン=マーグレット(1941年4月28日生まれ)が、相変わらず可愛らしくて美しいのにビックリ。これなら「関係を結びたくない」アルも、惚れてしまうのは当然です。

 

マイケル・ケインの元娘婿役のピーター・セラフィノウィッツも、大した演技をしていないのに、存在感があるのは立派。脇役として、稀有な存在です。

 

内容: A-/B+

 

++++++++++

 

画質(2.40:1): A

 

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、3 Mbpsから41 Mbps。


撮影は、TVで活躍してきたロドニー・チャーターズ


機材は、アリ・アレクサ・XT・プラスHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(バイト数は不明)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

 

細部をえぐりだすほどの解像度はありません。どちらかといえば、軟調です。とはいえ、細部がつぶれてしまっているわけではなく、ある意味、その柔らかさが本作の雰囲気とマッチしています。それでも、フラットには見えず、それなりの彫りの深さと奥行き感があります。

 

発色は、ニュートラル。色乗りはパワフルで、それでいてすっきりとしています。肌の質感も、ナチュラルそのもの。気持ちのよい色調です。

 

暗部情報も、悪くありません。黒の沈みこみは限定的ですが、コントラストが高く、ほとんど気になりません。

 

大画面の近接視聴も、問題なしです。

 

音質(DTS-HD Master Audio 5.1​): A

 

Oppo BDP-93からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

左右前後に音を定位させ、音の出所もスクリーンとほぼマッチしています。派手さはありませんが、立体音場の密度はそれなりに高く、包囲感もかなりのものです。特に、強盗の本番になると、移動感も鮮やかとなり、緊迫感も高まります。

 

ノイズ感は、ゼロ。そのために、銃声には、かなりの重みがあります。それでいて、メタリックな不快さは一切なく厚みのある音です。雑踏のざわめきや鳥・虫の鳴き声など(NYCにもいるものですね)細かい環境音も、よく聞こえてきます。


セリフの抜けも、文句なし。サ行も滑らかで、発音も明瞭です。レンジも広く、聴きづらさはまったくありません。


超低音成分は、出るときには出ますが、音楽の重低音などがそれ。ブーミーになることはないですが、調整が必要な部屋もあるかもしれません。

 

英語学習用教材度: A

 

日本・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。

 

セリフ量は、多め。俗語・卑語は、セリフの中にはまったくありません(R指定)。ただし、使用される歌の中にF-wordが頻発する歌詞をもつものが流れます。それ以外は、気にすることはありません。

 

英語字幕も、確認する限り、セリフを完璧にフォローしており、勉強しやすい素材です。

 

特典が少なく、映像特典には英語字幕がつきますが、音声解説につかないのが難点です。

 

++++++++++


気になるところを、アト・ランダムに。


原題は、Going in Style。直訳すれば、「堂々と行く」。主役3人の心意気が表れています。

 

主役3人の華やかなアカデミー受賞歴を紹介すると、次のようになります。

 

モーガン・フリーマンは、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)で助演男優賞を受賞し、『NYストリート・スマート』(1987)で同賞に、『ドライビング Miss デイジー』(1989)『ショーシャンクの空に』(1994)『インビクタス/負けざる者たち』(2009)で主演男優賞にノミネート。

 

マイケル・ケインは、『ハンナとその姉妹』(1986)『サイダーハウス・ルール』(1999)で助演男優賞を受賞し、『アルフィー』(1966)『探偵<スルース>』(1972)『リタと大学教授』(1983)『愛の落日』(2002)で主演男優賞にノミネート。

 

アラン・アーキンは、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)で助演男優賞を受賞し、『アメリカ上陸作戦』(1966)『愛すれど心さびしく』(1968)で主演男優賞に、『アルゴ』(2012)で助演男優賞にノミネート。

 

凄いもんです。

 

☆2500万ドルの製作費で、全米4502万ドル、海外で3990万ドル、計8492万ドルのスマッシュヒット。立派な黒字です。

 

特典です。

 

まず、音声特典として「監督による音声解説」があります。音声は、ドルビーデジタル ステレオ。残念ながら、英語字幕はつきません。

 

映像特典は、「未公開シーン集」(11種/13:11)だけです。映像は、シネスコ・サイズ(2.40:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)。音声は、ドルビーデジタル ステレオ。うれしいことに、英語字幕がつきます。

 

☆音声解説によると、シオバン・ファロン・ホーガンがウェイトレスをしているダイナーは、『グッドフェローズ』(1990)でも使われたダイナーで、いまは「グッドフェローズ・ダイナー」という名前で営業しているそうです。行ってみたい!

 

++++++++++

 

出演俳優ファン、必見。BDの画質・音質はまずまず。娯楽作としての水準は十分にクリアしています。オススメします!

 

| 外国映画(サ行) | 10:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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