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ポール・サイモン『コンサート・イン・ハイドパーク』(US BD / Region Free)


原題:The Concer in Hyde Park (2017)
収録日:2012年7月15日
収録場所:英ハイドパーク
上映時間:2:12:50
公式サイト:http://www.paulsimon.com/music/concert-hyde-park/​

ゴウ先生総合評価:  A/A-
  画質(1.78:1): A/A-
  音質(LPCM 5.1): A/A-
  英語学習用教材度: A-/B+

 

本Blu-ray Discは、2012年7月15日に英ハイドパークで開かれたポール・サイモンのコンサート風景を収めたものです。アメリカでは、6月9日に、CD2枚組とあわせて発売されました。

 

今月21日に米アマゾンから25.99ドル(現在は、25.79ドル)で購入したら、早くも昨日到着したので、すぐに視聴したのでした。

 

☆外装

 

BD1枚とCD2枚は、縦157×横140×厚さ12个了罐献礇吋奪箸貌っています。表です。

 

 

裏です。

 

 

開きます。

 

 

それをさらに開きます。

 

 

左側です。

 

 

右側です。

 

 

BDです。

 

 

同梱されている14ページのブックレットの表紙です。

 

 

真ん中の見開きは、こうなっています。

 

 

なかなかの作りですが、4000円以上もしましたから、これくらいはないと許せません。

 

☆BD収録曲(*がついた2曲は、BDだけに収録)

 

‟Hard Rock Calling Festival”の一環として行われたためでしょう、途中で2曲、ゲストのジミー・クリフが単独で唄うとともに、その他多くのゲストがポールの演奏に参加しています。


  1. Kodachrome & Gone At Last
  2. Dazzling Blue
  3. 50 Ways to Leave Your Lover
  4. The Harder They Come - Jimmy Cliff*
  5. Many Rivers to Cross - Jimmy Cliff*
  6. Vietnam & Mother and Child Reunion - Paul Simon with Jimmy Cliff
  7. That Was Your Mother
  8. Hearts and Bones / Mystery Train / Wheels
  9. Me and Julio Down By The Schoolyard
  10. Slip Slidin' Away
  11. The Obvious Child
  12. Homeless - Paul Simon with Ladysmith Black Mambazo
  13. Diamonds on the Soles of Her Shoes - Paul Simon with Ladysmith Black Mambazo
  14. I Know What I Know - Paul Simon with Ladysmith Black Mambazo
  15. The Boy in the Bubble
  16. Crazy Love, Vol. II
  17. Gumboots
  18. Under African Skies - Paul Simon with Thandiswa Mazwai
  19. Graceland
  20. You Can Call Me Al
  21. The Sound of Silence
  22. The Boxer - Paul Simon with Jerry Douglas
  23. Late in the Evening
  24. Still Crazy After All These Years
  25. Applause Out / Credits

 

☆CD収録曲

 

CD 1
  1. Kodachrome
  2. Gone at Last
  3. Dazzling Blue
  4. 50 Ways to Leave Your Lover
  5. Vietnam - Paul Simon with Jimmy Cliff
  6. Mother and Child Reunion - Paul Simon with Jimmy Cliff
  7. That Was Your Mother
  8. Hearts and Bones / Mystery Train / Wheels
  9. Me and Julio Down By The Schoolyard
  10. Slip Slidin' Away
  11. The Obvious Child

 

CD 2
  1. Introduction
  2. Homeless - Paul Simon with Ladysmith Black Mambazo
  3. Paul Introduces Graceland Band
  4. Diamonds on the Soles of Her Shoes - Paul Simon with Ladysmith Black Mambazo
  5. I Know What I Know - Paul Simon with Ladysmith Black Mambazo
  6. The Boy in the Bubble
  7. Crazy Love, Vol. II
  8. Gumboots
  9. Under African Skies - Paul Simon with Thandiswa Mazwai
  10. Graceland
  11. You Can Call Me Al
  12. The Sound of Silence
  13. The Boxer - Paul Simon with Jerry Douglas
  14. Late in the Evening
  15. Paul Introduces Band & Thank You
  16. Still Crazy After All These Years

 

☆若々しくなったポール・サイモン

 

ポール・サイモンは、1941年10月13日生まれ。つまり、このコンサート時は、71歳だったわけです。顔は老けましたが、歌声と演奏には老いはまったく感じられません。

 

音程がやや不安定に感じられるところもありますが、あれはポールお得意のインプロビゼーションだと理解します。声が出なくなったのではなく、オリジナル通りにやりたくないという昔からのポールの性癖だとおもうのです。

 

ギター・テクニックにしても、夜になってかなり冷え込んできたようで(途中から、ジャケットの下にVネックのセーターを着用)、合間合間で弦から左手の指を離していますが、その技術には衰えはありません。超絶技巧のフィンガリングを見せてくれます。

 

しかも、この数年前のライブ盤ではポッコリと出ていたお腹も凹んで、1990年代初頭、つまり50歳そこそこの肉体に戻っているのには驚きました。

 

帽子をかぶっているのは、かなり薄くなった頭を保護するため。ここ最近のコンサートでは、ベースボールキャップをかぶっていたりすることもありましたから、気にはなりません。

 

そのポールが、サイモンとガーファンクル時代の『The Sound of Silence』から、独立後の最初の大ヒット曲『Still Crazy After All These Years』を経て、当時の最新アルバム『So Beautiful or So What』までカバーした2時間16分の映像は、ファンとしてはうれしくてたまらず、見入ってしまいました。

 

ただし、不満がふたつ。

 

ジミー・クリフ、その他のゲストの参加がフェスティバルとしての盛り上がりをその場では高めたかもしれませんが、5年経って録画された形で観ると、バランスが崩れているようにおもいます。ポールの曲があと2曲聴けたら、とないものねだりをしてしまいます。

 

さらに、バックバンドがイマイチです。バンドは、The Paul Simon Band、The Graceland Bandの二頭体制。10曲目の『Slip Slidin' Away』までが前者で、11曲目の『The Obvious Child』から20曲目の『You Can Call Me Al』までが後者、そしてアンコールに入る21曲目の『The Sound of Silence』以降は前者に戻ります。

 

問題なのは、The Paul Simon Band。もっとも失望したのは、ジム・オブロンの気のないドラムです。スティーヴ・ガッドの情熱的なドラミングのイントロで覚えてしまっている『50 Ways to Leave Your Lover』のイントロに迫力がまったくありません。

 

とはいえ、これはオブロンのせいではなく、録音・ミキシングの問題かもしれません。全体的にリズム楽器の音がはっきりしないからです。それがポールのいまの考えといえばそれまでですが、ロック・ミュージックはドラムとベースが小気味よく決まってくれないと盛り上がりません。

 

ひとつ面白かったのは、2度目のアンコールの最後を定番の『Late in the Evening』ではなく、『Still Crazy After All These Years』にしたことです。

 

後者が死ぬほど大好きな貧乏英語塾長は、前者が流れた瞬間「ええっ、『Still Crazy After All These Years』を唄わないのかよ」と失望したのですが、それは早合点でした。例の両手をふにゃらふにゃらと動かしながら、『Late in the Evening』のあとにポールはしっかりと唄ってくれました。聴衆の多くも、貧乏英語塾長と同じくびっくりしたはず。ポール、本当に人が悪いです。

 

というわけで、不満もありつつも、ファンとしては久々のポールとの対面に、Gump Theatreの闇の中で喝采したのでありました。

 

++++++++++

 

画質1.78:1): A/A-

 

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080・60i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、18 Mbpsから44 Mbps。

 

撮影・機材の詳細は、不明。

 

久々に1080・60iのビデオ映像を見ましたが、予想以上にビデオビデオしています。

 

解像度はかなりの高さですが、細部は甘め。生々しさは伝わってきますが、撮影監督が心を込めて撮った映画の1080・24pの美しいBD映像と比較すると、ギクシャクしているように見えて、かなり違和感を覚えます。夕方シーンでは彫りもやや浅く、フラットに見えがちになるシーンが多くなっています。

 

発色は、ニュートラル。色数は多く、色乗りもパワフル。ポールを含め、スキントーンは、ナチュラルです。

暗部情報量は、まずまず。夜に入ってからのほうが、陰影が濃くなり、彫りが深くなって、ハイドパークの大聴衆の存在が増します。

大画面の近接視聴は、問題なしです。

 

音質(LPCM 5.1): A/A-

 

Oppo BDP-93からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。48kHz/24-bit。音量は、マイナス34デシベル。

 

収録されているのは、リニアPCM 2.0、ドルビーデジタル5.1、リニアPCM 5.1の3種類。

 

ドルビーデジタル5.1は音が薄くなります。そこで48kHz/24-bitのLPCMのステレオと5.1を比べました。前者も悪くはありませんが(CDよりははるかに上です)、ライブ感を味わいたければ後者です。そこで、今回はLPCM 5.1で聴き通しました。

 

なお、映画を観る場合には、音量はマイナス30デシベルが普通なのですが、それだとうるさすぎるので、4デシベル絞って聴いています。

 

感心するのは、センタースピーカーから出るポールの声が、他の5本のスピーカーと違和感なくつながっていること。ただし、バックバンドの位置関係がやや曖昧になっているのが惜しいところです。この辺は、LPCM 2.0のほうが分離感が強く感じます。同じことは、奥行き感にもいえて、楽器の前後がわかりづらくなっています。


それでも、包囲感は、まずまず。聴衆がワーッと歓声を挙げると、ぐっとライブ感が増します。ただし、真後ろからの音数がないために、自分が現場にいるような錯覚を起こすほどではありません。


ノイズフロアは、最低レベル。ですが、極限まで低いわけではありません。マイナス30デシベルでうるささを感じるくらいですから。

 

音色は、なかなか。冒頭、『コダクローム』をポール・サイモンがマーティンのアコースティックギターでイントロを弾き始めると、その艶やかな音にグッときます。とがったところはなくて、かなり優しい音です。それは『サウンド・オブ・サイレンス』のギター一本弾き語りでも感じます。

声の抜けは、十分。サ行も滑らかで、耳障りな部分はありません。発音も明瞭です。

 

超低音成分は、控えめ。5.1となっていますが、5.0ではないかとおもうくらい、出ていません。音楽BDですから、これで十分でしょう。

 

英語学習用教材度: A-/B+

字幕なし。
 

ポール・サイモンの歌詞は、もはや「詩」といいたくなるくらい文学性の高いものです。ゆえに、歌詞の内容がわかれば最高です。ところが、字幕がつきません。著作権のもんだいなのでしょう。ですが、勉強には不便です。評価も下がります。

 

とはいえ、歌詞を知りたければ、上の公式サイトに入ると、歌詞を知ることができます。ぜひ試してみてください。そして、耳だけで歌詞が聞き取れるようになれば、リスニング能力は飛躍的に上昇した証拠です。

 

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

 

国内盤は、7月14日に発売予定です。しかし、アマゾンで4059円の国内盤は、BDではなく、DVDしか所収されていません。

 

ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク(DVD付)
SMJ

 

国内アマゾンは、米盤BDを取り扱っています。

 

The Concert in Hyde Park
Paul Simon
Sony Legacy

 

ただし、4585円します。

 

国内でいちばん米盤BDセットが安いのは、タワーレコードの3887円です。しかし、なぜか発売が7月14日となっています。

 

++++++++++

 

内容的にも、画質・音質的にも、不満はゼロではありませんが、ポール・サイモン・ファンならば、必見・必聴・必携のセットでしょう。オススメします!

 

| 音楽 | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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