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ワイルド・スピード ICE BREAK(2D字幕)

 

原題:The Fate of the Furious (2017)
上映時間:136分
2017年4月28日 国内劇場初公開
公式サイト:http://wildspeed-official.jp/

109シネマズ木場 シアター7 D-8
2017年5月18日(木)13時15分の回

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(2.39:1/デジタル): A+
  音質(Linea PCM): A+
  英語学習用教材度: C

 

カー・アクション『ワイルド・スピード』シリーズ(2001〜2015)第8弾。

 

主演は、製作も兼務するヴィン・ディーゼル

 

準主演は、ドウェイン・ジョンソンジェイソン・ステイサム

 

その他、ミシェル・ロドリゲスタイリース・ギブソンクリス・“リュダクリス”・ブリッジスナタリー・エマニュエルエルサ・パタキルーク・エヴァンスカート・ラッセルが出演。

 

新たに、シャーリーズ・セロンスコット・イーストウッドヘレン・ミレンが共演。

 

監督は、『交渉人』(1998)『ミニミニ大作戦』(2003)『ブルドッグ』(2003)『Be Cool/ビー・クール』(2005)『完全なる報復』(2009)『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)のF・ゲイリー・グレイ

 

脚本・製作総指揮は、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)『ワイルド・スピード MAX』(2009)『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)の脚本を書いてきた、『セルラー』(2004)『ウォンテッド』(2008)『47RONIN』(2013)のクリス・モーガン

 

☆これだけの豪華キャスト、観たくないはずがない

 

観ているときにはムチャクチャ面白いとおもっているのに、1か月も経つとそのあらすじすらも覚えていない作品がよくあります。本シリーズはまさにそんな映画で、ただ登場人物たちが現実ではありえないカーチェイスとアクションを展開することしか記憶に残っていません。実際、前作の内容すら、貧乏英語塾長はまったく覚えていません。

 

それでも、これだけ豪華な俳優が集まってくれたら、観てみたくなります。ことに、シャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレンという大好きな女優が出ているのですから、心は動きます。

 

19日金曜日、109シネマズのポイント会員デーで2D字幕版だと1100円で観られることもあり、『ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)を観たあと、そのまま残って本作を観ることにしたのでした。

 

入りは1割強。10人ちょっとのガラガラ状態です。大好きな前から4列目中央の席を押さえられ、左右と前、そしてすぐ後ろの席にはだれもおらず、ご機嫌気分でスクリーンに集中できたのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のキューバ・ハバナ、独ベルリン、米ニューヨーク・シティ、露ウラルビン。

 

ドミニク・‟ドム”・トレット(ヴィン・ディーゼル)は、レティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)とハバナでハネムーンを過ごしていました。やっとつかんだ幸せです。

 

ところが、そこへサイファー(シャーリーズ・セロン)という超一流のサイバーテロリストがドムに接近してきて、仲間に入ることを求めます。ある者が、人質に取られていたのです。ドムは、仕方なく、サイファーの指示に従います。

 

他方、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)はホブスで、DSS(アメリカ外交保安部)を休職して、娘サマンサ(エデン・エストレラ)のサッカーチームの監督を務め、のんびりとした時間を過ごしていました。ですが、電磁パルス砲が奪われたことを知り、仕事に戻ることにします。

 

この仕事にはドムとそのファミリーが必要だと判断したホブスは、ドムにファミリーを招集してもらいます。こうして、レティ、ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)、デズ・パーカー(クリス・”リュダクリス”・ブリッジス)、ラムジー(ナタリー・エマニュエル)がはせ参じます。

 

この結果、ホブス、ドム、そしてファミリーが電磁パルス砲を奪った武器商人たちがいるベルリンに飛び、敵のアジトを襲い、電磁パルス砲を取り戻すことに成功します。ところが、突然、ドムがホブスを襲い、電磁パルス砲を奪い去ってしまったのです。

 

訳がわからないまま、現地警察に逮捕されたホブスは、兵器強奪犯人としてアメリカの刑務所に収監されてしまう羽目に陥ります。そこへ、ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)が、リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド)とともに現れ、ホブスに任務遂行をすれば刑務所から出すという取引を申し出ます。しかし、権力に縛られたくないホブスはそれを断ります。

 

こうして入った刑務所には、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がいて、ホブスとデッカードは対立を深めます。しかし、ミスター・ノーバディが仕掛けた所内の暴動に乗じて、ふたりは脱獄し、結局はミスター・ノーバディの依頼通りに電磁パルス砲を奪ったサイファーとサイファーについたドムをそのファミリーとともに追跡することになるのでした……。

 

☆街のチンピラが、いつの間にか007になってしまった

 

第6作あたりの『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)あたりから、本シリーズがまるで『007』シリーズか『ミッション・インポッシブル』シリーズのように、世界の巨悪と戦うようになってきます。単なるチンピラ自動車窃盗団だったドム・ファミリーが世界の危機を救うのですから、ビックリです。

 

本作は、まさに『007』のように、核兵器をもったサイバーテロリストから核兵器を奪い取る物語なのですから、そのスケールの大きさはシリーズ最大。次作は、どうやって映画を作るのだろうと心配してしまうほどです。

 

確かに、脚本はかなり粗っぽいものです。ドムがいきなりサイファー側につくのも、その真相を知るとありえるかもとおもわないではありませんが、世界の危機にあたって、そういう私事で心を迷わせてよいのかと文句をいいたくなりますし、ホブスやデッカードの仲直りなども、大雑把。良くも悪くも、B級アクションの香りを残した作品です。

 

しかし、その見たこともないような激しいカーアクションには、本シリーズのすばらしさを感じます。よくも、これだけ荒唐無稽なカーアクションを考えられるものだと心底感心してしまうのです。

 

さらに、編集がすばらしく、めまぐるしく場面が変わるものの、全体の流れをきちんと押さえてくれるので、混乱することがありません。すばらしい画質と音質がそのスピーディーなカット割りを支えているのはいうまでもないことです。

 

役者たちは、想定通り。特に、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムは、別の映画を観ているのではないかとおもうくらいのワンパターン。ですが、そのマンネリズムがこのふたりを観ている気になって悪くないとおもってしまうのが、ファンの弱みです。

 

さすがなのは、シャーリーズ・セロン。憎々しげに悪役を演じ、映画に深みを与えます。やはりこのくらいビッグな俳優が巨悪を演じてくれないと映画は盛り上がりません。

 

ヘレン・ミレンがジェイソン・ステイサムの母親として登場するのは、サプライズ。なるほどそういうことだったのかと、ミレンが絡むドムが仕掛けたどんでん返しが心地よい限りです。

 

ヴィン・ディーゼルは、いつものヴィン・ディーゼルですが、その貫禄は十分。この男なら、このくらいムチャクチャなことでも成功させてしまうだろうという安定感があります。

 

残念だったのは、ミシェル・ロドリゲスがかつての輝きを失っていたこと。この人、やはりちょっと粗暴なくらいが、その魅力を最大化するにはよさそうです。

 

++++++++++

 

画質2.39:1/デジタル): A+

 

撮影は、本シリーズでは『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)を担当した、『ポストマン』(1997)『ディープ・ブルー』(1999)『アナコンダ2』(2004)『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)『スター・トレック BEYOND』(2016)のスティーヴン・F・ウィンドン

 

機材は、アリ・アレクサ・XT・プラス、レッド・ウェポン・ドラゴン、ソニー・シネアルタ・ PMW-F55 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。


4Kプロジェクター上映。

 

解像度は、現代最高レベル。『ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス』もすばらしい高画質でしたが、本作が一枚上におもえます。細部まで見通しが良く、彫りが深くて、奥行き感も十分。そのクリスタルクリアでクリスピーな画調にはしびれます。

 

発色は、ニュートラル。色数は多く、パワフル。それでいてコッテリ感はなく、さわやかな色調です。スキン・トーンも、ナチュラルそのもの。違和感は、まったくありません。

 

暗部情報量も、文句なし。黒はよく沈み。コントラストが高いので、見づらいシーンはありません。

 

昨日も書きましたが、109シネマズ木場のシアター7の前から4列目は、シネスコ・スクリーンを視野に楽々収められ、かぶりつき派には、最高の席です。

 

音質(Linea PCM): A+

 

一部の劇場では、ドルビーアトモス、Auro 11.1、ドルビーサラウンド7.1で上映。

 

木場では、普通のドルビーデジタル5.1チャンネル仕様だとおもうのですが、そのシネソニックは現代最高レベル。これまた『ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス』を観たときと同じく、これがドルビーアトモスだったらどれだけ凄いのだろうと想像してしまいます。

 

左右前後に音を定位させ、音の出所は、スクリーンと正確にマッチします。後方からの音数も非常に多く、みっちりとした立体音場の中で音の波に気持ちよく漂うことができます。包囲感も最高なら、移動感も鮮やか。車が走るたびに、サラウンド・ジャンキーは鳥肌を立ててしまいます。高さ表現は、そこそこですが、それでも不満はありません。

 

ノイズフロアは、最低レベル。かなりの大音量ですが、雑味とメタリック成分のない音は、快適そのもの。素直に映画に集中できます。音楽も、団子状にならず、すっきりと響きます。

 

セリフの抜けも、最高レベル。音像が肥大することもなく、口元に寄り添います。発音も明瞭です。

 

超低音成分は、腹に堪えます。ですが、座席を揺らすほどではありません。かなり引き締まったLFEです。

 

英語学習用教材度: C

 

翻訳は、岡田壮平。

 

セリフは、やや多め。俗語・卑語は多少は使われ、F-wordも1度登場します。ですが、気にするほどではありません(PG-13指定)。ちょっと注意すれば、安心して、テクストに使えます。

 

とはいえ、かなり早口で話す俳優が多いので、TOEIC860点程度の実力だと、セリフを再現するのは難しいかもしれません。

 

字幕翻訳は、かなりナチュラルで、それほど違和感を覚える箇所はありませんでした。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

原題は、The Fate of the Furious。訳せば、「怒り狂った者たちの運命」となります。もともと、『Fast and Furious(速くて怒り狂う)』シリーズですから、‟F”の頭韻を踏むのは、それこそ「運命」。‟fate”の選択が、洒落ています。それから比べると、邦題は……。

 

☆2億5000ドルの製作費で、これまでのところ、アメリカで2億1671万ドル、海外で9億8079万ドル、世界で11億9750万ドルのメガヒット。しかし、全米成績では第7作、第6作に次いでシリーズ3位ですが、世界成績では第7作に次ぐシリーズ2位です。中国での大ヒットのおかげです。

 

米盤Blu-ray Disc、4K UHD BDの発売は、7月11日を予定しています。両方とも、音声はDTS:X/DTS-HD Master Audio 7.1です。

 

 

 

それぞれ、今日現在米アマゾンで、19.16ドル、24.92ドルとなっています。エクステンデッド版が収録予定ですし、特典が多いのでほしくなります。

 

++++++++++

 

シリーズ・ファン、アクション映画ファン、必見。画質・音質のよい劇場でどうぞ。109シネマズ木場シアター7は推奨できます。オススメします!

 

| 外国映画(ワ行) | 10:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
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