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最高の家族の見つけかた(DVD)
最高の家族の見つけかた [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

原題:The Hollars(2016)
上映時間:1:28:27
国内劇場未公開
公式サイト(英文):http://www.sonyclassics.com/thehollars/​

ゴウ先生総合評価: B
  画質(1.85:1): A-/B+
  音質(Dolby Digital 5.1): B+
  英語学習用教材度: A-/B+

 

お家(うち)をさがそう』(2009)『だれもがクジラを愛してる。』(2012)『プロミスト・ランド』(2012)『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(2016)など俳優で活躍するジョン・クラシンスキーが初めて監督し、製作・主演した人間悲喜劇。

 

脚本・製作総指揮は、『さよなら。いつかわかること』(2007)『プリティ・フープ』(2009)『男ゴコロはマンガ模様』(2015)のジム・ストラウス

 

共演は、マーゴ・マーティンデイルリチャード・ジェンキンスシャールト・コプリーチャーリー・デイアナ・ケンドリック

 

☆M・マーティンデイルの出る映画は、絶対に観たい

 

マーゴ・マーティンデイルの大ファンです。あのふくよかな顔を見ているだけで、幸せな気持ちになります。

 

 

残念ながら、マーティンデイルが主演する映画はほとんどありません。ですが、脇に控えて、その存在感を誇るのです。しかも、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)の業突く張りの母親役から『WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々』(2011)の切れ者弁護士まで、その役割はさまざま。映画ごとに違うマーティンデイルを見られるのが、ファンの特権といえます(?!)。個人的には、一日でも早くオスカーをあげたい女優の最右翼です。

 

本作ではそのマーティンデイルが母親役を務めるのですが、アメリカでは評論家からの評価も高くなく、興行的にも失敗したために、日本で劇場公開されることはありませんでした。しかも、国内盤Blu-ray Discのリリース予定もありません。

 

ところが、2016年12月6日に発売された米盤BDには、日本語字幕・日本語吹替えがついています。ゆえに、取り寄せるかとおもったのですが、出たばかりなので高いのです。米アマゾンで20.99ドルもします。これでは、送料を入れると3000円以上もし、貧乏英語塾長には耐えられない重荷です。

 

いまさら国内セル盤DVDを買う気にはなれませんが、レンタルDVDが利用可能です。せこいソニーピクチャーズ・エンターテインメント(SPE)製ですから、英語字幕はつきますが、特典はつかなさそう。ともあれ、観たい欲求に勝てずに、借り出すことにしたのでした。

 

☆あらすじ

 

主な舞台は、米中西部の田舎町。

 

ジョン・ホーラー(ジョン・クラシンスキー)は、ニューヨーク・シティでグラフィック・ノベリストとして働いていますが、なかなか芽が出ません。恋人のレベッカ(アナ・ケンドリック)は妊娠しているのに、結婚もできず、自分の将来について悩んでいます。

 

そんなときに中西部の田舎町にある実家に住む母親サリー・ホーラー(マーゴ・マーティンデイル)が脳腫瘍で倒れます。夫ドン(リチャード・ジェンキンス)と実家に同居する兄ロン(シャールト・コプリー)が、あわててジョンを呼びつけます。

 

かけつけたジョンは、父の会社もつぶれかけて、離婚された兄も失業中と、家族全員が悲惨な状況にあることを知るのでした……。

 

☆ダメダメ家族にも、明日はやってくる

 

ダメダメ家族の支えである母親が倒れ、父親・長男・次男があわてふためくという、ある意味どこかで観たことのある設定です。ゆえに、評論家から、評価が低かったのもうなずけます。(Rotten Tomatoesでは、支持率43%、10点満点中5.2点。Metacriticでは、100点満点中53点。)

 

しかし、配役が絶妙で、心にじんわりしみ込み、ホーラー家を応援したくなるのです。このキャスティングを実現したジョン・クラシンスキーには拍手を送ります。

 

お目当てのマーゴ・マーティンデイルは、優しい母親のイメージそのもの。だれもが、このふくよかで穏やかな母親に依存していることがわかります。65歳のマーティンデイル(1951年7月18日生まれ)は年相応。ですが、その存在感は半端ありません。

 

しかも、リチャード・ジェンキンス、シャールト・コプリーという名優たちのどうしようもなさが絶妙で、深刻にならずに、母親の病気の推移を見守れるという仕掛けです。

 

出番は少ないのですが、アナ・ケンドリックがダメダメ恋人のジョンを優しくサポートするのも、気持ちの良い限り。この人は、きつい性格の役より、本作や『ザ・コンサルタント』(2016)のように、人のよい役が非常に合っています。

 

音楽・編集は、ひととおり。それでも、不自然さを感じるようなものではありません。ジョン・クラシンスキーの監督デビューは、まずは、それなりに成功したものといってよいでしょう。

 

内容: B+

 

++++++++++

 

画質(1.85:1): A-/B+

 

Gump TheatreにてOppo BDP-93で480/60p信号をから1080/60p信号にアップコンバートして、HDMIケーブルによって直接ソニーVPL-HW30ESに送り込 み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。コーデックは、MPEG-2。伝送レートは、0.6 Mbpsから8.4 Mbps。

 

撮影は、『マイ・プライベート・アイダホ』(1991)『カウガール・ブルース』(1993)『誘う女』(1995)『コップランド』(1997)『サラ、いつわりの祈り』(2004)『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』(2006)『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(2007)『わすれた恋のはじめかた』(2009)『チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?』(2011)『ラヴレース』(2012)『ライフ・オブ・クライム』(2013)『人生、サイコー!』(2013)『ダーティ・グランパ』(2016)のエリック・アラン・エドワーズ

 

機材は、アリ・アレクサ・プラス・4:3HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比も、1.85:1。

 

DVDにしてはかなりの高画質。現代最高のBD画質とはかけ離れているものの、大画面で見ても、破綻していません。

 

輪郭はそれほど太らず、彫りもかなりの深さ。奥行き感も出ています。とはいえ、細部はかなりつぶれがち。まあ、何とか許せる範囲ではあります。

 

発色は、ニュートラル。色数は多く、かなり鮮やか。それほどくすんでいません。肌の質感もかなりナチュラルです。

暗部情報量も、まずまず。コントラストも高く、見づらい場面は、ほとんどありません。

 

A-/B+は、高すぎかも、B+評価にすべきなのかもしれません。

 

音質(Dolby Digital 5.1): B+

 

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続し、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルによる再生。伝送レートは、不明(多分448 kbps)。音量は、マイナス30デシベル。

 

絵よりも、音はさらに大したことがありません。

 

左右前後に音は定位しますが、フロント重視の音響設計です。包囲感はそれなりにありますが、移動感はありません。

 

めだったノイズはなく、マイナス30デシベルでも、十分に楽しめます。音楽が団子にならず、メタリックな不快成分も乗らないのが救いです。

 

セリフの抜けも、問題なし。発音も明瞭で、サ行もなめらかです。

 

超低音成分は、ほとんど入っていません。

 

英語学習用教材度: A-/B+

 

日本・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。

 

セリフは、多め。しかし、頻度は高くないもの、F-wordを含め、俗語卑語が登場します、しかし目くじらを立てるほどではありません(PG-13指定)。注意さえすれば、テクストとして使えます。

 

さらに、英語字幕は、BDと比べると大幅に読みにくいものの、完璧にセリフをフォローしていて、勉強しやすい素材です。

 

とはいえ、レンタルBDには、特典が何もつかないようでは、これ以上の評価は無理です。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題は、The Hollars。「ホーラー家」という意味です。邦題は既視感を覚えるタイトルですが、がんばっているといえましょう。

 

☆380万ドルの製作費で、海外の成績は不明ながら、全米で1,016,985ドルの売り上げ。残念ながら、大幅赤字となってしまいました。

 

レンタルBDには、上述通り、特典はつきません。嗚呼。

 

セルBDには、下の特典がつくようです。

 

 ジョン・クラシンスキー監督とマーゴ・マーティンデイルによる音声解説 
 撮影の舞台裏 
 マーゴ・マーティンデイルの軌跡
 ロサンゼルス映画祭Q&Aセッション
 オリジナル予告編

 

音声解説と「マーゴ・マーティンデイルの軌跡」に接したいものです。

 

☆アメリカでは、上述どおり、2016年12月6日に日本語字幕・日本語吹替えつきの

Blu-ray Discが発売されています。

 

 

仕様です。

 

 Region A
 容量: 2層50GB
 映像: MPEG-4 AVC/1080p/1.84:1
 音声: DTS-HD Master Audio 5.1(英・日本語)
 字幕: 日本・英・北京語
 

特典は、かなりの量です。

 

 Audio Commentary with Director John Krasinski and Actor
  Margo Martindale
 The Family Trust: Inside The Hollars (1080p, 17:44)
 Persistent Image: Margo Martindale (1080p, 6:03)
 LA Film Festival Q&A (1080p, 18:34)
 The Hollars Theatrical Trailer (1080p, 2:21)
 

今日現在、米アマゾンで20.99ドルで販売されています。欲しくなります。

 

++++++++++

 

マーゴ・マーティンデイル・ファン、必見。映画ファンなら、見て損はないでしょう。ただし、セルDVDは高すぎです。米盤BDを推奨とさせていただきます。

 

| 外国映画(サ行) | 10:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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