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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(3D字幕+Dolby Atmos)

 

原題:Rogue One (2016)
上映時間:134分
2016年12月16日 国内劇場初公開
公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html

TOHOシネマズ日本橋 スクリーン8 C-13
2016年12月20日(火)16時30分の回

ゴウ先生総合評価: B
  画質(2.39:1/TCX 3D): B+
  音質(Dolby Atmos): A/A-
  英語学習用教材度: C

 

『スター・ウォーズ』シリーズの実写映画スピンオフ作品第1弾。

 

主演は、『博士と彼女のセオリー』(2014)でアカデミー主演女優賞にノミネートされた、『エレン・ターナン 〜ディケンズに愛された女〜』(2013)『インフェルノ』(2016)のフェリシティ・ジョーンズ

 

準主演は、『天国の口、終りの楽園。』(2001)『ターミナル』(2004)『ミルク』(2008)『エリジウム』(2013)のディエゴ・ルナ

 

共演は、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、チアン・ウェン、アラン・テュディック、リズ・アーメッド、マッツ・ミケルセン、フォレスト・ウィテカー。

 

ジェームズ・アール・ジョーンズが、ダース・ベーダ―の声を担当。

 

監督は、『モンスターズ/地球外生命体』(2010)『GODZILLA ゴジラ』(2014)のギャレス・エドワーズ

 

脚本は、『アバウト・ア・ボーイ』(2002)でアカデミー脚色賞にノミネートされた、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(2007)『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009)『シンデレラ』(2015)のクリス・ワイツ、『フィクサー』(2007)でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされた、『ディアボロス/悪魔の扉 (1997)『プルーフ・オブ・ライフ』(2000)『ボーン・アイデンティティー』(2002)『ボーン・スプレマシー』(2004)『ボーン・アルティメイタム』(2007)『デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜』(2009)『消されたヘッドライン』(2009)『ボーン・レガシー』(2012)のトニー・ギルロイ

 

原案・製作総指揮は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)『ランゴ』(2011)の視覚効果を担当したジョン・ノール、『ザ・ウォーカー』(2010)『アフター・アース』(2013)の脚本を書いたゲイリー・ウィッタ

 

☆『スター・ウォーズ』と聞くと、血が騒ぐ

 

貧乏英語塾長、『スター・ウォーズ』の熱烈なファンというわけではまったくなくて、あのヘンテコ固有名詞などほとんど覚えられません。にもかかわらず、新しい『スター・ウォーズ』映画が公開されるというと、観たくなってしまいます。どういうことなのでしょう。

 

そこで、劇場選びのために、IMDbの当該サイトで調べてみました。すると、この映画、アリ・アレクサ・65を使って、史上初の6.5KのDIファイルで上映されるではないですか。つまりは、通常の4Kプロジェクターでも、マスターフォーマットの画質を再現できないということです。どうしてこんなDIファイルにしたのでしょう。

 

想像するに、IMAX 3D用にはここまでの解像度が必要だということなのでしょう。しかし、日本でその恩恵にあずかれるとすれば、大阪の109シネマズエキスポシティのレーザーIMAX以外ありません。

 

しかし、本作を観るためだけに大阪まで出かける資金力も貧乏英語塾長にはなく、どうしようかと近場のIMAXシアターをチェックしていました。しかし、TOHOシネマズ新宿を始め、公開1週目ですから、パンパン状態です。

 

それならば、2D字幕版を4Kプロジェクター上映館で観るかと思ったのですが、近場でそういう劇場がありません。仕方なく、あれこれ調べていたら、TOHOシネマズ日本橋のドルビーアトモス上映がかなり空いています。

 

ポイントがたまっていて、ここなら3D代300円・ドルビーアトモス代300円をあわせた600円で観られます。画質は大したことはないでしょうが、音は凄そうです。というわけで、仕事を片付け、日本橋に出かけることにしたのでした。

 

開始直前に到着すると、入りは3割強。前から3列目中央の席を押さえます。その時点では、だれも購入していなかったのですが、その後、同列に2名やってきました。

 

☆あらすじ

 

舞台は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)直前の銀河系宇宙。

 

ダース・ベイダー(声:ジェームズ・アール・ジョーンズ)擁する帝国軍は、究極兵器「デス・スター」を完成しようとしていました。その圧倒的な破壊力をもって、銀河全体を恐怖で支配しようというのです。

 

他方、有名な科学者ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)を父にもつジン・アーソは、家族と離れ離れとなってしまいます。ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)という帝国軍に逆らう運動家に救われたものの、16歳のときにソウともはぐれ、たったひとりで生きのびてきました。

 

成長したジン(フェリシティ・ジョーンズ)は、反乱軍の将校キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)から、父ゲイレンがデス・スターの設計に関わっていたと知らされます。

 

そこで、真相を突き止めるべく、盲目のチアルート・イムウェ(ドニー・イェン)、 ベイズ・マルバス(チアン・ウェン)などのならず者で構成された反乱軍の極秘チーム「ローグ・ワン」の一員となり、デス・スターの設計図を盗み出すことに命を懸けるのでした……。

 

☆最低の画質に気持ちが沈む

 

いやあ、ひどい3D画質でした。

 

クロストーク(CT:映像のずれ)が、字幕のみならず、画像そのものにも頻出するうえ、解像度は低くて、まるでDVD映像を観ているかのようです。それだけで、気持ちが萎え、映画に対してのめり込めなかったことを告白せねばなりません。

 

『君の名は。』と『シン・ゴジラ』で大もうけしたのですから、東宝には早急に4K 3D上映館をTOHOシネマズ内に設置してもらいたいものです。

 

内容そのものに関しては、実にわかりやすく、底の浅さを感じてしまいました。本作で登場するほとんどのキャラクターがエピソードIVで登場しないのですから、ネタバレになって申し訳ないのですが、主人公を始めほとんどの反乱軍のメンバーは最後には死んでしまうのだろうと想像がつくわけです。

 

その決死の行動に踏み切る動機は何なのか。ここが映画の見どころだと思ったのですが、いまひとつ深められません。横暴な帝国軍への反発から、反乱軍の勇士たちが自己犠牲を行うというのも、感動的ではありますが、よくあるパターン。いまひとつ感心できませんでした。

 

フェリシティ・ジョーンズが苦手なので、観る前には大丈夫かと危惧していたのですが、『博士と彼女のセオリー』(2014)や『インフェルノ』(2016)よりも好ましく、この手の映画のヒロインらしい美しさと強さを見せてくれ、満足できる演技でした。

 

しかし、その相手となるディエゴ・ルナがいまひとつ魅力不足で、ジョーンズと釣り合いが取れていません。もう少し格上のスターを連れてこないと、飛ぶ鳥を落とす勢いのジョーンズが恋に落ちる相手には感じられないといういうものです。

 

マッツ・ミケルセンやフォレスト・ウィテカーという名優たちもひと通りの演技で、映画の質を高めるほどではありません。

 

救いだったのは、ドニー・イェンとチアン・ウェンのふたりが味わい深かったことでしょうか。前者の技の切れと後者の逞しさは格別で、映画を盛り上げます。

 

ジェームズ・アール・ジョーンズがエピソードIVに引き続いて、ダース・ベイダーの声を当ててくれたのはうれしかったのですが、声にやや力がないのが残念なところでした。

 

戦闘シーンは、ドッグファイトも含めて、『スター・ウォーズ』らしさを感じさせるものでしたが、如何せん、低画質のために、こちらの気分は盛り上がらなかったのでした。

 

『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)でアカデミー作曲賞を受賞したマイケル・ジアッキノの音楽は、ジョン・ウィリアムズ音楽の雰囲気を踏襲していて、ウィリアムズ・ファンとしてはうれしくなった次第です。

 

++++++++++

 

画質(2.391/TCX 3D): B+

 

撮影は、『ブライト・スター 〜いちばん美しい恋の詩(うた)〜』(2009)『モールス』(2010)『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)『ジャッキー・コーガン』(2012)『フォックスキャッチャー』(2014)『ザ・ギャンブラー/熱い賭け』(2014)のグリーグ・フレイザー

 

機材は、アリ・アレクサ・65 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(6.5K)。

 

あまりにひどい低画質に驚き、あきれはててしまいました。

 

109シネマズエキスポシティで観たIMAX 3D字幕版『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016)とは雲泥の差です。レーザーIMAX以外の3D版を劇場で観ることは、二度としないと誓った次第です。

 

TOHOシネマズ日本橋のスクリーン8は、初見参。ここでは、「TCX」と呼ばれる横16.0・縦6.7mの巨大なカーヴド・スクリーンが採用されています。そうであるがゆえに、4Kプロジェクターを導入できないのですが、その代償は非常に大きなものだといわねばなりません。

 

まずもって、解像度の低さは目を覆わんばかりです。予告編の映像を観て、そのあまりのひどさに暗澹たる気持ちになりましたが、本編もそうでした。細部はつぶれ、色はくすみ、よいところなどどこにもありません。

 

特に、前半は暗いシーンが続くために、3Dメガネをかけているせいもあって、見づらいことおびただしく、難行苦行です。後半、明るい場面が増えて助かりますが、それでもまばゆいばかりの鮮明さはありません。

 

さらに、CTの多さにはうんざりします。字幕のほとんどはゴースト状のずれが常にまとわりついて、できるだけ字幕を観ないようにしました。と同時に、映像にもCTが頻繁に現れます。凹凸感もいまひとつで、ドッグファイトなどさぞ大迫力だろうと思ったら、意外と平板で低画質をカバーしてくれないのです。

 

発色は、ニュートラルなのでしょうが、くすんでいて、そう見えません。スキントーンも暗く、沈んでいます。

 

暗部情報も、不足気味。それ以上コメントしたくない気分です。

 

どうしてもTCX 3Dで観たければ、後方の席に座ることです。それでも、いらだちは消えないでしょうが。


音質(Dolby Atmos): A/A-

 

サイドスピーカーがスクリーン間近から後方まで左右9個ずつ。トップスピーカーもスクリーン間近から後方まで左右9個ずつ。サラウンドバックスピーカーが後方の壁に8個。これが、スクリーン8のスピーカー・コンフィギュレーションです。

 

ここから放たれるドルビーアトモス・サウンドはどれだけ凄いのだろうと期待していたのですが、期待を大きく下回るものでした。

 

確かに、左右前後に音を定位させて、音の出所も正確です。しかし、そのつながりが混濁していて、鮮明なキレがないのです。包囲感は十分にあるのですが、移動感がイマイチ。そのために、宇宙船の飛行シーンやドッグファイト・シーンにリアリティが高まりません。

 

たとえば、途中で土砂降りの場面があるのですが、そのときの雨音が観ているわれわれの頭に降り注いでこないのです。確かに、ドルビーアトモスのトップスピーカーの働きは、真上からの音を強調するよりも、左右のつながりをより繊細に表現するためのものです。しかし、雨には濡れたいものです。しかも、左右のつながりがイマイチというのは、いかがなものでしょう。

 

ノイズフロアは低いのですが、どこか雑味を感じます。付帯音がまとわりついています。そのせいでしょう。壮大なオーケストラ音楽が流れても、弦楽器が分離せず、団子状態に響きます。

 

セリフの抜けは悪くありませんし、音像も膨らまないのですが、常にセンタースピーカーからしか聞こえてこず、俳優の口元に寄り添ってくれません。

 

超低音成分は、かなりのもの。立川シネマシティほどではありませんが、席が揺れます。

 

英語学習用教材度: C

 

字幕翻訳は、林完治。

 

セリフ量は、平均。ディズニー映画らしく、俗語・卑語はほとんど使われません。F-wordにいたっては、ゼロです(PG-13指定)。安心してテクストに使用できます。

 

英語自体も、それほど難しい言い回しが多くなく、例の奇怪な固有名詞さえ問題なければ、TOEIC860点ホルダーでも、字幕なしでほとんど理解できるはずです。

 

字幕翻訳は、評価できません。CTが鬱陶してくて、字幕をほとんど読んでいなかったからです。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

原題は、Rogue One。ジンのチームが乗った貨物船のコードネームです。訳せば、「悪漢1号」となります。

 

☆最後にレイア姫が出てくるので、1977年当時の映像を流用したのかと思ったら、イングヴィルド・デイラというノルウェー人女優が演じていました。それにしても、キャリー・フィッシャーによく似ていました。

 

☆エンディングでは、あのジョン・ウィリアムズのテーマ曲が壮大に流れます。やはりこうでなくてはいけません。

 

☆2億ドルの製作費で、まだ公開1週間にもならないのに、これまでのところ、アメリカで1億7268万ドル、海外で1億5000万ドル、計3億2348万ドルの売り上げをあげています。この数字、どこまで伸びていくのでしょう。

 

Blu-ray Discの発売は、アメリカでも未定です。

 

++++++++++

 

ジェダイ・ナイトが出てこないと、『スター・ウォーズ』らしくないという不満もあります。さらに、この低画質の3D版にはがっかりです。ファンの方、劇場選びは慎重に。May the force be with you!

 

| 外国映画(ラ行) | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
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