CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan (JUGEMレビュー »)
別冊宝島編集部
英語で憲法を読んでみれば、戦勝国アメリカから押し付けられたことが手に取るように分かります。50年以上、修正されていない憲法。時代にそぐわない内容。それでも、憲法改正、不要ですか?
★★★★★
RECOMMEND
駅 STATION [DVD]
駅 STATION [DVD] (JUGEMレビュー »)

高倉健を知りたければ、まずこの一本。「渋さ」の意味が分かります。★★★★★
<< 『ジェーン』は、英盤BDで観る | main | 英語学習に役立つ国内盤BD 10月19・20日発売分 >>
メカニック:ワールドミッション

 

原題:Mechanic: Resurrection (2016)
上映時間:99分
2016年9月24日 国内劇場初公開
公式サイト:http://mechanic-movie.com/

立川シネマシティ・ワン h studio B-7
2016年10月12日(水)12時10分の回

 

参考レビュー:2011.08.14 メカニック(UK BD/Region B)

ゴウ先生総合評価:   B+
  画質(2.39:1/Digital): A+/A
  音質(Linea PCM): A+/A
  英語学習用教材度: C-

ジェイソン・ステイサム主演によるアクション・サスペンス『メカニック』(2011)の続編。

 

準主演は、ジェシカ・アルバ

 

その他、トミー・リー・ジョーンズミシェル・ヨー、サム・ヘイゼルダインが共演。

 

監督は、本作がハリウッド・デビューとなるドイツ出身のデニス・ガンゼル

 

原案・脚本は、『サバイバー』(2015)のフィリップ・シェルビーと本作が長編劇映画デビューとなるトニー・モジャー

 

☆ファンなら観たいジェイステ・アクション

 

だれが何といおうが、ジェイソン・ステイサムのアクション映画が大好きです。脚本が多少ずさんであろうが、ジェイステ(貧乏英語塾長、こう呼んでいます)の身体を張ったアクション・シーンを見ると、胸がスカッとするのです。

 

そのためジェイステの映画は全部観ることにしている貧乏英語塾長、本作にも早くから期待していました。ところが、評判がよろしくありません。Rotten Tomatoesでは、たった26%の支持率で、10点満点中4.2点。Metacriticでは、100点満点中38点という惨状です。

 

しかし、ファンとしては、関係なし。評価が低ければ低いほど(?!)、絶対に観てやると闘志を燃やしてしまいます。

 

前作は、国内公開が遅れたので、英盤Blu-ray Discで視聴したのですが(上掲レビューを参照)、今回は海外盤BDの発売よりも国内公開が早かったために、劇場で観ることにしました。

 

すると、うれしいことに、立川シネマシティで4Kプロジェクター上映が行われているではないですか。ここならば、会員(シネマシティズン)ですので、平日に行けば1000円で観られます。先週の水曜日、本作を含め4本まとめて観る腹積もりで立川に遠出したのでした。

 

入りは、15人も入っていない、とってもうれしいガラガラ状態。それでも、前から3列目まで人が来ていますので、2列目中央の席を確保します。他の観客が視野に入らない理想状態です。すぐうしろに座っている人がいましたが、マナーのよい方で、何の不都合もありませんでした。感謝です。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のリオデジャネイロ、バンコク、マレーシア、シドニー、ブルガリア、カンボジア。

 

アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)は、凄腕の元殺し屋です。いまは裏社会から足を洗い、リオデジャネイロで平穏な日々を送っていました。

 

そんなある日、幼少期から暗殺者として一緒に育てられた男リア・クレイン(サム・ヘイゼルダイン)から殺しの依頼が舞い込みます。

 

しかし、クレインを信用しないビショップは依頼を拒絶し、タイに逃げ、旧知の女性メイ(ミシェル・ヨー)が経営するリペ島のホテルに身を隠します。

 

ところが、そこで何の罪もないジーナ・ソーン(ジェシカ・アルバ)がクレインの人質にとられてしまい、やむを得ずその依頼を受けることにします。

 

しかし、それは武器商人として世界を裏で操る3人の超大物フィクサーを暗殺するという、あまりにも危険で困難な命令だったのでした……。

 

☆期待を裏切らない痛快爽快ド迫力

 

いやあ、楽しい。強いつよーいジェイソン・ステイサムを見るのは、本当に快感です。こんなこと絶対に無理だろうと思うことをいとも簡単にやってのけてくれる安心感で、手に汗握りながらも、ファンとしては、ゆったりと映画の世界に遊べます。こういうシンプルな娯楽作もあってくれなければ、面白くありません。

 

冒頭のリオデジャネイロで、追っ手を巻くために、ケーブルカーから滑空中のハンググライダーの翼の上に降りるアクションには、呆気にとられて、ニヤニヤです。あんなことをしたら、一緒に墜落するだろうにと思いながらも、ジェイステならば、やれるのかもと信じてしまうのです。バカなファンではありますが、このあたりの微妙なさじ加減がファンの心をくすぐることを認めざるを得ません。

 

タイのリペ島に逃げて、ミシェル・ヨーのホテルに滞在するのですが、そのひとつのコテージには、大量のパスポートと銃器が隠されていて、ジェイステ専用セーフハウスになっているという設定です。そのきちんと整理されたガジェットを見ただけで、これまたアクション大好きオヤジは目尻が下がります。

 

そのうえで、2014年11月の撮影時点で33歳のジェシカ・アルバ(1981年4月28日生まれ)が登場するのが、これまたB級度を高めて、うれしくなるのです。この人の、A級に行きそうでぎりぎりのところでB級にとどまるポジショニングが、ジェイステのそれと重なってベストカップルに思えます。第一、ふたりの子供のお母さんとはとても思えない水着姿の美しさが、貧乏英語塾長には堪えられません。

 

そのアルバと恋に落ちた一匹狼の殺し屋が、アルバを救うために、やりたくもない仕事をやるという設定が、あまりにありきたりで、これまた頬がゆるみます。設定がありきたりであればあるほど、アクションを派手にしないと映画が成立しないわけで、ジェイステのB級映画におけるA級アクションを期待している貧乏英語塾長としては、期待通りの進行なわけです。

 

マレーシアの刑務所での殺害はそこそこの満足度でしたが、シドニーでの高層ビルの空中に張り出したプールで泳ぐ武器商人を殺す手口は、極度の高所恐怖症患者である貧乏英語塾長を心底ビビらせるもので、「ジェイステ、お前は偉い!」と恐怖におびえて座席の手すりを強く握りしめながら、心の中で叫んだのでした。

 

3人目の武器商人マックス・アダムスをトミー・リー・ジョーンズが演じるのも、ニヤリです。『ジェイソン・ボーン』(2016)では、無残にもオスカー女優アリシア・ヴィカンダーに殺されてしまうトミー・リーですが、同じジェイソンでも、ジェイステはそんな野暮なことはいたしません。笹野高史かと錯覚したトミ・リーと組んで、クレインを罠にはめてしまいます。いいですねえ、この年長者を立てるジェイステの態度。その爪の垢を、ヴィカンダーに煎じて飲ませないといけません。

 

ミシェル・ヨーも、アクション・シーンに絡まないのは残念でしたが、相変わらずの美しさ。さすがボンド・ガールと称えたくなります。

 

惜しむらくは、悪役のサム・ヘイゼルダインが小粒すぎます。前作のベン・フォスター級の俳優が欲しいところでした。そのフォスターも、『疑惑のチャンピオン』(2015)ではランス・アームストロングを主演で演じ、『インフェルノ』(2016)ではトム・ハンクスを脅かす悪役を演じるなど、ジェイステを置いてきぼりに出世してしまいました。ですが、残念ながら、ヘイゼルダインにはそのカリスマ性と将来性はありません。

 

ともあれ、最後のカンボジアにおけるジェシカ・アルバとジェイステの再会にいたるまで、期待を裏切らない展開にジェイステ・ファンとしては大いに喜んだ次第です。

 

++++++++++

 

画質(2.39:1/Digital): A+/A

 

撮影は、デニス・ガンゼルと組んできた、『ふたつの名前を持つ少年』(2013)のダニエル・ゴットシャルク

 

機材は、レッド・エピック、レッド・スカーレット・X HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(バイト数は不明)。

 

4Kプロジェクター上映。

 

このスタジオの絵は、『世界一キライなあなたに』(2016)を見たときにも感じましたが、つるつるとぬめるテクスチュアで、ビデオ臭いのがよろしくありません。

 

それでも、解像度は非常に高く、細部がスポイルされることがありません。彫りも深いし、奥行きも十分です。

発色は、ニュートラル。色数は多く、色乗りもパワフル。昼間の屋外シーンは、リオでも、リペ島でも、鮮明そのもの。原色が強い印象を与えます。肌の質感も、ナチュラル。日に焼けたジェシカ・アルバの肌が、美しく輝きます。

暗部情報は、十分。黒の沈みこみは深く、コントラストも高いので、見づらさはほとんどありません。

2列目なので、シネスコ・スクリーンをいっぺんに視野に収めることはできません。ですが、焦点がジェイステだけに当たりますから、不快感はゼロ。サウンドホールも目立たないスクリーンですし、かぶりつき派としては、これで大満足です。

 

音質(Linear PCM): A+/A

 

KICリアルサウンドアナログ・システム。

 

左右前後に音が定位し、音の出所は的確。立体音場の密度間は高く、包囲感も十分なら、移動感もかなり鮮やかに決まります。スクリーンの外から音が聞こえてくると、サラウンド・ジャンキーの心をかき立てます。

 

ノイズフロアは、最低レベル。風・波・虫の鳴き声など、細かい環境音が聞こえてきます。音楽も、ほとんど記憶に残らないものですが(失礼!)、団子にならず、すっきりしています。金属的な不快成分もありません。

 

セリフの抜けは、十分。ジェイステのイギリス訛りも、心地よいもの。サ行も滑らかで、ヒステリックになることもなく、スムーズに耳に馴染みます。

 

超低音成分は、膨大。最大出力になると、座席が揺れます。それでいて、立ち上がり立下りが早く、ブーミーになることはありません。立川シネマシティらしい、重厚なLFEです。

 

英語学習用教材度: C-

 

翻訳は、種市譲二。

 

セリフは、平均。F-wordも、多くはありませんが、登場し、その他の俗語・卑語も使われます(R指定)。テクストとして使うには、十分な注意が必要です。

 

字幕は、ほとんど違和感なし。安心して観ていられます。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

原題は、Mechanic: Resurrection。直訳すれば、「殺し屋復活」となります。‟mechanic”には、「機械工」「職工」の意味以外に、「殺し屋」という意味があるのです。公式サイトで「精密機械」と訳していますが、本来そういう意味はありません。

 

邦題は、ジェイソン・ステイサムが出演している『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)と『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)からのパクリで、あまりに大人気ない態度です。

 

☆ジェイステの裸が披露されるのですが、その背筋、特に広背筋の分厚さには驚かされます。あの背筋から放たれるパンチは相当に痛そうです。

 

☆冒頭、リオデジャネイロのレストランに「灰皿」が置かれていました。リオは10年前から飲食店は全面禁煙。現地でロケをせず、きちんとリサーチもしていなかったことがわかります。まあ、このチープな作りが、ジェイステ映画の醍醐味(?!)ではあるのですが。

 

☆4000万ドルの製作費で、これまでのところ、全米で2103万ドル、世界で5672万ドル。これだと、実質的に黒字になるのは難しそうです。それでも、前作を上回る売り上げではあります。

 

アメリカでは11月22日にBlu-ray Discが発売されます。

 

 

いま現在わかっている仕様は、次の通りです。残念ながら、日本語字幕・日本語吹替えはつきません。


 Region A?
 容量: 2層50GB?
 映像: MPEG-4 AVC/1080p/2.39:1?
 音声: Dolby Atmos(英語)
     Dolby Digital 2.0(英語)
 字幕: 英・西語

 

特典です。

 

 "Engineering the Sequel: Inside Mechanic: Resurrection" Featurette
 "Scoring the Action Film with Mark Isham" Featurette
 "The Malaysian Prison" Featurette
 "Michelle Yeoh, Secret Ally" Featurette
 "Statham on Stunts" Featurette

 

米アマゾンでは、今日現在、19.99ドルで予約販売されています。

 

4K UHD BDも、アメリカでは同時に発売されます。米アマゾンでは、26.99ドルで予約販売されています。

 

++++++++++

 

ジェイステ・ファン、アクション映画ファン、必見。画質・音質のよい劇場でどうぞ。オススメします!

 

| 外国映画(マ行) | 11:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.indec.jp/trackback/1063198
トラックバック