CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan
英語で「日本国憲法」を読んでみる―The Constitution of Japan (JUGEMレビュー »)
別冊宝島編集部
英語で憲法を読んでみれば、戦勝国アメリカから押し付けられたことが手に取るように分かります。50年以上、修正されていない憲法。時代にそぐわない内容。それでも、憲法改正、不要ですか?
★★★★★
RECOMMEND
駅 STATION [DVD]
駅 STATION [DVD] (JUGEMレビュー »)

高倉健を知りたければ、まずこの一本。「渋さ」の意味が分かります。★★★★★
<< 英語学習に役立つ国内盤BD 9月7日発売分(後編) | main | ターザン:REBORN(2D字幕) >>
マネー・ショート 華麗なる大逆転(BD)
マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]
2015
パラマウント

 

原題:The Biug Short (2015) 
上映時間:2:10:15
2016年3月4日 国内劇場初公開
公式サイト:http://www.moneyshort.jp/

 

劇場レビュー:2016.03.30 Wednesday マネー・ショート 華麗なる大逆転

 

ゴウ先生総合評価: A
  画質(2.40:1): A
  音質(DTS:X/DTS-HD Master Audio 7.1): A
  英語学習用教材度: A+/A

クリスチャン・ベイルスティーヴ・カレルライアン・ゴズリングブラッド・ピット(製作も兼務)主演によりリーマン・ショックを描いた金融ドラマ。

 

共演は、マリサ・トメイ、メリッサ・レオ、ルディ・アイゼンゾップ、ケイシー・グローヴズ、アデペロ・オデュイエ、レイフ・スポール、ハミッシュ・リンクレイター、ジェレミー・ストロング、ジョン・マガロ、フィン・ウィットロック、デイヴ・デイヴィス、カレン・ギラン、マーゴット・ロビー、セレーナ・ゴメス。

 

監督・脚本は、ウィル・フェレル主演コメディ『俺たちニュースキャスター』(2004)『タラデガ・ナイト オーバルの狼』(2006)『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』(2008)『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』(2010)『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』(2013)を監督・脚本してきたアダム・マッケイ

 

共同脚本は、『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(2003)『ザ・インタープリター』(2005)『ラブ&ドラッグ』(2010)のチャールズ・ランドルフ

 

原作は、『しあわせの隠れ場所』(2009)『マネーボール』(2011)の原作者マイケル・ルイスの『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』。

 

世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫)
文藝春秋

 

The Big Short: Inside the Doomsday Machine
W W Norton & Co Inc

 

アカデミー賞では、脚色賞を受賞。その他、作品賞・助演男優賞(クリスチャン・ベイル)・監督賞・編集賞にノミネート。

 

☆英語字幕つきBDで観直す

 

3月に劇場で観た作品です。2か月遅れとなりましたが、7月6日にリリースされた国内盤Blu-ray Discで観直すことにしました。ユニバーサルから出されたBDですから、英語字幕が本編のみならず、特典にもついているはずですから。

 

☆あらすじ

 

舞台は、2005年から2008年にかけてのウォールストリート。

 

ヘヴィメタルをこよなく愛する左目義眼の金融トレーダー、マイケル・バーリ(クリスチャン・ベイル)は、格付けの高い不動産抵当証券に信用力が低い(はずの)サブプライム・ローンが組み込まれていることに気づき、破綻は時間の問題だと見抜きます。

 

ところが、好景気に沸くウォールストリートには、彼の予測に真剣に耳を傾ける者などひとりもいません。そこでマイケルは、「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という金融取引で、バブル崩壊の際に巨額の保険金が入る契約を大手投資銀行のゴールドマンサックス、ドイツ銀行と結びます。

 

同じ頃、ドイツ銀行で働くジャレッド・ベネット(ライアン・ゴズリング)は、モルガン・スタンレー傘下のヘッジファンドのマネージャーであるマーク・バウム(スティーヴ・カレル)にCDSを売り込み、調査の結果サブプライム・ローンの破綻を見抜いたマークは、それを買い込みます。

 

引退した伝説のアナリスト、ベン・リカート(ブラッド・ピット)もまたバブル崩壊の足音を敏感に察知し、若い個人投資家ふたりとともに、4人は4人なりの独自のやり方でウォールストリートを出し抜く行動を開始するのでした……。

 

☆再見に値する面白さ

 

5か月ぶりの視聴とはいえ、あらすじは頭に入っています。激しいアクションや手に汗握るスリルがあるわけではない映画です。退屈するかもと思っていたのですが、さにあらず。一回目よりも楽しめました。

 

第一の理由には、かなり複雑な金融工学の話が飛び出すうえに、テンポが非常に速くて、劇場では理解しきれなかったディテールを2度目だと理解できてじっくり楽しめたことが挙げられます。専門家ならいざ知らず、それ以外の人は初回で本作の主旨を理解するのはかなり困難なはず。再見の価値ありというよりは、債権もとえ再見の義務ありともいうべき作品なのです。

 

第二に、2度目になってストーリーを追う義務から解放されると、俳優たちの細かい演技に素直に感激できる態勢が整います。

 

もっとも感心したのが、クリスチャン・ベイルの演技です。左目が義眼のマイケル・バーリ役なのですが、たとえば、採用面接の場面などにその左目のなさの不自然さがさりげなく示されています。「うまいなあ」とため息をつくしかありません。このシニカルで哀愁に満ちたマイケル役は、ベイルの内面をうかがわせ、ファンとしては、ベイルのキャリアベストの演技ではないかと考えたほどです。

 

ともあれ、魑魅魍魎が跋扈して、アメリカ経済のみならず、世界経済を混乱させたリーマン・ショックの現状を理解しておくのは悪くありません。貧乏英語塾長も読みましたが、原作が門外漢にはかなりわかりにくい内容になっているだけに、本作の価値は光ります。

 

内容についての詳しいことは上掲の劇場レビューを参照していただくとして、今日はBDの仕様と特典についてコメントさせてもらいます。

 

内容: A

 

++++++++++

画質(2.40:1): A

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、7 Mbpsから35 Mbps。

撮影は、『ハート・ロッカー』(2008)でアカデミー撮影賞にノミネートされた、『ユナイテッド93』(2006)『麦の穂をゆらす風』 (2006)『エリックを探して』(2009)『グリーン・ゾーン』(2010)『英雄の証明』(2011)『ハードラッシュ』(2012)『キャプテン・フィリップス』(2013)『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(2013)のバリー・アクロイド


機材は、アリカムLT 35mmフィルム・カメラ、キャノンEOS C500 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。

 

特典の中で、アダム・マッケイはビデオ・カメラの冷たいHi-Def画質が好きではないと発言しているところをみると、撮影に使われたのはほとんどがアリカムLTのようです。

 

実際、多くの場面にグレインが残され、艶やかなフィルムルックさを誇ります。輪郭がやや太りがちになっているのが残念ですが、解像度は悪くなく、深い彫りと十分な奥行き感で魅せる画質です。劇場体験に肉薄した高画質と申せましょう。

 

発色は、劇場と同じく、ニュートラル。色数は多く、ややくすんだ印象ですが、それでも、劇場よりましに感じます。肌の質感も、ナチュラル。違和感は、まったくありません。


暗部情報量も、なかなか。黒の沈みこみには問題がある部分がなきにしもあらずですが、コントラストが高く、階調も滑らかで、見づらいシーンはほとんどありません。

 

大画面の近接視聴は、問題なしです。


音質(DTS:X/DTS-HD Master Audio 7.1): A

Oppo BDP-93からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

DTS:X収録。Gump Theatreはその再生環境になく、DTS-HD Master Audio 7.1で視聴しています。

 

これまた、劇場体験に肉薄する高音質です。
  
左右前後に音を定位させ、音楽や環境音が後方に回されて、濃厚な立体音場を作り上げており、劇場とほぼ同じ感覚を得られます。

 

しかし、劇場では前から2列目に座ったために、後方からの細かい音を聴き分けることができませんでした。その意味で、BDで聴き直すと、左右・後方の音の出所が正確なのに、驚かされます。ケレン味いっぱいに、環境音を振りまいているのです。遊び心が満載で、サラウンドジャンキーとしてはうれしくなります。BDのほうが劇場よりもましかもと一瞬思った次第です。

 

とはいえ、アクション映画ではありませんから、移動感は一部の鮮やかさをのぞけば、さほどでもありません。それでも、サラウンドバック・スピーカーを使いこなした音響設計には拍手です。

 

ノイズ感は、なし。音量のデフォルト・レベルも十分。メタリック成分が混入することもなく、耳に優しい音です。

 

セリフの抜けも、文句なし。発音も明瞭です。

 

超低音成分は、控えめ。使われるときには、使われますが、ブーミーになるほどではありません。


英語学習用教材度: A+/A

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。その他、デンマーク・独・西・仏・伊・蘭・ノルウェー・フィンランド・スウェーデン語字幕ならびに独・西・仏・伊吹替えつき。

 

セリフは、大量。俗語・卑語が、82回登場のF-wordを含め、頻繁に使われます(R指定)。ゆえに、テクストとして使うには細心の注意が必要です。

 

ただし、確認した限り、英語字幕は俗語卑語にいたるまで完璧にフォローしており、大人限定ではありますが、非常に勉強しやすいBDです。金融関連の口語・俗語表現の連発も、その分野に関心ある人には意義あることでしょう。

 

さらに、70分に及ぶ映像特典すべてに英語字幕がついているのも、大歓迎。評価を押し上げています。


++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆2800万ドルの製作費で、最終的に、アメリカで7026万ドル、海外で6309万ドル、計1億3335万ドルのメガヒット。当然の結果です。

 

特典は、次の映像特典です。米盤BDとまったく同じ内容です。

 

  〕想の組み合わせ:キャスティング (15:51)
 ◆‖臾進:アダム・マッケイ監督 (11:31)
  異端の英雄たち:登場人物 (11:28)

 ぁ〆従紊力鯵:崩壊への道 (14:01)
 ァ/燭貿る:時代の再現 (11:13)

 Α〆鐔シーン集(6:28):
    ベネットの電話(本人登場バージョン) (0:49)
    フロリダ訪問 (0:55)
    バーリの家庭 (0:54)
    父と子 (2:59)
    心臓マヒ (0:50)

 

映像: 
  銑ァAをベースに、Bが挿入
 ΑB

 A ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B シネスコ・サイズ(2.40:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声: ドルビーデジタル・ステレオ 

うれしいことに、すべてに英語字幕がつきます。

 

☆アダム・マッケイ・ファンとしては、◆崑臾進:アダム・マッケイ監督」をいちばん楽しみました。ウィル・フェレルは出てきませんでしたが。

 

Α嶌鐔シーン集」の中の「父と子」では、マイケル・バーリの息子がアスペルガー症候群だといわれてショックを受け、自分がその原因であることを知り、さらにショックを受けるマイケルが描かれます。元医者なのに、と思わないではありませんが、そんなものかもしれません。発達障碍児の父親としては、マイケルの気持ちは、よくわかります。

 

++++++++++

 

映画ファン、国際派ビジネスパーソン、必見。金融関係の英語勉強家、必携。BDの画質・音質・特典、すべて見ごたえ聴きごたえあり。強くオススメします!

 

| 外国映画(マ行) | 13:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.indec.jp/trackback/1063149
トラックバック