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マネーモンスター(レンタルBD)
マネーモンスター(初回生産限定) [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


原題:Money Monster (2016)
上映時間:1:38:39
2016年6月10日 国内劇場初公開
公式サイト:http://www.moneymonster.jp/splash/

 

ゴウ先生総合評価: B+
  画質(2.39:1): A
  音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A
  英語学習用教材度: A-

ジョージ・クルーニー主演・製作による社会派サスペンス。

 

準主演は、ジュリア・ロバーツジャック・オコンネル

 

その他、ドミニク・ウェスト、カトリーナ・バルフ、ジャンカルロ・エスポジートが共演。

 

監督は、最近は女優よりも監督業のほうが忙しいジョディ・フォスター。長編劇映画の監督は、『それでも、愛してる』(2009)以来、4本目。

 

脚本・原案は、『ビューティフル・バディ』(2010)、TV『GRIMM/グリム』シリーズ(2011~2014)のアラン・ディ・フィオーレと、最近はフィオーレと上記の作品で組んでいる、『張り込み』(1987)『ギャングシティ』(1997)『スノー・ドッグ』(2002)『ナショナル・トレジャー』(2004)のジム・カウフ

 

共同脚本は、『マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡』(2006)『親愛なるきみへ』(2010)のジェイミー・リンデン

 

☆レンタルBDには、英語字幕はついているが、特典はついていない

 

このキャスト・スタッフで本作を観たいと思わない映画ファンはいないはずです。貧乏英語塾長は、立川シネマシティ・トゥーのb studio(座席G-19)で6月15 日(水)の14時10分の回に観ています。

 

そのとき、レビューをアップロードできなかったので、Blu-ray Discがリリースされたら観直してレビューを書こうと思っていたのでした。

 

ところが、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント(SPE)から10月12日に発売されるセルBDは、アマゾンですら3810円もするのです。これでは、貧乏英語塾長には手が出ません。そこで、10月7日に一足早く入手可能になったレンタルBDを借り出すことにしました。

 

借りられたのはよかったのですが、このレンタルBD、英語字幕がついているのはよいのですが、せこいSPEらしく、特典がすべて割愛されています。嗚呼。

 

何たることぞと憤りながらの視聴となったのでした。

 

☆あらすじ

 

舞台は、現代のニューヨーク・シティ(NYC)。

 

リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は、軽妙なトークが売りのNYCにあるFNNが生放送する投資情報番組『マネーモンスター』の人気司会者です。

 

番組ディレクターのパティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)は、ゲイツの功績を認めつつも、生放送をいいことに台本を無視して暴走する彼に毎回手を焼いており、他社への移籍を決めていました。

 

そんな中、いつものように生放送が始まるのですが、いきなり放送中のスタジオに銃を持った若者(ジャック・オコンネル)が乱入し、ゲイツを人質に取り、番組を乗っ取ってしまいます。

 

犯人はカイル・バドウェルという24歳の青年で、ゲイツが番組で推奨したウォルト・キャンビー(ドミニク・ウェスト)がCEOを務めるアイビス株に投資して全財産を失ったことを逆恨みしての犯行だったのです。

 

カメラがその一部始終を収め、異常な高視聴率を記録する中、興奮する犯人を必死でなだめようとするゲイツとフェンだったのでした……。

 

☆娯楽作としては十分

 

それが目的であったはずの社会批判の部分はいまひとつ空振りに終わり、幕切れの後味も決してよくはないのですが、途中のストーリー展開の面白さ、俳優たちの達者な演技、テンポよく進む編集のおかげで、面白く観ることができます。

 

まず、現在の金融界を批判しようとしたのでしょうが、結局のところ、「投資にはリスクが伴い、そのリスクを取るのは自己責任である」という当り前のことがを改めて主張されているだけとなっているのは、芸がありません。このあたり、金融界の常識を破って大儲けした人間を主人公にした『マネーショート』(2015)のほうが、はるかに気が利いています。

 

さらに、その金融界に乗って儲けようとしているTV業界も批判していますが、これも中途半端で、批判力は十分ではありません。脚本の弱さのせいです。

 

それでも、途中までの緊張感はなかなかのもの。ひとえに俳優たちが、そつない演技を見せてくれるからです。とりわけプロデューサー役のジュリア・ロバーツは、持ち味のクールさを活かし、激高しつつも冷静にゲイツや番組クルー、そして警察を動かしていくあたり、実に小気味よい限りです。

 

フェンから踊らされているゲイツ役のジョージ・クルーニーも俗物的司会者を軽妙に演じるあたり、これまたこの人のよい資質が全開し、見どころ十分です。ただし、クルーニーが製作に名を連ねているのに、『クッドナイト&グッドラック』(2005)ほどの社会派ドラマにならなかったことが惜しまれます。

 

毎回違う役でその素晴らしさを披露してくれるジャック・オコンネルも、期待を裏切りません。一攫千金で株式投資をして、そこでのしくじりから番組乗っ取りという暴挙に出るあたりの思慮の足りない低所得層の若者役がリアルです。次回作にも、期待をかけてしまいます。

 

『ネバーランド』(2004)でアカデミー編集賞にノミネートされた、『主人公は僕だった』(2006)『ウォーリアー』(2011)のマット・チェシーが手掛けた編集も、見事。100分に満たない内容なのに、きちんと映画をまとめ上げています。

 

ジョディ・フォスターの監督作は、『それでも、愛してる』(2009)がそうでしたが、監督色を目立たないようにして、役者を光らせるようにするところに特徴があります。その善悪はともあれ、本作はまさに黒子に徹したフォスターらしい監督作といえます。

 

内容: A‐/B+

 

++++++++++

 

画質(2.39:1): A

 

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080・24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、18 Mbpsから36 Mbps。

 

撮影は、『ブラック・スワン』(2010)でアカデミー撮影賞にノミネートされたマシュー・リバティーク

 

当ブログでレビューしているリバティーク撮影作品は、次の通りです。

 

  フォーン・ブース (2002)
  セレブの種 (2004)
  僕の大事なコレクション (2005)
  ファウンテン 永遠につづく愛 (2006)
  インサイド・マン (2006)
  ナンバー23 (2007)
  セントアンナの奇跡 (2008)
  アイアンマン (2008)
  アイアンマン2 (2010)
  ブラック・スワン (2010)
  カウボーイ&エイリアン (2011)
  ルビー・スパークス (2012)
  ノア 約束の舟 (2014)
  ストレイト・アウタ・コンプトン (2015)

 

機材は、アリ・アレクサ・XT・プラス、レッド・エビック・ドラゴン・6K HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(ビット数は不明)。オリジナル・アスペクト比も、2.39:1。

 

劇場の絵と似ていますが、やや落ちる印象です。

 

解像度は、現在のBDの水準はクリアしていますが、格別の高さがあるわけではありません。細部が微妙に甘くなっています。それでも、彫りはなかなかの深さで、奥行き感もそれなりに感じられます。

 

発色は、ニュートラル。色数は多く、くすみもせず、鮮明です。スキントーンも、ナチュラル。違和感はほとんとありません。

 

暗部情報は、それなり。ただし、暗いシーンがほとんどない映画なので、不満はまったくありません。

 

大画面の近接視聴は、ほとんど問題なしです。

 

音質(DTS-HD Master Audio 5.1): A

 

Oppo BDP-93からソニーVZ-555ESに、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル分をラインアウト接続して再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス30デシベル。

 

左右前後に音を定位させる音響設計。アクション映画ではありませんが、立体音場の密度は高く、包囲感はかなりのもので、移動感も多少ではありますが、感じられます。

 

特に、音の出所がスクリーンとマッチしており、迫真性を高めます。ことに、左右の広がりが高く、本来映っていないスクリーンの外側が効果的に演出されます。

 

ノイズフロアは、最低レベル。雑味はなく、メタリックな響きも乗りません。音楽のキレもよく、分解能も十分です。

 

セリフの抜けも、十分。音像も膨らまず、サ行も滑らか。レンジも広く、耳障りな部分はありません。

超低音成分は控えですが、出るときにはどーんと出ます。それでも、飽和することはありません

 

英語学習用教材度: A-

 

日本語・英語字幕ならびに日本語吹き替えつき。

 

セリフは、大量。同時に、F-wordも含め、全体的に俗語・卑語が頻出し(R指定)、教材として使うには、最新の注意が必要です。

 

それでも、英語自体は、現代最先端のビジネス用語が使われますし、確認した限り、英語字幕が、SPE製BDには珍しく、セリフを完璧にフォローしていますので、勉強しやすいテクストではあります。

とはいえ、レンタルBDには特典がまったくついていませんから、この評価が精一杯です。

 

++++++++++

 

気になるところを、アト・ランダムに。

 

☆原題も、Money Monster。"M"で頭韻を踏んで、TV番組としてありえそうなタイトルです。もちろん、「金の化け物」という意味です。

 

ジャック・オコンネルは、1990年8月1日生まれの26歳。『不屈の男 アンブロークン (2014)で主役のザンペリーニを演じたアイルランド出身の俳優です。評価の高い『名もなき塀の中の王』(2013)と『ベルファスト71』(2014)を観ていないので、できるだけ早く観ないといけません。

 

☆本作でその存在を知ったアイビスのCCO(Chief Communication Officer)であるダイアン・レスター役のカトリーナ・バルフの美しさには参りました。1979年10月4日生まれで、満37歳のアイルランド出身です。主演作のTV『アウトランダー』シリーズ(2014〜2016)を観ないといけません。

☆2700万ドルの製作費で、全米4101万ドル、世界で9328万ドルのスマッシュヒット。R指定映画としては、立派な売り上げです。

 

レンタルBDには、上述どおり、特典はつきません。嗚呼。

 

セルBDには、次の映像特典がつくようです。

 

 未公開シーン(3種)
 ミュージック・ビデオ:
  ダン・ジ・オートメーター (feat. デル・ザ・ファンキーホモサピアン)
   “What Makes the World Go ‘Round” 
 George Clooney: The Money Man [Featurettes]
 Inside The Pressure Cooker [Featurettes]
 Analysis of a Scene: The Showdown [Featurettes]
 ジョディ・フォスター監督 来日時インタビュー

 

スチールブック仕様BDも、入手可能です。

 

【Amazon.co.jp先行販売】マネーモンスター スチールブック仕様(初回生産限定) [Steelbook] [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

++++++++++

 

映画ファンなら、観て損はありません。セルBDの特典も面白そうなので、俳優のファンならば、購入するのもありでしょう。オススメします!

 

| 外国映画(マ行) | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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