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ミュータント・タートルズ(BD)
ミュータント・タートルズ ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
2014
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


原題:Teenage Mutant Ninja Turtles (2014)
上映時間:1:41:17
2015年2月7日 国内劇場初公開
2015年6月10日 国内盤BD/DVD発売
公式サイト:http://www.turtles-movie.jp/

ゴウ先生総合評価: B-
  画質(2.40:1): A+
  音質(Dolby Atmos/Dolby TrueHD 7.1): A+
  英語学習用教材度: A

同名TVアニメ・シリーズ(1987-1996)、同名実写映画3部作(1990-1993)をマイケル・ベイ製作によりリブートしたSFアクション。

主演は、ミーガン・フォックス。共演は、ウィル・アーネット、ウィリアム・フィクトナー、ウーピー・ゴールドバーグ、ノエル・フィッシャー、ジェレミー・ハワード、アラン・リッチソン、ピート・プロゼック、ダニー・ウッドバーン、トオル・マサムネ。

監督は、『テキサス・チェーンソー ビギニング』(2006)、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(2011)、『タイタンの逆襲』(2012)のジョナサン・リーベスマン。

脚本は、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)のジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメックと『スノーホワイト』(2012)、『キリングゲーム』(2013)、『ダイバージェント』(2014)のエヴァン・ドーハティ。

ラジー賞では、ワースト助演女優賞(ミーガン・フォックス)を受賞し、ワースト作品賞・ワースト監督賞・ワースト脚本賞・ワースト・リメイク・盗作・続編賞にノミネート。

☆BDは、英語字幕つき

世界的大ヒットを飛ばしていることは知っていましたが、劇場に出かけるのは敬遠しました。この素材とマイケル・ベイの名前を聞けば、映画ファンならご理解いただけるはずです。

ところが、6月10日に発売されたBlu-ray Discには、パラマウント製らしく本編に英語字幕がつくとか。こうなると、パラマウントのことですから、特典にもついているかもしれません。良質な英語学習用テキストを探し続ける貧乏英語塾長、チェックしないと気がすまなくなってしまいました。

しかも、ドルビー・アトモスの音声を採用しているというのも気になります。Gump Theatreではアトモスは再生できませんが、画質・音質ともにすこぶる優秀というUS盤BDの評価もありますし、これは見ておかねばと、取り寄せることにしたのでした。

ただし、3D盤は、“too much”。手ごろな2D盤にしました。

☆あらすじ

舞台は、現代のニューヨーク・シティ。

エイプリル・オニール(ミーガン・フォックス)は、ニューヨーク・シティ(NYC)にあるTV局チャンネル6のニュース・レポーター。

シュレッダー(トオル・マサムネ)率いる悪の犯罪組織フット軍団(Foot Clan)が暗躍するNYCで、同僚のカメラマン、ヴァーノン・フェンウィック(ウィル・アーネット)の協力を得て必死に特ダネを狙っています。

ある夜、エイプリルはフット軍団に立ち向かって忍者の技を炸裂させる4人の大きなカメ(turtle)を見つけます。

4人は、エイプリルの亡き父親がいまや大富豪となったエリック・サックス(ウィリアム・フィクトナー)とともに行っていたルネサンス計画によって突然変異したカメ(mutant turtle)だったのです。

同じく突然変異したネズミのスプリンター(ダニー・ウッドバーン)に育てられ、忍術を教わり、4人は強力なパワーとともに高度な技を身につけたというわけです。

エイプリルは早速彼らの存在を報道しようとしますが、証拠も何もないエイプリルの主張を上司のバーナデッテ・トンプソン(ウーピー・ゴールドバーグ)はまったく取り合わず、クビを言い渡されてしまいます。

やがてタートルズの存在がシュレッダーの耳に入り、フット軍団はタートルズの隠れ家を急襲します。壮絶なバトルの末、レオナルド(ピート・プロゼック)、ミケランジェロ(ノエル・フィッシャー)、ドナテロ(ジェレミー・ハワード)の3人が敵に拉致され、スプリンターもシュレッダーに倒されてしまいます。

フット軍団の目的は、タートルズのパワーの源を手に入れ、ニューヨークを壊滅させることにあったのでした。エイプリルは、残ったひとりのラファエル(アラン・リッチソン)とヴァーノンとともに、フット軍団に戦いを挑むのでした……。

☆アクションは派手だが、ストーリーは乱暴

「頭を空っぽにして3D版を楽しむのが、本作を見るコツである」と思わざるを得ない作品です。

アクションは派手でけたたましく、それなりのカタルシスを得られますが、ストーリー展開は、本作のアニメ、映画を一本も見たことがない人間にとっては、何とも荒っぽいものに思えて、ついていけないところが多々ありました。

まずは、こういう作品ですから、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(TMNT)・ビギンズ」なのかと思っていたのですが、カメが突然変異する描きこみが少なく、この夢のある「ウソ」にリアリティがついてきてくれません。

同じく、4人のカメが優秀な忍者に成長する部分もあっさりしすぎています。スプリンターが本だけを読んで武術の天才的使い手になり、タートルズを鍛えたというのも、あまりに単純すぎて、そんなものなのだろうかと疑ってしまうのです。

同じく、シュレッダーがどんな過去を持ち、どのようにしてフット軍団を作り上げたのかを描いてくれないのも、イライラします。悪には悪の道を突き進む理由があったはずですから。

最後に、脚本が書かれたのがどちらが先かわかりませんが、ニューヨーク・シティに毒ガスを撒こうとするフット軍団の手法が、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)のカート・コナーズ博士(リス・エヴァンス)のそれとまったく同じなのにも唖然。これだけ似ていると、パクリではないかと非難したくなります。

というわけで、映画的にはとても高く評価できない作品なのですが、その「正統的B級性(?!)」が妖しい魅力を放っているのは認めざるを得ません。

その最大の象徴が、ミーガン・フォックスです。『トランスフォーマー』(2007)『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)のミカエラのゴージャスな雰囲気を持ちつつも、演技派としての成長がほとんど見られない安っぽい存在感が、本作の軽率にスマホで写真を撮りまくってはすぐに危機に陥るオツムの軽いエイプリルにピッタリなのです。

実際、証拠も画像も何もないのに、その日の夜のニュースにTMNTのことを報道せよと上司のトンプソンに迫って、そのあまりの無茶振りにトンプソンからクビを言い渡されるのも当然に思える不思議なリアリティをフォックスは持っています。フォックスは、ある意味、最強のヒロインにピッタリなのです。

ウィル・アーネットの起用も、本作にチープな香りを与えます。『俺たちフィギュアスケーター』(2007)や『俺たちダンクシューター』(2008)で見せたどうしようもない敵役がピッタリの俳優が、エイプリルを助けるヒーローになるのかと思ったら、やはりそうならない。この辺の妙なしっくり感が本作のB級性をさらに高めるのです。

ウィリアム・フィクトナー演じるエリック・サックスという悪役も、フィクトナーが登場した瞬間、ネタばれ状態になるのですが、その図々しい配役と展開をかえって楽しんでしまえるのも事実で、映画の奥深さを感じてしまいます(?!)。

日本人としてうれしいのは、『ベイマックス』(2014)ほどではないものの、日本ネタが取り入れられていることです。何せシュレッダーは日本人らしく、訛りのない正調日本語を話しますし、サックスは沖縄の米軍基地で生まれて育って、シュレッダーに忍術を教わったとなっています。悪役であるところが残念ではありますが、映画の世界でも“Japan Passing”が終わったようで、ありがたいところです。

それにしても、ウーピー・ゴールドバーグの登場が、「これだけ」というほど少ないのには、ガッカリ。この人、もうきちんと大役を演じることはしないのかも、と考えてしまったのでした。

ともあれ、いろいろな面で非常に不思議な感慨を持つB級映画であります。

内容: B-/C+

++++++++++

画質2.40:1): A+ 

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080p/24信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映していま す。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、9 Mbpsから48 Mbps。

撮影は、『エリート・スクワッド』(2007)、『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』(2010)、『ロボコップ』(2014)のルラ・カルヴァーリョ。

機材は、アリ・アレクサ・プラス 4:3 HDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

最高の解像度。細部にいたるまで、くっきり、すっきり。スクリーンに近づいても、甘さはまったく発見できません。彫りは深く、奥行き感も十分。2D版であっても、まったく不満はありません。むしろ3D版よりも美しい映像ではないかと推察するほどです。

発色は、ニュートラル。色数は多く、鮮明。色乗りもパワフルで、原色も中間色も惚れ惚れする美しさです。肌の質感も、ナチュラルそのもの。ミーガン・フォックスの色白の肌もウィル・アーネットの日焼けした肌も、とにかくリアルです。

暗部情報も、膨大。黒はどこまでも沈み、階調も滑らか。コントラストも高く、暗い場面でも、見づらさはまったくありません。

大画面の近接視聴も、一切問題なし。現代最高の画質だと評価します。

音質(Dolby Atmos/Dolby TrueHD 7.1): A+

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス12デシベル。DSPは、THXサラウンドEXを選択。

ドルビー・アトモスが奢られているのですが、いまだGump Theatreは対応しておらず、ドルビーTrueHD 7.1で聴かねばなりません。

それでも、その音は現代最高レベルです。アトモスではないので、真上から音が降り注いでくる快感は味わえないのですが、7.1チャンネルがシームレスに連携した音は大迫力。取り立てて不満は覚えません。

立体音場の密度は、濃厚。左右前後に音を定位させ、包囲感はもちろん、移動感も鮮やか。後方からの音数も多く、隙がありません。デフォルトでも文句はありませんが、DSPを入れるとより滑らかなサラウンド感を味わえます。

ノイズフロアもきわめて低く、マイナス12デシベルでもうるささは感じません。町の雑踏など細かい環境音も聞こえてきて、臨場感を高めます。メタリックな不快な響きも乗らず、耳障りな部分は皆無です。大人数のオーケストラ音楽も、分解能が高く、弦楽器も金管楽器もその響きが魅力的です。

セリフの抜けも、問題なし。発音も明晰で、サ行もスムーズです。

超低音成分は、膨大。アクション・シーンでは、部屋が揺れます。それでも、ブーミーになることはなく、不快感はありません。

英語学習用教材度: A

日本語・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。

セリフは、大量。子供向け映画らしく、俗語・卑語はほとんど使われません。F-wordにいたっては皆無です(PG-13指定)。ティーンエージャー語が多用されるのが気になりますが、テクストとしては悪くない素材です。

英語字幕は、完璧にセリフをフォローします。発音も聞きやすく、リスニングの勉強に大いに役立ちます。

特典に関していえば、音声特典がつかないのは寂しいのですが、すべての映像特典に英語字幕がつくのは、悪くありません。評価が高まります。

++++++++++
  
気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題は、Teenage Mutant Ninja Turtles。訳せば「十代の突然変異した忍者亀たち」。映画版2作目と3作目は『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』(1991・1993)となったのですが、今回はTVアニメシリーズ(1987-1996)の邦題に戻っています。

☆シュレッダーを演じたトオル・マサムネがMIT出身の俳優だというのでビックリしました。調べてみると、祖父は文化勲章を受章した科学者野副鉄男で、父親はMIT教授の科学者正宗悟だというのですから、なおビックリです。

☆1億2500万ドルの製作費で、アメリカで1億9120万ドル、海外で2億9380万ドル、計4億8500万ドルのメガヒット。マイケル・ベイの大ヒット作を作る能力は一向に衰えないようです。

特典は、合計55分26秒の映像特典がついています。
  
  21世紀のCG技術(17:56)
 ◆.蒜力!3Dのミュータント・タートルズ (4:23)
  カメでいるのも楽じゃない(6:47)
 ぁ2つの進化(14:59)
 ァ.メのロック(5:37)
 Α.┘鵐妊ング(ロングバージョン)(0:46)
 А.潺紂璽献奪・ビデオ ♪Shell Shocked (3:27/字幕なし)
 ─Shell Shockedメイキング(1:31)

映像:
 A ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)
 B シネスコ・サイズ(2.40:1)のHD画質(AVC/1080・24p)

  銑ァΝ─AをベースにBが挿入
 ΑΝАB

音声:
  銑ァ.疋襯咫璽妊献織 5.1
 Α銑─.疋襯咫璽妊献織襦Ε好謄譽

Г鬚里召韻弌△垢戮討鳳儻貉幕がつきます。

☆本作は別に3種類のBDセットが販売されています。

3D版は、一度は見てみたいと思いますが、高すぎます。

++++++++++

過剰に期待せず、暇つぶしだと思って見る映画です。ただし、画質・音質は優秀で、英語の勉強にはなります。ファンなら、購入する価値はあるでしょう。そうでない方は、まずはレンタルBDでお試しください。
| 外国映画(マ行) | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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