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鎌倉探訪:小津安二郎をしのんで

殉愛: 原節子と小津安二郎
西村 雄一郎
新潮社

これからも主演映画のレビューはどんどん行っていきますが、先週の仲代達矢映画祭で高峰秀子研究がひと段落着きました。今度は、同時並行していた小津安二郎研究です。その一環として、先週の木曜日、小津監督の墓参りに行ってきました。
監督の墓は、北鎌倉の円覚寺の墓地にあります。中に入るには300円の拝観料が必要です。中に入ってしばらく進んだあと、右に曲がったところに墓地の入口があります。

階段を登っていくと、案内図があります。



位置を確認すると、また階段を登ります。当然、一列とばしたところにある木下恵介監督の墓にも参りました。

「無」と彫られた墓碑はすぐに見つかります。



たくさんの供物が置かれています。



長年にわたってこれだけたまったのでしょうが、人気のほどがしのばれます。「いつもありがとうございます。あなたの映画のおかげで、何とか生きていられます」と手を合わせました。木下監督の墓にも同じことを唱えて、手を合わせます。

円覚寺をあとにすると、浄智寺裏の小津監督の旧宅に向います。円覚寺からは10分ちょっとです。隠れ家的存在ということでしたが、まさにそう。こんなところに家があるのかと思うところから入って行きます。



この右手の道を入っていくと、トンネルが見えます。この日は暑い日でしたが、ここはひんやりとしています。



このトンネルの向うに旧宅があるのです。異次元へのトンネルです。高さは2メートルもありません。

いまは監督とは縁もゆかりもない人が住んでいるということで、これ以上はお邪魔しませんでしたが、何とも風情があります。時間が止まったようです。

小津監督が亡くなったのは、1963年12月12日。それから50年以上経っても、そのときとこのトンネルは変わっていないようです。通夜はこの家で行われたそうですから、棺はいったんこのトンネルを抜けて、旧宅に安置され、再びこのトンネルを抜けて荼毘に付されたということになります。

ちなみに、通夜の席にはすでに映画界から引退していた原節子さんも参列なさったということですから、このトンネルを潜られたということになります。

ふたたび、合掌。

監督にオマージュを捧げたら、次は原節子さん詣でです。1920年6月17日生まれの原さんは、94歳になられたばかりです。いまでも住んでいらっしゃるという浄妙寺の境内に向けて、歩き出します。

鎌倉街道から鶴岡八幡宮の境内を抜けて、金沢街道を東に下ります。貧乏英語塾長の足で50分ほどで浄妙寺に着きます。

拝観料100円を払って中に入り、原さんの義兄である元映画監督の熊谷久虎氏の墓に参ります。立派なお墓です。花が添えられていますが、これはひょっとすると原さんによるものかもしれません。




ぐるっと回って、たぶんここにお住まいなのであろうという家を見つけました。ご健在であることを祈って、カメラは向けずに帰ることにしました。きっと素敵な歳の取り方をなさっているとは思いますが、すでに引退されて50年以上。そっとしておくのが、ファンとしてのエチケットというものでしょう。原さん、いつまでもお元気でいらしゃってください。

というわけで、上掲の本とインターネット上の情報を使って、鎌倉をぐるりと回ったのですが、小津監督作品・原節子作品への想いがさらに募りました。

しかし、全部見たいと思いはするのですが、悲しいことに画質・音質のよいBlu-ray Disc化された作品はほんのわずかしかありません(下記参照)。非常に残念なことです。

今度小津監督作品や原節子主演作品が特集上映されることがあるとすれば、原さんがお亡くなりになったときかもと考えると、無性に寂しくなってしまいました。こういう偉大な先達たちの作品をいつでも自由に見られる環境が一日も早く整うことを切望してやみません。

三たび、合掌。


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| 小津安二郎 | 12:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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