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ピッチ・パーフェクト(UK BD/Region Free)


原題: Pitch Perfect  (2012)
上映時間: 1:52:00
国内劇場未公開
公式サイト(英文):http://www.pitchperfectmovie.com/

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(1.85:1): A
  音質(DTS-HD Master 5.1): A
  英語学習用教材度: A+
アナ・ケンドリック主演によるおバカさん系青春音楽コメディ。共演は、スカイラー・アスティン、レベル・ウィルソン、アンナ・キャンプ、ブリタニー・スノウ、アダム・デヴァイン、ベン・プラット、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ジョン・マイケル・ヒギンズ、エリザベス・バンクス。

監督は、TVで活躍するジェイソン・ムーア。脚本は、TV出身のケイ・キャノン。原作は、ミッキー・ラプキンのノンフィクション『Pitch Perfect: The Quest for Collegiate A Cappella Glory』。
 
Pitch Perfect: The Quest for Collegiate A Cappella Glory
Gotham Books

2012年9月28日に全米公開され、世界で1億ドル以上を売り上げた大ヒット作なのですが、日本では一向に劇場公開される気配がありませんし、Blu-ray Disc/DVDの発売予定さえ伝わってきません。

この手のコメディが大好きな貧乏英語塾長が調べてみると、本作のUK盤BDには日本語字幕・日本語吹替えがついていますし、特典もかなり多いことがわかりました。しかも、先週の時点では10ポンドまで下がっていました(今日は、さらに9.00ポンドまで下がっていました、トホホ)。

というわけで、とうとう我慢できずに『マン・オブ・スティール』と一緒に注文していたら、昨日届き、これはうれしいクリスマス・プレゼントだと早速見ることにしたのでした。

舞台は、現代のバーデン大学(架空)。

ベカ・ミッチェル(アナ・ケンドリック)は、バーデン大学の新入生。DJ志望で、友達も作らず、クラスにも出ず、毎日PCに向ってリミックスをしてばかりいます。

一方、バーデン大学はアカペラ・コーラスの名門校。全米大学アカペラ選手権で何度も優勝している男性アカペラ・グループのトレブルメーカーズを抱えています。

そのトレブルメーカーズにライバル心を燃やすのが、前年初めて全米大学選手権で決勝に残った女性アカペラ・グループ、バーデン・ベラズのオーブリー・ポーゼン(アンナ・キャンプ)とクロエ・ビール(ブリタニー・スノウ)でした。

ところが、オーブリーが前年の決勝の本番ステージで激しく嘔吐したため、みんなからバカにされ、メンバーが集まりません。

そこで、アカペラ・コーラスにはまったく関心がなかったべカにも声がかけられます。最初は断ったベカでしたが、大学になじむための目的もあって、ベラズに入会することにします。

しかし、オーブリーの独断的チーム運営に、べカはなじめません。とうとうチームをやめることになってしまうのでした……。

ベカの成長とベラズの大成功を縦軸に、お約束のようにアカペラ・グループ同士の対立、グループ内の騒動、男女の恋愛が横軸に織り込まれています。脚本的には、ありふれた展開ですし、安易に流れるところも多々あってあれこれ文句をいいたくなるのですが、アカペラ・コーラスの舞台のカッコよさを見せつけられたら、多少のキズは許したくなります。

脚本的に問題なのは、ベカとオーブリーの内面の描きこみ不足とどぎつく下品なセリフが唐突に使われてしまうことにあります。

ベカはDJになりたかったはずなのに、いつの間にかアカペラにぞっこんになってしまいます。ですが、そこにどういう心の変化があったのかがよくわかりません。好きになったトレブルメーカーズのリードボーカル、ジェシー・スワンソン(スカイラー・アスティン)の影響かもしれませんが、謎が残ります。

オーブリーにしても、舞台でゲロを吐いたくせに(その原因も明らかにされませんが)、チーム・リーダーとして偉そうにしていられるのが不可解です。しかも、お嬢さん育ちに見えるオーブリーがいきなりとんでもなく下品な言葉を発するのですから、どういう立ち位置にオーブリーはいるのだろうと笑うよりも戸惑ってしまいます。

このあたり、笑いを交えながら、主要キャストの心模様を描きこんでいてくれたら、もっとよいコメディになっていたことでしょう。

とはいえ、これだけのヒット作です。長所もあります。周囲を固める面子がユニークなのです。

特に、自虐的に自分のことをファット・エイミーと呼んでいるレベル・ウィルソンの面白さは、痛快です。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011)で主人公アニー(クリステン・ウィグ)のルームメイトの奇怪な妹役ほどはナンセンスではありませんが、同じ位に弾けています。

ベテランのジョン・マイケル・ヒギンズと本作の製作者でもあるエリザベス・バンクスが、全米大学アカペラ選手権の解説者を務めるのですが、これも傑作。メチャクチャ下品でひどい言葉が容赦なく出場チームに向けられて、ニヤニヤし通しです。

そのうえで、繰り返しますが、アカペラ・コーラス場面のテンションの高さは何にも代え難いレベル。カタルシス満点です。アメリカ映画の層の厚さを思い知らされ、脱帽するしかありません。

内容: B+

++++++++++

画質(1.85:1): A

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映して います。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、24 Mbpsから37 Mbps。平均29.00 Mbps。

撮影は、『ホーム・アローン』三部作(1990‐1998)、『ウェディング・プランナー』(2001)、『ウエディング・クラッシャーズ』(2005)、『ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜』(2009)のジュリオ・マカット。

機材は、アリ・アレクサHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比も、1.85:1。

解像度は高いものの、最高とはいきません。シャープというよりもマイルドな画調です。しかし、彫りは深く、ビデオ臭さはまったくありません。輪郭も強調されすぎることなく、滑らかです。

発色は、ニュートラル。色数も多く、華やか。色乗りにもパワーがあります。肌の質感も、非常にナチュラル。深みがあります。

暗部情報もかなりのもの。黒もよく沈み、階調も滑らか。コントラストも高く、見づらさはほとんどありません。

大画面の近接視聴も、まったく問題なしです。

音質(DTS-HD Master 5.1): A

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。48kHz, 24-bit。伝送レート は、不明。音量は、マイナス12デシベル。DSPは、THXサラウンドEXを選択。

歌を唄うシーン以外のときは後方からの音数が少ないのですが、唄いだすと立体音場の密度がぐっと高くなります。移動感はほとんど感じられませんが、包囲感は十分です。

ノイズフロアは低いおかげで、歌の透明度は高くなり、気分よく聞きほれることができます。分解能も高く、声が団子にならずに、微妙なハーモニーを聴かせてくれて、アカペラの楽しさを教えてくれます。メタリックな響きも乗りません。

セリフの抜けも、文句なし。発音は明瞭で、サ行にきつさがないので助かります。

超低音成分は、控えめ。せいぜい低音楽器が使われるときに現れるくらいです。

英語学習用教材度: A+

日本語・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。

セリフは、膨大。内容自体はかなりグロいことを語っているのですが、俗語・卑語自体は、F-wordを含め多少使われますが、気にするほど登場しません(PG‐13指定)。注意は必要なものの、テクストとして十分に使えます。

英語字幕のフォロー率は、ほぼ100パーセント。早口の役者が多いので、ハイレベルのリスニング訓練ができます。

そのうえ、特典が多くて、2種類の音声特典にまで英語字幕がつくというのですから、評価は高まります。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題のPitch Perfectは、訳せば「完璧な音程」。通常“perfect pitch”と表記すると、「絶対音感」という意味になりますから、それを避けたのでしょう。

グループ名が面白い。ベカが所属するBarden Bellasは、「バーデンのベラたち」と訳したくなりますが、“Bella”という女性のファーストネームはもともと「美女」といういみですから、「バーデンの美女たち」と訳すのが正解です。対立するTreblemakersは、直訳すると「最高音発生者たち」となります。

☆『キック・アス』シリーズ(2010-2013)のクリストファー・ミンツ=プラッセは、アカペラ・グループの合同オーディションの司会者として2つの場面で登場します。

☆1700万ドルの製作費で、アメリカで6500万ドル、海外で4804万ドル、計1億1304万ドルの大ヒット。ものすごい収益率です。

BDの特典は、 次の内容です。まずは、音声特典。

 監督ジェイソン・ムーア、製作エリザベス・バンクスとマックス・ハンデルマンによる本編音声解説

 製作ポール・ブルックスによる本編音声解説

音声は、ドルビーデジタル・ステレオ 2.0。信じられないことに、英語字幕がつきます。前者のほうは、ほとんどずっと喋り続けていて、リスニングの勉強になります。

次に、映像特典。

  “Starships”ミュージック・ビデオ(3:49)
 ◆〔じ開シーン&ロング・バージョン(12種/15:38)
  もうひとつの…
    クラブ勧誘(4:51)
    入会式(5:07)
    ブリトー攻撃(1:37)
    トーンハンガーズ(4:48)
    秘密の告白(2:46)
 ぁ(魅謄ぅ集(3種/12:39)
 ァ.弌璽妊鸞膤
    新入生紹介ベンジー・アップルバウム(1:20)
    「ゲイルのアカペラ・ビート」:バンパーへインタビュー(1:55)
    「ゲイルのアカペラ・ビート」:ベンジーへインタビュー(1:11)
 Α.屮螢函執況發良饌耄◆1:16)
 А.▲ペラの世界へ(2:54)

映像: 
  Νァ銑Аビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)
 ◆銑ぁ.咼好拭Ε汽ぅ此1.85:1)のHD画質(AVC/1080・24p)


音声: ドルビーデジタル・ステレオ 2.0
 
^奮亜△垢戮討鳳儻貉幕がつきます。

++++++++++

女性が活躍する映画やドラマは、見ていてとても楽しいもの(『あまちゃん』!)。本作の場合、それが音楽とともに語られますから、魅力が増大します。青春映画ファン、必見と申し上げます。BDの出来も申し分ありませんし、価格も手ごろ。オススメします!
| 外国映画(ハ行) | 12:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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