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アウトロー(BD)

アウトロー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

原題: Jack Reacher  (2012)
上映時間: 2:10:24
2013年2月1日 国内劇場初公開
公式サイト: http://www.outlaw-movie.jp/

劇場レビュー: 2013.02.06 Wednesday アウトロー

ゴウ先生総合評価: A/A-
  画質(2.35:1): A+/A
  音質(DTS-HD Master 7.1): A+
  英語学習用教材度: A
トム・クルーズ主演によりリー・チャイルドの2005年の小説『アウトロー』を映画化したサスペンス・アクション。共演は、ロザムンド・パイク、ロバート・デュヴァル、ヴェルナー・ヘルツォーク、    デヴィッド・オイェロウォ、リチャード・ジェンキンス。

監督・脚本は、『ユージュアル・サスペクツ』(1995)、『ワルキューレ』(2008)、『ツーリスト』(2010)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)の脚本を書いたクリストファー・マッカリー。

2月に劇場で見て大いに楽しんだ作品です。その後、原作も読みました。


アウトロー 上 (講談社文庫)
リー・チャイルド
講談社


アウトロー 下 (講談社文庫)
リー・チャイルド
講談社

映画の流れは、原作どおり。舞台こそ変えられていますが、時間の都合による省略はあっても、妙な変更や改悪はありません。リー・チャイルドのファンになってしまいました。

その国内盤Blu-ray Discが6月21日に発売されましたので、早速取り寄せました。

劇場で見てから5ヶ月も経っていませんから、記憶が残っています。しかも、原作を読んでいますから、ストーリー展開をよく覚えていて、謎解きに新鮮さが欠けます。その分、感銘度は劇場鑑賞時よりも下がったことを告白せねばなりません。。

それでも、トム・クルーズのアクション・シーンのカッコよさは、変わりなし。特に、すばやい動きには、唖然。肉体も、完璧。本作終了後のクルーズが特典映像で登場しますが、それを見ると身体がひと回り小さくなっていて、いかに本作のために肉体強化に励んだかがわかります。上半身裸になるシーンを入れたくなる気持ちもわかります。

今回改めて思ったことは、クルーズの変化です。

本作の製作意図が現代の西部劇を創ることにあったことは間違いありません。実際に撮影開始前に監督がクルーズにジョン・フォード監督ジョン・ウェイン主演の西部劇の名作『駅馬車』(1939)を見せたと音声解説で言っています。

しかし、西部劇の流れ者には一抹の寂しさが常につきまとうものですが、クルーズにはそれがありません。まさしく戦うその瞬間にすべてを燃やして、過去も未来も何もないリーチャーになりきっているからでしょう。

その意味で、ヒロイン(本作では、ロザムンド・パイク)と恋愛関係に陥って、別れがウェットにならないクールさも、立派。『シェーン』(1953)のラスト・シーンの余韻はここでは完全に否定されます。

感情に溺れることで『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)や『オブリビオン』(2013)に至るまで「甘さ」が残ったクルーズが、なにやら新しい次元に踏み出した気がします。続編への期待が募る一因です。

映画自体についての詳細は上掲の劇場レビューを参照していただくとして、今日はBDの仕様についてコメントさせてもらいます。

内容: A-

++++++++++

画質(2.35:1): A+

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映して います。2層50GB。コーデックは、VC-1。伝送レートは、16 Mbpsから38 Mbps。

撮影は、『ライトスタッフ』(1983)、『ナチュラル』(1984)、『グース』(1996)、『パトリオット』(2000:レビューは、こちら!)、『パッション』(2004)で、アカデミー撮影賞に5回ノミネートされた、『メッセージ・イン・ア・ボトル』(1999:レビューは、こちら!)、『ナショナル・トレジャー』(2004:レビューは、こちら!)、『私の中のあなた』(2009:レビューは、こちら!)、『ドリームハウス』(2011)、『リンカーン/秘密の書』(2012:レビューは、こちら!)のキャレブ・デシャネル。

機材は、パナビジョン・パナフレックス・ミレニアムXL2、パナビジョン・パナフレックス・プラチナ35mmフィルム・カメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

劇場体験よりも、好印象。

劇場で感じた甘さは、このBDにはありません。ほんのりとグレインは残されていて彫りも深く、フィルムルックでありながらも、細部までくっきりと描き出されます。おかげで、細かい書類の文字もはっきりと読めます。

発色は、心象風景を描いた部分では暖色系にまとめられていますが、現代の場面ではほんの少し色温度が高めに設定されています。色数は多く、色あいは濃い目。それでも、劇場で感じたほどは茶色が強調されることはありません。肌の質感はとてもナチュラルです。

暗部情報も、文句なし。黒がよく沈み、階調も滑らか。コントラストも高いので、暗闇の向こうに何かがしっかりと映ります。エンディングの夜間シーンに見づらさはまったくありません。

音質(DTS-HD Master 7.1): A+

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レート は、不明。音量は、マイナス12デシベル。DSPは、THXサラウンドEXを選択。

左右前後に音が定位する、アクション映画のお手本のような音響設計。しかも、7.1チャンネルですから、後方からの音数が多く、包囲感・移動感ともにハイレベルです。

ノイズ感も、ほぼ皆無。細かい環境音が方々から聞こえてきて、臨場感を高めます。銃声・打撃恩は重みと痛みがありながらも、メタリックに流れないのも素晴らしいところです。

セリフの抜けも、文句なし。サ行がきつくなることはなく、発音も明瞭。聞き取りにくさはありません。

超低音成分は、膨大。ややブーミーになります。サブウーファー以外のスピーカーがばたつく場合もありますから(Gump Theatreだけの問題?)、注意が必要かもしれません。

英語学習用教材度: A

日本語・英語字幕ならびに日本語吹替えつき。

セリフ量は、アクション映画としてはかなりの量。俗語・卑語もかなり使われますが、気にするほどではなく(PG-13指定)、テクストとして十分に使えます。しかも、英語字幕は、セリフをほぼ完璧にフォローしており、役立ちます。

特典は、音声特典が2種類つく上に、映像特典もまずまずの量。しかも、後者には英語字幕がつきます。音声特典に英語字幕がつかないのが唯一の欠点ですが、面白いエピソードを話してくれて、大いに楽しめます。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

BDの特典映像で、原作者のリー・チャイルドが主人公のラストネームを“Reacher”と名づけた理由を語ります。何でも本作を書く前に無職だった頃、スーパーで買い物をしていると気に老婦人から高いところにあるものを取って欲しいと頼まれて、手を伸ばした(reach)ことがきっかけだとか。面白いですね。

☆しかし、名前がキャラクターを決めることがよくあるように、本作のReacherは自分から手を伸ばすことしかやらないようになっています。テレビで知った事件にかつて無罪にしたジェームズ・バーが出ていただけで、フロリダからわざわざピッツバーグまで出向くのですから。

☆本作のトム・クルーズは、前髪を上げている時と下ろしている時がありますが、後者だと『トップガン』(1986)の頃を思わせる若さが出ます。もちろん、個人的には、後者が好みです。

☆開始38分前後で出てくるリーチャーに私物を返す留置場の警官を演じているのが、原作者のリー・チャイルド。背が高くて、ハンサム。リーチャーのモデルは、どうやら本人のようです。

☆6000万ドルの製作費で、最終的にアメリカで8007万ドル、海外で1億3650万ドル、計2億1657万ドルの大ヒット。立派な収益率です。トム・クルーズにしてはもの足りないと言うには、あまりに凄い数字です。

BDの特典は、 次の内容です。まずは、音声特典。

  トム・クルーズ(リーチャー役)とクリストファー・マッカリー(監督)による音声解説
  ジョー・クレイマー(音楽)による音声解説

音声は、ドルビーデジタル・ステレオ。うれしいことに、英語字幕がつきます。発言量もかなりのものです。

次に、映像特典です。

   屮▲Ε肇蹇次彙太姑誅叩26:49)
 ◆ 屮▲Ε肇蹇次廚粒米シーン(10:27)
  原作者が語るジャック・リーチャー(11:10)

映像: ビスタ・サイズ(1.78:1)のHD画質(AVC/1080・24p)

音声: ドルビーデジタル・ステレオ 

すべてに英語字幕がつきます。

++++++++++

本編にはトム・クルーズの魅力があふれているし、特典は情報量大。ファンならば、購入する価値は十分にあります。オススメします!
 
| 外国映画(ア行) | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
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