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遊星からの物体X ファーストコンタクト(レンタルBD)

遊星からの物体X ファーストコンタクト [Blu-ray]

ポニーキャニオン

原題: The Thing  (2011)
上映時間: 1:42:54
2012年8月4日 国内劇場初公開
公式サイト:http://buttai-x.jp/

ゴウ先生総合評価: C-/D+
  画質(2.40:1): A
  音質(DTS-HD Master 5.1): A
  英語学習用教材度: C-
メアリー・エリザベス・ウィンステッド主演により1982年製作の『遊星からの物体X』の前日談を映画化したSFホラー。共演は、ジョエル・エドガートン、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ウルリク・トムセン、エリック・クリスチャン・オルセン、トロンド・エスペン・セイム。

監督は、本作が長編デビューとなるマシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr。脚本は、『エルム街の悪夢』(2010)、『ファイナル・デッドブリッジ』(2011)のエリック・ハイセラー。

ホラーは大嫌いなので、まったく関心がない作品でした。ところが、映画番長・堀切日出晴さんがブログ「映画番長の銀幕旅行」の「番長の通信簿」というコーナーの3月5日の記事において、本作の国内盤Blu-ray Discを高評価されているのを知って、俄然興味が湧いてしまいました。

高評価のポイントは、2点。

まず、画質。米国盤やUK盤は映像コーデックがVC-1であるのに対し、国内盤はMPEG-4/AVC仕様。あの番長が、10点満点中9点の評価を与えています。

次に、音質。米国盤とUK盤はDTS-HD Master 5.1仕様というわけで、これだけだと何の問題もなさそうなのですが、国内盤はその上を行く仕様を採用しているというのです。それは、「ドルビーTrueHD・アドバンスド96kHzアップサンプリング」という最新仕様。番長の評価は、10点満点。

専門家の意見は素直に聴くのが、得策。とはいえ購入するのはためらわれます。そこで、レンタルBDを借り出しました。

すると、愕然・呆然。映像はMPEG-4/AVCコーデックなのですが、音声がDTS-HD Master 5.1になっているではないですか!確かに、よい音なんですよ、本当に。でも、普通。ガッカリです。番長のおっしゃる壮絶な音を聴きたかったのに。番長の言葉を引用しましょう。
映像パフォーマンスも優秀であるが、これはまさに音の円盤。並外れた分解能とDレンジを持つ聴覚スペクタクルが聴きモノとなっている。緊迫感を漂わせる声 の響き。神経症的に配置される微小なノイズ。耳を塞ぎたくなるような異星人の咆哮。時にビットレート8Mbに及ぶ、吹き上がり、身を切り裂く効果音。再生 機器の能力を問うサウンドが続くが、小型スピーカーを損傷するほどの危険なパフォーマンスだ。まさに邪悪。そう、観る者は、その邪悪な帰結に向かって疾走 するしかない。必聴のサウンド・リファレンスBD!
というわけですので、最善を追求するのなら、セルBDを購入するしかないわけです。やれやれ。

内容の方ですが、個人的にはダメ。到底購入する気にはなれません。あらすじを簡単にまとめておきましょう。

舞台は、1982年版で起きる事件の直前の南極。

ノルウェーの南極探検隊が氷の中に宇宙船らしきものを発見します。それを調査するために、サンダー・ハルヴァーソン博士(ウルリク・トムセン)の依頼によりアメリカからはコロンビア大学の古生物学者のケイト・ロイド(マリー・エリザベス・ウィンステッド)が急遽派遣されます。

しかし、到着してみると、その宇宙船から危険なエイリアン=物体(The Thing)が出てきて、それは予想以上に恐ろしいものでした。次々と隊員たちを襲ってその本人になりかわって行くのです.基地内はだれがエイリアンなのか疑心暗鬼になっていき、最悪の結末に向かっていくのでした……。

思ったほど怖くはないし、展開も先が読めて、大して楽しめません。1982年版をよく知っている人ならもっと楽しめたのでしょうが、見ていないのですから話になりません。

大好きなメアリー・エリザベス・ウィンステッドの可愛い姿を見られることで、かろうじて最後まで見通すことができたというのが本音です。

それにしても、お粗末なレンタル盤を出して平然とする製作会社(ポニー・キャニオン)にはがっかりです。

内容: C-

++++++++++

画質(2.40:1): A

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080i信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。1層25GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、2 Mbpsから39 Mbps。

撮影は、『ミシェル・ヴァイヨン』(2003)、『96時間』(2008)、『パリより愛をこめて』(2010)のミシェル・アブラモヴィッチ。

機材は、アリフレックス235、アリフレックス435、パナビジョン・パナフレックス・ミレニアムXL2 35mmフィルム・カメラを使用。マスター・フォーマットは、DI(2K)。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

ほどよい粒状性と彫りの深さがフィルムルックなテクスチュアを与えながらも、細部まで見通しのよい高解像度を誇ります。輪郭もほとんど太らないのに、エッジが強調されてもおらず、見ごたえある絵です。VC-1ではなく、MPEG-4/AVCを採用した意味は、十分にあります。

発色は、ニュートラル。色数は多め。くすみ感もなく、かなり鮮やかです。ただし、色乗りはいささかパワー不足。それでも、肌の質感はとてもナチュラル。ほぼスッピンのウィンステッドの若い肌が、美しく輝きます。

暗部情報は、やや問題。夜間シーンを含め、暗めのシーンが続くのですが、あるところから黒が沈まなくなる印象。番長がおっしゃるように、フィルム・ソースの問題なのかもしれません。やや見づらくなっています。

大画面の近接視聴は、問題ありません。

音質(DTS-HD Master 5.1): A


Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レートは、不明。音量は、マイナス12デシベル。DSPは、THXサラウンドEXを選択。

ドルビーTrueHD・アドバンスド96kHzアップサンプリング仕様のセルBDがあることを教えられなければ、十分に満足できる高音質です。

左右前後に音が定位する音響設計。かなりケレンにあふれた派手な音の散乱を味わえます。立体音場の音密度は濃厚で、包囲感も移動感も水準以上です。

ノイズ感は、皆無。ゆえに、細かい環境音・効果音がじわじわと恐怖を募らせます。それでいて、メタリックさもなく、腹にこたえます。十分によい音であるという所以です。

セリフの抜けも、文句なし。サ行がきつくなることもなく、発音も明瞭そのものです。

超低音成分は、膨大。ですが、ブーミーになることなく、抑制が取れています。これだけでも、A+まで紙一重という状態です。

英語学習用教材度: C-

日本語字幕ならびに日本語吹替えつき。残念ながら、英語字幕はつきません。しかも、ノルウェー語が多用されて、俗語・卑語もF-wordを含め使われるので(R指定)、テクストとしては使いにくい作品です。そのうえ、レンタル盤は特典ゼロですから、評価は下がります。

++++++++++
 
気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題は、1982年版と同じく、The Thing。“The Thing Begins”とでもしてくれないと、混乱してしまいます。

☆撮影されたのは、2010年3月から6月にかけてのこと。1984年11月28日生まれのメアリー・エリザベス・ウィンステッドは、まだ25歳でした。美しさが光るはずです。

メアリー・ウィンステッドは、『ダイ・ハード』シリーズでジョン・マクレーンの娘ルーシーを演じている、『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007)、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)、『リンカーン/秘密の書』(2012)に出ています。待機作もあり、これからを期待したい女優です。

☆3800万ドルの製作費で、アメリカで1693万ドル、海外で1050万ドル、計2743万ドルの売り上げ。残念ですが、赤字。仕方ない結果でしょう。

レンタルBDの特典は、上述どおり、何もありません。

セルBDには、次の特典がついているようです。

 封入特典
  ポストカード
  ブックレット

 音声特典
  コメンタリー2種
   1.監督&プロデューサーによる本編コメンタリー
   2.鶴田法男監督&鷲巣義明(映画文筆家)による特別コメンタリー

 映像特典
  未公開シーン
  最新技術で過去を描く
  炎と氷
  撮影風景
  インタビュー集
  プリビズ映像
  予告編集

ドルビーTrueHD・アドバンスド96kHzアップサンプリングを採用した洋画のBDは、本作以外には、次の3本しかありません。この仕様は、デファクト・スタンダードになれるでしょうか。


Virginia/ヴァージニア [Blu-ray]

東宝



サスペリアPART2 日本公開35周年記念究極版 Blu-ray

TCエンタテインメント


SAFE / セイフ [Blu-ray]

ポニーキャニオン

++++++++++

セルBDにも英語字幕はついていませんし、しかも高額。英語学習用教材としては、とても推奨できません。関心がある方は、まずはレンタルBDでお試しください。
| 外国映画(ヤ行) | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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