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駅 STATION (BD)

駅 STATION【Blu-ray】

東宝

上映時間: 2:11:29
1981年11月7日 国内劇場初公開
公式サイト: N/A  

関連ブログ記事:
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ゴウ先生総合評価: A/A-
  画質(1.85:1): A-
  音質(Linear PCM 4.0): A-
  英語学習用教材度: N/A
高倉健主演の人間ドラマ。共演は、 倍賞千恵子、いしだあゆみ、烏丸せつこ、古手川祐子、根津甚八、大滝秀治、池部良、宇崎竜童、北林谷栄、田中邦衛、小林稔侍、室田日出男、阿藤海、佐藤慶、武田鉄矢。監督は、『あなたへ』の降旗康男。

8月22日に東宝での5作品を収めたBlu-ray Discのボックスが発売されました。


高倉健 Blu-ray COLLECTION BOX

東宝

それが昨日届いて真っ先に見たのは、言うまでもなく、健さん主演映画の最高傑作とみなしている『駅 STATION』。

改めて、本作の価値を再認識しました。受けて立つ健さんもすばらしいのですが、信じられないのは倍賞千恵子の演技。神の領域に入っているのではないかと思うほど、桐子になりきっています。いずれじっくりと論じなければと意欲を駆り立てられたほどです。

ただし、今回の初BD化に関しては、文句はいっぱい。BD化されて手放しで評価できるのは、ジャケットに桐子の店での健さんと倍賞のツーショットを採用したことぐらい。東宝さんには、謙虚に反省してもらいたいと願うところです。

まずもって、BDになっても特典映像が予告編とスチール写真だけというのはどうしたことでしょう。メイキングも削除シーンも、プロモーション記録も何もありません。DVDのままです。探せばいくらでも貴重な映像が見つかったでしょうに、東宝の誠意を疑います。

特に見たかったのは、倉本聡脚本に書かれていて撮影もされたという幻のエンディング・シーン。そこでは、桐子(倍賞千恵子)と別れて傷心のまま早朝の札幌駅に着いた三上英次(高倉健)を、離婚した妻直子(いしだあゆみ)が着物姿で雪のフォームに待っていたはずなのです。

スチール写真だけでも残っているはずなのですが(芳賀書店出版『高倉健』に所収されています)、その写真も特典のスチールギャラリーには収録されていません。実に、残念な東宝の態度です。

第二に、レストアされたとは思うのですが、後述するように、絵と音がイマイチ。オリジナルの劇場体験を上回るような絵と音を楽しませてもらえるのかと思ったら、そうはなっていませんでした。見たいのは、先日の『あなたへ』の試写会で見せてくれたような見事な絵。記憶の中にある1981年に中野の名画座で見た絵は、この程度の絵じゃありませんでした。

黒澤明作品のBDもそうでしたが、東宝はいまひとつ過去の遺産を上手く使おうとしていません。ファンとしては、不愉快になってしまいます。

とはいえ、惚れた弱み、これからも何度も見て、感慨を新たにするのでしょう。

本作についての詳しい内容に関しては、上掲の6本の既発記事を読んでいただければ、幸いです。今日は、このBDの仕様について主にレビューさせてもらいます。

++++++++++

画質(1.85:1): A-

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映して います。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、18 Mbpsから46 Mbps。大半は、40 Mbps前後。

撮影は、いまや監督の顔も持つ木村大作。機材は、詳細は不明ながら、パナビジョン35mmフィルム・カメラを使用。

健さんとは、『八甲田山』(1977、『海峡』(1982:レビューは、こちら!)、『居酒屋兆治』(1983)、『夜叉』(1985)、『あ・うん』(1989)、『鉄道員(ぽっぽや)』(1999:レビューは、こちら!)、『ホタル』(2001)、『単騎、千里を走る。』(2005:レビューは、こちら!)で組んでます。

DVDとじっくり比較しました。解像度は、BDの圧勝。DVDではつぶれていた細部が、BDではよみがえっており、見慣れた場面が新鮮に感じられます。

とはいえ、それはBDとしては最低限の義務。それ以上にどれだけ美しい絵を再現してくれるかどうかがカギとなります。

そのときに基準となるのが、トップメニューの絵と特典の中のスチールギャラリーです。前者ははジャケットと同じ健さん・倍賞のツーショット。後者は撮影風景を写したもの。コーデックは同じなのですが、その美しいことこのうえありません。

しかし、それが本編では再現されていません。どうして再現できないのでしょう。35mmのマスターフィルムにはこれと匹敵する美しい絵が入っているはずなのです。東宝にはがんばってもらわないと。

解像度もDVDよりはましですが、最高レベルではありません。DVDほどではないとはいえ、補正処理の弊害か、輪郭がかなりにじみ、太ります。

さらに問題なのは、色乗りがよくなくて、鮮明さに欠け、DVDと画調が変わらないこと。全体的に白っぽくなって、くすんでいます。色数は多いのですから、もう少しレストアを丁寧に行ったら、もっと鮮明な絵になっていたでしょうに。プロジェクターの調整が絶対に必要です。

暗部情報は、大幅に改善されています。コントラストも高く、黒もかなり沈みます。夜の場面が重要な働きをする映画ですが、その期待には応えてくれます。

大画面の近接視聴も、一応問題はありません。

音質(Linear PCM 4.0): A-

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レート は、不明。音量は、マイナス15デシベル。THXサラウンドEXを選択。

DVDに残っていたヒスノイズが消えて、ずいぶん聴きやすくなりました。ただし、いつも聴くマイナス12デシベルの音量だと、音楽が鳴り出すとかなりメタリックになるので、3デシベル下げざるを得ませんでした。もう少し音響レストアも丁寧にやってほしいものです。

4.0チャンネルのサラウンドは、デフォルトだと、かなりさびしいもの。音場のでき方は、いまの5.1チャンネルにかないません。アンプのDSP機能をうまく使うべきです。それでも、劇伴や一部の場面ではかなりの立体感を味わえます。

セリフの抜けは、良好。ただし、劇伴とのバランスが取れていません。セリフの音圧が低すぎるのです。セリフだけを聴いていると、もっと音量を上げたくなるのですが、そうすると劇伴が耳につくという残念なことになってしまいます。

超低音成分は入っていないのですが、意外と低音は豊か。それほど寂しさを覚えません。

英語学習用教材度: N/A

日本語字幕はつきますが、英語吹替え・英語字幕はつきません。

++++++++++

☆59分過ぎに登場する北海道新聞の記事。英次が銀行強盗犯人ふたりを射殺試験した事件のものです。それが、BDになって本文がほとんど無理なく読めるようになりました。そこで内容をチェックしたら、中身が全部きちんと英次の犯人射殺を伝える文章になっているではないですか。これを見たら、現場で健さんはさぞ感激したことでしょう。

BDの特典は、次の内容です。

  劇場予告
   Aタイプ (2:34)
   Bタイプ (1:15)
  スチールギャラリー (静止画10枚)

映像: ビスタ・サイズ(1.85:1?)のHD画質(AVC/1080・24p)
    ただし、縁取りつき
音声: ドルビーデジタル・ステレオ 2.0  48k

++++++++++

いろいろ不満はありますが、ともあれBDが出てくれたので、安心して本作を楽しめるようになりました。ファンなら、必携でしょう。オススメします!
| 高倉健映画 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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