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ハウルの動く城 (レンタルBD)

ハウルの動く城 [Blu-ray]

スタジオジブリ

英題: Howl's Moving Castle
上映時間: 1:59:09
2004年11月20日 劇場初公開
公式サイト(英文): http://disney.go.com/disneypictures/castle/

DVDレビュー: 2008.09.20 Saturday ハウルの動く城 (レンタルDVD)

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(1.85:1): A+
  音質(DTS-HD Master 6.1): A
  英語学習用教材度: C
終戦詔勅発表の日に何を紹介しようか、と考えました。『日本のいちばん長い日』(1967)や『東京裁判』(1983)が無難なところというか、必見作品です。


日本のいちばん長い日 [DVD]

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東京裁判 [DVD]

キングレコード

しかし、月並みといえば月並み。しかも、Blu-ray Disc化されていないので、どうも気が引けます。

そこで思い出したのが、この宮崎駿流の反戦映画。ジブリには、『火垂るの墓』(1988)という反戦アニメの名作がありますし、BD化されてもいるのですが、あまりに切ない。見通したり、語ったりするのが、辛くてつらくて。


火垂るの墓 [Blu-ray]

スタジオジブリ

というわけで、昨年11月にBDが発売された本作を紹介することに。『となりのトトロ』のBDも見たことですし、まだレビューもしていないので、ちょうどよいタイミングだと思ったわけです。

とはいえ、セルBDは、ジブリらしく、定価7140円、アマゾンでの売価4850円という法外な値段。と ても購入する気にはなれず、レンタルBDを利用することにしました。

劇場でも見て、DVDでも見ている作品ですが、言うまでもなく迫力はBDがいちばん。絵も音も洗練され、新たな感動が湧き上がってきます。

表面上は魔法使い同士の戦いになっていますが、実際はその魔法使いを悪用して世界(ヨーロッパ)を統一しようという人間の欲望が招いた悲劇を綿々と綴った作品です。

ハウル(木村拓哉)とソフィー(倍賞千恵子)の純朴な愛が、そのドロドロとした人間の醜さを浄化するようで、見るたびに胸がしめつけられます。

反戦主義というテーマで言えば、『風の谷のナウシカ』(1984)とつながるもの。ですが、より現実性を増しているところに、宮崎哲学の成熟と深化を見ることができます。

セリフの洗練さも、宮崎アニメの中でも一、二を争うもの。BD化により、音がよくなり、そのことを素直に体感できるようになりました。初期作品より落ちると言われている作品ですが、BDで見るとそのような思いが払拭されてしまうはずです。

内容: A

++++++++++

画質(1.85:1): A+

Gump Theatreにて、Oppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによりソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映して います。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、4 Mbpsから57 Mbps。

極上の画質。

フィルム上映の劇場で見ましたが、本作にはフィルム・グレインはゼロ。CG処理されたマスター・データを利用してBDトランスファーされたからなのでしょう。

解像度は最高レベル。ハウルの城など、過去にあちこちで見た原画そのものです。精細で緻密。それでいて、手書きの柔らかさを残しており、文句のつけようがありません。

色温度は、やや低め。ほんのりと暖色系が支配しています。色パレットは豊潤で、宮崎アニメの特徴である微妙な中間色が正確に再現されています。絢爛豪華でありながら、不快さのない落ち着きのある色調。驚異的です。(『千と千尋の神隠し』のBDが早く見たくなりました!)

暗部情報も、豊富。コントラストも高く、黒もよく沈み、空襲シーンの迫力は、半端ありません。

大画面の近接視聴も、文句なし。世界と戦える高画質です。

音質(DTS-HD Master 6.1): A  

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レート は、不明。48KHz/16bit。音量は、マイナス12デシベル。THXサラウンドEXを選択。

すばらしい音。久石譲が書いたメイン・テーマの美しさに涙腺が緩みます。ノイズレベルは低いし、周波数帯域も広い。ピアノで弾かれても、オーケストラが演奏しても、ほとんど不満はありません。ジブリBDでは、最高の音質かもと思ったほどです。

音響設計も、かなり派手。6.1チャンネルをフル活用しています。サラウンドバック・スピーカーはそれほど活躍しませんが、立体音場の出来方は立派。左右前後上下に音が定位し、包囲感はみっちりとしているとともに、移動感も相当なものです。

ジブリBDにはメタリックな響きをさせるものが多いのですが、本作にはそういうことは皆無。滑らかで柔らかい音が、絵と絶妙なマッチングを見せています。

セリフの抜けは申し分なし。しかも、サ行のきつさはゼロ。実に聴き取りやすい声です。超低音成分は、使われる場面ではかなりの量。戦闘シーンの迫力を下支えしています。それでも、きちんとコントロールされていて、ブーミーになることはありません。

英語学習用教材度: C

日本語・英語字幕つき。レンタルDVDにはついていたクリスチャン・ベイルがハウルの声をする英語吹替えはつきません。残念。英語字幕は、実に自然な訳。『となりのトトロ』のBDレビューでも書きましたが、この字幕の英文が使いこなせれば、TOEIC900点どころか、TOEFLですら怖くありません。非常によいテクストです。

++++++++++

レンタルBDには、特典は一切ついていません。嗚呼。

セルBDの特典は、次の内容です。

  絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
  アフレコ台本
  世界のハウル
  英語吹替版 監督 ピート・ドクター インタビュー
  予告編集
  全米プレミア試写会 記録映像
  ラセターさん、こんにちは
  ハウルの城はこうして動いた
  「ハウルの動く城」音図鑑・音と風景 他
 
++++++++++

これからの本作の評価は、このBDが基準。立派な内容です。ただし、価格を考えると、推薦しにくいのは事実。まずは、レンタルBDでお試しください。
| 外国映画(ハ行) | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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