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となりのトトロ (レンタルBD)

となりのトトロ [Blu-ray]

スタジオジブリ

英語題: My Neighbor Totoro (1986)
上映時間: 1:26:25
1988年4月16日 国内劇場初公開
公式サイト: N/A

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(1.85:1): A
  音質(DTS-HD Master 2.0): B+
  英語学習用教材度: C
言わずと知れた宮崎駿アニメの最高傑作のひとつ。

一昨日東京都現代美術館で開催中の特撮博物館に子供たちを連れて行って『巨神兵東京に現わる』を見たら、急に宮崎アニメを見たくなり、7月18日にリリースされたBlu-ray Discをレンタルしてしまいました。

VHSもDVDもすぐに買った人間なのですが、本作のBDを購入する予定は最初からありませんでした。何せ映像特典はDVDとほぼ同じ内容なのに、バカ高い。定価7140円、アマゾンですら5227円という値段なのです。これならば、国内盤を購入せずに、(いま現在発売されていませんが)海外盤が安く発売されるまで待つのが賢い選択というもの。それにしても、ジブリの国内盤BDは、どうしてこんなに高額なのでしょう。

というわけで、レンタル盤は、余計なものは一切ついていません。特典は「お知らせ」と称したジブリ作品の6分少々の予告編集が収められているだけ。音声は日本語オンリーで、字幕も日本語と英語のみ。セル盤に入っている他の言語の吹替え・字幕はすべて割愛されています。

とはいえ、観賞用にはまるで問題なし。主題歌「さんぽ」が流れてきただけで、ワクワク。何度見たか分からない作品なのに、息を殺して見てしまいます。どの場面をとっても、愛おしい。それが、明晰なBDで見られるのですから、うれしくてうれしくて。

姉サツキが行方知れずになった4歳の妹メイを探して走り回るシーンでは、やっぱり落涙。絵も、演出も最高なのですが、日高のり子(サツキ)と坂本千夏(メイ)の声がそこに命を与えていて、心を揺さぶられるのです。間違いなく、傑作です!

書きたいことはいっぱいあるのですが、とめどなくなりそう。内容については次の機会(欧米盤を購入したとき?)にゆずって、今日はBDの仕様について主にコメントさせていただきます。

内容: A

++++++++++

画質(1.85:1): A

Gump Theatreにて、Oppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによりソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映して います。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、17 Mbpsから53 Mbps。

インターネット上では、DVDと比べてBDの画質がよろしくないという評価が躍っていますが、なんのなんの。おそらく120インチ以上の大画面で見ていない方のコメントなのでしょう。DVDと見比べましたが、雲泥の差。もはやDVDには戻れません。

BDの絵は、手描きセル画をそのまま見ているかのような鮮明さ。解像度は一切スポイルされておらず、DVDで潰れていた部分がいくらでも見えます。

35mmのマスター・フィルムからトランスファーされたと推察しますが、グレインが躍って、フィルムルック。DVDではだぶっていた輪郭も強調されすぎることなくすっきりとしているのに、全体的に柔らかな風合い。これを4Kプロジェクターでアップコンバートしてみたら、さらに艶やかになるのではないかと想像するほどです。

ただし、このフィルムルックなマイルドさは、最近のCGアニメのシャープでクリアな絵こそがアニメの絵だと思っているひとには、エッジが立っていないために、甘く見えると感じる可能性はあります。ですが、これがフィルムの絵なのです。ジブリとしても、困った視聴者が増えてきたと思っているかもしれません。

色温度はやや低めで、ほんのちょっとオレンジ系。とはいえ、『千と千尋の神隠し』のDVDのときに騒動になったほど赤みは強くありません。ほぼニュートラルの発色です。宮崎アニメ独特の中間色を絶妙に再現しています。

暗部情報も、豊富。暗闇の再現こそが本作の真価を活かすものなので、うれしい改善。ほとんど文句ありません。滑らかな階調とどこまでも沈む黒。DVDでは見えなかったものが確実に見えています。

大画面の近接視聴も、文句なし。A+評価にしたくなる高画質です。

音質(DTS-HD Master 2.0): B+  

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レート は、不明。48KHz/16bit。音量は、マイナス15デシベル。THXサラウンドEXを選択。

通常は、マイナス12デシベルで聞いているのですが、それだとかなりきつく響きます。一部の音がメタリックに傾き、セリフのサ行が耳障りになるのです。3デシベル下げても、きつさは残っていますが、これ以上下げると迫力不足。オリジナルのせいだとしても、どうにかならなかったものでしょうか。

音響設計は、オリジナルと同じくステレオ再生。デフォルトで聞いてもかなり左右の広がりがありますが、アンプのDSP機能を使って7.1チャンネル化すると、かなりゴージャスなサラウンド感を味わえます。移動感の正確さは損なわれるものの、立体音場の出来かたはかなりのもの。DSP機能が使えるものなら、使ったほうが絶対に楽しいはずです。

セリフの抜けは申し分ないのですが、上述した通りサ行のきつさはいただけないところです。超低音成分は、皆無。しかし、それで寂しさはありません。

それにしても、ジブリはどうして5.1チャンネル化を試みてくれないのか。頑固者の宮崎駿が反対しているのかもしれませんが、ステレオと5.1チャンネルを同時収録してくれるだけでよいのに。改善を要求します。

英語学習用教材度: C

日本語・英語字幕つき。英語吹替えはつきません。英語字幕は、実に自然な訳。この字幕の英文が使いこなせれば、TOEIC900点どころか、TOEFLですら怖くないでしょう。非常によいテクストです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆本作は、5月から8月までの物語。ところが、登場するカレンダーがめちゃくちゃ。BDになって、気づきました。

35分50秒過ぎに出てくるお父さんの書斎にかけてあるカレンダーは1955(昭和30)年5月のものなのですが、なぜか30日までしか書かれていません!?しかも、1日は火曜日から始まっていますが、本当の1955年は1日は日曜日。

さらに、メイがサツキのクラスに入れてもらった日というか、サツキがトトロと初めて会う雨の日は、6月23日。そして、その日は教室の黒板には水曜日と書かれています。ですが、本当は木曜日なのです。

さらに、お母さんの病室のカレンダーでは(55分40秒過ぎ)、7月1日は火曜日。ちなみに、8月1日は金曜日から。まったく連続性が取れていません。資料を当たれば、統一できてよかったものを、背景だから、雑だったのですね。面白い間違いです。

レンタルBDには、特典は一切ついていません。予期していましたが、消費者に過酷なジブリ商法です。

セルBDの特典には、つぎの内容が収められているようです。

  絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
  アフレコ台本
  ノンテロップのオープニング・エンディング映像
  予告編集

++++++++++

高すぎるので、よほどのファンの方以外には購入は勧められません。ですが、BDの絵はDVDから格段の進歩。見るなら、絶対にBDです。
| 日本映画(た行) | 11:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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