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フォーン・ブース (BD)

フォーン・ブース [Blu-ray]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

原題: Phone Booth (2002)
上映時間: 1:21:00
2003年11月22日 国内劇場初公開
公式サイト: N/A

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(2.35:1): A/A-
  音質(DTS-HD Master 5.1): A/A-
  英語学習用教材度: A-
コリン・ファレル主演のサスペンス・スリラー。共演は、フォレスト・ウィテカー、キーファー・サザーランド、ラダ・ミッチェル、ケイティ・ホームズ。監督は、最新作『ブレイクアウト』(2011)が劇場公開中のジョエル・シューマカー。

『ブ レイクアウト』のアメリカでの評判が非常によくないので、逆に絶対に見に行かねばならないと思っているのですが(何せニコラス・ケイジ、ニコール・キッド マン主演ですから)、その前の予習として同じシチュエーション・スリラーの傑作である本作を見直してみようと思った次第です。

舞台は、現代のニューヨーク・シティ、タイムズスクエア。

スチュワート・“ステュ”・シェパード(コリン・ファレル)は、自称一流のパブリシスト。クライアントの依頼を受けて、携帯電話を駆使しながら、さまざまな事案を詐欺まがいにまとめる仕事をしています。

そ んなステュがいま現在熱を上げているのが、新進女優のパメラ・“パム”・マクファーデン(ケイティ・ホームズ)。そのために、日々タイムズスクエアの電話 ボックス(phone booth)からパムに電話をかけています。携帯電話だと通話記録が残り、妻のケリー・シェパード(ラダ・ミッチェル)にばれるとまずいと思っているから です。

ある日、その電話ボックスに入ると、いきなりピザが配達されて来ます。代金は、すでに支払われているとか。ステュは、ピザを受け取らず配達人の男を追い返し、パムに電話をかけます。

と ころが、かけ終わると、いきなり電話が鳴り、ステュは電話に出てしまいます。すると、相手は見知らぬ男(キーファー・サザーランド)でした。電話を切ると 殺すと脅されます。最初は半信半疑でしたが、話しぶりからどこからか明らかに監視されており、高性能ライフルで狙われていることが分かります。次第に、謎 の男の言いなりになり、ステュは神経がずたずたになっていくのでした……。

舞台劇を思わせる、見事な心理劇。ラリー・コーエンの脚本には、まったく隙がありません。緻密な構成と最後のドンデン返し。完成度は半端ないものです。

俳優たちも立派。撮影期間がたった10日しかなかったという条件の中で、全員迫真の演技を見せてくれます。

特に、電話ボックスから一歩も出られずに電話に向かって話すだけなのに、コリン・ファースの演技は、見ごたえ十分。刻一刻と哀れさが募り、可愛そうに思われます。

もちろん、不気味な響きをもつキーファー・サザーランドの声の演技も冷静そのもので、緊迫感をどんどん高めます(それにしても、サザーランドの声があれほどよい声だとは、この映画を見るまで気づきませんでした)。

現場を仕切るニューヨーク市警のエド・レイミー警部を演じたフォレスト・ウィテカーも、ひとの良さそうな雰囲気が、ピリピリとした本作には欠かせない対位法的スパイスになっています。

咥えて、ジョエル・シューマッカーの演出とマーク・スティーヴンスの編集は、キレが十分。過不足ない説明を加えながら、わずか81分の短さで濃厚な満足感を与えます。

終わると、ホッとします。脱帽。

内容: A

++++++++++

画質(2.35:1): A

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映して います。2層50GB。コーデックは、MPEG-2。伝送レートは、4 Mbpsから35 Mbps。

撮 影は、『ブラック・スワン』(2010)で初めてアカデミー撮影賞にノミネートされたマシュー・リバティーク。

当ブログでレビューしているリバティーク撮影作品は、次の通りです。

  セレブの種 (2004)
  僕の大事なコレクション (2005)
  ファウンテン 永遠につづく愛 (2006)
  インサイド・マン (2006)
  ナンバー23 (2007)
  セントアンナの奇跡 (2008)
  アイアンマン (2008)
  アイアンマン2 (2010)
  ブラック・スワン (2010)
  カウボーイ&エイリアン (2011)

機材は、アリフレックス435、パナビジョン・パナフレックス・ミ レニアムXL、ミレニアム、プラチナ35mmフィルム・カメラを使用。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

グレインがかなり残されて、フィルムルック。それでいて、解像度は高く、細部がスポイルされていません。彫りは深く、平面的でもなく、ツルツルしすぎることもなし。MPEG-2コーデックだからと気にすることはない立派な絵です。

ただし、輪郭が強調しすぎるきらいがあるところが、BD黎明期に作られたディスクらしいところ。気にしだすと、不自然に思えて仕方なくなります。ただし、くっきり度が上がることは事実で、気にならないひとには、欠点とは言えないかもしれません。

色温度は、やや高め。ブルー系が支配的ですが、色数が多くて、鮮やかなせいで、荒涼感はありません。肌の質感も、やや青ざめているとはいえ、ほぼナチュラル。暗部情報は、暗いシーンが少ない映像ですが、不足ないものです。

大画面の近接視聴も、問題なし。A評価にすべきなのかもしれません。

音質(DTS-HD Master 5.1): A/A-

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続し、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルで再生。伝送レートは、 不明。音量は、マイナス15デシベル。THXサラウンドEXを選択。

荒っぽいと言いたくなる位に、かなりパワフルな音。ふだん聴いているマイナス12デシベルだと圧倒されすぎ。3デシベル音量を絞りました。

効果音・劇伴・環境音を含め、すべてのチャンネルを使い切る音響設計。かなり濃密な立体音場が出来上がっています。ただし、後方からの音圧はそれほどでもなく、サラウンドバック・スピーカーは縁の下の力持ち的存在です。

音の純度は、かなりの高さ。そのために、環境音や暗騒音など細かい音がきちんと再現され、臨場感が高まります。

セリフの抜けも、問題なし。発音も明瞭そのもの。ことに声だけで勝負するキーファー・サザーランドの声の響きの美しさは、相当なものです。

問題は、時に放出される膨大な超低音成分。バスドラなどの楽器によって作り出されるものですが、かなりブーミーになります。音量も含め、レベル調整が必要でしょう。

英語学習用教材度: A-

英語・日本語字幕ならびに日本語吹替えつき。セリフは、大量。ですが、俗語・卑語も、F-wordを含め盛大に使われるので(R指定)、テクストとして使うには十分に注意が必要です。しかも、特典が少なく英語字幕がつかないので、これ以上評価を上げるわけにはいきません。

英語字幕は、シネスコ画面の下にはみ出るタイプです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆電話ボックスの後に見えるビルの窓には、“Who do you think you are?”という文が飾られています。「おまえは自分をだれだと思っているのだ」という意味です。

☆タイムズスクエアが舞台ではありますが、実際の撮影はロサンゼルスで行われたとか。映画のマジックです。

☆1300万ドルの製作費で、アメリカで4657ドル、海外で5127万ドル、計9784万ドルのスマッシュ・ヒット。立派な収益率です。

BDの特典は、次の内容です。

   .献腑┘襦Ε轡紂璽泪ー監督による音声解説
  ◆〕醜霾埆

映像: ◆.轡優好魁Ε汽ぅ此2.35:1?)のHD画質(MPEG-2/1080・24p)

音声: 
   .疋襯咫璽妊献織襦Ε好謄譽 48K
  ◆.疋襯咫璽妊献織 5.1 48K
 
残念なことに、すべて英語字幕はつきません。

シューマカーの音声解説は、かなりの量で興味深いもの。メインの撮影がたった10日で、あと2日で映画の撮影は終わったということなども、音声解説が教えてくれます。
 
++++++++++

満足度の高いサスペンス。再発されて、1500円ちょっとで買えるようになっています。オススメします!
| 外国映画(ハ行) | 08:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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