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ザ・ロック (BD)

ザ・ロック [Blu-ray]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

原題: The Rock (1996)
上映時間: 2:16:29
1996年9月14日 国内劇場初公開
公式サイト: N/A

ゴウ先生総合評価: A-
  画質(2.35:1): A
  音質(Linear PCM 5.1): A
  英語学習用教材度: A/A-
ニコラス・ケイジ主演によるサスペンス・アクション。共演は、ショーン・コネリー、エド・ハリス、マイケル・ビーン、ウィリアム・フォーサイス、デヴィッド・モース、ジョン・スペンサー。

製作は、ドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマー。監督は、『バッドボーイズ』(1995)で成功を収めたばかりの若きマイケル・ベイ。

『ハングリー・ラビット』を見たら、歯切れのよかった90年代のケイジ主演作も紹介したくなりました。そこで選んだのが、個人的にはマイケル・ベイ監督作品でナンバー1だと評価するこのメガヒット作。廉価版のBlu-ray Discが出ていますから、好適です。

舞台は、サンフランシスコ沖合いの「ザ・ロック」という通称をもつアルカトラズ刑務所跡。

アメリカ海兵隊の伝説的英雄、フランシス・X・ハメル准将(エド・ハリス)は、部下14名を率いて、アルカトラズ島の元刑務所に侵入します。そして、そこにいた観光客81人を人質にして立てこもり、1億ドルの身代金を国防省を通じてアメリカ政府に要求します。

愛国者であるハメルは、このようなことをするのは決して本意ではありませんでした。しかし、政府の命令で海外の非合法活動をさせられて多くの部下を亡くしたのに、その部下の遺族に対して政府が公式な感謝も経済的支援もしないことに我慢がならなかったのです。自分が反逆者となっても、1億ドルで部下の遺族を助けようという決意です。

ハメルの武器は、想像を絶する死傷能力をもつVXガスを積んだロケット15基。政府が40時間以内に要求を呑まなければ、それをサンフランシスコ市街に打ち込むと脅します。

対応に当たったFBI長官のジェームズ・ウォマック(ジョン・スペンサー)は、すぐに特別捜査官で化学兵器のスペシャリスト、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)を呼び出し、アメリカ海軍特殊部隊SEALsに同行して島に潜入し、VXガスを処理するよう命じます。

しかし、ハメルと海兵隊の精鋭たちが守るザ・ロックに潜入するのは、至難の業。そこで、目をつけられたのが、ザ・ロックから1963年に唯一脱獄できた元イギリス情報局秘密情報部部員・兼SAS大尉、ジョン・パトリック・メイソン(ショーン・コネリー)でした。アメリカの国家機密がすべて収められたマイクロフィルムを盗んだために、いまも刑務所に収監されているのです。

因縁浅からぬウォマックはメイソンの協力を求めることには反対でしたが、背に腹は代えられません。メイソンを使うことを許可します。

しかし、ウォマックたち政府にだまされて裁判もなしに投獄されたメイソンは、当初協力を拒んで逃走をはります。ですが、グッドスピードがメイソンの信頼を得た結果、2人はSEALsと共にザ・ロックへと潜入することになるのでした……。

展開としては、確かに大味。他のマイケル・ベイ監督作品同様、細かいことを言い出せばキリがないくらいにさまざまなアラが見つかります。ですが、それを超えるくらいに、俳優たちがすばらしく、脚本とベイ演出の短所を補っています。

特に、撮影当時64歳のショーン・コネリーの演技は、軽妙かつ洒脱。製作総指揮も兼ねていることもあってか、知恵を出した上に、積極的に演技を楽しんでいます。たとえて言えば、老境のジェームズ・ボンドを演じてくれているかのようです。

ニコラス・ケイジも若々しく、小生意気でそれでいてどこか年寄りから可愛がられそうな素直さと必死さを持っているグッドスピードを見事に演じており、このふたりが絡むシーンに関しては、脚本や演出がどうのこうのとは言いたくなくなってしまいます。

本作で最も難しい演技を要求されたのが、エド・ハリス。二二六事件を見れば分かるように、青年将校が決起するならいざ知らず、海兵隊で准将までなった軍人が、自国の政府に楯突くなど絶対にありえないこと。それをやってしまうわけですから、リアリティが薄くなります。

それを恐れた製作者たちは、冒頭にハメルの苦悩を示すシーンをかなり念入りに描きますが、個人的にはそれでも納得しかねるところ。謀反部隊を討伐に向かったSEALsの隊長(マイケル・ビーン)の立場こそが、ハメルの立場でなければならないのですから。

ですが、ハリスが演じると、国と部下を愛するがゆえに、政府を許せなかったハメルの絶望が伝わってきます。しかし、それをあからさまに出すのではなく、将軍らしく静かに表現する、その内面の苦しさが、よく表現されていました。

こうして、政府のチョンボが招く大惨劇が末端の人間たちの努力によって妨げられるという、ベイ得意の構図は、本作で完成。『アルマゲドン』(1996)の成功は、本作なしにはありえませんでした。

内容: A-

++++++++++

画質(2.35:1): A

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、5 Mbpsから53 Mbps。

撮影は、『シービスケット』(2003)でアカデミー撮影賞にノミネートされたジョン・シュワルツマン。

その他、『陰謀のセオリー』(1997)、『アルマゲドン』(1998:レビューは、こちら!、『パール・ハーバー』(2001:レビューは、こちら!、『オールド・ルーキー』(2002:レビューは、こちら!)、『ミート・ザ・ペアレンツ2』2004:レビューは、こちら!、『最高の人生の見つけ方』(2007:レビューは、こちら!、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』(2007:レビューは、こちら!、『ナイト ミュージアム2』(2009:レビューは、こちら!)、『グリーン・ホーネット』(2010:レビューは、こちら!

機材は、モデル名は不明ながらパナビジョン・パナフレックスと航空撮影用のWescam 35mmフィルム・カメラとを使用。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

BD黎明期の2007年に作られた17年前のBDとは思えない高画質。

グレインはかなり取り除かれていますが、十分にフィルムルック。解像度は非常に高く、スクリーンに近づいても、細部の甘さをほとんど発見できません。輪郭がやや強調される傾向はあるものの、許せる範囲です。

発色は、ニュートラル。色パレットも豊富で、とても鮮やか。色乗りにパワーがあります。肌の質感も、白っぽくなりすぎる、ナチュラル。暗部情報も、豊潤。階調も滑らかで、黒も粘り、暗いシーンでも見づらさはありません。

大画面の近接視聴も、問題なし。見事なBDトランスファーです。

音質(Linear PCM 5.1): A

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レート は、不明。48kHz/16bit。音量は、マイナス12デシベル。THXサラウンドEXを選択。

アクション映画のお手本たりうる立派な音響設計。左右前後上下に音が定位し、立体音場の密度感は非常に高く、サラウンド感やヘリコプター・車の移動感もリアルそのもの。古さはまったく感じません。

ノイズフロアはきわめて低く、細かい環境音もよく聞こえます。それでいて、不快なメタリックさもなく、レンジの広い重厚な音。リニアPCMの余裕のなせる業です。

セリフの抜けは、文句なし。明瞭度も十分。超低音成分は、使われるときには相当な量ですが、ブーミーになることはなく、抑制が効いています。

英語学習用教材度: A/A-

英語・日本語字幕ならびに日本語吹替えつき。セリフ量は、多め。俗語・卑語も、F-wordを含め使われますが、目くじらを立てるほどではありません。注意さえすれば、十分にテクストとして使えます。ただし、特典がいまひとつ面白くない上に、英語字幕がつかないために、評価を上げる材料になりませんでした。

英語字幕は、シネスコ画面の中に定置するタイプです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆7500万ドルの製作費で、アメリカで1億3407万ドル、海外で2億99万ドル、計3億3506万ドルの売り上げ。これは、1996年度全米7位、世界4位の興行成績です。

BDの特典は、次の映像特典です。

   .燹璽咫次Ε轡隋璽院璽后 3種/3:40)
  ◆.リジナル版劇場予告編 (1:50)
   オリジナル版劇場予告編2 (3:10)
  ぁ.リジナル版テレビCM集 (6種/2:38)
  ァ.錙璽襯鼻Ε廛譽潺◆ 1:55)
  Αー遊眈譴侶盈 (5:55)
  А〃鎧アドバイザーによる授業 (8:18)
  ─/綯罐掘璽鵑瞭端豸果 (7:46)
   アクション・シーンの舞台裏 (7:55)
   NGシーン集 (8:51)
   アルカトラズの秘密 (14:39)
   インタビュー:ジェリー・ブラッカイマー (16:07)

映像: 
   )槓圓汎韻
  ◆Νァ銑・・ スタンダード・サイズ(1.33:1)のSD画質(MPEG-2/480p)
  ・ぁ.譽拭璽椒奪スのビスタ・サイズ(1.78:1?)のSD画質(MPEG-2/480p)
   レターボックスのシネスコ・サイズ(2.39:1?)のSD画質(MPEG-2/480p)
  
音声: 
   )槓圓汎韻
  ◆銑 ドルビーデジタル・ステレオ  48k

残念なことに、英語字幕はつきません。

☆特典では、のジェリー・プラッカイマーのインタビューは聴きもの。彼が自らの半生をふりかえります。

☆もアルカトラズ島の歴史が分かり、興味深いかぎり。これで英語字幕がつけば、最高だったのですが。

++++++++++

見直しても古びていない作品。しかも、BDの出来はかなりのもの。アクション・ファンは必見です。オススメします!
| 外国映画(サ行) | 13:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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