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オールド・ルーキー (BD)

オールド・ルーキー [Blu-ray]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

原題: The Rookie (2002)
上映時間: 2:08:04
2003年1月18日 国内劇場初公開
公式サイト: N/A

ゴウ先生総合評価: B
  画質(2.34:1): A/A-
  音質(Linear PCM 5.1): A
  英語学習用教材度: A
デニス・クエイド主演による実話をもとにした野球ドラマ。共演は、レイチェル・グリフィス、ブライアン・コックス。

監督は、『パーフェクト ワールド』(1993)、『真夜中のサバナ』(1997)、『スノーホワイト』(2012)の脚本を書き、『アラモ』(2004)、『しあわせの隠れ場所』(2009)を監督(兼脚本)したジョン・リー・ハンコック。

ずっと見たいと思っていた『ソウル・サーファー』(2011)の公開が明日に迫り、主人公の父親役のデニス・クエイドのフィルモグラフィををチェックしていたら、目に留まった作品。野球には関心がない人間なのですが、感動的なスポーツ映画は大好き。前から見たいと思っていたので、再発されて安価になったBlu-ray Discで見てみることにしました。

舞台は、テキサス州西部のビッグ・レイクという小さな町。

12歳のジム・モリス(トレヴァー・モーガン)は、野球少年。ピッチャーとして大リーグで活躍することを夢見ています。ところが、父親ジム・モリス・シニア(ブライアン・コックス)は陸軍の軍人であるため転勤が多く、そのたびに所属していた野球チームを離れなければならず、悲しい思いをしています。そして、ビッグ・レイクに引っ越してきますが、そこにはリトル・リーグはなかったのでした。

それから、23年。ジム・モリス(デニス・クエイド)は、一度はピッチャーとして大リーグに入ったものの、肩を壊して引退。その後、大学に入り直して、地元の高校で理科を教えながら、野球部の監督をしています。

しかし、野球の夢あきらめがたく、肩をかばいながらもピッチング練習を続けています。すると、長年バッティング・ピッチャーを続けていたせいで肩は強くなり、何と時速150km以上の速球を投げられるようになっています。

一方、野球部は部員がたった10人しかおらず、負け続ける弱小ぶり。敗戦試合のあと、ジムは部員たちに、「夢をもて」と活を入れます。すると、部員のひとりが監督はどうなのだと反論します。大リーグへの再挑戦をやってみろというのです。

相手にしないジムに対して、選手たちは自分たちが地区大会で優勝して州大会へ出場したら、ジムがタンパベイ・レイズのトライアウトを受けに行くという約束を無理やりさせます。それを契機に目の色が変わった部員たちは、必死に練習し、連勝を続け、とうとう地区大会で優勝してしまうのでした。

とはいえ、生活が安定しないプロ野球選手に戻るというジムの夢は妻ローリー・モリス(レイチェル・グリフィス)の反対に遭うのは間違いなく、ジムは内緒で子供3人を連れてトライアウトに臨みます。

ところが、スカウトたちの評価は高く、2Aへの入団が決まります。しかし、マイナーリーグの給料は安く、とても家族を養えるものではありません。働き手を失った家は、ローリーがひとりで切り盛りしていましたが、借金が増えて苦しい状態です。そうして、ジムが大リーグへの夢をあきらめようとしたとき、大リーグへの昇格が決まったのでした……。

邦題が『オールド・ルーキー』となっていますし、デニス・クエイドが演じていますから、ジム・モリスはてっきり40歳を過ぎてプロ入りした選手かと思ってしまいましたが、実際は35歳。かなり拍子抜けします。

しかも、高校野球部のくだりが、そんなにうまく行くかというぐらいに勝ち続けるので眉につばをつけたくなりますし、トライアウトを受けに行くときにジムがジーンズをはいているのを見ると、いくら何でもあの動きにくい格好で150km以上の球速は出ないだろうと、熱を失いかけます。

しかし、原題は、『ルーキー(The Rookie)』。確かに歳を取ってはいますが、そのことを強調したわけではなく、何歳になってもチャレンジする気持ちがあれば道は開けると訴えている映画なのです。

そのことを頭に入れると、ひょっとしたら弱小高校野球部が急に強くなるようなこともアメリカの地区レベルだったらあるのかもしれないと思い出したり、かつてジーンズをはいてジョギングしているアメリカ人の知り合いがいたことを思い出して、いろいろなキズがそれほど気にならなくなりました。

さらに、妻役のレイチェル・グリフィスにはそれほど共感を覚えなかったのですが(これは本作の明らかな短所です)、子役たちがすばらしい。特に、BDのジャケットにも写っているジムの長男ハンター役を演じた撮影当時8歳のアンガス・T・ジョーンズは、これこそ奇跡と呼びたくなる名優ぶりを発揮しているのです。野球が大好きで、父親が大リーグで活躍してくれることを心から願っている姿が泣かせます。笑顔で踊るシーンなど、この子のためなら、奇跡のひとつやふたつ起こせなければ父親ではないという気になるのです。

ジムの夢を潰してきた頑固親父を演じたブライアン・コックスも、ニンそのもの。ジムの母親とは離婚し、子供からも疎んじられている独居老人の悲哀を身体中から発散させる。そのくせ息子のジムを心から愛する。この名優でなければ、出せる味ではありません。

もう一歩で大感動作となった、惜しい出来です。

内容: B-

++++++++++

画質(2.34:1): A/A-

Gump TheatreにてOppo BDP-93から1080/24p信号を直接HDMIケーブルによってソニーVPL-HW30ESに送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、5 Mbpsから41 Mbps。

撮影は、『シービスケット』(2003)でアカデミー撮影賞にノミネートされたジョン・シュワルツマン。

その他、『ザ・ロック』(1996)、『陰謀のセオリー』(1997)、『アルマゲドン』(1998:レビューは、こちら!、『パール・ハーバー』(2001:レビューは、こちら!、『ミート・ザ・ペアレンツ2』2004:レビューは、こちら!、『最高の人生の見つけ方』(2007:レビューは、こちら!、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』(2007:レビューは、こちら!、『ナイト ミュージアム2』(2009:レビューは、こちら!)、『グリーン・ホーネット』(2010:レビューは、こちら!

機材は、パナビジョン・パナフレックス・プラチナ35mmフィルム・カメラを使用。オリジナル・アスペクト比は、2.39:1。

グレインがほどよく残ったテクスチュア。解像度は十分に高く、細部はスポイルされていまおらず、彫りの深さもあります。ただし、時に輪郭が太るところがあるのが惜しまれます。

発色は、ニュートラル。色数も多く、白茶けたりしません。ただし、鮮やかさはイマイチ。色乗りにパワーを感じない場面が多くて、損をしています。肌の質感も、やや不自然に見えます。BD黎明期のトランスファーのせいでしょうか。

暗部情報は、かなりのもの。黒も粘り、ジムがプロ入りする前夜など陰影があって、ドラマに深みを与えています。

大画面の近接視聴も、問題ありません。

音質(Linear PCM 5.1): A

Oppo BDP-93からパイオニアVSA-LX55にHDMI接続して、サラウンドバック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネルにより再生。伝送レート は、不明。48K/16bit。音量は、マイナス12デシベル。THXサラウンドEXを選択。

間違えて、しばらくの間ドルビーデジタル5.1チャンネルで聴いていたのですが、リニアPCMに変えたら、その違いに唖然としてしまいました。たまにはこういうことをしてみるとよいものです。技術の進歩に感謝したくなります。

まずもって、ノイズフロアの低さが、細かい環境音を聞こえさせ、立体音場の密度が高まると共に空間が広がります。リニアPCMの魅力は、歴然です。

本作の音響設計は、静けさを活用とするもの。バーで音楽が鳴り出しても、球場のざわめきが高まっても、どこか冷静。大人のジム・モリスが夢に向かっている姿を表そうとする戦略なのでしょう。悪くありません。

セリフの抜けも、発声の明瞭度も文句なし。超低音成分は、出るときにはかなり出ますが、それでもブーミーになることはなく、抑制の効いた上品さです。

英語学習用教材度: A

英語・日本語字幕ならびに日本語吹替えつき。セリフ量は、多め。俗語・卑語も、ディズニー映画らしく、皆無。安心してテクストとして使えます。

英語字幕は、シネスコ画面の中に定置するタイプです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆ジョン・リー・ハンコックは、本作があったからこそ、同じ実話を基にした『しあわせの隠れ場所』(2009)の成功があったと言える気がします。本作で見られる長所(子役を使うのが上手い)を活かし、短所(伏線がうまくいきすぎ)を修正して感動作を作り上げています。

☆2200万ドルの製作費で、アメリカで7560万ドル、海外で509万ドル、計8069万ドルの売り上げ。これは、2002年度全米37位、世界55位の興行成績です。

BDの特典は、次のとおり。まずは、音声特典。

  音声解説 :監督ジョン・リー・ハンコックとデニス・クエイド

音声は、ドルビーデジタル・ステレオ 2.0 (48k)。残念ながら、英語字幕はつきません。撮影時のエピソードが、話の大半です。

次に、映像特典。

   〔じ開シーン (7種/18:17/監督の解説つき)
  ◆.献燹Ε皀螢絞語 (20:37)

映像: 
   .譽拭璽椒奪のシネスコ・サイズ(2.39:1?)のSD画質(MPEG-2/480p)
  ◆.好織鵐澄璽鼻Ε汽ぅ此1.33:1)のSD画質(AVC/480p)
  
音声: ドルビーデジタル・ステレオ 2.0  48k

残念なことに、英語字幕はつきません。

++++++++++

いろいろと粗は目につきますが、それでも見てしまう。夢を追い求めて、達成したひとの姿には、それだけのパワーがあります。元気が欲しいときには、役立ちます。
| 外国映画(ア行) | 13:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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