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タイタンの逆襲(3D字幕)


原題: Wrath of the Titans (2012)
上映時間: 99分
2012年4月21日 国内劇場初公開
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/clashofthetitans2/

新宿バルト9 シアター5 E-18
2012年4月25日(水)15時30分の回

ゴウ先生総合評価:  B-/C+
  画質(1.85:1/3Dデジタル): A/A-
  音質(Linear PCM): A+
  英語学習用教材度: C+
サム・ワーシントン主演によるSFアクション・アドベンチャー・シリーズ第2弾。共演は、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、ダニー・ヒューストン、エドガー・ラミレス、ビル・ナイ、トビー・ケベル、ロザムンド・パイク。

監督は、前作のルイ・ルテリエが製作総指揮に回り、『テキサス・チェーンソー ビギニング』(2006)、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(2011:レビューは、こちら!)のジョナサン・リーベスマンが担当。

前作『タイタンの戦い』(2010:レビューは、こちら!)を2D Blu-ray Discで見て面白いと思ったので、続編を見てみたくなったという次第。

そこで、中学2年の息子の帰宅時間と合わせて、近場で見られる3D上映館を探して、新宿バルト9をチェックしました。すると、しばらくご無沙汰している間に、3D作品もシネマチネ料金(大人でも、1600円)で見られるようになっているではないですか!

愛車ビアンキ・ピサ・スポーツのシート・クランプが壊れていて、新宿のY's Roadに部品を買いに行きたいところでもありましたし、バルト9はよい選択。というわけで、数年ぶりにバルト9に電車で出かけることにしました。

インターネット予約をしていたので、(かつては悪名高かった)チケット・カウンターを通らずに、11階へ。入りは、3割弱というところ。席は、前から5列目の上手より。ビスタ・サイズですから、スクリーンは楽々視野に収まります。

あらすじを簡単にまとめましょう。舞台は、クラーケンとの戦いを描いた前作から10年後。

ゼウス(リーアム・ニーソン)と人間の女性との間に生まれたペルセウス(サム・ワーシントン)は、その後結婚。妻は亡くしたものの、10歳の息子ヘレウス(ジョン・ベル)とともに猟師として平穏に暮らしていました。

ところが、ある夜、ゼウスがペルセウスを突然訪ねてきます。神々のパワーが弱まり、冥界に閉じ込められたタイタン(巨神)のクロノスが目覚めそうだから、ペルセウスの協力が必要だと言うのです。しかし、平和な生活を望むペルセウスは、それを断ります。

そうしていると、クロノスが立ち上がり、地上界にも影響が及び、ゼウスは捕らえられ、人類は滅亡の危機にさらされます。そして、とうとうペルセウスは立ち上がることを決意するのでした……。

人類の窮地を救うために、ヒーローが嫌々ながら立ち向かうという舞台設定は、何度も見てきたもの。ゆえに、新鮮味は少なく、単調なアクション・シーンが続くので、正直に言って、見始めたらすぐに眠気が襲ってきました。

テーマとしても、ゼウスやらポセイドンやらギリシャの神々がぞろりと出てくるくせに、半神半人のペルセウスに頼らねばならなくて、間が抜けたようにも思えます。しかも、この神々の存在を馬鹿にするというのは、前作でも採られた趣向。これまた新鮮味はありません。

アクション・シーンの単調さも、ヒーローが魅力的ならば問題ないのですが、サム・ワーシントンは、いささか……。ワーシントンには、その肉体的魅力の欠如も含めて、アクション・ヒーローとしてのオーラに欠けています。

さらに、悪役も魅力不足。神々を裏切るポセイドン(ダニー・ヒューストン)の息子アレス(エドガー・ラミレス)に貫禄がありません。もっと憎々しげでないと、迫力に欠けます。

期待の3D映像ですが、2Dで撮影したものを3D変換したにしては、かなりの飛び出し・引っ込み感だと評価します。ですが、アクションそのものが想像を絶するものではないために、3Dになっても、たいしたことがありません。やはり、2Dで面白くない映画は、3D化されても、さほど面白くはないものです。

個人的に気に入ったのは、アンドロメダ女王を演じたロザムンド・パイク。前作のアレクサ・ダヴァロスと交代したのですが、ひけを取りません。前作のヒロイン役を演じたジェマ・アータートンが登場しないために、ペルセウスの恋人的存在に格上げされ、ファンとしてはその毅然とした美しさに改めて心を奪われてしまいました。
   
それにしても、キャスティングは豪華。特に、ゼウスのリーアム・ニーソン、ハデスのレイフ・ファインズ、ヘパイストスのビル・ナイに至っては、気絶しそうなほどのビッグ・ネーム。ですが、それがいまひとつぐっとくる存在になりえていないのが、惜しいところ。脚本(トラヴィス・ビーチャム、フィル・ヘイ、マット・マンフレディ)の弱さを感じます。もうひとひねりあってほしいものでした。

それでも、監督のジョナサン・リーベスマンは、圧倒的な宇宙人に対して必死に戦う海兵隊員を描いた感動作『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を作った人間。もう少し感動的な作品を作れるはずだと思うのですが、大味な脚本を前にしては、どうしようもできなかったのかもしれません。

++++++++++

画質(1.85:1/3Dデジタル): A/A-

撮影は、『レイヤー・ケーキ』(2004:レビューは、こちら!)、『ハンニバル・ライジング』(2007:レビューは、こちら!)、『スターダスト』(2007:レビューは、こちら!)、『ブローン・アパート』(2008:レビューは、こちら!)、『キック・アス』(2010:レビューは、こちら!)、『ザ・ライト -エクソシストの真実-』(2011:レビューは、こちら!)のベン・デイヴィス。

機材は、アリフレックス235、パナビジョン・パナフレックス・ミレニアムXL2 35mmフィルム・カメラとレッド・エピックHDカメラを使用。マスター・フォーマットは、DI (バイト数は不明)。

バルト9は、いまでもXpan-D方式の3D。ゆえに、重たくて、視野の狭い、近視用メガネの上からだとちゃんとフィットしない専用メガネを使わねばなりません。もうそろそろかけ心地のよい軽量メガネが使えるリアルD方式やソニーのマスターイメージ方式に変えてもらえないものかと愚痴をこぼしてしまいます。他人の使ったメガネを顔につけるのは、愉快ではありませんし。

上述したとおり、2Dで撮影したものを3D化した作品。そのせいか、凸凹感は穏やか。確かに、ここぞというときには飛び出てきますが、3D作品に慣れてしまった人間としては、ややもの足りないところです。

ただし、奥行き感よりも飛び出しを重視した3D演出は、ケレン味にあふれていて、大賛成。怪獣もどんどん飛び出してきますし、火の粉などの細かい破片も降ってくる。こうでないと、3D映画のギミックさが活かされません。

しかも、字幕も含め、クロストークがほとんどないのは立派。Xpan-D方式のほうが、この点において優れているのでしょうか。要研究です。

解像度は高く、細部がスポイルされている印象はありません。フィルムライクさを維持しながら、抜けのよい映像を見せてくれます。CG合成の不自然さも、極少です。

色温度は、低め。あえて古臭い映画の雰囲気を出そうとした感じ。セピアぽく、茶色が強くなっています。ただし、肌色は、専用メガネをかけても、ナチュラル。悪くありません。暗部情報も、豊富。黒がよく沈み、階調も滑らかです。

映像だけなら、A評価。ですが、専用メガネの使い心地の悪さのために、多少評価を下げました。

音質(Linear PCM): A+
  
絵に比べると、音は文句なし。バルト9の音のよさは、いまでも健在です。

バルト9の音の何が好きかと言うと、その広大な立体音場。両側の壁がなくなってしまうのです。しかも、リアサイドの音が滑らかにフロントの音と溶け込んで、見事なサラウンド効果を作り出します。これだけのサラウンド音声は、他ではなかなか味わえるものではありません。

本作でもそのよさが十全に活かされ、左右前後上下に音が定位し、音の密度は最高レベル。しかも、ノイズレベルが最低だし、メタリック成分がないので、うるさく感じません。確かに、以前ほど大音量というわけではなくなったせいもあると思うのですが、音の濁りのなさが影響していると判断します。

セリフの抜けも、発音の明瞭度も、最高レベル。超低音成分は膨大。ですが、実に軽やか。重苦しさはありません。

英語学習用教材度: C+

字幕翻訳は、太田直子。

セ リフは、普通。俗語・卑語は、皆無。PG-13指定なのは、バイオレンス・シーンがあるためです。安心してテクストとして十分に使えます。表現も平明なものが多く、TOEIC860点ホルダーであれば、字幕からセリフの原文がわかるはずです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆原題は、Wrath of the Titans。訳せば、「タイタン族の怒り」。この直訳じゃ、だめなんですかねえ。

☆1億5000万ドルの製作費で、これまでのところアメリカで7792万ドル、海外で2億100万ドル、計2億7892万ドルのメガヒット。ものすごい外弁慶映画。どこまで伸びるのでしょう。

☆ちなみに、前作は、1億2500万ドルの製作費で、アメリカで1億6321万ドル、海外で3億2870万ドル、計4億9192万ドルという結果でした。追い抜くことができるでしょうか。

Blu-ray Discの発売時期は、いま現在、未定です。

++++++++++
 
前作より面白いという意見もあるようですが、個人的には逆。見るなら3Dでしょうが、2000円以上の価値はないはず。割引を使うべきでしょう。
| 外国映画(タ行) | 11:26 | comments(0) | trackbacks(1) |
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| 映画感想 * FRAGILE | 2012/04/26 12:07 PM |