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天空の城ラピュタ (レンタルBlu-ray Disc)

天空の城ラピュタ [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

英語題: Castle in the Sky Laputa (1986)
上映時間: 2:04:33
1986年8月2日 国内劇場初公開
公式サイト(英文):http://disney.go.com/disneyvideos/animatedfilms/studioghibli/studioghiblidvd3.html 

ゴウ先生総合評価: A-/B+
  画質(1.85:1): A
  音質(DTS-HD Master 2.0ch): B+
  英語学習用教材度: C
言わずと知れた宮崎駿アニメの代表作のひとつ。セルビデオもDVDも所有していて、何度見たか分かりません。個人的には、いちばん好きな作品です。

そのBlu-ray Discが、7月の『風の谷のナウシカ』(1984:レビューは、こちら!)に引き続いて、12月22日に発売されました。買おうかと思ったのですが、値段にたじろぎます。定価7140円。Amazon.co.jpで、現在5237円。いくら何でも高すぎ。いつものことながら、ジブリの戦略に腹が立ちます。そこで、同日開始されたレンタルBDをすぐに借り出したというわけです。

本作を巡る時代と国の状況を分析していると、大論文が書けそうなくらい面白い設定。基本的には、1930年代のヨーロッパがベースとなる風俗なのですが、あの“海賊”と呼ばれる「空賊」たちの乗り物などは、どう見ても当時の技術では不可能。ですが、そこは宮崎ワールド。現実の世界の横にあるパラレルワールドだと理解すべきなのでしょう。

その中でラピュタ王家の末裔である美少女シータを捕まえて、天空に浮かぶ島ラピュタへ行こうとするムスカの野望とそれを阻止しようとしてシータを助ける少年パズーをめぐる大冒険。海賊の頭領、通称「ママ」が凄いいい味を出して、映画を盛り上げます。

変化に富んだ展開は、何度見ても面白い!それをBDで見られるようになったのですから、感無量。高校1年の娘と小学6年の息子とセリフ当てごっこをしながら、2時間たっぷりと楽しんだのでありました。

内容: A

++++++++++

画質(1.85:1): A

Gump TheatreにてPS3からHDMIケーブルによって1080/24p信号をTA-DA3200ES経由でDLA-HD1に送り込み、120インチ・ワイド・スクリーンに映しています。2層50 GB。コーデックは、MPEG-4 AVC。伝送レートは、3 Mbpsから50 Mbps。

ジブリのDVDはよくできていますから、それと比較すると、一見それほど変わらないように見えます。ですが、よく見ると、その差は簡単に埋めがたいものだと気づきます。

手描きのアニメですから解像度はどんなに上げても、ある一定以上は無理です。それゆえDVDでも解像度はかなり高く、細部の見通しに関しては、アップコンバートしたDVDの絵とそれほど変わりません。

変わるのは、その質感。輪郭がだぶることもなく、全体にジラジラするノイズも浮かばないBDの絵は、セル画をそのまま見せられている錯覚に囚われます。おかげで、いままで気づかなかった背景に描かれた、たとえば小さくなった飛行機まで目が追いかけてしまうのです。初号プリントを正確に再現したという製作者の言葉は間違いではありません。

中間色が多用される宮崎アニメですが、BDの発色もイメージ通りに再現されています。暗部情報も豊富で、奥行きが見事に深まります。A評価は高すぎかもしれませんが、『トイ・ストーリー3』の洗練さにない素朴さにぐっと惹かれてしまった結果です。

音質(DTS-HD Master 2.0ch): B+  

TA-DA3200ESからサラウンド・バック・スピーカー2本を付け加えた7.1チャンネル再生態勢。ですが、本作では、フロント・スピーカー2本を使ったステレオ再生。伝送レートは、1.7 Mbpsから1.8 Mbps。

『ナウシカ』は、伝送レートが2.3 Mbpsで固定されたリニアPCMステレオ。本作DVDは、伝送レート448 kbpsのドルビーデジタル・ステレオ。それに対して、本BDは、DTS-HD Masterのロスレス音声。

はっきり言って、聴きやすさは、本作が断トツ。DVDだと甘く聞こえるセリフに芯が通り、抜けは大幅に改善。それでいて、『ナウシカ』BDにあったメタリックな響きがなく、マイルドでありながら、滑らかで艶やかな音。

リニアPCMよりもDTS-HD Masterのほうが好ましいとは面白い限りですが、この変更は有意味。5ヶ月で採用する音声フォーマットを変更するには、その背景に技術的深謀遠慮があったものだと推察しますし、その甲斐があったと評価します。

ノイズフロアも低く、空間再現性はなかなか。5.1チャンネルでない寂しさは、それほど覚えません。レンジもかなりの広さ。高音が抑えられているような印象はなく、伸びやか。超低音成分は、もちろん入っていませんが、スケールが小さく感じることはありません。トータルで考えれば、『ナウシカ』BDよりも上です。

とはいえ、この時代に5.1チャンネル化に挑戦しないジブリのBD作りには首を傾げるばかり。観客を1986年に連れ戻すのではなく、『ラピュタ』を現代に連れてきてほしいものでした。


英語学習用教材度: C

日本語・英語字幕つき。BDは、セル盤もレンタル盤も英語吹替えを収録しません。ですが、英語字幕を出してみると、これが面白い。日本語を聴きながら、英語字幕を音読してみると、なるほどと思わせるナチュラルな表現が多く、一緒に見ていた高1の娘に「これを全部覚えたら、東大だって怖くない」と英語字幕丸覚え作戦を指示したほどです。

++++++++++

気になるところを、アト・ランダムに。

☆今回初めて気づいて驚かされたのが、海賊の女頭領「ママ」ことマ・ドーラの年齢。「女として50年生きてきて……」というセリフがあるのです。もちろんサバを読んでいることは考えられますが、それでも60歳にはなっていないのでしょう。確かに、巨大な乳房とあの食欲は老人のものではありません。しかし、前歯が上2本、下2本になっている状態では、70歳を過ぎた婆さまだと思ってしまいますよ。そうなると、『千と千尋の神隠し』の湯婆も相当若いという設定なのでしょうね、年寄りだと思っていても。

レンタルBDには、特典は一切ついていません。予期していましたが、消費者に過酷なジブリの商魂です。

セルBDの特典には、つぎの内容が納められているようです。

  久石譲が新たに音楽を収録し直した、北米版 本編(5.1ch/ドルビーデジタル/英語/日本語字幕)
  絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
  アフレコ台本
  ノンテロップのオープニング・エンディング映像
  劇場予告編
  TVスポット
  プロモーションビデオ

北米版は、Hi-Def画質なのでしょうか?SDだとガッカリします。それでも、定価7000円以上とはねえ……。米国盤BDの早期発売を期待します。

++++++++++

BDの仕様が気に入りませんが、本編を見るなら絶対にBDです。DVDには戻れません。まずは、レンタルBDでお試しください。
| 日本映画(た行) | 15:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
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